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第二章
親切な男の子と悪魔の召喚
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謎迷は謎迷専用救済手帳を手に持ちずんずんずんずんとセラムの森の中を進んでいく。
「あ」
謎迷の足元に、手帳の言葉を借りれば『なんかいい感じの』木の棒を見つけた。
ここは森の中なのだ、探せばあちらこちらに手帳のいう『なんかいい感じの枝』などを数十本見つけるのは容易い。
問題は紐だ。
この長い棒と数十本の枝達をまとめるための紐が無い。
謎迷は途方に暮れた。
元のサイズの謎迷ならこの棒や枝を両手に持って塔に帰ることが出来ただろう。
でも今の謎迷はザ、美幼女である。
そのため当然これらを持って塔の上に登るのは無理がある。
「、、、、、、。」
どうしよう、、、。
そういうことで謎迷と謎迷専用救済手帳はその場に1時間ほど留まっていた。
『もう諦めませんか、謎迷さん。一旦塔に戻り、ペナルティが解かれてから、またセラムの森で箒作りをしましょうよ。そうすれば部屋から紐とか持ってこれますし、、、。』
「嫌だよ、手帳。だって謎迷がこんなにも頑張って枝を集めたんだよ?、、、、、、紐さえあれば、なんとかなるよ。」
『いや、、、なんとかならないから言ってるんですが、、、。』
「うるさいっ!」
『、、、、、、。』
この時、とうとう謎迷は今まで溜めていた不安が破裂した。
「うわァァァァァァァァァァァァぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんっ!」
謎迷は泣いた。
もう、泣いた。
たくさん泣いた。
泣いて泣いて泣きつかれたところでやっと今日のところは箒作りを諦めて塔の上に帰ろうと諦めがつき、来た道を戻ろうと謎迷専用救済手帳を片手に来た道を振り返った。
「のわっ!」「ふぐっう?!」
振り返った途端に誰かとぶつかった。
あまりの痛さに謎迷は目をぎゅっと瞑る。
自身の鼻が滅茶痛い。
鼻の骨折れてないといいな、、、
「なっななな、、、、、、!#&@♯#♭★#♠♡♤♣♢✲❊❂✻❂❊✲❁❆✵☏❁✔◆☏℡◆○☎◆♖♔ー゛!!.!!!!.!!!!.???!!!!!!!.」
謎迷が目を開けるとさっき謎迷とぶつかった男の子が自身の鼻を押さえ、顔を真っ赤にしてこちらを凝視していた。
その男の子の年齢は、、多分6、7歳ほどだろう。
青みがかった少し長めの黒髪を一つにくくっている。
大変整った顔立ちをしているため、今は可愛いが、成長すれば絶世の美青年になるだろう。
などなどと考えながら謎迷が男の子を見つめていると、その男の子が意を決したかのように謎迷を見つめ、話しかけてきた。
「こんな森の中で一人で一体どうしたんだ?ここは危険な魔物も出るんだぞ。早く家に帰ったほうがいい。、、、、、、女が一人では危ないからな、俺が送って行ってやる。」
「、、、、、、。」
どうやらこの男の子は謎迷のことを心配してくれているらしい。
てか手帳!
この森に魔物が出るなんて謎迷聞いて無いんだけど?!
もしかして謎迷今相当危ない状況なんじゃないか?!
『謎迷さん、森とは本来獣が居て危険な場所ですよ。かつて謎迷さんがいた日本の山でも熊とか猪とか出るでしょう?それと同じです。』
それでも!!
一言、危険な場所だから気をつけてね、って忠告してくれても良いじゃんかっ!
もしも魔物と謎迷がうっかり遭遇して謎迷が魔物に殺されたらどうすんの?!
