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第3巻第2章 里上層部vsマヤ
ハミルトンの思惑
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「ラッセル様、ハミルトンでございます。入ってもよろしいでしょうか?」
ラッセルが里長室で書類に目を通していると、ハミルトンが部屋に前にやってきた。
「いいですよ」
「失礼いたします」
入ってきた初老のドワーフは、2回り以上も年下のラッセルに恭しく頭を下げると、恰幅のいい腹を突き出すように胸を張る。
「それで、いきなりどうしたんですかハミルトンさん」
「陛下もご存知かと思いますが、現在我が里では、非合法の市場が複数箇所開設されております」
「ええ、知っていますよ。しかし、それは仕方ないことだからしばらく様子見、というのがハミルトンさんのお考えではなかったですか?」
「確かに。今までの状況であればそれで良かったでしょう。しかし――」
ハミルトンがその先を口のする前に、ラッセルが引き継いだ。
この時点でラッセルは、ハミルトンが何に文句を言いに来たのかがおおよそ予想できた。
「状況が変わった、と?」
「ええ、先日一度逮捕されたという密輸入品を売っていると思しき連中が出てきたためです」
「はあ、やはりそのことでしたか。その件でしたら、ハミルトンさんにもお見せした通り、農作物の輸送経路が判明せず、やむなく釈放しました」
「拘束しておくこともできたのではないですか?」
「証拠もないのにですか? それは無理があるでしょう。証拠がないなら長期の拘束はしない、それは商人がチャンスを逃さないためには重要なことだ、と私はあなたから教わったと思いますが?」
「それは……しかし連中は我が里の住人でもなければ正規の商人でもない! そんな連中にまで我が里のルールを適用してやる義理はないでしょう!」
「この里の住人かどうかで、法の適用を変えろと言うことですか? であれば、この里の外から来た商人はどこの法で裁かれるのでしょうか? それぞれの出身国の法ですか? そんなことになったら大変なことになると思いますけど、それでもいいと言うのですか?」
「くっ! 口ばかり達者になりおって!」
ラッセルの正論に、ハミルトンは敬語も忘れてそう吐き捨てる。
珍しく感情をあらわにするハミルトンに、ラッセルは大きく嘆息した。
「はあ、どうしたんですかハミルトンさん? 今日のあなたは変ですよ? そもそも、いつものあなたなら、私ごときに言い負かされるような主張はしないはずでしょう? 何があったんです?」
「何でもありませんよ! 私はこれで失礼させてもらいます!」
ハミルトンは肩を怒らせながら大きな足音を立ててドアまで歩いて行くと、乱暴にドアを閉めて去っていった。
いつになく感情をあらわにしていたハミルトンに、ラッセルは中空を見つめながら考えを巡らせる。
(ハミルトンさんの主張は、密輸入品を売っている連中を拘束しておけ、ということだった。こうすることで、この里にどんなメリットがある?)
そこまで考えて、ラッセルはもう一つの可能性に気がつく。
正確には、気がついたというより、ここ最近疑っていたある可能性が、今回の件によって補強され、ラッセルの脳裏に浮かんだというべきだろう。
(……あの連中を排除すると、ハミルトンさんに何らかの利益があるってことか?)
そう、最近ラッセルは疑っている可能性とはまさにこれのことだ。
つまり、ハミルトンは里の利益ではなく、自身の利益で動いているのではないか? ということである。
(お祖父様が里長だった頃、ハミルトンさんがお祖父様に意見しているところは見たことがない。もちろん、僕が子供だったから見たことがなかっただけかもしれないけれど……。でも、流石に今日みたいにほどんど怒鳴り込むような勢いで来ていれば流石に気がついたはず……)
もし、ハミルトンが己の利益のために動いていたのだとしたら、キサラギ亜人王国からの農作物をラッセルが止めて市場に下りないようにしている今のやり方も、何らかの形でハミルトンに利益をもたらしていることになる。
この仮説が正しければ、先ほどのハミルトンの態度も納得できる。
もちろん、ラッセルがハミルトンを疑っていることにハミルトンが勘づいていれば、さっきのようなあからさまな態度をとることもなかったなかっただろうが。
(ちょっと悔しい気もするけど、ハミルトンさんは僕が無能なお孫様だと思っているんだろう。でも、それならそれでいい。そのほうが都合がいいからね)
ラッセルは考えをまとめると、さっそく行動に移そうと、里長室を出て廊下を歩いていく。
「――めてください」
ひとまずナタリーに相談してみようと思っていたラッセルは、ナタリーの声が聞こえた方へと歩みを進める。
(どうしたんだろう? なんか切羽詰まってたような……?)
