遅発性Ω

枝浬菰

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第二章

気絶するほどのセック○

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何度もキスを求められむくむくと大きくなったモノを抜き取り体を反転させ、四つん這いの体勢にぐっと背中を押し、前かがみでお尻を突き出す体勢にした。

「はぁはぁ…」
蕾から愛汁がポタポタと落ちてシーツを濡らしていた。


そこにゆっくりと挿入する。
「あっあっああああ」
腰を丸めまたイッたみたいだ。


さらに杉本は「柊の心配はするな、αの欲望セック〇にしたら喜びますから、澤田様見てると無理させてない気がするんで」

と言われたが結構いつも無理にやってる気がするんだよな…。


「俺のやり方で…」

ゆっくりと挿入していたのを腰を掴み、奥まで押し込んだ。
「ひゃあああああ////」

激しく腰を振りまくる、優しいとはかけ離れた行為に航は溺れている。
己の欲望だけを…。

「あっあっんんん…もうダメイッてるから…やっあっ」
喘ぎ声がさらに俺を追い詰める。

ぐちゅぐちゅと音を立てながら腰の振りをやめない。
「あっあつ、大っきい…やっあん///」

航は煽りの天才かもしれない。


片腕を掴み状態を起こす。
首筋を舐めると、涙目で俺に合図する。
「か…噛んで」

ガブっと噛むと、
体が小刻みに震えた。
内壁が痙攣しているみたいですごっ。

コンドームしてるので中で俺もイったがあまりの激しさで破れてコンドームの意味をなしていなかった。

航はすっと目を閉じ、そのままベッドに倒れこみ寝息を立てていた。
「はぁはぁ…やっと収まったか…よかった」

それにしてもすごいな、これが発情期のΩ…。
ゴクリと唾を飲み込む、いやこれは遅発性Ω特有の発情期ってことか。

ベッドのシーツはべたべたと濡れていたので取り換える。

すやすやと横で眠る愛しい恋人に癒しを感じた。



朝 
先に起きた俺はコーヒーを入れた。

ドサッと大きな音がして寝室に駆け寄ると航がベッドから落ちていた。
「いててて…」

「大丈夫か? 無理しちゃダメだぞっ」
「うん…」



抱きかかえ、ソファーに連れていく。
「あのね、昨日すごかったんだ」
ゆっくりと話し始める。

俺の手を握ってきてそれを顔の近くですりすりしていた。
ぐはっ、朝から可愛いな。

「恭平さんがね、いっぱい抱いてくれて、すごく気持ちよくて…俺そのまま気絶しちゃって、気持ちよかった」

心臓のハートに命中した矢…。
やっぱり航は死ぬほどかわいい。

「? 恭平さん?」
俺が1人でもがいていると心配そうな顔してきた。

「航、それ反則///」


俺は勃起した。
それを見ていた航はなにを思ったのか口に含む。
「ふぁい!!!? ちょっ何して」
じゅじゅっとされるがままに舐められる。


航の口の中温かい。

それに上目遣いがくる。

上手い下手でいうとそんなにはうまくはないが、一生懸命さが伝わってきて

あああ!! 入れたい!!!
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