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第一章
第39話 魔石レース⑧
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「ば、馬鹿な……ッ!!【上級暗黒呪文】である【黒雷】を完全に防ぐだと……ッ!?」
先ほどまでの余裕はどこにいったのか、男は完全に焦りだしていた。
「――そんなに驚くことじゃないだろう。例え僕のレベルが20だったとしても、上位魔法を防ぐ方法はいくらでもある……違うか?」
僕はここであえてレベル20という単語を出し、かつ魔法を防ぐ方法はいくらでもあることを強調した。
……これでこの闘いを見ている人は、きっと僕のレベルは20ぐらいで、かつ何か特別な方法で魔法を防いだのだと思うだろう。
「ふん、確かにな……。だが、お前にはどことなく余裕がある。……何か、隠しているな?」
男はそう言って鋭い目で僕を見た。……完全に図星だったけど、僕はそれでも態度を変えることはなかった。
「――別に、隠していることなんて何もない。ただ、僕は絶対にお前には負けない……それだけのことだ」
「くく、そうか――では、ここからは本気で行かせてもらうとしよう!」
そう言うと男は懐からナイフを数本取り出し、空中に向かって投げた。ナイフはまっすぐにふわふわと浮いている水晶玉へと向かい、水晶玉を破壊していく。
(……中継されるのを拒否した? ということは、これから何か運営に『見られたくないもの』でも出す気なのか)
あるいは運営には見られないようにして僕を殺す気なのかもしれないと僕は思った。でも、運営側の目を潰すというのは、こちらにとっては好都合なことだった。
「――お前、名は?」
男は唐突に僕の名前を聞いた。僕は全く名前を言うつもりはなかったので黙っていると、男は肩をすくめた。
「俺の名は『ドゥーマ』だ。さぁ名乗ったぞ。お前も名前を言え!」
「…………ブルー」
男が名乗ったので、仕方なく僕も名乗ることにした。ただ、本名は言いたくなかったので偽名を答える。ブルーという名は青の刃から取った名前だった。
「……ブルーか、覚えておこう。くく、俺が本気を出せる相手はそうはいないからな……!」
ドゥーマはそう言うと右手を頭上に掲げた。
「――【召喚:銀槍シルバーボルグ】」
すると、ドゥーマが掲げた右手の上の空間が歪み、切れ目が入った。そして、そこから突如一つの槍が現れた。槍は銀槍という名の通り、銀色に輝いていた。ドゥーマはその槍を手に取ると、軽く振ってこちらを見た。
ドゥーマは槍を手にすると、何やら槍に魔力を込め始めた。
「はあああああ!!」
魔力を込められた槍は輝きを増していく。きっと魔力で武器を強化するスキルを使っているのだろう。ドゥーマは魔力を込め終わると、片手で槍を持ち、僕に向けて投げるような構えを取った。
「この【銀槍シルバーボルグ】には【対障壁;強】の特殊効果がある。どんなタイプの障壁だろうが、この銀槍を持ってすれば貫くのは造作もないこと。もはや加減はできんぞ。もしここで死んだら運が悪かったと思うんだな……」
ドゥーマはそう言って笑みを浮かべた。
(【対障壁;強】……。どれぐらい効果があるかわからないが、【魔力障壁】で防げるか……?)
僕は、自分の【魔力障壁】が破られるのはレベル差的に想像できなかったけど、他に防御スキルがあるわけでもないので【魔力障壁】を使うことにした。僕の【魔力障壁】が【対障壁:強】に対してどれぐらい持ちこたえられるのかも確かめたかった。
僕はドゥーマに向かって無言で【魔力障壁】を展開する。
「ほう、【対障壁:強】の名を聞いてもまだ障壁スキルで俺の銀槍を防ごうというのか? くく、面白いッ! 俺の槍とお前の障壁、どちらが強いか勝負といこうッ!」
ドゥーマはそう言うと、完全に僕に狙いを定めた。
「喰らええええッ!!」
ドゥーマはそう叫びながら全力で僕に向かって槍を投げた。銀色に光り輝く槍はものすごい速さでまっすぐに僕に向かってくる。
僕は全てとは言わずとも、相当の魔力を消費して魔力障壁を全面に展開した。レベル300超えである僕の魔法障壁、もしこれを打ち破られたら僕は下手したら死ぬほどのダメージになるかもしれない。
……でも、不思議とそうはならないだろうという確信があった。
――例え障壁を打ち破られても、僕にはまだ他のスキルがある。
ドゥーマの銀槍は真っ直ぐに僕目がけてきて、僕の魔力障壁と正面から激突した。
ズガアアアアアン!!
