156 / 239
第一部 決闘大会編
百五十六話
しおりを挟む
どうして、ここにイノリが。お前、出張に行ってるはずじゃ。
犯人を捕まえようとして、先輩たちと待ち伏せしてて。先輩たちが倒れてて、犯人かと思ったらイノリが居て――。
俺はイノリの腕の中で、どうしようもなく混乱してた。無意識に背中に回した腕が、でっかい背中にしがみつく。
「イ、イノリ。なんで」
「トキちゃん、怖かったね。もう大丈夫だよ……」
俺が怖がってると思ったのか、イノリが優しい声で囁いた。背中を撫でられて、頭がとろんとしかけて――倒れている先輩たちの姿が目に入る。
「さ、佐賀先輩、西浦先輩!」
「えっ?」
呆けてる場合じゃなかった!
慌てて腕を解いて、先輩たちに駆け寄った。二人はうつ伏せに折り重なって、ピクリとも動かない。
俺は傍らに膝をついて、西浦先輩の胴に腕を入れて床に寝かせた。
「先輩、大丈夫っすか!?」
「……っ」
西浦先輩は、眉根を寄せて息を吐いた。呼びかけに応じるように、まぶたが震えてる。
大丈夫なのか? 不安で胸が苦しい。
と、イノリが俺の肩越しにひょいと顔を出す。
「あれぇ? この人たちって……ひょっとして、トキちゃんの先輩ー?」
「そそ、そうだよっ! どうしよう?! 俺のために、犯人捕まえてくれようとしてっ」
どうしよう。俺のせいで、先輩たちが大変なことに。
あわあわとまくし立てると、イノリが難しい顔で顎をさすった。
「あー……そうなんだ。ごめんねえ、勘違いして投げちゃった」
「へっ」
「トキちゃんの部屋来たら、なんか潜んでる感じだったからー。……敵かと思って、投げちゃった。てへ」
て、てへじゃねえ!
俺はどっと脱力して、床に倒れ伏した。
しばらくして、先輩たちは復活なされた。
ローテーブルに集まって、四人顔を突き合わせる。俺は救急箱をもって、うろついた。
「西浦先輩、佐賀先輩。……すみません、あの、痛いとことか」
「ううん。……怪我はしてないから、大丈夫だよ」
「ちっ。打ち身さえねぇわ。てめえムカつくなァ、桜沢」
「え?」
「ごめんなさいー」
佐賀先輩に睨まれて、イノリがぽりぽりと頬をかく。
でも、倒れたのに怪我が無いなんて。おろおろしていると、イノリが説明してくれた。
イノリが言うには、打撃を加えたわけじゃなくて、魔力を流し込んだんだって。
「俺の魔力って主に風じゃん? 敵の身体に流してやると、暫く体に力が入らなくなるっていうかー。俺からしても、相手が軽くなるから制圧しやすいしー」
「へっ。すかした野郎だな。骨の一、二本折れても構わねぇだろうが」
佐賀先輩が、ふんと鼻を鳴らす。イノリは「ええ」とたじろいだ様に、身を引いた。
と、静観していた西浦先輩が、「あの」と声を上げる。
「ところで、桜沢くんは何でここに?」
「俺は、トキちゃんのことが気になって――」
言いかけて、イノリはくるんと俺に薄茶の目を向けた。ぎょっとするほど迫力がある。
「俺も聞いていい? なんで、こんな捕り物してんのかー」
「うっ……わかった」
じっと見つめられて、圧に耐えかねて俺は頷いた。
かくかくしかじか――と俺は今日までの経緯を、イノリに話した。かっこつけて黙っていたことも全部ばれちゃって、俺は話すうちに顔が熱くてしょうがなかった。
「……そっかぁ」
全部聞き終えたイノリは、ぽつりと呟いた。目を伏せた横顔を見て、その静かさに不安になる。
「大変だったんだね、トキちゃん……」
「い、いや、そんなことねぇけど」
そっと手を握られておろおろしていると、佐賀先輩がずばりと言う。
「で、桜沢。てめぇはどうして此処に来た?」
イノリは俺の手を取ったまま、二人に顔を向ける。
「俺はぁ――二つ気になることがあって。まず、最後に会ったとき、トキちゃんの様子がおかしかったから?」
「へ?」
いつもと変わんないつもりだったんだけど……。
きょとんとしていると、イノリはマジな目をして続ける。
「だって、トキちゃん。寂しいって目が言ってたもん。普段、会えなくても、次会う時楽しみにしよって感じなのにー。けど、あの日は服もギュってしてくれて」
「うおおおおお! 何言ってんだお前は!」
先輩たちに甘えたの知られんの、恥ずかしすぎるだろがい!
