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1章:魔大陸の学園編

入学式に参加 後編

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シリルは爆睡中だが、入学式が始まる。 
来賓の挨拶があり、皇太子の挨拶がある。
その後、学園長の挨拶。
「新入生の諸君、入学式おめでとう。 儂は、本学園の学園長であるルドルフじゃ。 既に、知っていると思うが今回学園創立以来初めてじゃが魔界の魔族の学生12名が留学生として本校に通うことになった。 1年という期間じゃが、この機会に是非交流をもってもらいたい」という学園長ルドルフだ。

新入生代表などあり、つつがなく入学式が終わる。

入学式が終わり、皆が教室へむかうため講堂を出ていくが、未だ爆睡中のシリル。 
そんなシリルを見て呆れるジュールだが、「起きてください。 入学式終わりました」とシリルを揺らして起こす。「はぁ~あ、うん? やっと終わったのかだぞ」
「ジュール、俺は何クラスなんだぞ?」というのだった。

そんなシリルにさらに呆れるジュール。
「昨日の夕方に、寮の部屋でわかれた時に資料わたしましたよね。」
「読むの忘れてたぞ」といいながら、カバンから資料を出してパラパラとめくって読む俺だぞ。 速読感謝だぞ。
「設定は理解したぞ」
「そう願います。 って、あの後何してたんですか?」
「あー、制御が乱れてて朝までかかったんだぞ。」
「意味わかりませんが、教室につきました。 1-Dです」といって教室にはいると、席が決まっており俺の席は指定席のようにまた窓際の1番後ろでその隣りがジュールだぞ。 って、さっきからジュールのやつなんか機嫌悪いぞ。 俺なにかしたか? まぁ、いいか。 って考えつつ俺は席に座った。

「俺、寝るから、念話で起こしてくれだぞ」といって爆睡し始める俺だぞ。

そんなシリルをみて溜息をはくジュールの姿があった。
◇◇◇
少しして、筋肉隆々で身長210CMあり、濃紺の短髪に瞳は赤色で容姿はやや厳ついが目は優しい純魔族の男性教師と、身長は170CMで可愛い系の顔だちで髪はウェーブの濃紺で、瞳は茶色で容姿の整った魔界魔族の女子生徒と、短めのショートで髪色は紺色で、瞳は赤色、身長は190CMで長身痩躯であるが、筋肉はあり、やや吊り目だがかっこいい系の容姿をした魔界魔族の男子生徒がはいってきたのである。

「まず、入学おめでとう。 俺はニックだ。 みての通り純魔族だ。 主に実技担当となる。 1年間よろしくな。 それで、俺の隣りの男女2名が魔界から留学してきた12名のうちの2名だ。 すまんが、簡単でいいので自己紹介をよろしく」
「はい。 私は、魔界の魔族で、ライラです。 種族はサキュバスになります。 年齢は15歳です。 非戦闘で、あまり戦闘は得意じゃないですが、よろしくお願いします。」と自己紹介するライラに、席にいる生徒男女問わず「かわいい」を連発している。

「お前ら静かにな 次たのむな」ってニックだ。
「魔界魔族で、魔界にある学校から来た。 名前はラデクだ。 年齢は皆と同じ15歳だ。 魔武器は、長剣だ。 よろしく」というと、女生徒達が「かっこいい」と黄色い声で、騒がしくなる教室。

そんな中、いまだ爆睡中のシリルで、ジュールはジュールで、よく起きないなと思っているのである。

「質問は各自かってにな。 廊下側の後ろがライラとラデクの席だ」とさして案内するニック。
「さて、このクラスは戦闘系と非戦闘系の混合クラスだ。 専攻科目によって実技が異なる。 各自机の中に該当専攻の今年のカルキュラムがあるので読んでおくように。 明日から授業だ。 あと、自己紹介とかは適当にな。 んじゃぁ、今日は解散」というニックだ。

恒例の自己紹介はないのであった。

すると、ジュールが念話で、
ジュール:「魔王様、終わりました。 起きてください。」

「はぁーあ、終わったのかだぞ。」といってようやく起きた俺だぞ。 自己紹介とかなかったみたいで助かったぞ。
「机の中に冊子があるんで、それを読んでおく必要があるみたいです」といわれ、机をみると冊子があった。 俺は冊子をカバンにいれて、ジュールに「帰るぞ。 寮で読むぞ」といい、ジュールとともにそそくさと教室をでて、廊下の脇に移動して、さくっと転移して俺の寮の部屋の中へ移動。


「魔王様、なにいきなり転移しちゃってんすか!」ってジュールにいきなり叫ばれたぞ。
俺は、変装をときながら魔術で私服に着替えてる。 何そんなに、怒ってるんだぞ。
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