女子高生ですが初じめての恋人と初恋に溺れる

二人

突然の浮遊感。そして詩織が気がつくと彼女は誠人のベッドの上に寝かされていた。隣には誠人が微笑みながら腰掛けている。

「あの……何が起こったのかしら……」
「キスをして体に触れてたら我慢できなくなってさ、ベッドの上に移動してもらったよ」
「そ、そうなのね。ちょっとびっくりしちゃった」

平静を装うもののの詩織は混乱していた

「ねぇ、いいかな？」

耳元で囁かれる声にビクっと詩織の体が反応してしまう。

（怖いけど、誠人君なら怖くないかもしれない。）

「初めてだから……お手柔らかにお願いします……」

詩織は静かに目を閉じた。

「俺も初めてだけど……詩織と付き合えたときを思って勉強してたんだ」

そして、再び口づけされると同時にブラウスとスカートを脱がされた。
明るい部屋のしたで露わにされた下着姿をそっと腕で隠す詩織。

「あ、恥ずかしいわ……。電気消さない？」
「ダメだよ。ちゃんと見たいから」

誠人はそう言ってブラジャー越しに胸に触れた後、そのまま手を下にずらす。

「あっ！」

柔らかな胸までも彼の目の前にさらされて羞恥心が高まる。

「綺麗だね……」
「んっ！あんまり見つめられると恥ずかしい……」
「じゃあもっとよく見せてもらうよ」

誠人はゆっくりと彼女の体を撫でるように愛撫する。

「んぅ……」
「気持ち良い？でもまだこれくらいしかできないんだけど……」

誠人はそう言いながら優しく胸に触り始めた。
その度にピクッと自分の体が動いて顔が真っ赤になるのを感じる詩織。
彼はゆっくりと丁寧に彼女の胸を愛撫していく。

「んっ……ふぅ……ん……」

最初はこそばゆい感覚だったが徐々に気持ちよくなっていく。

「可愛いよ詩織……」
「だけど恥ずかしいわ……」
「でも触れて欲しいんでしょ？」

そう言うと誠人はそっと詩織の手を取り指先に軽くキスをする。

「あ……」

それだけのことなのにもっと触れてほしい自分がいることに彼女は気づいた。

「ほら、やっぱり感じてくれてるじゃないか」

そう言うと彼は詩織の背中に手を伸ばしてホックを外す。

「きゃっ！？︎ちょ、ちょっと待って！」

慌てて手で隠そうとするがもう遅い。誠人に両手を押さえられてしまった。

「ごめんね。もう少しだけ我慢して」

そんなやりとりをしているうちにいつの間にかショーツ一枚の姿になっていた。