54 / 2,140
ー友情ー54
しおりを挟む
そう言うと雄介は望が甲高い声を上げた所を突き上げる。
「ぁああん! いやぁああ! そこっは……ダメぇ!!」
望は首を振ってまでイヤイヤとするのだが、今の雄介にはそれも関係ない。 自分が満足するまで同じ所を突き続けるのだ。
「いやぁ……はぁ……も、ぁああ!」
揺らされる度に掴んでシーツに力が入ってしまう望。
「はぁ……はぁ……ココが望にとって一番ええとこなんやろ? 嫌な筈はないと思うで」
「そこが俺にとっていい所だからって……っ……同じとこばっか狙うんじゃねぇよ。 ぁ……ぁあん……直ぐに達っちまうだろうが……はぁ……ん……最初くらい……ぃ……一緒に……イきたいって……ぁ……思ってるんだから……それくらい……分かれよ……っ!」
「え? あ、スマンかった……。 まぁ、え? あ、お、俺の方も……っ! もう少しで達くし……大丈夫やから……」
そう雄介の方だって、もう余裕がない筈だ。 暫くやってない上に好きな人とヤっているのだから。
「そっか……ぁ……も、俺……ぁあ!!」
「お、俺もや……っ!!」
そう言うと二人は本当にほぼ同時にイったらしく雄介は望の中から抜くと望の事を仰向けに寝かせ唇を重ねる。
「気持ち良かったか?」
「ん……ぁ……まぁな……」
雄介はその言葉を聞いて安心したのか、それとも久しぶりにやって満足してしまい疲れたのか望の横に仰向けで横になる。
「お前さぁ、大丈夫なのか? まだ、退院も出来てないし、この行為って結構体力使うだろうしさ」
「もう、大丈夫やって。 今直ぐにでも退院して、また、現場で人を救いたいっていう気持ちはまだまだ変わらへんで」
「相変わらずなんだな。 ま、後は退院まで体調をしっかり整えたら、直ぐにでも現場に出ても大丈夫そうだな」
そう言いながら望は半身を起こすと乱れていた衣服を直しベッドから降りると雄介に布団を掛ける。
「ああ、だから、俺はまだまだ現場で頑張って行くで!」
「ああ、そうだな。 さて、俺の方は流石に戻らないと」
「せやな。 今日は俺に付き合わせてもうてスマンかったな」
「あ、ん……まぁ、半分はその気で来てたからな……」
そう最後の方は少し小さな声で言い望の性格からなのか雄介から視線を反らしながら言うのだ。
「ほんで、半分はあの梅沢さんに無理矢理にか?」
「あー……まぁ、そうかな? ま、まぁ、とりあえず、お前はゆっくり休むんだぞ」
そう言うと望は雄介の病室を出て行く。
そして望が部屋へと戻ると、
「おかえりー!」
和也がそう笑顔で言ってくる。
その笑顔に何だか嫌な予感がした望。
「と、とりあえず、今日は救急の方は何もなかったみたいで良かったなぁ」
「だから、今日は何もないって言っただろ?」
「まぁな、じゃあ、少し仮眠の方取れそうだな」
「ん? 俺の方は少し仮眠出来たし、望は取ればぁ? 望の場合、今シてばっかで疲れてるんだろ?」
「うっせーよ! 俺も平気だから!」
「腰、揉んでやろうか?」
「いいってー!」
「ぁああん! いやぁああ! そこっは……ダメぇ!!」
望は首を振ってまでイヤイヤとするのだが、今の雄介にはそれも関係ない。 自分が満足するまで同じ所を突き続けるのだ。
「いやぁ……はぁ……も、ぁああ!」
揺らされる度に掴んでシーツに力が入ってしまう望。
「はぁ……はぁ……ココが望にとって一番ええとこなんやろ? 嫌な筈はないと思うで」
「そこが俺にとっていい所だからって……っ……同じとこばっか狙うんじゃねぇよ。 ぁ……ぁあん……直ぐに達っちまうだろうが……はぁ……ん……最初くらい……ぃ……一緒に……イきたいって……ぁ……思ってるんだから……それくらい……分かれよ……っ!」
「え? あ、スマンかった……。 まぁ、え? あ、お、俺の方も……っ! もう少しで達くし……大丈夫やから……」
そう雄介の方だって、もう余裕がない筈だ。 暫くやってない上に好きな人とヤっているのだから。
「そっか……ぁ……も、俺……ぁあ!!」
「お、俺もや……っ!!」
そう言うと二人は本当にほぼ同時にイったらしく雄介は望の中から抜くと望の事を仰向けに寝かせ唇を重ねる。
「気持ち良かったか?」
「ん……ぁ……まぁな……」
雄介はその言葉を聞いて安心したのか、それとも久しぶりにやって満足してしまい疲れたのか望の横に仰向けで横になる。
「お前さぁ、大丈夫なのか? まだ、退院も出来てないし、この行為って結構体力使うだろうしさ」
「もう、大丈夫やって。 今直ぐにでも退院して、また、現場で人を救いたいっていう気持ちはまだまだ変わらへんで」
「相変わらずなんだな。 ま、後は退院まで体調をしっかり整えたら、直ぐにでも現場に出ても大丈夫そうだな」
そう言いながら望は半身を起こすと乱れていた衣服を直しベッドから降りると雄介に布団を掛ける。
「ああ、だから、俺はまだまだ現場で頑張って行くで!」
「ああ、そうだな。 さて、俺の方は流石に戻らないと」
「せやな。 今日は俺に付き合わせてもうてスマンかったな」
「あ、ん……まぁ、半分はその気で来てたからな……」
そう最後の方は少し小さな声で言い望の性格からなのか雄介から視線を反らしながら言うのだ。
「ほんで、半分はあの梅沢さんに無理矢理にか?」
「あー……まぁ、そうかな? ま、まぁ、とりあえず、お前はゆっくり休むんだぞ」
そう言うと望は雄介の病室を出て行く。
そして望が部屋へと戻ると、
「おかえりー!」
和也がそう笑顔で言ってくる。
その笑顔に何だか嫌な予感がした望。
「と、とりあえず、今日は救急の方は何もなかったみたいで良かったなぁ」
「だから、今日は何もないって言っただろ?」
「まぁな、じゃあ、少し仮眠の方取れそうだな」
「ん? 俺の方は少し仮眠出来たし、望は取ればぁ? 望の場合、今シてばっかで疲れてるんだろ?」
「うっせーよ! 俺も平気だから!」
「腰、揉んでやろうか?」
「いいってー!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
171
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる