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第五章 破滅を招くもの
355 師と弟子と
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宴の夜からしばらくは里に結界があるということをなかなか信じなかった里の人たちも、山犬の群れから逃げて来た仲間が空堀のなかへと転げ込んだ途端に山犬がその人を見失った様子を見て、驚きと共に納得してくれたようだ。
巫女の結界は聖女の使う魔法の結界と違って精霊という意思ある存在に依存している。
そのため結界の強さは環境に左右されるという弱点はあるが、一方で守るべき相手を勝手に学習するという驚くべき利点を持っていた。
つまり、術として指定せずとも、巫女が味方と思う者は通して、敵と思う存在は通さないという融通性があるのだ。
改めてメッセリとはすごいもんだ。
ただ、メルリルによると、メッセリはなりたての時期はとても危険らしい。
常にメイスからの誘惑があって、その誘惑に応えると人間ではなく精霊になってしまうとのことだった。
人間が精霊になるというのがよくわからなかったのでメルリルに詳しく聞いてみたら、生きながら幽霊のような存在になるらしい。
恐ろしいな!
そのため、現在メルリルはメッセリとして目覚めた森人の少女サリにつきっきりの状態だ。
ついでにここ数日どしゃぶりが続いて身動きがとれなくなってしまった。
まぁすぐに出立は出来ないんでいいんだけどな。
あの地下に広い家は雨に弱いんじゃないかと心配していたら、大地人たちがたちまち各家の入り口周辺の水が堀に流れ込むように水路を作り、空堀だった堀は現在水のある堀となっている。
聞いてみると、雨の時期は水路を作り、雨の時期が過ぎると邪魔な水路を埋めるのだそうだ。
大変だな。
「師匠、暇だ」
「魔力を体の一部に集中させたり全身に薄く張り巡らせたりする鍛錬は終わったのか?」
「言われた回数はやった」
「クルスと一緒に雨を斬る訓練をしたらどうだ?」
「クルスは師匠の師匠に絡まれているぞ」
「……またか」
勇者は室内に押し込められている状況が我慢ならないようで暇を持て余していた。
聖女とモンクは女たちが雨の間の仕事として行っている草編みを習いに行っているし、フォルテと若葉は雨空の下を飛ぶのは嫌いじゃないようで結界の外に出ては狩りをして、主に若葉の食料を確保している。
周辺から魔物が減るので魔物を狩った若葉を褒めたら、それまで興味なさそうにしていたフォルテも付き合うようになったのだ。
あまりいっぺんに減らすと力のバランスが壊れるのでほどほどにしておけとは言ってあるが。
それにしても、師匠はモンクを口説くのと聖騎士に立ち会いを申し出るのを日課のごとくやっている。
暇なのかな、あの人。
まぁどしゃぶりのなかで剣を振り回して雨を斬るから濡れないとか言っている聖騎士とやり合いたいという気持ちはわからないでもない。
俺は昔からすると強くなりたいという気持ちもずいぶん薄らいだが、師匠は未だに貪欲なのだろう。
羨ましいような呆れるような複雑な気持ちがあった。
「そうだ、師匠。今手が空いているなら師匠の師匠の話をしてくれ」
「師匠の話? 見たまんまの人だぞ」
勇者の要求に俺は簡潔に答える。
「いや、今の話じゃなくって、師匠が弟子入りした経緯とか、どんな修行をしたのかとかそういう話だ」
「……話してもいいが、お前はきっとがっかりするぞ」
「それはない」
なんだその自信は? どういう理由でそう言い切れるんだ?