『死ぬときはいつも一緒です。安心してください。』
「できるかーーーー!!!!!!」
『あーあ。声に出てますよ、謎迷さん。』
あ、、、、、、、やっちゃった、、、。
恐る恐る謎迷が男の子の方を見ると男の子はびっくりした様子でオロオロし始めた。
そりゃそうだよね、心配したのにいきなり怒鳴ってきたら困るよね、、、
たとえ謎迷が文句を言いたい相手が手帳だとしても男の子には手帳が見えないし、、、。
謎迷はそんな様子の男の子を見て申し訳なく感じ、
「、、、、、、急に叫んでごめんね。私のことは気にしないで。心配してくれてありがとう。」
と、謝った。
すると男の子はそんな謎迷の様子に何かを悟ったように深くうなずき、何か自分に助けられることはないか、一体貴女は何をしようとしているのか、と、聞いてきた。
謎迷はまさか男の子が謎迷に怒ることなく、それどころか本気で謎迷の事を心配し、助けようとしてくれるなんて思わなかった。
そのため、、、
天使かよっ?!優しい!!イケメン!!
あああああぁーーーー!ー!ー!!!!!!!!!
これは惚れてまうやろ!!
少年よ、謎迷の精神年齢が18で良かったなっ!!
これでもし謎迷が10歳の少女だったら絶対にあんたに惚れてたからね(*♥д♥*)!!
、、、などど頭の中で悶ていた。
『何考えてるんですかっ!謎迷さんにはこの謎迷専用救済手帳というものがありながら、、、。このっショタコン!!!』
手帳に何か書かれていた気がしたが、謎迷はあえて無視した。
「、、、、、、箒を作りたいの、、、。だけど紐が無くて、、、。困ってるの。」
謎迷が男の子にそう言うと、男の子は自分の髪を結んでいた髪紐を解き、謎迷が下に置いていた木の枝と木の棒をキレイにまとめ、髪紐でぎゅっと結んだ。
紺色の髪紐には銀色の刺繍が入っていて、とても高価そうだった。
「ほらっ」
男の子は出来上がったばかりの箒を謎迷の両手に握らせる。
「本当にいいの?」
謎迷は流石に心配になってきた。
この髪紐は男の子の大切なものではないのか?
そんなものを謎迷がもらってしまってもいいのか?
「いい。貴女に貰ってほしい。」
男の子は謎迷に向けてニコリと笑いかける。
ぎゃぁぁぁがががわいいぃ!!!!(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
謎迷は興奮のあまり顔が熱くなった。
「ありがとう。」
謎迷は男の子にニコリと笑いかけ、お礼を言う。
すると男の子はぼっと顔を赤く染めてそっぽ向いてしまった。
うん、かわいい。
えーと、手帳!
『はい、なんですか謎迷さん。』
悪魔を召喚して箒につかせるって今できる?
塔に帰ったらラプンツェルがいるし、今のうちにいろいろやっておきたい。
『できると思いますよ。さあさあ、指を切って箒に血で魔法陣を描きましょう。』
手帳には箒に描くための魔法陣らしきものが浮かび上がった。
うわっ細かいのいっぱいあってめんどくさっ
しかもこれ箒に描くんでしょ?
うーーん。
謎迷は自身の小指の皮を噛みちぎって傷口をつくり、早速傷口から出た血液で魔法陣を描き始めた。
男の子は無言でその様子を眺めていた。
5分ほど経った頃に謎迷は箒に魔法陣を描き終えた。
『では、謎迷さん。魔法陣に魔力を流し入れてください。』
いや、ちょっとまって、手帳。
謎迷、今ペナルティ受けてて魔法が使えないんじゃなかったけ?
魔法が使えないのに魔力はあるの?
『嫌、ないですね。』
魔力無いのにどうやって魔法陣に魔力を流せば良いの?
『流せませんね。』
どうすんのよぉおおおおお!!!!!
謎迷がまたまた困ってると、男の子が謎迷の背中に手を当ててきた。
?!
じわりと何か暖かなものが身体に満たされる感覚がする。
「魔力、足りないんだろ。少しやる。」
「え。」
どうやら先ほど男の子の手から謎迷の身体に流れてきたものは男の子の魔力だったようだ。
ええっ?!
この男の子、髪紐をくれたばかりか魔力まで謎迷に提供してくれたの?!
