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第7巻第1章 聖剣の扱い方
聖剣本来の使い方
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「来たよー」
マヤはルースに手伝ってもらって別の空間にあるマルコスの城にやってきていた。
「よく来たな。まずはついてきてくれ」
マルコスはそのまま城の中を進んでいく。
マヤとシャルルはその後ろに続いた。
ちなみにセシリオから声をかけられた時に一緒にいたウォーレンとマッシュ、それから移動を手伝ってもらったルースもマヤたちの後ろについている。
「移動しながら説明してもいいか?」
「いいよ。聖剣の使い方がわかったってことらしいけど、どういうこと?」
「セシリオから概要は聞いたみたいだな。私がかつて収集した古文書の中に、聖剣の正しい使い方について書かれているものがあった。シャルル、お前が伝え聞いている聖剣の扱い方とはどういうものだ?」
「私が知っている聖剣の使い方、ですか……そうですね、正直に言えば、ほとんど何も知りません。私の何代も前の王の時代に聖剣は失われていましたから」
「だろうな。マヤはどうだ?」
「私が知るわけ無いじゃん。そもそも、マルコスさんに過去に飛ばされるまで、オーガの王族がそんな力を持ってるなんて知らなかったし」
「そうだろうな。では、お前たちはなぜ、あの聖剣を双剣だと判断した?」
「それは……だって2本あったし、ね?」
「私もマヤと同じ理由です。それに、2本あって初めて本来の力を発揮すると言われましたから」
「あの聖剣が二振り揃って初めて本来の力を発揮するのは本当だ。しかし、それは両手に持つ、ということではない」
「どういうこと?」
「つまりだな…………いや、もう到着した、見てもらった方が早いだろう」
マルコスは大きな扉の前で足を止める。
「ここは?」
「私の書庫だ」
マルコスは見上げるほど大きな扉を魔法で開けると、マヤたちを中に案内する。
巨大な本棚が整然と並んでいる空間を進んで行くと、部屋の奥の大きな机に1冊の本が広げてあった。
「あれだ」
マルコスが指さしたそれを覗き込んだマヤは、先程のマルコスの言葉を理解する。
「これは……」
「なるほど、そういうことか……」
その絵には、白狼を連れた少女と角が生えたオーガの王族らしき人物が、一振りずつ聖剣を携えて、化け物のようなものと戦っていた。
「わかったか? あの聖剣は、1人一振りずつ持って、連携して攻撃を仕掛けることで真の力を発揮するのだ」
「うん、そうみたいだね。そして、あの聖剣を持っているもう一人は……」
「ああ、おそらくその昔、狂気した初代剣聖カーリを討ったという聖女だろうな」
机に跳び乗って古文書に目を落としていたマッシュがマヤを振り返る。
「ということは、マヤがもう一振りの聖剣を持つのが正解ということか?」
マヤはウォーレンの言葉に頷いた。
「そうみたいだね」
「なるほど。確かにもしこれが本当なら、私達の訓練は1からやり直し、ということだな」
「そうだね。今までは私と戦って鍛えてたけど、これからは私と連携する訓練をしないといけないわけだし」
正直不安がないわけでは無いが、こちらの方がよりは強くなれるのであれば、今からでもやるしかない。
力をつけてもつけすぎることはない、マヤたちが戦おうとしている相手はそういう存在だ。
「まあ頑張るしかないだろう。俺も当然付き合うからな」
マヤが不安そうしていると思ったのだろうかウォーレンがマヤの頭にぽんと手を置いた。
「ウォーレンさん……」
昨日付き合い始めた始めたばかりということで、マヤはそれだけのことで少しはばかり頬を染める。
「もちろん私も手伝おう。人魔合体していても聖剣が扱えるならそれが一番いいだろうからな」
「ありがとね。ウォーレンさん、マッシュ。マルコスさんも、教えてくれてありがとう」
「私は神に世界を滅ぼされないためにするべきことをしているだけだ。だからお前たちも、お前たち自身の役目を果たせ」
「わかった」
マヤたちは頷きあうとマルコスの城を後にした。
「マヤ、早速訓練するか? 封印空間なら準備できているぞ?」
ドアに変身したルースからの質問に、マヤは首を横に振った。