俺は少々呆れながらも、まぁいい機会だろうと昔話をすることにした。
俺がどれだけ泥臭くて才無しだったかを知れば、こいつもいい加減現実を理解して師匠とか言わなくなるだろうしな。
「師匠が俺の村に来たのは俺が十歳の頃だった。俺はその頃は村の猟師につきまとって、ある程度獣を狩れる程度にはなっていたから自分の強さを過信しているところがあったんだ。まぁ言うなれば生意気なガキだった訳だ」
「師匠が生意気とか想像できないな」
「だいたい男のガキってのは生意気なもんだ。お前は今でもガキみたいなところがあるけどな」
「俺も師匠と似てるってことか!」
「お前、人の話ちゃんと聞こうぜ?」
勇者のむやみな前向きさに呆れながら、話を続ける。
「まぁ詳細は省くが、師匠は村近くに出た強大な魔物を一人でやっつけてしまった。すっかりその強さに憧れた俺は村を飛び出して師匠にくっついて行った」
「それで弟子になったのか」
「いや、弟子入りは断られた」
「へ?」
「にべもなかったな。『お前にはひとかけらも剣才がない。諦めろ』と言われたよ」
「それでも諦めなかったんだよな」
「ああ。俺は絶対に師匠に認めてもらおうとずっとついて行った。もちろん弟子じゃないんだから自分の食い扶持は自分でなんとかしなきゃならんし、宿にも泊まれない。食うや食わず、あまり眠れない状態で、それでもついて行った」
「師匠、すごいな」
すごくもなんともない。
ただひたすらに諦めの悪いガキだっただけだ。
師匠は子どもだろうと甘さを全く見せなかった。
近づけば蹴り飛ばされるし、食べ物一つ恵んでくれることもなかった。
「その辺に生えている草を齧って腹を壊したり、馬小屋に潜り込んで馬に蹴られて死にそうになったりして、何度か師匠を見失うこともあったが、人に聞いたり、乗り合い馬車の小屋で待ち伏せしたりして食らいついて行った。やがて師匠の行動を観察して、酒場と女に調査範囲を絞ってからはもっと楽に師匠を探せるようになった。あの時期のおかげで情報の大切さを学んだとも言えるな」
「そんな苦労をして学んだことを俺たちに教えてくれたんだな」
「……やがて師匠が気に入りそうな女のいる場所に俺が先回りするようになると、師匠はすっかり呆れて限定的に弟子入りを認めてくれたのさ。それがだいたい村を出て一年ちょいの頃かな」
「先読みか!」
「……いや、そんな上等な話じゃないからな?」
「ってことは、師匠が前に色街で女のところにいたのも情報収集のためだったんだな」
「……」
あのときはお前たちから逃げていたのに情報屋に売られてしまったんだ。
よくよく考えれば俺も師匠と同じ轍を踏んでいるんだな。
因果は巡るものだなぁ。
「それで、弟子入りして、あの『断絶の剣』を授けられたんだな。さすが師匠」
「授けられたというか、それしか覚えられなかったというか、才能がないということがどういうことか、師匠に弟子入りしてから身に沁みて感じたな」
思い出す。
何度剣を振っても、俺は師匠の言うところの最適解が理解出来なかった。
剣はただ剣であり、その先へ俺は到達することが出来なかったのだ。
師匠は俺の剣の振りを見て鼻を鳴らして言ったものだ。
「いつも言われたな。言われた通りにしか出来ない奴に剣は応えちゃくれないぞと。あの人にしちゃあやたら優しく諭すような声だった。だからこそ、俺は自分の足りなさを余計痛感したのさ」
巫女の結界は聖女の使う魔法の結界と違って精霊という意思ある存在に依存している。
そのため結界の強さは環境に左右されるという弱点はあるが、一方で守るべき相手を勝手に学習するという驚くべき利点を持っていた。
つまり、術として指定せずとも、巫女が味方と思う者は通して、敵と思う存在は通さないという融通性があるのだ。
改めてメッセリとはすごいもんだ。
ただ、メルリルによると、メッセリはなりたての時期はとても危険らしい。
常にメイスからの誘惑があって、その誘惑に応えると人間ではなく精霊になってしまうとのことだった。
人間が精霊になるというのがよくわからなかったのでメルリルに詳しく聞いてみたら、生きながら幽霊のような存在になるらしい。
恐ろしいな!
そのため、現在メルリルはメッセリとして目覚めた森人の少女サリにつきっきりの状態だ。
ついでにここ数日どしゃぶりが続いて身動きがとれなくなってしまった。
まぁすぐに出立は出来ないんでいいんだけどな。
あの地下に広い家は雨に弱いんじゃないかと心配していたら、大地人たちがたちまち各家の入り口周辺の水が堀に流れ込むように水路を作り、空堀だった堀は現在水のある堀となっている。
聞いてみると、雨の時期は水路を作り、雨の時期が過ぎると邪魔な水路を埋めるのだそうだ。
大変だな。
「師匠、暇だ」
「魔力を体の一部に集中させたり全身に薄く張り巡らせたりする鍛錬は終わったのか?」
「言われた回数はやった」
「クルスと一緒に雨を斬る訓練をしたらどうだ?」
「クルスは師匠の師匠に絡まれているぞ」
「……またか」
勇者は室内に押し込められている状況が我慢ならないようで暇を持て余していた。
聖女とモンクは女たちが雨の間の仕事として行っている草編みを習いに行っているし、フォルテと若葉は雨空の下を飛ぶのは嫌いじゃないようで結界の外に出ては狩りをして、主に若葉の食料を確保している。
周辺から魔物が減るので魔物を狩った若葉を褒めたら、それまで興味なさそうにしていたフォルテも付き合うようになったのだ。
あまりいっぺんに減らすと力のバランスが壊れるのでほどほどにしておけとは言ってあるが。
それにしても、師匠はモンクを口説くのと聖騎士に立ち会いを申し出るのを日課のごとくやっている。
暇なのかな、あの人。
まぁどしゃぶりのなかで剣を振り回して雨を斬るから濡れないとか言っている聖騎士とやり合いたいという気持ちはわからないでもない。
俺は昔からすると強くなりたいという気持ちもずいぶん薄らいだが、師匠は未だに貪欲なのだろう。
羨ましいような呆れるような複雑な気持ちがあった。
「そうだ、師匠。今手が空いているなら師匠の師匠の話をしてくれ」
「師匠の話? 見たまんまの人だぞ」
勇者の要求に俺は簡潔に答える。
「いや、今の話じゃなくって、師匠が弟子入りした経緯とか、どんな修行をしたのかとかそういう話だ」
「……話してもいいが、お前はきっとがっかりするぞ」
「それはない」
なんだその自信は? どういう理由でそう言い切れるんだ?