――しかし、銀槍は僕の魔力障壁を貫くことはできないでいた。
「結構魔力を入れたけど、こんなもんか……」
僕はそう呟いた。……するとドゥーマが不敵な笑みを浮かべる。
「――何か、勘違いしていないか? 俺の銀槍は、ここからだ!」
ドゥーマがそう言った瞬間、銀槍が眩い光を纏い、魔力障壁を押し始めた。僕が展開した魔力障壁にはビキビキと少しづつヒビが入っていった。もはや障壁が打ち破られるのは時間の問題だった。
(なっ、全力ではないとはいえ、まさかレベル300超えの僕の【魔力障壁】が破られるとは……!)
――そう思った直後、銀槍によって魔力障壁は完全にヒビ割れ、遂に打ち破られた。
パキイイイイン!
――そして銀槍は、勢いを保ったまま僕へと迫る。僕は防御系の切り札の一つである【魔力障壁】が破られたこともあってかなり焦っていた。
(くっ、やっぱりレベルだけじゃなく、スキルも重要ということか……)
僕はそう思いつつ、ドゥーマの方を見ると、ドゥーマは勝利を確信していたかのようだった。
――――でも、その程度ではまだ僕には届かない
――――僕は、依然として【受け流し】を発動しているのだから
ドゥーマの銀槍は僕の魔力障壁を貫通し、僕の目の前まで迫った。しかし、僕は青の刃を銀槍の切っ先へと思いっきり当てて、瞬時にその勢いを殺した。
ガキイイイイイイン!!
シルバーボルグと僕の青の刃が激しく衝突した。
「はあああッ!!」
僕はそう叫んでシルバーボルグを思いっきり弾く。さすがのシルバーボルグも【魔力障壁】は突破できても、こちらの【受け流し】はどうにもできなかったようだ。僕の青の刃に弾かれたシルバーボルグは明後日の方向へと飛んでいった。
ズガアアアン!
シルバーボルグは壁へとぶつかり、その衝撃によって爆発を起こした。その光景を見たドゥーマは愕然とした顔をしていた。
「あ、ありえん……。俺の、シルバーボルグが弾かれただとッ!!」
ドゥーマはそれを見て激しく狼狽えた。
「――どうした? これで終わりか? ……今度はこっちから行かせてもらうぞ!」
僕はそう冷たく言い放ち、そこそこの威力の魔力の矢をドゥーマに向かって放った。
「!!!」
ドゥーマは瞬時に【魔力障壁】を展開するも、矢は障壁を簡単に破り、魔力の爆発を起こした。ドゥーマはその爆発をまもとに喰らい、全身にダメージを負って膝をついた。
僕はその隙に青の刃の【加速】の能力を使って一気にドゥーマとの距離を詰めた。ドゥーマは爆発によるダメージで僕の居場所すらよく認識できていないはずだ。
――僕は首尾よく、ドゥーマの背後に回ると、ためらうことなく青の刃の一撃をドゥーマへと浴びせた。
「ぐああああああ!!」
ドゥーマは悲痛な叫び声を上げて、その場に倒れ込んだ。急所は外しているし死ぬことはないだろう。もし万が一、死にそうになっても僕の回復呪文ですぐ回復する。……僕はドゥーマを殺す気は全くなかった。
こいつは僕の仲間は殺してないし、他の冒険者も殺していない。それにこのレースでは殺しは禁じられてる。さっさと負けを認めてこの場から去ってくれるのが個人的には一番ありがたかった。
僕が少し様子を観察していると、ドゥーマはよろよろと立ち上がった。右肩から血を流しつつ、「はぁ……はぁ……」と肩で息をしている。銀槍や障壁の展開のせいでだいぶ魔力や精神力を消費したのだろう。
「……まさか……この……俺が……負ける……なんて……な……」
ドゥーマはそう言ってこちらを見る。その目にはいくぶんかの憎しみと悔しさが宿っていた。そんな顔で僕のことを見られても正直困る。
「一つだけ言っておくよ。……もう一度、僕の仲間に手を出してみろ。そのときは、お前を半殺しぐらいにはする」
僕はそう言って冷たい目でドゥーマを見た。これは決してただの脅しではない。僕は現代世界出身だけど、この世界はその現代世界ではないのだ。やられたらやり返す……これぐこの世界には必要なんだろうと僕は思った。
「ブルー……お前の……ことは……覚えた……ぞ。次は……こうは……いかない……。首を……洗って……待っていろ……!」
するとドゥーマは懐から何やらスクロールのようなものを出し、詠唱をすると、ドゥーマの身体は光り輝いてそのまま消えてしまった。きっと転移のスクロールだったのだろうと僕は思った。
