18 / 20
1章
創造
しおりを挟む
あれから、盛り上がったメアリーと共にセバスの意見を交えながら、子孫繁栄計画を話し合う事に
『ふむ…遺伝子の情報ですか~……配偶子で核を運ぶと…それによって優勢遺伝子を残すとは…………受精?からの分裂でありますか?はぇ!?指数関数的に分裂して各臓器を!?各タンパク質?フェロモン?で制御?…………あははは………アキさまはやはり神さまが創造なされたのでありますな………』
オイラの覚束ない知識をナノマシーンにトレースして、映像化してみたんだけど…セバスはあまりにも不確定要素が多いこの現象に困惑してしまったようで
『………アキさまとの愛の結晶…卵子と精子がごっつんこして…ぶつぶつぶつぶつ』
メアリーも顔を上気させながら有機体の生殖について思案中………
『…ボディーは創る事は可能ですが………幼体からの成長というのは…成体になるまでのリスクが大きいのでは?なぜこの様な遠回しな事を………』
だよね~言われて見れば……でもいきなり成体ボディーで『お父さん!』って言われても実感が………子供の頃の思い出欲しいやん!ってか切望なんですけど~!
『…セバス…遠い過去にワレ等の先々々々………代がテラフォーミングにて生命を創造したという記録があったかと………』
『…ふむ…生命誕生の秘技が分かれば…子孫繁栄の参考になるやも?…調べてみます…』
と、船内のコンソールで何やら検索し始めるセバス
…………
………
『…あ~このパターンは、人間とは違いすぎて参考にはなりませんな~』
と、可視化したデータを映像で見せてくれているのだが………
なんんすかこの生物らしき生き物………地球の生物の進化の歴史とは遥かにかけ離れた姿形なのだが……
『………キモっ…』
メアリーもドン引きしてますわ
「セバスよ…この生物って今も居てるので?」
『…えっと~…破棄されてますな~…ってか消滅したっぽいですな………あまりの悍ましさに、超高出力マイクロ派で原子単位まで崩壊させて消し去った様ですな…』
ナイス判断だと思います。だって、アメーバみたいのが分裂増殖、共食いからの肥大化、熾烈な生存競争で勝ち残ったヤツが………最後は星自体を捕食し始めてんだもん………
「なら良かった…あんなの存在しちゃあきまへんって………他にもテラフォーミングっぽいのやってるの?」
『我一族でのテラフォーミングでの有機体の進化実験はこれだけの様ですね~、他の種族とかなら成功事例もある様ですが…何分、一族の秘技ですので流石に情報を得る事は………』
ふむ~、受精から出産まで生命の進化をなぞってるって習ったんだけどな~、先程の進化じゃ……我、子として愛する自信無いわ~
進化って言ってもな~ミトコンドリアとか、腸内細菌とか寄生共存とかもあるしな~抗体とかのメカニズムとか…人体奥深いんよね~もう、メアリーの案で良いかもな~愛の結晶を核にして創造しちゃう的な…人工子宮みたいなあれば、ホルムンクスみたいな感じで生命誕生とか出来そうな気がするんだけど………遺伝子っても情報であり設計図だしな~
って事を、ナノマシーンに情報を載せてセバスとメアリーに話してみる
『ふむ…遺伝子の情報ですか~……配偶子で核を運ぶと…それによって優勢遺伝子を残すとは…………受精?からの分裂でありますか?はぇ!?指数関数的に分裂して各臓器を!?各タンパク質?フェロモン?で制御?…………あははは………アキさまはやはり神さまが創造なされたのでありますな………』
オイラの覚束ない知識をナノマシーンにトレースして、映像化してみたんだけど…セバスはあまりにも不確定要素が多いこの現象に困惑してしまったようで
『………アキさまとの愛の結晶…卵子と精子がごっつんこして…ぶつぶつぶつぶつ』
メアリーも顔を上気させながら有機体の生殖について思案中………
『…ボディーは創る事は可能ですが………幼体からの成長というのは…成体になるまでのリスクが大きいのでは?なぜこの様な遠回しな事を………』
だよね~言われて見れば……でもいきなり成体ボディーで『お父さん!』って言われても実感が………子供の頃の思い出欲しいやん!ってか切望なんですけど~!
『…セバス…遠い過去にワレ等の先々々々………代がテラフォーミングにて生命を創造したという記録があったかと………』
『…ふむ…生命誕生の秘技が分かれば…子孫繁栄の参考になるやも?…調べてみます…』
と、船内のコンソールで何やら検索し始めるセバス
…………
………
『…あ~このパターンは、人間とは違いすぎて参考にはなりませんな~』
と、可視化したデータを映像で見せてくれているのだが………
なんんすかこの生物らしき生き物………地球の生物の進化の歴史とは遥かにかけ離れた姿形なのだが……
『………キモっ…』
メアリーもドン引きしてますわ
「セバスよ…この生物って今も居てるので?」
『…えっと~…破棄されてますな~…ってか消滅したっぽいですな………あまりの悍ましさに、超高出力マイクロ派で原子単位まで崩壊させて消し去った様ですな…』
ナイス判断だと思います。だって、アメーバみたいのが分裂増殖、共食いからの肥大化、熾烈な生存競争で勝ち残ったヤツが………最後は星自体を捕食し始めてんだもん………
「なら良かった…あんなの存在しちゃあきまへんって………他にもテラフォーミングっぽいのやってるの?」
『我一族でのテラフォーミングでの有機体の進化実験はこれだけの様ですね~、他の種族とかなら成功事例もある様ですが…何分、一族の秘技ですので流石に情報を得る事は………』
ふむ~、受精から出産まで生命の進化をなぞってるって習ったんだけどな~、先程の進化じゃ……我、子として愛する自信無いわ~
進化って言ってもな~ミトコンドリアとか、腸内細菌とか寄生共存とかもあるしな~抗体とかのメカニズムとか…人体奥深いんよね~もう、メアリーの案で良いかもな~愛の結晶を核にして創造しちゃう的な…人工子宮みたいなあれば、ホルムンクスみたいな感じで生命誕生とか出来そうな気がするんだけど………遺伝子っても情報であり設計図だしな~
って事を、ナノマシーンに情報を載せてセバスとメアリーに話してみる
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
「学校でトイレは1日2回まで」という校則がある女子校の話
赤髪命
大衆娯楽
とある地方の私立女子校、御清水学園には、ある変わった校則があった。
「校内のトイレを使うには、毎朝各個人に2枚ずつ配られるコインを使用しなければならない」
そんな校則の中で生活する少女たちの、おしがまと助け合いの物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる