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3章:帝都編
帝都の屋敷にやっとついた
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馬車の中では、ジョンに食材事情を話され、それを聞きながら、魔神ノアールのレシピを伝えていく。
中には甘未もあって、ついつい、あんた甘味も作れるんかいって突っ込んでた。
俺がレシピを言うたびに、ジョンはひたすらメモを取っていた。
揺れる馬車の中で良く酔わないなって思ったら休暇ごとに吐いていた。
移動中はハッキリ言って暇だ。
魔物やらは、騎馬にのった護衛が討伐するしする事ない。 たまにフロイドが討伐してるようだ。
宿は、1人部屋だ。 その時だけ、転移して魔物狩りと盗賊狩りしてた。
ジョンが馬車の中で寝れば、勉強していた。 魔神の教材だから、誰にも見られたくない。
そんな、日々が3週間が過ぎてようやく帝都にはいった。
帝都に入ると高台にそび立つ王城が見える。 王宮の周りには、堀があったはず。
帝都はまじ広い。 貴族街、平民街、軍施設、学園などあるのに街路樹やら、公園、ちょっと行けば丘があったり、湖がある森とかもある。
帝都の周辺は、高い塀で囲んである。
魔物の侵入や、戦争のときの防衛だ。 結界が貼ってあって外部攻撃からも防ぐようになっている。
飼いワイバーンの発射基地もるんだな。 最初見た時は、興奮したのを覚えている。
だが、今じゃ、もうこの光景何度目だよって、自然と溜息がでた。
そんな俺の気持ちなんて裏腹に、馬車は貴族街へ入っていき、オーランド公爵の屋敷についた。
「ハロイド様、フロイド様、アシュリー嬢、長旅でお疲れでしょう」ってここの執事のパトリックだ。
俺は、自分の荷物1個だけ持った。
フロイドとアシュリーは手ぶらだ。 この屋敷の従者達が担ぎ入れてる。 何が入ってるんだか。
1人、10個以上あるし。
「パトリック、久しぶりだね。」って答えたのはフロイドだ。
「パトリックさん、はじめましてアシュリーと申します。」って丁寧に礼してる。
「可愛いらしいお嬢様で。 お噂は聞いています。 では、お部屋に案内します。」っていう。
だいたいの屋敷の構造は知っている。
「パトリック、俺の部屋は?」って聞いた。
「本日客人が来る事もあって、ハロイド様、申し訳ないのですが1階の角部屋となります。」
「そう、自分で行くからいい」って言って荷物持ったまま1階の角部屋へ行った。
今までは2階だった。
アシュリーが奴隷じゃないとなる今回、2階の部屋数からして足りないのはわかってた。
1階の角部屋は、階段の登り降りが大変な客人用のスペアだ。
ここに滞在するのは1週間程度だ。 ようは、学園に入るのに必要な備品購入と制服の最終調整だ。
でも、今まで客人の登場はなかった。
≪考えても意味無いんじゃね。 ほれ日課≫
確かにそうだ。 パトリックに夕食には戻るって言って、裏山まで転移した。
(まじ、転移すげー。 あっという間に100Km進んだよ。)
≪それはお前の魔力量が多いからだ。 もしお前の弟が転移できたとして10Kmが精々だな。≫
(俺、あいつの10倍はあるってことか?) っていいながらも障害物コース走ってる。 慣れたもんで、効率よく走れるようになった。
≪うーん、100倍はあんじゃねぇーの。 ほれ、なんだかんだでほぼ毎日魔力不足になるまで使ってるからな。 初めより増えただろ≫
(まぁ確かに。)
障害物コース40周後は、シャドー相手に体術と剣術の稽古だ。
その後、魔法の練習だ。 纏いとか、空歩とか、攻撃、防御だ。 結界も学んでる。 これもシャドー相手だ。
