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2章:悪役子息な俺
死に戻った悪役子息
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「ご主人様お気づきですか?」って俺の奴隷兼侍女の女、アシュリーの声
あー、また戻ったのか。 これで7回目か。
俺は、ドルニア帝国の代々槍聖をだすオードラン公爵家の嫡男のハロイドだ。 2歳年下に、弟のフロイドがいる。
正直、俺は、槍の才能がない。 魔法の才能もないけどな。
1回目の時、必死だった。 弟のほうが頭脳も槍の使いも上で魔法も上ときた。 そんな俺は、横暴になってアシュリーに当たっていた。 学園にはいって、隣国のアサト王国から留学生としてくるアイザック。 あいつと決闘になって、ボコボコにされた俺は、決闘の条件だったアシュリーを奴隷解放する。
アシュリーは実は、ドルニア帝国が滅ぼしたスニヤ国の王女なんだよ。
結局俺は、弟に家督とられて廃摘されて、アサト王国とドルニア帝国との戦争で捕虜になって英雄アイザックの婚約者におさまっていたアシュリーによって刺されて死んだ。
2回目、死に戻った時は、驚いたけど、アシュリーの正体を知っている俺は、暴力をふるわず、アイザックに絡む事なくだった。 だけど、結局アサト王国には、奴隷制度がなくドルニア帝国は戦争で負けて、戦争に出されていた俺は捕虜になった。 その時だ、アシュリーが元王女で俺が奴隷にしてたからってことでアイザックに殺された。
3回目から5回目も結局どんなに頑張っても槍は上達しないし、いつもアシュリーは俺の奴隷から始まる。5回目の時に解放しようとしたが、結局父親に反対され駄目だった。 でもさ、全て俺は戦争に行って、ドルニア帝国が負けて捕虜になった後、戦争奴隷になって戦死するか、生き残っても結局はなんだかんだと理由をつけられて処刑。
6回目は、もう諦めて極力関わらずだった。 戦争にも行かなかったがドルニア帝国は負けて、アシュリーを奴隷にしてた俺は、幽閉されて最後は処刑だ。 今も、あの青空が目に焼き付いている。 そしてあざ笑うあいつらも。
そして7回目だ。
このアシュリー、尽くしている様に振舞ってるけど、結局俺を不幸にする。
性奴隷用に俺が奴隷商から選んだけど、1回目以降は抱いてもいないが、この女は酷い目にあたとかアイザックに言って結局俺は悪者だ。 俺は、目つき悪いしな。
家族も、この家にいる誰もが出来の悪い嫡男に愛想を尽かしてる。
最初のほうはさ、アシュリーだけは味方だと思ったけど、こいつも味方じゃない。
たぶん今、俺は、14歳だろう。 戻る時は、いつも14歳だ。 落馬して倒れた数日後って設定だ。
「ああ、俺どうした?」ってとりあえず状況判断。
「はい、ご主人様は、落馬してその3日間ほど意識がなかったんです。 でも、お医者に診断していただいた結果、外傷はほとんどなく回復魔法で治しました。」っていう。 これも同じセリフ。 アシュリーは回復魔法の使い手だ。 将来、浄化とか使えるんだよ。
「あ、そう。」とだけ言う。 ありがとうとかいうと、”ひぃ”とかいってご主人様どうしましたとか言われて変に勘ぐられる。 2回目に優しく接してみたがダメだったしな。 こいつとは距離をおくのが1番だ。
「では、お食事をお持ちします。」って言って部屋から出て行ったアシュリー。
あー、また戻ったのか。 これで7回目か。
俺は、ドルニア帝国の代々槍聖をだすオードラン公爵家の嫡男のハロイドだ。 2歳年下に、弟のフロイドがいる。
正直、俺は、槍の才能がない。 魔法の才能もないけどな。
1回目の時、必死だった。 弟のほうが頭脳も槍の使いも上で魔法も上ときた。 そんな俺は、横暴になってアシュリーに当たっていた。 学園にはいって、隣国のアサト王国から留学生としてくるアイザック。 あいつと決闘になって、ボコボコにされた俺は、決闘の条件だったアシュリーを奴隷解放する。
アシュリーは実は、ドルニア帝国が滅ぼしたスニヤ国の王女なんだよ。
結局俺は、弟に家督とられて廃摘されて、アサト王国とドルニア帝国との戦争で捕虜になって英雄アイザックの婚約者におさまっていたアシュリーによって刺されて死んだ。
2回目、死に戻った時は、驚いたけど、アシュリーの正体を知っている俺は、暴力をふるわず、アイザックに絡む事なくだった。 だけど、結局アサト王国には、奴隷制度がなくドルニア帝国は戦争で負けて、戦争に出されていた俺は捕虜になった。 その時だ、アシュリーが元王女で俺が奴隷にしてたからってことでアイザックに殺された。
3回目から5回目も結局どんなに頑張っても槍は上達しないし、いつもアシュリーは俺の奴隷から始まる。5回目の時に解放しようとしたが、結局父親に反対され駄目だった。 でもさ、全て俺は戦争に行って、ドルニア帝国が負けて捕虜になった後、戦争奴隷になって戦死するか、生き残っても結局はなんだかんだと理由をつけられて処刑。
6回目は、もう諦めて極力関わらずだった。 戦争にも行かなかったがドルニア帝国は負けて、アシュリーを奴隷にしてた俺は、幽閉されて最後は処刑だ。 今も、あの青空が目に焼き付いている。 そしてあざ笑うあいつらも。
そして7回目だ。
このアシュリー、尽くしている様に振舞ってるけど、結局俺を不幸にする。
性奴隷用に俺が奴隷商から選んだけど、1回目以降は抱いてもいないが、この女は酷い目にあたとかアイザックに言って結局俺は悪者だ。 俺は、目つき悪いしな。
家族も、この家にいる誰もが出来の悪い嫡男に愛想を尽かしてる。
最初のほうはさ、アシュリーだけは味方だと思ったけど、こいつも味方じゃない。
たぶん今、俺は、14歳だろう。 戻る時は、いつも14歳だ。 落馬して倒れた数日後って設定だ。
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「あ、そう。」とだけ言う。 ありがとうとかいうと、”ひぃ”とかいってご主人様どうしましたとか言われて変に勘ぐられる。 2回目に優しく接してみたがダメだったしな。 こいつとは距離をおくのが1番だ。
「では、お食事をお持ちします。」って言って部屋から出て行ったアシュリー。
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