「いや、今日はやめておくよ。とりあえず私が聖剣を使うとどうなるか、まずは一人で確かめたいから。シャルルさん、聖剣を片方借りていっていいかな?」
「ああ、もちろんだ。というより、さっきの話だと片方はずっとマヤが使うことになる。これからはマヤがずっと持っていてくれ」
「了解。ありがとね。それじゃルース、とりあえず私は私の屋敷の前に――いや、カーサの家の前に連れて行ってくれるかな?」
「了解だ」
「俺の家の前に行くなら俺も――」
「ウォーレンさんはちょっと後で来て!」
「お、おう……わかった」
マヤの強い口調に押し切られ、ウォーレンは引き下がる。
マヤがドアの向こうに消えた後、ウォーレンは首を傾げた。
「何だったんだ、一体」
***
「はあはあはあ……緊張したあ…………」
マヤはカーサとウォーレンの家の前に着くなりその場に座り込んだ。
「どう、したの、マヤ、さん?」
「ああ、カーサ、いいところに。これからちょっと出かけない? ちょっと修行に付き合って欲しくてさ」
「うん、いい、けど、マヤさん、大丈夫? なんか、息、上がってる、けど?」
「ああ、大丈夫大丈夫。恋人になったからってドキドキしなくなるわけじゃないだなあ、って実感してただけだから」
マヤがウォーレンから逃げた理由は、言ってしまえばドキドキしすぎて辛かったからだ。
足元がふわふわするような幸せな感覚ではあったのだが、同時に自分が何をしでかすかわからない恐怖もあった。
みんなの前で小っ恥ずかしいことを言ってしまったりするのではないか、突拍子もない行動に出てしまうのではないか、とそんな恐怖が。
「そう、なんだ。でも、わかった。だから、お兄ちゃん、じゃ、なくて、私、なん、だね?」
「そういうこと。色々あって私が聖剣の片方を使うことになったから、私が聖剣を使うとどうなるか試しておきたいんだよね」
「うん、付き合う。でも、途中で、カーリが、出て、来ちゃっ、たら、ごめん」
「あー、まあ出てきそうだよね……私が強ければ強いほど」
「うん、だから、むしろ、カーリが、出てくる、のを、目標で、やって、みたら?」
「確かにそれならわかりやすいかな。少なくともデリックさんにくらいは強いってことだしね」
「うん。頑張って」
マヤはカーサとともに、キサラギ亜人王国の森の奥にある訓練場へと向かった。
マヤはルースに手伝ってもらって別の空間にあるマルコスの城にやってきていた。
「よく来たな。まずはついてきてくれ」
マルコスはそのまま城の中を進んでいく。
マヤとシャルルはその後ろに続いた。
ちなみにセシリオから声をかけられた時に一緒にいたウォーレンとマッシュ、それから移動を手伝ってもらったルースもマヤたちの後ろについている。
「移動しながら説明してもいいか?」
「いいよ。聖剣の使い方がわかったってことらしいけど、どういうこと?」
「セシリオから概要は聞いたみたいだな。私がかつて収集した古文書の中に、聖剣の正しい使い方について書かれているものがあった。シャルル、お前が伝え聞いている聖剣の扱い方とはどういうものだ?」
「私が知っている聖剣の使い方、ですか……そうですね、正直に言えば、ほとんど何も知りません。私の何代も前の王の時代に聖剣は失われていましたから」
「だろうな。マヤはどうだ?」
「私が知るわけ無いじゃん。そもそも、マルコスさんに過去に飛ばされるまで、オーガの王族がそんな力を持ってるなんて知らなかったし」
「そうだろうな。では、お前たちはなぜ、あの聖剣を双剣だと判断した?」
「それは……だって2本あったし、ね?」
「私もマヤと同じ理由です。それに、2本あって初めて本来の力を発揮すると言われましたから」
「あの聖剣が二振り揃って初めて本来の力を発揮するのは本当だ。しかし、それは両手に持つ、ということではない」
「どういうこと?」
「つまりだな…………いや、もう到着した、見てもらった方が早いだろう」
マルコスは大きな扉の前で足を止める。
「ここは?」
「私の書庫だ」
マルコスは見上げるほど大きな扉を魔法で開けると、マヤたちを中に案内する。
巨大な本棚が整然と並んでいる空間を進んで行くと、部屋の奥の大きな机に1冊の本が広げてあった。
「あれだ」
マルコスが指さしたそれを覗き込んだマヤは、先程のマルコスの言葉を理解する。
「これは……」
「なるほど、そういうことか……」
