女子高生ですが初じめての恋人と初恋に溺れる

からどり

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愛し合い

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誠人も服を脱いでおり、下着一枚で目の前にいる。

「もう濡れてきたんじゃない?」
「や、やだ、変なこと言わないで……」

とは言ったものの詩織は確かに自分の中から何かが出てくるような気がしていた。

「俺の方はもう限界なんだ……」

そう言った瞬間、彼の手がショーツの中へと侵入してくる。指先が割れ目に触れるとそこは湿っていた。

「やぁ……そんなところ……」

詩織の反応を楽しむように誠人は何度も指先で敏感な部分に刺激を与える。
その度に詩織は小さく声を漏らしてピクッと体を震わせた。

「凄いな……こんなになるなんて思わなかったよ」

誠人の興奮がさらに高まっていくにつれ詩織もまた体の奥底にある熱が高まりつつあった。
しかしそれは彼女にとって初めての感覚であり、どうすれば良いのか分からない。

「誠人君…わたし、どうしたら……」
「安心して。詩織。君を傷つけないようにするから…ゆっくり、ね。」

誠人の優しい言葉を聞き少しだけ緊張を解くことができたがまだ体は強張っている。

「いつ、君と結ばれる日がきてもいいようにアレも用意してあるよ」

一度、詩織の上から体を離すと脱いだズボンのポケットに入れておいたコンドームを取り出した。

「えっ!?も、持ってるの?」

驚く彼女に照れながら笑顔を返すとパッケージを破り中身を取り出す。

「ダブルデートに誘われた時に……ずっと考えてたんだ。二人っきりになって告白して、詩織が受けていれてくれたら…って。喫茶店でやましいことはないって言った事と違うって軽蔑されるかな。だけど……詩織を目の前にするともう気持ちが抑えられない」

誠人は取り出したそれを自身に装着すると改めて詩織の上に覆いかぶさった。

「いくよ」
「うん……来て」

彼女は瞳を閉じると覚悟を決める。探るように誠人の先端がこすり付けられる。やがて先端は彼女の入り口を見つけるとゆっくりと侵入を始めた。

「ひっ……痛っ……」
「大丈夫?止める?今なら……」

心配そうな声を出す誠人に詩織は首を横に振り、彼の背中に腕を回して痛みに耐える。

「大丈夫……続けて……」
「わかった。辛かったらすぐに言ってくれ……」
「ええ……ありがとう」

その言葉を聞くと誠人の挿入は更に進む。それは初めて同士の二人にとって長い時間だった。

「全部入ったよ」
「はぁ…あうっ…嬉しいっ」

誠人は脈打つ自身の欲望と理性の間で、初めての痛みに耐える彼女の頭を優しく撫でた。
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