慌てて口を塞ごうと伸ばした手を、イノリがはっしと掴んだ。
「そういう時のトキちゃんて、なんか不安なんでしょ。だから、心配で」
「……!」
俺は、ハッとした。
「イノリ、俺――」
「で、もう一個気になることってのは、何だ?」
「佐賀……」
西浦先輩が、呆れ声で呟いて。俺はまた、耳が熱くなった。イノリは肩を軽く竦めて、口を開く。
「もう一個の理由は、か――」
そこまで言いかけて、イノリがピクリと動きを止めた。
「イノリ?」
俺の口に人差し指を添えて。イノリは、音もなく立ち上がる。
そのまま、ドアに向き直ったかと思うと――
バタン! バタン!
イノリの姿がかき消える。と、ドアが風にあおられたノートみたいに激しく揺れた。
そして、気がつけば部屋に戻っていたイノリが、”なにか”を床にねじ伏せていた。――ドアも何事もなかったみたいに、固く閉じている。
「ええっ!?」
いつの間に、何が起こった!
おろおろしている俺をよそに、先輩たちがイノリに駆け寄った。
「桜沢くん! そいつは」
「なんでしょ。部屋ん中、窺ってたんで―。とりあえずやっとくかーみてぇな」
「でかした!」
喧嘩っ早いことを言うイノリに、佐賀先輩が拳を叩く。
イノリの身体の下を見て、俺は瞠目した。
そこには、なにもなかった。
なのに、イノリの体さばきで、確実に何か制圧してるってわかる。――そうだ。まるで、透明人間がいるみてえな。
と、そのとき。
『いたたた! マジ痛いんだけどー!』
なにも無かった空間から、叫び声がした。
……なんか、聞きなれた声じゃね? と思った矢先に、そこの景色がぐずぐずと解けた。
そして、姿を現したのは――。
素っ頓狂な柄のパジャマと、眩い金髪。
「二見!?」
なんと、二見だったんだ。
犯人を捕まえようとして、先輩たちと待ち伏せしてて。先輩たちが倒れてて、犯人かと思ったらイノリが居て――。
俺はイノリの腕の中で、どうしようもなく混乱してた。無意識に背中に回した腕が、でっかい背中にしがみつく。
「イ、イノリ。なんで」
「トキちゃん、怖かったね。もう大丈夫だよ……」
俺が怖がってると思ったのか、イノリが優しい声で囁いた。背中を撫でられて、頭がとろんとしかけて――倒れている先輩たちの姿が目に入る。
「さ、佐賀先輩、西浦先輩!」
「えっ?」
呆けてる場合じゃなかった!
慌てて腕を解いて、先輩たちに駆け寄った。二人はうつ伏せに折り重なって、ピクリとも動かない。
俺は傍らに膝をついて、西浦先輩の胴に腕を入れて床に寝かせた。
「先輩、大丈夫っすか!?」
「……っ」
西浦先輩は、眉根を寄せて息を吐いた。呼びかけに応じるように、まぶたが震えてる。
大丈夫なのか? 不安で胸が苦しい。
と、イノリが俺の肩越しにひょいと顔を出す。
「あれぇ? この人たちって……ひょっとして、トキちゃんの先輩ー?」
「そそ、そうだよっ! どうしよう?! 俺のために、犯人捕まえてくれようとしてっ」
どうしよう。俺のせいで、先輩たちが大変なことに。
あわあわとまくし立てると、イノリが難しい顔で顎をさすった。
「あー……そうなんだ。ごめんねえ、勘違いして投げちゃった」
「へっ」
「トキちゃんの部屋来たら、なんか潜んでる感じだったからー。……敵かと思って、投げちゃった。てへ」
て、てへじゃねえ!