その絵には、白狼を連れた少女と角が生えたオーガの王族らしき人物が、一振りずつ聖剣を携えて、化け物のようなものと戦っていた。
「わかったか? あの聖剣は、1人一振りずつ持って、連携して攻撃を仕掛けることで真の力を発揮するのだ」
「うん、そうみたいだね。そして、あの聖剣を持っているもう一人は……」
「ああ、おそらくその昔、狂気した初代剣聖カーリを討ったという聖女だろうな」
机に跳び乗って古文書に目を落としていたマッシュがマヤを振り返る。
「ということは、マヤがもう一振りの聖剣を持つのが正解ということか?」
マヤはウォーレンの言葉に頷いた。
「そうみたいだね」
「なるほど。確かにもしこれが本当なら、私達の訓練は1からやり直し、ということだな」
「そうだね。今までは私と戦って鍛えてたけど、これからは私と連携する訓練をしないといけないわけだし」
正直不安がないわけでは無いが、こちらの方がよりは強くなれるのであれば、今からでもやるしかない。
力をつけてもつけすぎることはない、マヤたちが戦おうとしている相手はそういう存在だ。
「まあ頑張るしかないだろう。俺も当然付き合うからな」
マヤが不安そうしていると思ったのだろうかウォーレンがマヤの頭にぽんと手を置いた。
「ウォーレンさん……」
昨日付き合い始めた始めたばかりということで、マヤはそれだけのことで少しはばかり頬を染める。
「もちろん私も手伝おう。人魔合体していても聖剣が扱えるならそれが一番いいだろうからな」
「ありがとね。ウォーレンさん、マッシュ。マルコスさんも、教えてくれてありがとう」
「私は神に世界を滅ぼされないためにするべきことをしているだけだ。だからお前たちも、お前たち自身の役目を果たせ」
「わかった」
マヤたちは頷きあうとマルコスの城を後にした。
「マヤ、早速訓練するか? 封印空間なら準備できているぞ?」
ドアに変身したルースからの質問に、マヤは首を横に振った。
「いや、今日はやめておくよ。とりあえず私が聖剣を使うとどうなるか、まずは一人で確かめたいから。シャルルさん、聖剣を片方借りていっていいかな?」
「ああ、もちろんだ。というより、さっきの話だと片方はずっとマヤが使うことになる。これからはマヤがずっと持っていてくれ」
「了解。ありがとね。それじゃルース、とりあえず私は私の屋敷の前に――いや、カーサの家の前に連れて行ってくれるかな?」
「了解だ」
「俺の家の前に行くなら俺も――」
「ウォーレンさんはちょっと後で来て!」
「お、おう……わかった」
マヤの強い口調に押し切られ、ウォーレンは引き下がる。
マヤがドアの向こうに消えた後、ウォーレンは首を傾げた。
「何だったんだ、一体」
***
「はあはあはあ……緊張したあ…………」
マヤはカーサとウォーレンの家の前に着くなりその場に座り込んだ。
「どう、したの、マヤ、さん?」
「ああ、カーサ、いいところに。これからちょっと出かけない? ちょっと修行に付き合って欲しくてさ」
「うん、いい、けど、マヤさん、大丈夫? なんか、息、上がってる、けど?」
「ああ、大丈夫大丈夫。恋人になったからってドキドキしなくなるわけじゃないだなあ、って実感してただけだから」
マヤがウォーレンから逃げた理由は、言ってしまえばドキドキしすぎて辛かったからだ。
足元がふわふわするような幸せな感覚ではあったのだが、同時に自分が何をしでかすかわからない恐怖もあった。
みんなの前で小っ恥ずかしいことを言ってしまったりするのではないか、突拍子もない行動に出てしまうのではないか、とそんな恐怖が。
「そう、なんだ。でも、わかった。だから、お兄ちゃん、じゃ、なくて、私、なん、だね?」
「そういうこと。色々あって私が聖剣の片方を使うことになったから、私が聖剣を使うとどうなるか試しておきたいんだよね」
「うん、付き合う。でも、途中で、カーリが、出て、来ちゃっ、たら、ごめん」
「あー、まあ出てきそうだよね……私が強ければ強いほど」
「うん、だから、むしろ、カーリが、出てくる、のを、目標で、やって、みたら?」
「確かにそれならわかりやすいかな。少なくともデリックさんにくらいは強いってことだしね」
「うん。頑張って」
マヤはカーサとともに、キサラギ亜人王国の森の奥にある訓練場へと向かった。
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