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第二章
責任者:柊
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理性が切れた瞬間、航を抑え込んだが
プルプルと仕事用のスマホがなった。
これは出ないと緊急事態と勘違いしてこのマンションに押し寄せてくる……。
「航、ごめんちょっと待ってて」
勃起したのをぶら下げながら歩く、正直恥ずかしい姿。
「うん」
電話に出るとやはり仕事の依頼だった。
それと……。
「仕事?」
「うん、これから行ってくる」
「その状態で?」
「いや、これは……。航にお願いしたい」
「うん、いいよ」
と素直に返答が返ってきた。
腰を掴み挿入して航が喘ぐ。
昨日のが残っているのか中はまだぬるぬるとした状況で吸い付いてきて気持ちがいい。
「うっ」
ドピュっと中に出し、航がキスを求めてきた。
「はぁ、気持ちよかった、ありがと」
「うん、今日の夜は遅いの?」
「うん、多分……。依頼だけだったら早く帰れるけど、会議とか組み込まれたら深夜近くになるから航は先に寝ててもいいからね」
ポンと頭に手を置くと
「うん、実は俺も今日ホテルに行って、泊まり込みになるから帰るのは明日の昼くらい」
「そうか……。って俺昨日あんなにセック〇しちゃったけど大丈夫か?」
「うん、昨日俺も悪かったし、大丈夫、無理だったら他の人に代わってもらうから」
「うん、じゃホテルまで俺が送るよ」
「ありがと」
仕事の支度をして恭平さんと一緒に出る。
「じゃ、また寂しいけど明日」
「うん」
手を振りお見送りする。
「あ、柊先輩、おはようございます」
「小柳、おはよう」
小柳は最近入ったβの子、国枝社長にα専用のホテルだがαだけでなくβの子も従業員として雇うという組織展開によりきた。
まぁ異例のΩの俺がいるからそうならないとおかしいよな(贔屓みたいで)
「聞いてくださいよ、今日落ち葉めっちゃあって大変です」
「小柳のおかげでキレイになった、お客様も喜ぶはずだよ」
にこっと褒めてあげるとあからさまに尻尾振ってるなという表情に変わる。
「俺、柊先輩に言われるとめっちゃ嬉しいです、ありがとうございます」
裏から入り、バックヤードに行くと速水と東雲が真剣な顔をして話をしていた。
「おはよう、どうした?」
「あ、柊さんお疲れ様っす」
「お疲れ」
荷物をロッカーに置き、まだ時間があるので休憩室の椅子に座る。
「それが、今さっき来たお客様なんですけど、どんより暗くてどう対処したらいいのかわからず東雲と話してました」
「対処って対応でしょ」
「あっ」
「杉本さんは?」
「今日はご家族の方が急病になってしまって、欠席ですよ」
「え、じゃ今日の責任者誰?」
「支配人も杉本さんもいないので柊さんになります」
「……」
2人いないパターンか…珍しい。
ということはその人の対応は俺か。
あんまりαと関わりたくはないがα専用のホテルで勤務してるので仕事はしないと。
「東雲、今休憩?」
「はい、終わったら一緒に行きましょうか?」
「助かる、休憩終わるまで書類の整理してるから声かけてくれる?」
「はい」
東雲と俺でお客様の対応にあたることになった。
プルプルと仕事用のスマホがなった。
これは出ないと緊急事態と勘違いしてこのマンションに押し寄せてくる……。
「航、ごめんちょっと待ってて」
勃起したのをぶら下げながら歩く、正直恥ずかしい姿。
「うん」
電話に出るとやはり仕事の依頼だった。
それと……。
「仕事?」
「うん、これから行ってくる」
「その状態で?」
「いや、これは……。航にお願いしたい」
「うん、いいよ」
と素直に返答が返ってきた。
腰を掴み挿入して航が喘ぐ。
昨日のが残っているのか中はまだぬるぬるとした状況で吸い付いてきて気持ちがいい。
「うっ」
ドピュっと中に出し、航がキスを求めてきた。
「はぁ、気持ちよかった、ありがと」
「うん、今日の夜は遅いの?」
「うん、多分……。依頼だけだったら早く帰れるけど、会議とか組み込まれたら深夜近くになるから航は先に寝ててもいいからね」
ポンと頭に手を置くと
「うん、実は俺も今日ホテルに行って、泊まり込みになるから帰るのは明日の昼くらい」
「そうか……。って俺昨日あんなにセック〇しちゃったけど大丈夫か?」
「うん、昨日俺も悪かったし、大丈夫、無理だったら他の人に代わってもらうから」
「うん、じゃホテルまで俺が送るよ」
「ありがと」
仕事の支度をして恭平さんと一緒に出る。
「じゃ、また寂しいけど明日」
「うん」
手を振りお見送りする。
「あ、柊先輩、おはようございます」
「小柳、おはよう」
小柳は最近入ったβの子、国枝社長にα専用のホテルだがαだけでなくβの子も従業員として雇うという組織展開によりきた。
まぁ異例のΩの俺がいるからそうならないとおかしいよな(贔屓みたいで)
「聞いてくださいよ、今日落ち葉めっちゃあって大変です」
「小柳のおかげでキレイになった、お客様も喜ぶはずだよ」
にこっと褒めてあげるとあからさまに尻尾振ってるなという表情に変わる。
「俺、柊先輩に言われるとめっちゃ嬉しいです、ありがとうございます」
裏から入り、バックヤードに行くと速水と東雲が真剣な顔をして話をしていた。
「おはよう、どうした?」
「あ、柊さんお疲れ様っす」
「お疲れ」
荷物をロッカーに置き、まだ時間があるので休憩室の椅子に座る。
「それが、今さっき来たお客様なんですけど、どんより暗くてどう対処したらいいのかわからず東雲と話してました」
「対処って対応でしょ」
「あっ」
「杉本さんは?」
「今日はご家族の方が急病になってしまって、欠席ですよ」
「え、じゃ今日の責任者誰?」
「支配人も杉本さんもいないので柊さんになります」
「……」
2人いないパターンか…珍しい。
ということはその人の対応は俺か。
あんまりαと関わりたくはないがα専用のホテルで勤務してるので仕事はしないと。
「東雲、今休憩?」
「はい、終わったら一緒に行きましょうか?」
「助かる、休憩終わるまで書類の整理してるから声かけてくれる?」
「はい」
東雲と俺でお客様の対応にあたることになった。
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