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3章:帝都編
帝都の屋敷にきた客人
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夕食は、気怠いし部屋で食べたかったけど、客人がいるってことで半年以上ぶりに両親と食事だ。
親父が中央で右に母親、フロイド、アシュリーが座っている。
左に30代ぐらいの優男だ。 容姿も整っているが、無精髭があり適当な感じもする。
1番隅に座ろうとしたら、親父に咳払いされて、その男性の隣りに座らされた。
「ハロイド、既にフロイドとアシュリーには紹介したが、彼はクレイグだ。 お前の祖母方の甥にあたる。
今は、冒険者しながら旅している、変わり者の俺の従兄弟だ」っていう親父。
へぇー、俺の家系にも冒険者がいたんだ。
「ロイド、その言い方酷いな。 貴族社会に馴染めなくて、飛び出したんだ。 一応、これでもランクSなんだから」っていうクロイドだ。
へぇー、凄いな。
「ランクSってなんですか?」って聞いたのはフロイドだ。
「あっちゃー。 冒険者の事を教えてないの、ロイド」っていうクロイド。
俺も今回のループまであるのは知ってた。 けど、細かい事は、実際冒険者になるまでは知らなかった。
知ったのも、戦争で出会った傭兵が冒険者だったからだ。
「貴族で冒険者になる者はいないからな。 魔物討伐や採取などで生計をたてる職業だ。
平民で戦闘能力が高い者がつく。 冒険者養成所があって、そこで卒業する者のほとんどが冒険者になる。
冒険者にはランクがあって、Fから始まりSSが最高位だ。 今、SSが居ない。 Sランクの冒険者は帝国でも10名いるぐらいだ。」って親父の説明。
「凄いんですね。 帝国でもって事は他にも冒険者は存在するんですか?」
「ああ、アサト王国、シルダ国、ザイーナ国、島国のヤマト国にあるよ。 冒険者ギルドって組織があってどの国にも所属しない中立なんだ。 冒険者は、登録すれば自由に各国を旅できるわけだ。
でも常に死と隣り合わせの危険な職業でもある。 僕もよくこの年齢まで生きてるって思うよ。 なんども死にそうな経験したから。」
「そうだな。 自由と引き換えに全てが自己責任の厳しい世界だ。
30代で冒険者しているのはほんの一握りで、みな20代後半には引退するか、過半数以下が亡くなると聞く。」
「それでも、冒険者になるってどうしてですか?」
「それは、一攫千金のためだね。 高位ランクになれば高収入だしね。
僕もある程度、蓄え出来たからそろそろ引退かな。」って笑うクロイドだ。
「にしても、僕もいろんな国いったけど、柔らかいパン食べるの初めてだよ。」
(え! どの国にも固いのかよ!)
≪誰もイースト菌しらないのか。≫って魔神もつっこむ。
「うちの料理長が考案したんですの。 レシピをうちの商家に売ったので、そのうち帝都でも主流になりますわ。 日持ちしないのが残念ですけど。
そうそう、クロイドがヤマト国から持ち込んだ米。 あれも、料理長が、最初使い道ないと言ってたけど、チーズリゾット、チャーハン、パエリアとかいう料理発案して、これもレシピ売りましたのよ。」っていう母親。
おいおい、レシピ売ったのかよ。
「米を紹介する時に、ヤマト国の主食で炊いて食べるって伝えたんだけど、上手く伝わってなくって、困ってたんだよね。 そしたらここに来て米の購入が増えたって聞いて驚いたよ。
違う食べ方で流通してて、それもここの料理長だったんだ。 凄い発想力だね。 前からかえたの?」
「いえ、以前と同じですわ。 ただ、試行錯誤しているうちに完成したみたいですの。」
「ちょっと意外だな。 彼、そういう風にはみえないけど。」
「見習いにジョンという青年が入ったんだ。 彼が、いろいろ試すのを見て、触発されたらしい。」っていう親父。
まぁどうでもいいが、ジョンの評価は上がってるようだ。
俺は特に会話に参加せず、料理を食べてるだけだ。
フロイドやアシュリーは、クロイドに行った国の話しとか聞いている。
ヤマト国意外、過去戦争でいっている。