(『首を洗って待っていろ』と言われてもな……。僕はもう二度と会いたくないんだけど……)
僕は偽名を使っておいて本当によかったと思った。
先ほどまでの余裕はどこにいったのか、男は完全に焦りだしていた。
「――そんなに驚くことじゃないだろう。例え僕のレベルが20だったとしても、上位魔法を防ぐ方法はいくらでもある……違うか?」
僕はここであえてレベル20という単語を出し、かつ魔法を防ぐ方法はいくらでもあることを強調した。
……これでこの闘いを見ている人は、きっと僕のレベルは20ぐらいで、かつ何か特別な方法で魔法を防いだのだと思うだろう。
「ふん、確かにな……。だが、お前にはどことなく余裕がある。……何か、隠しているな?」
男はそう言って鋭い目で僕を見た。……完全に図星だったけど、僕はそれでも態度を変えることはなかった。
「――別に、隠していることなんて何もない。ただ、僕は絶対にお前には負けない……それだけのことだ」
「くく、そうか――では、ここからは本気で行かせてもらうとしよう!」
そう言うと男は懐からナイフを数本取り出し、空中に向かって投げた。ナイフはまっすぐにふわふわと浮いている水晶玉へと向かい、水晶玉を破壊していく。
(……中継されるのを拒否した? ということは、これから何か運営に『見られたくないもの』でも出す気なのか)
あるいは運営には見られないようにして僕を殺す気なのかもしれないと僕は思った。でも、運営側の目を潰すというのは、こちらにとっては好都合なことだった。
「――お前、名は?」
男は唐突に僕の名前を聞いた。僕は全く名前を言うつもりはなかったので黙っていると、男は肩をすくめた。
「俺の名は『ドゥーマ』だ。さぁ名乗ったぞ。お前も名前を言え!」
「…………ブルー」
男が名乗ったので、仕方なく僕も名乗ることにした。ただ、本名は言いたくなかったので偽名を答える。ブルーという名は青の刃から取った名前だった。
「……ブルーか、覚えておこう。くく、俺が本気を出せる相手はそうはいないからな……!」
ドゥーマはそう言うと右手を頭上に掲げた。
「――【召喚:銀槍シルバーボルグ】」
すると、ドゥーマが掲げた右手の上の空間が歪み、切れ目が入った。そして、そこから突如一つの槍が現れた。槍は銀槍という名の通り、銀色に輝いていた。ドゥーマはその槍を手に取ると、軽く振ってこちらを見た。
ドゥーマは槍を手にすると、何やら槍に魔力を込め始めた。
「はあああああ!!」
魔力を込められた槍は輝きを増していく。きっと魔力で武器を強化するスキルを使っているのだろう。ドゥーマは魔力を込め終わると、片手で槍を持ち、僕に向けて投げるような構えを取った。
「この【銀槍シルバーボルグ】には【対障壁;強】の特殊効果がある。どんなタイプの障壁だろうが、この銀槍を持ってすれば貫くのは造作もないこと。もはや加減はできんぞ。もしここで死んだら運が悪かったと思うんだな……」
ドゥーマはそう言って笑みを浮かべた。
(【対障壁;強】……。どれぐらい効果があるかわからないが、【魔力障壁】で防げるか……?)
僕は、自分の【魔力障壁】が破られるのはレベル差的に想像できなかったけど、他に防御スキルがあるわけでもないので【魔力障壁】を使うことにした。僕の【魔力障壁】が【対障壁:強】に対してどれぐらい持ちこたえられるのかも確かめたかった。
僕はドゥーマに向かって無言で【魔力障壁】を展開する。
「ほう、【対障壁:強】の名を聞いてもまだ障壁スキルで俺の銀槍を防ごうというのか? くく、面白いッ! 俺の槍とお前の障壁、どちらが強いか勝負といこうッ!」
ドゥーマはそう言うと、完全に僕に狙いを定めた。
「喰らええええッ!!」
ドゥーマはそう叫びながら全力で僕に向かって槍を投げた。銀色に光り輝く槍はものすごい速さでまっすぐに僕に向かってくる。
僕は全てとは言わずとも、相当の魔力を消費して魔力障壁を全面に展開した。レベル300超えである僕の魔法障壁、もしこれを打ち破られたら僕は下手したら死ぬほどのダメージになるかもしれない。
……でも、不思議とそうはならないだろうという確信があった。
――例え障壁を打ち破られても、僕にはまだ他のスキルがある。
ドゥーマの銀槍は真っ直ぐに僕目がけてきて、僕の魔力障壁と正面から激突した。
ズガアアアアアン!!