俺はどっと脱力して、床に倒れ伏した。
しばらくして、先輩たちは復活なされた。
ローテーブルに集まって、四人顔を突き合わせる。俺は救急箱をもって、うろついた。
「西浦先輩、佐賀先輩。……すみません、あの、痛いとことか」
「ううん。……怪我はしてないから、大丈夫だよ」
「ちっ。打ち身さえねぇわ。てめえムカつくなァ、桜沢」
「え?」
「ごめんなさいー」
佐賀先輩に睨まれて、イノリがぽりぽりと頬をかく。
でも、倒れたのに怪我が無いなんて。おろおろしていると、イノリが説明してくれた。
イノリが言うには、打撃を加えたわけじゃなくて、魔力を流し込んだんだって。
「俺の魔力って主に風じゃん? 敵の身体に流してやると、暫く体に力が入らなくなるっていうかー。俺からしても、相手が軽くなるから制圧しやすいしー」
「へっ。すかした野郎だな。骨の一、二本折れても構わねぇだろうが」
佐賀先輩が、ふんと鼻を鳴らす。イノリは「ええ」とたじろいだ様に、身を引いた。
と、静観していた西浦先輩が、「あの」と声を上げる。
「ところで、桜沢くんは何でここに?」
「俺は、トキちゃんのことが気になって――」
言いかけて、イノリはくるんと俺に薄茶の目を向けた。ぎょっとするほど迫力がある。
「俺も聞いていい? なんで、こんな捕り物してんのかー」
「うっ……わかった」
じっと見つめられて、圧に耐えかねて俺は頷いた。
かくかくしかじか――と俺は今日までの経緯を、イノリに話した。かっこつけて黙っていたことも全部ばれちゃって、俺は話すうちに顔が熱くてしょうがなかった。
「……そっかぁ」
全部聞き終えたイノリは、ぽつりと呟いた。目を伏せた横顔を見て、その静かさに不安になる。
「大変だったんだね、トキちゃん……」
「い、いや、そんなことねぇけど」
そっと手を握られておろおろしていると、佐賀先輩がずばりと言う。
「で、桜沢。てめぇはどうして此処に来た?」
イノリは俺の手を取ったまま、二人に顔を向ける。
「俺はぁ――二つ気になることがあって。まず、最後に会ったとき、トキちゃんの様子がおかしかったから?」
「へ?」
いつもと変わんないつもりだったんだけど……。
きょとんとしていると、イノリはマジな目をして続ける。
「だって、トキちゃん。寂しいって目が言ってたもん。普段、会えなくても、次会う時楽しみにしよって感じなのにー。けど、あの日は服もギュってしてくれて」
「うおおおおお! 何言ってんだお前は!」
先輩たちに甘えたの知られんの、恥ずかしすぎるだろがい!
慌てて口を塞ごうと伸ばした手を、イノリがはっしと掴んだ。
「そういう時のトキちゃんて、なんか不安なんでしょ。だから、心配で」
「……!」
俺は、ハッとした。
「イノリ、俺――」
「で、もう一個気になることってのは、何だ?」
「佐賀……」
西浦先輩が、呆れ声で呟いて。俺はまた、耳が熱くなった。イノリは肩を軽く竦めて、口を開く。
「もう一個の理由は、か――」
そこまで言いかけて、イノリがピクリと動きを止めた。
「イノリ?」
俺の口に人差し指を添えて。イノリは、音もなく立ち上がる。
そのまま、ドアに向き直ったかと思うと――
バタン! バタン!
イノリの姿がかき消える。と、ドアが風にあおられたノートみたいに激しく揺れた。
そして、気がつけば部屋に戻っていたイノリが、”なにか”を床にねじ伏せていた。――ドアも何事もなかったみたいに、固く閉じている。
「ええっ!?」
いつの間に、何が起こった!