戦火だから、結局観光なんてしてないが。 とりあえず、速く夕食会が終わって、部屋に戻りたい俺だ。
魔力不足で怠いし、今日はまだ勉強をしていない。
親父が中央で右に母親、フロイド、アシュリーが座っている。
左に30代ぐらいの優男だ。 容姿も整っているが、無精髭があり適当な感じもする。
1番隅に座ろうとしたら、親父に咳払いされて、その男性の隣りに座らされた。
「ハロイド、既にフロイドとアシュリーには紹介したが、彼はクレイグだ。 お前の祖母方の甥にあたる。
今は、冒険者しながら旅している、変わり者の俺の従兄弟だ」っていう親父。
へぇー、俺の家系にも冒険者がいたんだ。
「ロイド、その言い方酷いな。 貴族社会に馴染めなくて、飛び出したんだ。 一応、これでもランクSなんだから」っていうクロイドだ。
へぇー、凄いな。
「ランクSってなんですか?」って聞いたのはフロイドだ。
「あっちゃー。 冒険者の事を教えてないの、ロイド」っていうクロイド。
俺も今回のループまであるのは知ってた。 けど、細かい事は、実際冒険者になるまでは知らなかった。
知ったのも、戦争で出会った傭兵が冒険者だったからだ。
「貴族で冒険者になる者はいないからな。 魔物討伐や採取などで生計をたてる職業だ。
平民で戦闘能力が高い者がつく。 冒険者養成所があって、そこで卒業する者のほとんどが冒険者になる。
冒険者にはランクがあって、Fから始まりSSが最高位だ。 今、SSが居ない。 Sランクの冒険者は帝国でも10名いるぐらいだ。」って親父の説明。
「凄いんですね。 帝国でもって事は他にも冒険者は存在するんですか?」
「ああ、アサト王国、シルダ国、ザイーナ国、島国のヤマト国にあるよ。 冒険者ギルドって組織があってどの国にも所属しない中立なんだ。 冒険者は、登録すれば自由に各国を旅できるわけだ。
でも常に死と隣り合わせの危険な職業でもある。 僕もよくこの年齢まで生きてるって思うよ。 なんども死にそうな経験したから。」
「そうだな。 自由と引き換えに全てが自己責任の厳しい世界だ。
30代で冒険者しているのはほんの一握りで、みな20代後半には引退するか、過半数以下が亡くなると聞く。」
「それでも、冒険者になるってどうしてですか?」
「それは、一攫千金のためだね。 高位ランクになれば高収入だしね。
僕もある程度、蓄え出来たからそろそろ引退かな。」って笑うクロイドだ。
「にしても、僕もいろんな国いったけど、柔らかいパン食べるの初めてだよ。」
(え! どの国にも固いのかよ!)
≪誰もイースト菌しらないのか。≫って魔神もつっこむ。
「うちの料理長が考案したんですの。 レシピをうちの商家に売ったので、そのうち帝都でも主流になりますわ。 日持ちしないのが残念ですけど。
そうそう、クロイドがヤマト国から持ち込んだ米。 あれも、料理長が、最初使い道ないと言ってたけど、チーズリゾット、チャーハン、パエリアとかいう料理発案して、これもレシピ売りましたのよ。」っていう母親。
おいおい、レシピ売ったのかよ。
「米を紹介する時に、ヤマト国の主食で炊いて食べるって伝えたんだけど、上手く伝わってなくって、困ってたんだよね。 そしたらここに来て米の購入が増えたって聞いて驚いたよ。
違う食べ方で流通してて、それもここの料理長だったんだ。 凄い発想力だね。 前からかえたの?」
「いえ、以前と同じですわ。 ただ、試行錯誤しているうちに完成したみたいですの。」
「ちょっと意外だな。 彼、そういう風にはみえないけど。」
「見習いにジョンという青年が入ったんだ。 彼が、いろいろ試すのを見て、触発されたらしい。」っていう親父。
まぁどうでもいいが、ジョンの評価は上がってるようだ。
俺は特に会話に参加せず、料理を食べてるだけだ。
フロイドやアシュリーは、クロイドに行った国の話しとか聞いている。
ヤマト国意外、過去戦争でいっている。
戦火だから、結局観光なんてしてないが。 とりあえず、速く夕食会が終わって、部屋に戻りたい俺だ。
魔力不足で怠いし、今日はまだ勉強をしていない。
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