――しかし、銀槍は僕の魔力障壁を貫くことはできないでいた。
「結構魔力を入れたけど、こんなもんか……」
僕はそう呟いた。……するとドゥーマが不敵な笑みを浮かべる。
「――何か、勘違いしていないか? 俺の銀槍は、ここからだ!」
ドゥーマがそう言った瞬間、銀槍が眩い光を纏い、魔力障壁を押し始めた。僕が展開した魔力障壁にはビキビキと少しづつヒビが入っていった。もはや障壁が打ち破られるのは時間の問題だった。
(なっ、全力ではないとはいえ、まさかレベル300超えの僕の【魔力障壁】が破られるとは……!)
――そう思った直後、銀槍によって魔力障壁は完全にヒビ割れ、遂に打ち破られた。
パキイイイイン!
――そして銀槍は、勢いを保ったまま僕へと迫る。僕は防御系の切り札の一つである【魔力障壁】が破られたこともあってかなり焦っていた。
(くっ、やっぱりレベルだけじゃなく、スキルも重要ということか……)
僕はそう思いつつ、ドゥーマの方を見ると、ドゥーマは勝利を確信していたかのようだった。
――――でも、その程度ではまだ僕には届かない
――――僕は、依然として【受け流し】を発動しているのだから
ドゥーマの銀槍は僕の魔力障壁を貫通し、僕の目の前まで迫った。しかし、僕は青の刃を銀槍の切っ先へと思いっきり当てて、瞬時にその勢いを殺した。
ガキイイイイイイン!!
シルバーボルグと僕の青の刃が激しく衝突した。
「はあああッ!!」
僕はそう叫んでシルバーボルグを思いっきり弾く。さすがのシルバーボルグも【魔力障壁】は突破できても、こちらの【受け流し】はどうにもできなかったようだ。僕の青の刃に弾かれたシルバーボルグは明後日の方向へと飛んでいった。
ズガアアアン!
シルバーボルグは壁へとぶつかり、その衝撃によって爆発を起こした。その光景を見たドゥーマは愕然とした顔をしていた。
「あ、ありえん……。俺の、シルバーボルグが弾かれただとッ!!」
ドゥーマはそれを見て激しく狼狽えた。
「――どうした? これで終わりか? ……今度はこっちから行かせてもらうぞ!」
僕はそう冷たく言い放ち、そこそこの威力の魔力の矢をドゥーマに向かって放った。
「!!!」
ドゥーマは瞬時に【魔力障壁】を展開するも、矢は障壁を簡単に破り、魔力の爆発を起こした。ドゥーマはその爆発をまもとに喰らい、全身にダメージを負って膝をついた。
僕はその隙に青の刃の【加速】の能力を使って一気にドゥーマとの距離を詰めた。ドゥーマは爆発によるダメージで僕の居場所すらよく認識できていないはずだ。
――僕は首尾よく、ドゥーマの背後に回ると、ためらうことなく青の刃の一撃をドゥーマへと浴びせた。
「ぐああああああ!!」
ドゥーマは悲痛な叫び声を上げて、その場に倒れ込んだ。急所は外しているし死ぬことはないだろう。もし万が一、死にそうになっても僕の回復呪文ですぐ回復する。……僕はドゥーマを殺す気は全くなかった。
こいつは僕の仲間は殺してないし、他の冒険者も殺していない。それにこのレースでは殺しは禁じられてる。さっさと負けを認めてこの場から去ってくれるのが個人的には一番ありがたかった。
僕が少し様子を観察していると、ドゥーマはよろよろと立ち上がった。右肩から血を流しつつ、「はぁ……はぁ……」と肩で息をしている。銀槍や障壁の展開のせいでだいぶ魔力や精神力を消費したのだろう。
「……まさか……この……俺が……負ける……なんて……な……」
ドゥーマはそう言ってこちらを見る。その目にはいくぶんかの憎しみと悔しさが宿っていた。そんな顔で僕のことを見られても正直困る。
「一つだけ言っておくよ。……もう一度、僕の仲間に手を出してみろ。そのときは、お前を半殺しぐらいにはする」
僕はそう言って冷たい目でドゥーマを見た。これは決してただの脅しではない。僕は現代世界出身だけど、この世界はその現代世界ではないのだ。やられたらやり返す……これぐこの世界には必要なんだろうと僕は思った。
「ブルー……お前の……ことは……覚えた……ぞ。次は……こうは……いかない……。首を……洗って……待っていろ……!」
するとドゥーマは懐から何やらスクロールのようなものを出し、詠唱をすると、ドゥーマの身体は光り輝いてそのまま消えてしまった。きっと転移のスクロールだったのだろうと僕は思った。
(『首を洗って待っていろ』と言われてもな……。僕はもう二度と会いたくないんだけど……)
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