「あ、ありがとう。」
謎迷は男の子にお礼を言い、箒に描いた魔法陣に触れた。
謎迷が魔法陣に触れた瞬間、魔法陣がピカー!と光った。
謎迷は眩しくて目を瞑った。
謎迷が再び目を開くと魔法陣の上(箒の上)に腰に白い羽生えたの男の子がちょこんと体育座りをしていた。
目は金色、髪は緑色で一つに三つ編みにしている。
頭には緑色の小さな蛇が天使の輪っかのように浮いていた。
「あ」
謎迷の足元に、手帳の言葉を借りれば『なんかいい感じの』木の棒を見つけた。
ここは森の中なのだ、探せばあちらこちらに手帳のいう『なんかいい感じの枝』などを数十本見つけるのは容易い。
問題は紐だ。
この長い棒と数十本の枝達をまとめるための紐が無い。
謎迷は途方に暮れた。
元のサイズの謎迷ならこの棒や枝を両手に持って塔に帰ることが出来ただろう。
でも今の謎迷はザ、美幼女である。
そのため当然これらを持って塔の上に登るのは無理がある。
「、、、、、、。」
どうしよう、、、。
そういうことで謎迷と謎迷専用救済手帳はその場に1時間ほど留まっていた。
『もう諦めませんか、謎迷さん。一旦塔に戻り、ペナルティが解かれてから、またセラムの森で箒作りをしましょうよ。そうすれば部屋から紐とか持ってこれますし、、、。』
「嫌だよ、手帳。だって謎迷がこんなにも頑張って枝を集めたんだよ?、、、、、、紐さえあれば、なんとかなるよ。」
『いや、、、なんとかならないから言ってるんですが、、、。』
「うるさいっ!」
『、、、、、、。』
この時、とうとう謎迷は今まで溜めていた不安が破裂した。
「うわァァァァァァァァァァァァぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんっ!」
謎迷は泣いた。
もう、泣いた。
たくさん泣いた。
泣いて泣いて泣きつかれたところでやっと今日のところは箒作りを諦めて塔の上に帰ろうと諦めがつき、来た道を戻ろうと謎迷専用救済手帳を片手に来た道を振り返った。
「のわっ!」「ふぐっう?!」
振り返った途端に誰かとぶつかった。
あまりの痛さに謎迷は目をぎゅっと瞑る。
自身の鼻が滅茶痛い。
鼻の骨折れてないといいな、、、
「なっななな、、、、、、!#&@♯#♭★#♠♡♤♣♢✲❊❂✻❂❊✲❁❆✵☏❁✔◆☏℡◆○☎◆♖♔ー゛!!.!!!!.!!!!.???!!!!!!!.」
謎迷が目を開けるとさっき謎迷とぶつかった男の子が自身の鼻を押さえ、顔を真っ赤にしてこちらを凝視していた。
その男の子の年齢は、、多分6、7歳ほどだろう。
青みがかった少し長めの黒髪を一つにくくっている。
大変整った顔立ちをしているため、今は可愛いが、成長すれば絶世の美青年になるだろう。
などなどと考えながら謎迷が男の子を見つめていると、その男の子が意を決したかのように謎迷を見つめ、話しかけてきた。
「こんな森の中で一人で一体どうしたんだ?ここは危険な魔物も出るんだぞ。早く家に帰ったほうがいい。、、、、、、女が一人では危ないからな、俺が送って行ってやる。」
「、、、、、、。」
どうやらこの男の子は謎迷のことを心配してくれているらしい。
てか手帳!
この森に魔物が出るなんて謎迷聞いて無いんだけど?!
もしかして謎迷今相当危ない状況なんじゃないか?!
『謎迷さん、森とは本来獣が居て危険な場所ですよ。かつて謎迷さんがいた日本の山でも熊とか猪とか出るでしょう?それと同じです。』
それでも!!
一言、危険な場所だから気をつけてね、って忠告してくれても良いじゃんかっ!
もしも魔物と謎迷がうっかり遭遇して謎迷が魔物に殺されたらどうすんの?!
