追放されたオレを拾ったやつが超カンジ悪い!

甘糖めぐる

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本編

23話 はじめての繋がり※R18

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 あんまり長く唇を重ねていると、嫌でもその感覚を覚えてしまう。不意に思い出すようになったら困るのに。

 ようやく離されたかと思ったら、今度は押し倒されてシャツの前を開かれた。

「あ……」

 指先で、胸の色づいた部分をくすぐられる。いつの間にか、こんな場所で快感を覚える体になってしまった。

「んっ……もう、そこはいいから……!」

 やめるどころか、ジュードは左側を指で弄りながら、右側に舌を這わせた。

「っ……!」

 濡れていて、温かくて、空気に触れたら少しだけひんやりとして。舌先でぐりぐりと押されたり、内側に隠れている先端を吸い出されたりする。

「やっ、待て、なんで……!」

 結局、左側の先端も摘み出されてしまった。つんと尖った乳首の感触が気に入ったのか、ジュードは親指でそれをこね回している。

 体は快感を享受してしまうけど、態度だけはまだ従順になりたくない。

「っ、はぁ……まったく、そんなにオレの体が良いわけ? 夢中で遊んで、大好きなんじゃん」

 煽った途端、ジュードの眉間にしわが寄る。すぐさま股間に膝を押し込まれ、乳首を指で弾かれた。

「うあっ――!?」

 敏感になっているところを責められ、じんじんと甘い痛みが生じる。

「っ、ジュード、お前……!」

 人のことは小馬鹿にするくせに、自分が煽られたらムキになるのかよ。図星か? 図星なのか?

 文句のひとつでも言ってやろうかと思ったら、ジュードは口の端を持ち上げた。

「余裕そうだな」

 そのまま、オレのズボンに手がかかる。

「え、あ。お、おい……!」

 下着も全て取られて、上を向くペニスを絶妙な力加減で握り込まれる。

「んっ……! そ、そんなとこ、触っていいとか言ってない……!」
「はっ、大人しく脱がされてたやつが何言ってんだ」

 ――虚勢張ってるんだよ、そっとしといて……!

 握っていたのを離されて、ほっと一安心したのもつかの間。

「それとも、もうこっちが良いのか?」

 お尻の穴に、指をぴたりと添えられる。

「っ……!? いっ、良いわけないだろ! そんな、そんなの、入らない、し……」

 バスローブ越しでも大きく屹立しているのがわかるのに、ジュードは着ているものを脱ぎ始めた。出さなくていいから。

 そのうえ、ベッドに置いてあった謎のボトルを手に取ると、中の液体を自分の指に垂らす。とろりとした液体が、ジュードの指と一緒にオレの穴に入ってきた。

「っ、あっ!? なにそれ、ローション……!? なんでそんなものがあるんだよぉ……!?」
「はあ? ここは薬屋だぞ、あるだろ」
「どういう理屈!? あっ、待て待て、順調に事を進めようとするんじゃ……っ……ない……!」
「入ればいいんだろ?」
「それだけじゃないぃ!」

 精一杯強がってみるけれど、中を丁寧にほぐされるだけでも体がこの先を期待してしまう。
 次第に、思考がとろけていく。

「ん、ぅ……ジュード……」
「っ――もう少し、大人しくしてろ」

 ジュードが反応してる。まずい、かなり媚びた声を出してしまったかもしれない。正気に戻れ、オレ。

 しかし、正気に戻ったところに大きなものを宛てがわれると、やっぱり怖い。

「あ……。な、なあ、本当にやるのか?」
「……痛かったら言えよ」
「痛いに決まってるだろ馬鹿ぁ……!」

 つぷり、と亀頭が押し入ってきた。

「んうっ……!」

 ――あ、やばい、ジュードのが中にある……っ。指と全然違う……熱い……いっ、痛……!

「やっ、ジュード……! 痛い……! やっぱり、そんなの、れるとこじゃない……!」
「……力を抜いて、ゆっくり息してろ」

 ジュードは、押し進めるのを途中で止めて、中途半端に繋がったオレを抱きしめるように覆いかぶさった。耳の上の方で、深く息を吸う音が聞こえる。

 ――匂い、かがれてる……? まただ。手触りだけじゃなくて、匂いまで気に入ってるとか……本当に、オレのこと好きじゃん。

 そう考えると、強張っていたところが緩んで、痛みが徐々に引いていく。思わず、

「ん……なんか、もうちょっと、奥でも……大丈夫、かも」

 正直に申告してしまった。
 ジュードは少し体を起こすと、こちらの様子をうかがいながらゆっくり押し進めてくる。中に入っているものは熱く硬く脈打っているのがわかるほどで、早く動いてしまいたいだろうに。

 ――いつからだっけ、こいつが、たまに優しくしてくるの。

 よく、わからない。色んなものが満たされていく感覚の中で、ぼんやりと考える。

 ――オレはただ、そばにいて、味方でい続けて……それだけ、だったけど。

「なあ、オレ……お前の支えに、なれてたかな」

 呼吸の合間に、そんなことを尋ねていた。

 ジュードは、しばらく沈黙したあと、顔をしかめて不満を全く隠せていない苦笑を浮かべる。

「言わせるなよ。なってたから、今こうしてるんだろ」

「――あ、」

 胸が、きゅっとなる。
 中の、突きあたりまで、硬いものがトンと届く。

「あ、あっ」

 体が震える。軽い衝撃が引き金となって、理解が追いつかないまま強い快感に襲われる。

 腹の上に、温いものが、ぱたぱたと落ちる。

「あ……え……?」

 射精してしまった。たったこれだけで。

 途端に羞恥心が湧き上がってくる。

「う、うそ……や、違う、これは……!」
「なにが違うんだよ。お前は、いつも早いな」
「っ――! ばっ、馬鹿! もういい! 抜けよ、こんなことしてただで済むと――」

 不意に、中のものが前後へ動かされ始める。内壁とこすれる度に、理性が削られていく。

「っ、あ、待って! やっ……ん、もう、むり、出たからぁ……!」

 懇願するオレに覆いかぶさるようにして、ジュードが目の前でささやく。

「お前が、俺のものになると言うまでやめない」
「っ……え?」

 また気持ちいいのが押し寄せてくる。

 もっと激しく打ち付けることもできるはずなのに、オレがはじめてだからか優しくされてる。

 気持ちが良いように、表情を見ながら調整されてる。

 ――あ、れ? なにを言えばいいんだっけ。えっと、えっと……。

「好き……」
「っは……それは、知ってる」
「あ。えっと……んっ……」

 思い出した。そうだ。

「お前のものに、なっても、いいけど……? お前も、オレのだから、な」

 ぎゅっと、両手足でジュードの体にしがみつく。耳元を、吐息がかすめる。

「っ……」

 中のものが、大きく跳ねる。

 良いところを深く押されて、目の前がチカチカして、

「あ、あ――っ」

 熱い、どろどろが、中に溢れて。

「……っ……は……」

 気持ちが良くて、急に意識が薄れていく。

 全身から力が抜ける前に感じたのは、大きく息をするジュードがオレの体をぎゅっと抱きしめている、その力強さだった。
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