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1章:魔大陸の学園編

入学式も終わったし、やっと寝れるぞ

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入学式終わって、教室にもいって、終わったから転移で寮に戻ってきたら、ジュールの奴が叫んでる。
転移したのがまずいのかだぞ。

「もう、魔王様、学園内は訓練場以外は魔術禁止なんですよ! なのに、いきなり転移って何してくれちゃってるんですか」ってジュール。
「面倒だったからだぞ。 それに、ちゃんと結界の穴から転移してるから平気だぞ」
「はぁー、俺、何も言えません」ってジュールの奴呆れてるぞ。

「それより、俺、お腹空いたから昼飯作るけど、ジュールも食べるかだぞ?」
「えーーーー。魔王様って料理できるんですか?」って聞かれたぞ。
うん、ジュールの奴、知らないのかだぞ。
「お前、ギールやゲールに何を聞いてきたんだぞ。 一応つくれるぞ」といいながらキッチンへいき、数十分後にチャーハンを作ってもってくる俺だぞ。

チャーハンたべながら、しっかりエールも飲んでいる俺だぞ。
「魔王様、結構美味しいっすね」ってジュール、最初は恐る恐る食べてたけど、途中からがっついて食べてるぞ。
しかもお代わりまで要求。 まぁ別にいいんだぞ。

食後、コーヒーを飲みながら冊子を開いてみている俺とジュール。 
「実技は必須が 『剣術』、『体術』、『攻撃魔術』なんだぞ。 選択は、3つなんだぞ。 俺は、『マナー』と『飛行』以外はなんでもいいからジュールのとりたいやつにしてくれだぞ」
「魔王様、なんで飛行がだめなんっすか?」
「さすがに羽は偽装できないんだぞ。 羽だけでばれるぞ」
「魔王様の羽って俺みたことないっすけど」と興味深々に聞かれたけど、「ここでは無理だぞ。 俺、眠いからねるぞ。 あとは適当にだぞ」といって、寝室にむかう俺。

「ちょっと魔王様、もう、いいですって後はこっちで考えておきます」ってジュール。
なんか言い方に棘があるけど、まぁいいかって俺は眠いしスルーしておいたぞ。

◇◇◇
Side:ジュール
俺は、ジュール。 一応まだ、四天王候補の候補って事で魔王城で集団生活している。 
俺の父は、ゲールで四天王の1人なんだ。 兄のギールは四天王候補で既に次代に決定している。 
今回、初めて魔王様のお供で、魔大陸の学園に混魔族に擬態してきている。
兄からは、魔王様は自由奔放だと聞いていた。 初めてあった時、むちゃくちゃ可愛くて、びっくりした。 本当にこの方が魔王様なのかって見た目だと思うけど、魔王種特有の威圧に納得した。

そして、昨日魔大陸に来た魔王様。 
なんか疲れたたけど、事前に俺が手続しておいて寮に案内したら、すぐに寝るっていって寝室にいった。 
今回の任務内容の資料だけは渡す事ができた。
なのに今日は入学式で、部屋に迎えに行ったら、行きたくないって駄々こねるし、入学式では爆睡。
つまらないので、爆睡するのはいいですけど、それにしても任務内容も読んでなくて、しかも自分のクラスも把握してない。 そして教室についてそうそう、爆睡だ。 もう、自由すぎるだろ。

解散後も、自由っていうか、廊下の脇でいきない魔術禁止なのに転移。 本当何しちゃってるって呆れた俺。
まぁ、その後、作っていただいた昼食は、想像以上においしくてお代わりしちゃったけど。

でも学園の実技の選択科目は俺が決めろって、すごい投げやりだ。 しかも魔王様は寝るって。 まだ昼なのに。。
もうこの方は、自由すぎるだろって思って、俺は自分の部屋に戻った。 兄に報告しないといけないからだ。

「って、わけで、魔王様は自由すぎるっていうか、寝てばっかりでした」
「ジュール、当たり前だ。 魔王様は、3週間寝てないんだ。 きっと、昨日も寝てないからにきまってるだろ」って兄ギールだ。
「えー、でも、任務内容に目を通していただく時間ぐらいは。。 それに昨日も寝てないってどういう意味なんだよ」
「それは、制御で、一晩中セックスしていたからだ」って兄。 はぁああーーー、もしかして噂の、魔王様専用の女性たちとのセックスか。 確かみんな美女って話だ。
「そういう事だったのか。 で、兄貴、俺、魔王様に酷い態度したかもしれない」ってちょっと落ち込んだ。
「それは大丈夫だ。 きっと眠くて機嫌が悪いだけだ。 あと学園って事で機嫌が悪い。 あまり学園での魔王様の行動に対しては絶対に文句をいうんじゃないぞ!」って兄に叱咤された。
「でも」
「でもじゃない。 魔王様は集団行動が嫌いなんだ。 嫌いな事をさせるな。 これは命令だ」って兄貴。
「うぅ。 わかったよ。じゃぁ、実技の選択って俺何を選べばいいんだよ。」
「それか、であれば、『防御魔術』、『魔銃』、『槍術』でいいだろ」って兄貴。
「わかった。 そうするよ」
「いいかジュール、もう一度だけ言うが魔王様の機嫌だけは損ねる事はするな!」って怒鳴られた。

その後、いろいろ魔王様の事をいろいろ聞いた俺だ。 ついでに兄貴にネチネチ怒られた。 もう勘弁ってところで解放された。
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