聖女の紋章 転生？少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です！

129 後半

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レオンは、一度列車の模型から降りて、超絶機嫌の良いファリカに説明をはじめました。

しばらくすると

「イヤッホー！」

ファリカはスライムちゃん達と乗り、列車の模型を運転しています。

（もう、列車の模型と言うより、車輪をつかわない、ゴーカートね）

キャッキャッと騒ぐ妹をクラーラに任せて私達は打ち合わせをします。

薄くて大きいガラス板が出来るようになり、私はそれを使うために、設計図を書き直しながらシュタインとレオンに説明をします。
車両（車輪ないけれど）は、人を乗せるのが、3台。冷凍の魔法を付与するのが、1台。冷蔵の魔法を付与するのが1台。温度調整の付与をつけないのが2台。それと運転席や、乗務員が乗り込むものが1台。これがワンセットです。
これを2セット作る事にしましょう。

「お嬢。これをどのくらいの期間で作ればいいのじゃ？
レールや動力部分を作る事がなくなったのだから、結構短い時間で作れるかもしれん」

「そうね。先ずは、レオンと相談して、設計図を作ってください。
列車を走らせる線路も･･･いいえレールがないから道路かしら」
と私が言葉を選んでいると
「お嬢様、その辺の言葉は、2人にしかわからない言葉なので、線路、列車、車両など本来の意味とは異なってしまいますが、そのまま、使いませんか？」
レオンは、提案してきました。

「そうね。線路を作らないといけないから、最終的には、3年後を目指して製造しましょう？」

私の言葉にレオンは
「列車よりも、線路を作る方が、時間がかかるという事ですね」

「そうよ。それに大型化したら、模型のように上手くいくとは限りません。
そこは、安全第一でいきましょう！」

私達が打ち合わせをしていると再び来客が来ました。

「エアデ母様が、エルーシア話があるのだ！」

それは、人化している4人の古竜でした。


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皆様こんにちは。そして、こんばんは。もしかしたら、おはようございます。
今回は本文ではわかりづらいところがありましたので、説明をいたします。

エルーシアは、日本語で進む、停止など書いています。
この日本語が魔方陣となります。
空飛ぶ魔導具などで、検証を行って実際に日本語魔方陣を多様するようになっています。
何故日本語を書いた物に魔力を注ぐと、実行されるのか？
それはひとえに、日本語魔方陣を編み出したのが、エルーシアだからです。

しかし、レオンには日本語魔方陣は書いても効果がありません。
なぜこのような違いが出るのか？
今後のお話に出るかも知れません。

作者