俺は少々呆れながらも、まぁいい機会だろうと昔話をすることにした。
俺がどれだけ泥臭くて才無しだったかを知れば、こいつもいい加減現実を理解して師匠とか言わなくなるだろうしな。
「師匠が俺の村に来たのは俺が十歳の頃だった。俺はその頃は村の猟師につきまとって、ある程度獣を狩れる程度にはなっていたから自分の強さを過信しているところがあったんだ。まぁ言うなれば生意気なガキだった訳だ」
「師匠が生意気とか想像できないな」
「だいたい男のガキってのは生意気なもんだ。お前は今でもガキみたいなところがあるけどな」
「俺も師匠と似てるってことか!」
「お前、人の話ちゃんと聞こうぜ?」
勇者のむやみな前向きさに呆れながら、話を続ける。
「まぁ詳細は省くが、師匠は村近くに出た強大な魔物を一人でやっつけてしまった。すっかりその強さに憧れた俺は村を飛び出して師匠にくっついて行った」
「それで弟子になったのか」
「いや、弟子入りは断られた」
「へ?」
「にべもなかったな。『お前にはひとかけらも剣才がない。諦めろ』と言われたよ」
「それでも諦めなかったんだよな」
「ああ。俺は絶対に師匠に認めてもらおうとずっとついて行った。もちろん弟子じゃないんだから自分の食い扶持は自分でなんとかしなきゃならんし、宿にも泊まれない。食うや食わず、あまり眠れない状態で、それでもついて行った」
「師匠、すごいな」
すごくもなんともない。
ただひたすらに諦めの悪いガキだっただけだ。
師匠は子どもだろうと甘さを全く見せなかった。
近づけば蹴り飛ばされるし、食べ物一つ恵んでくれることもなかった。
「その辺に生えている草を齧って腹を壊したり、馬小屋に潜り込んで馬に蹴られて死にそうになったりして、何度か師匠を見失うこともあったが、人に聞いたり、乗り合い馬車の小屋で待ち伏せしたりして食らいついて行った。やがて師匠の行動を観察して、酒場と女に調査範囲を絞ってからはもっと楽に師匠を探せるようになった。あの時期のおかげで情報の大切さを学んだとも言えるな」
「そんな苦労をして学んだことを俺たちに教えてくれたんだな」
「……やがて師匠が気に入りそうな女のいる場所に俺が先回りするようになると、師匠はすっかり呆れて限定的に弟子入りを認めてくれたのさ。それがだいたい村を出て一年ちょいの頃かな」
「先読みか!」
「……いや、そんな上等な話じゃないからな?」
「ってことは、師匠が前に色街で女のところにいたのも情報収集のためだったんだな」
「……」
あのときはお前たちから逃げていたのに情報屋に売られてしまったんだ。
よくよく考えれば俺も師匠と同じ轍を踏んでいるんだな。
因果は巡るものだなぁ。
「それで、弟子入りして、あの『断絶の剣』を授けられたんだな。さすが師匠」
「授けられたというか、それしか覚えられなかったというか、才能がないということがどういうことか、師匠に弟子入りしてから身に沁みて感じたな」
思い出す。
何度剣を振っても、俺は師匠の言うところの最適解が理解出来なかった。
剣はただ剣であり、その先へ俺は到達することが出来なかったのだ。
師匠は俺の剣の振りを見て鼻を鳴らして言ったものだ。
「いつも言われたな。言われた通りにしか出来ない奴に剣は応えちゃくれないぞと。あの人にしちゃあやたら優しく諭すような声だった。だからこそ、俺は自分の足りなさを余計痛感したのさ」
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