『死ぬときはいつも一緒です。安心してください。』
「できるかーーーー!!!!!!」
『あーあ。声に出てますよ、謎迷さん。』
あ、、、、、、、やっちゃった、、、。
恐る恐る謎迷が男の子の方を見ると男の子はびっくりした様子でオロオロし始めた。
そりゃそうだよね、心配したのにいきなり怒鳴ってきたら困るよね、、、
たとえ謎迷が文句を言いたい相手が手帳だとしても男の子には手帳が見えないし、、、。
謎迷はそんな様子の男の子を見て申し訳なく感じ、
「、、、、、、急に叫んでごめんね。私のことは気にしないで。心配してくれてありがとう。」
と、謝った。
すると男の子はそんな謎迷の様子に何かを悟ったように深くうなずき、何か自分に助けられることはないか、一体貴女は何をしようとしているのか、と、聞いてきた。
謎迷はまさか男の子が謎迷に怒ることなく、それどころか本気で謎迷の事を心配し、助けようとしてくれるなんて思わなかった。
そのため、、、
天使かよっ?!優しい!!イケメン!!
あああああぁーーーー!ー!ー!!!!!!!!!
これは惚れてまうやろ!!
少年よ、謎迷の精神年齢が18で良かったなっ!!
これでもし謎迷が10歳の少女だったら絶対にあんたに惚れてたからね(*♥д♥*)!!
、、、などど頭の中で悶ていた。
『何考えてるんですかっ!謎迷さんにはこの謎迷専用救済手帳というものがありながら、、、。このっショタコン!!!』
手帳に何か書かれていた気がしたが、謎迷はあえて無視した。
「、、、、、、箒を作りたいの、、、。だけど紐が無くて、、、。困ってるの。」
謎迷が男の子にそう言うと、男の子は自分の髪を結んでいた髪紐を解き、謎迷が下に置いていた木の枝と木の棒をキレイにまとめ、髪紐でぎゅっと結んだ。
紺色の髪紐には銀色の刺繍が入っていて、とても高価そうだった。
「ほらっ」
男の子は出来上がったばかりの箒を謎迷の両手に握らせる。
「本当にいいの?」
謎迷は流石に心配になってきた。
この髪紐は男の子の大切なものではないのか?
そんなものを謎迷がもらってしまってもいいのか?
「いい。貴女に貰ってほしい。」
男の子は謎迷に向けてニコリと笑いかける。
ぎゃぁぁぁがががわいいぃ!!!!(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
謎迷は興奮のあまり顔が熱くなった。
「ありがとう。」
謎迷は男の子にニコリと笑いかけ、お礼を言う。
すると男の子はぼっと顔を赤く染めてそっぽ向いてしまった。
うん、かわいい。
えーと、手帳!
『はい、なんですか謎迷さん。』
悪魔を召喚して箒につかせるって今できる?
塔に帰ったらラプンツェルがいるし、今のうちにいろいろやっておきたい。
『できると思いますよ。さあさあ、指を切って箒に血で魔法陣を描きましょう。』
手帳には箒に描くための魔法陣らしきものが浮かび上がった。
うわっ細かいのいっぱいあってめんどくさっ
しかもこれ箒に描くんでしょ?
うーーん。
謎迷は自身の小指の皮を噛みちぎって傷口をつくり、早速傷口から出た血液で魔法陣を描き始めた。
男の子は無言でその様子を眺めていた。
5分ほど経った頃に謎迷は箒に魔法陣を描き終えた。
『では、謎迷さん。魔法陣に魔力を流し入れてください。』
いや、ちょっとまって、手帳。
謎迷、今ペナルティ受けてて魔法が使えないんじゃなかったけ?
魔法が使えないのに魔力はあるの?
『嫌、ないですね。』
魔力無いのにどうやって魔法陣に魔力を流せば良いの?
『流せませんね。』
どうすんのよぉおおおおお!!!!!
謎迷がまたまた困ってると、男の子が謎迷の背中に手を当ててきた。
?!
じわりと何か暖かなものが身体に満たされる感覚がする。
「魔力、足りないんだろ。少しやる。」
「え。」
どうやら先ほど男の子の手から謎迷の身体に流れてきたものは男の子の魔力だったようだ。
ええっ?!
この男の子、髪紐をくれたばかりか魔力まで謎迷に提供してくれたの?!
「あ、ありがとう。」
謎迷は男の子にお礼を言い、箒に描いた魔法陣に触れた。
謎迷が魔法陣に触れた瞬間、魔法陣がピカー!と光った。
謎迷は眩しくて目を瞑った。
謎迷が再び目を開くと魔法陣の上(箒の上)に腰に白い羽生えたの男の子がちょこんと体育座りをしていた。
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