おろおろしている俺をよそに、先輩たちがイノリに駆け寄った。
「桜沢くん! そいつは」
「なんでしょ。部屋ん中、窺ってたんで―。とりあえずやっとくかーみてぇな」
「でかした!」
喧嘩っ早いことを言うイノリに、佐賀先輩が拳を叩く。
イノリの身体の下を見て、俺は瞠目した。
そこには、なにもなかった。
なのに、イノリの体さばきで、確実に何か制圧してるってわかる。――そうだ。まるで、透明人間がいるみてえな。
と、そのとき。
『いたたた! マジ痛いんだけどー!』
なにも無かった空間から、叫び声がした。
……なんか、聞きなれた声じゃね? と思った矢先に、そこの景色がぐずぐずと解けた。
そして、姿を現したのは――。
素っ頓狂な柄のパジャマと、眩い金髪。
「二見!?」
なんと、二見だったんだ。
30
お気に入りに追加
519
あなたにおすすめの小説
いとしの生徒会長さま
もりひろ
BL
大好きな親友と楽しい高校生活を送るため、急きょアメリカから帰国した俺だけど、編入した学園は、とんでもなく変わっていた……!
しかも、生徒会長になれとか言われるし。冗談じゃねえっつの!

【完結】I adore you
ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。
そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。
※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。

学園の俺様と、辺境地の僕
そらうみ
BL
この国の三大貴族の一つであるルーン・ホワイトが、何故か僕に構ってくる。学園生活を平穏に過ごしたいだけなのに、ルーンのせいで僕は皆の注目の的となってしまった。卒業すれば関わることもなくなるのに、ルーンは一体…何を考えているんだ?
【全12話になります。よろしくお願いします。】

ある日、木から落ちたらしい。どういう状況だったのだろうか。
水鳴諒
BL
目を覚ますとズキリと頭部が痛んだ俺は、自分が記憶喪失だと気づいた。そして風紀委員長に面倒を見てもらうことになった。(風紀委員長攻めです)

俺の親友がモテ過ぎて困る
くるむ
BL
☆完結済みです☆
番外編として短い話を追加しました。
男子校なのに、当たり前のように毎日誰かに「好きだ」とか「付き合ってくれ」とか言われている俺の親友、結城陽翔(ゆうきはるひ)
中学の時も全く同じ状況で、女子からも男子からも追い掛け回されていたらしい。
一時は断るのも面倒くさくて、誰とも付き合っていなければそのままOKしていたらしいのだけど、それはそれでまた面倒くさくて仕方がなかったのだそうだ(ソリャソウダロ)
……と言う訳で、何を考えたのか陽翔の奴、俺に恋人のフリをしてくれと言う。
て、お前何考えてんの?
何しようとしてんの?
……てなわけで、俺は今日もこいつに振り回されています……。
美形策士×純情平凡♪
夢では溺愛騎士、現実ではただのクラスメイト
春音優月
BL
真面目でおとなしい性格の藤村歩夢は、武士と呼ばれているクラスメイトの大谷虎太郎に密かに片想いしている。
クラスではほとんど会話も交わさないのに、なぜか毎晩歩夢の夢に出てくる虎太郎。しかも夢の中での虎太郎は、歩夢を守る騎士で恋人だった。
夢では溺愛騎士、現実ではただのクラスメイト。夢と現実が交錯する片想いの行方は――。
2024.02.23〜02.27
イラスト:かもねさま
【奨励賞】恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
SKYTRICK
BL
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆描写はありませんが、受けがモブに抱かれている示唆はあります(男娼なので)
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
思い出して欲しい二人
春色悠
BL
喫茶店でアルバイトをしている鷹木翠(たかぎ みどり)。ある日、喫茶店に初恋の人、白河朱鳥(しらかわ あすか)が女性を伴って入ってきた。しかも朱鳥は翠の事を覚えていない様で、幼い頃の約束をずっと覚えていた翠はショックを受ける。
そして恋心を忘れようと努力するが、昔と変わったのに変わっていない朱鳥に寧ろ、どんどん惚れてしまう。
一方朱鳥は、バッチリと翠の事を覚えていた。まさか取引先との昼食を食べに行った先で、再会すると思わず、緩む頬を引き締めて翠にかっこいい所を見せようと頑張ったが、翠は朱鳥の事を覚えていない様。それでも全く愛が冷めず、今度は本当に結婚するために翠を落としにかかる。
そんな二人の、もだもだ、じれったい、さっさとくっつけ!と、言いたくなるようなラブロマンス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる