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翌日から赤髪の赤鬼ことレオ君に付き纏われ、彼が怪人にならないように、一日に一回は顔射させられることになってしまった。
ヌメチンはそんな僕に「早くヒーローパワーを完全に身につけないと!絶倫ヒーローとしてエロに対してくるもの拒まないで!」と言ってくる。だけど、正直に言うと僕はそんな力は身につけたくはなかった。

僕が変なヒーローになって半月がたった。
今日の昼休みは校舎裏に呼び出された。人目のつかない場所に連れ込んで、レオ君は僕の前にしゃがんだ。

「オラっ、昼休みにさっさと済ますぞ」

慣れた手つきで僕の前を開いて僕を簡単に掴む。

「はぁ」

半月も経つと彼の怖い態度や顔にも慣れてきたけど、学校という場所でするのはまだ慣れない。

「またため息かよ。出すならザーメン出せよな」

「うっ……あっ」

レオ君の手に扱かれて、彼の顔に向かって白濁を噴いてしまった。
ペロっと汚れた手のひらを舐めて笑う。

「はぁ……はぁ……」

「よし。今日のノルマ達成」

「あ……」

僕から離れて満足げな表情を浮かべた。

「まあまあってところだな。これならまだ赤鬼にはならなくて済むぜ。んじゃ、また明日な」

目的が済むとレオ君は顔や手を洗いにさっさと消えてしまう。

「はぁ……」

射精後の虚脱感と、学校でしてしまう罪悪感、そして彼を喜ばせていることへの感情が入り交じって複雑な気分だった。
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