まじ、クタクタになった所で転移して部屋に戻った。 最後の転移の魔力量を間違えたか、ギリギリだった。
気怠いけど、とりあえずシャワー浴びて、着替えた。
中には甘未もあって、ついつい、あんた甘味も作れるんかいって突っ込んでた。
俺がレシピを言うたびに、ジョンはひたすらメモを取っていた。
揺れる馬車の中で良く酔わないなって思ったら休暇ごとに吐いていた。
移動中はハッキリ言って暇だ。
魔物やらは、騎馬にのった護衛が討伐するしする事ない。 たまにフロイドが討伐してるようだ。
宿は、1人部屋だ。 その時だけ、転移して魔物狩りと盗賊狩りしてた。
ジョンが馬車の中で寝れば、勉強していた。 魔神の教材だから、誰にも見られたくない。
そんな、日々が3週間が過ぎてようやく帝都にはいった。
帝都に入ると高台にそび立つ王城が見える。 王宮の周りには、堀があったはず。
帝都はまじ広い。 貴族街、平民街、軍施設、学園などあるのに街路樹やら、公園、ちょっと行けば丘があったり、湖がある森とかもある。
帝都の周辺は、高い塀で囲んである。
魔物の侵入や、戦争のときの防衛だ。 結界が貼ってあって外部攻撃からも防ぐようになっている。
飼いワイバーンの発射基地もるんだな。 最初見た時は、興奮したのを覚えている。
だが、今じゃ、もうこの光景何度目だよって、自然と溜息がでた。
そんな俺の気持ちなんて裏腹に、馬車は貴族街へ入っていき、オーランド公爵の屋敷についた。
「ハロイド様、フロイド様、アシュリー嬢、長旅でお疲れでしょう」ってここの執事のパトリックだ。
俺は、自分の荷物1個だけ持った。
フロイドとアシュリーは手ぶらだ。 この屋敷の従者達が担ぎ入れてる。 何が入ってるんだか。
1人、10個以上あるし。
「パトリック、久しぶりだね。」って答えたのはフロイドだ。
「パトリックさん、はじめましてアシュリーと申します。」って丁寧に礼してる。
「可愛いらしいお嬢様で。 お噂は聞いています。 では、お部屋に案内します。」っていう。
だいたいの屋敷の構造は知っている。
「パトリック、俺の部屋は?」って聞いた。
「本日客人が来る事もあって、ハロイド様、申し訳ないのですが1階の角部屋となります。」
「そう、自分で行くからいい」って言って荷物持ったまま1階の角部屋へ行った。
今までは2階だった。
アシュリーが奴隷じゃないとなる今回、2階の部屋数からして足りないのはわかってた。
1階の角部屋は、階段の登り降りが大変な客人用のスペアだ。
ここに滞在するのは1週間程度だ。 ようは、学園に入るのに必要な備品購入と制服の最終調整だ。
でも、今まで客人の登場はなかった。
≪考えても意味無いんじゃね。 ほれ日課≫
確かにそうだ。 パトリックに夕食には戻るって言って、裏山まで転移した。
(まじ、転移すげー。 あっという間に100Km進んだよ。)
≪それはお前の魔力量が多いからだ。 もしお前の弟が転移できたとして10Kmが精々だな。≫
(俺、あいつの10倍はあるってことか?) っていいながらも障害物コース走ってる。 慣れたもんで、効率よく走れるようになった。
≪うーん、100倍はあんじゃねぇーの。 ほれ、なんだかんだでほぼ毎日魔力不足になるまで使ってるからな。 初めより増えただろ≫
(まぁ確かに。)
障害物コース40周後は、シャドー相手に体術と剣術の稽古だ。
その後、魔法の練習だ。 纏いとか、空歩とか、攻撃、防御だ。 結界も学んでる。 これもシャドー相手だ。
まじ、クタクタになった所で転移して部屋に戻った。 最後の転移の魔力量を間違えたか、ギリギリだった。
気怠いけど、とりあえずシャワー浴びて、着替えた。
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