ラッセルがナタリーに気づかれないように音のするように進んでいくと、ナタリーと話し相手の声が鮮明に聞こえるようになった。
「ねえ、いいでしょう? 昔うちで雇っていたときはよく抱かせてくれたじゃないですか」
(ハミルトンさんとナタリーさんが話してるのか……)
ラッセルは照明の影で、ハミルトンと思しき影の手が、ナタリーに胸元に伸びていくのを目にした。
しかし、ハミルトンらしき影の手は、ナタリーらしき手の影に払いのけられる。
「いやっ!……あれは、あなたが無理やり……」
「はっ! 無理やり、ですか? あんなに喜んでたくせによく――」
「やめて! もしラッセル君に聞かれたらどうするの!?」
「けっ、またあのお孫様か、面白くないな。でもそういうことならわかってるよな?」
「わかってるわよ。ラッセル君がしようとしてる事をあなたに教えればいいんでしょう?」
「別に抱かせてくれるならそれでもいいですよ?」
「それは嫌! それに、あなたには今もたくさん店の子たちがいるんでしょう?」
「ひどい人だ、後輩を売るなんて」
「なんとでも。ほら、いつラッセル君が来るかわからないんだから手短に伝えるわよ」
「わかりましたよ。お願いします」
そこからナタリーは、ラッセルと話した内容や、ラッセルがこれからしようとしていることなどを事細かに報告していった。
(ナタリーさんはハミルトンさんに弱みを握られてるのか……。道理で……)
以前から、ハミルトンはラッセルが伝えていないはずにことを何故か把握していることがあった。
しかし、ナタリーが情報を流してしまっていたのなら、仕方ないことだろう。
と、冷静に分析していたラッセルだったが、実はそんなことより自分の胸に湧き上がる感情に困惑していた。
(なんだろう、とても悔しくて仕方がない……)
どうして今ナタリーに触れているのが自分じゃないのか、どうして自分には今すぐナタリーを助ける力がないのか、どうして、どうして、どうして……そんな感情が頭を支配して、ラッセルは荒くなってしまいそうな息を圧し殺すのに必死だった。
(とにかく、今はここを離れよう)
ラッセルは、ハミルトンへのナタリーの報告が終わる前に、物音を立てないように気をつけながら、その場を後にしたのだった。
ラッセルが里長室で書類に目を通していると、ハミルトンが部屋に前にやってきた。
「いいですよ」
「失礼いたします」
入ってきた初老のドワーフは、2回り以上も年下のラッセルに恭しく頭を下げると、恰幅のいい腹を突き出すように胸を張る。
「それで、いきなりどうしたんですかハミルトンさん」
「陛下もご存知かと思いますが、現在我が里では、非合法の市場が複数箇所開設されております」
「ええ、知っていますよ。しかし、それは仕方ないことだからしばらく様子見、というのがハミルトンさんのお考えではなかったですか?」
「確かに。今までの状況であればそれで良かったでしょう。しかし――」
ハミルトンがその先を口のする前に、ラッセルが引き継いだ。
この時点でラッセルは、ハミルトンが何に文句を言いに来たのかがおおよそ予想できた。
「状況が変わった、と?」
「ええ、先日一度逮捕されたという密輸入品を売っていると思しき連中が出てきたためです」
「はあ、やはりそのことでしたか。その件でしたら、ハミルトンさんにもお見せした通り、農作物の輸送経路が判明せず、やむなく釈放しました」
「拘束しておくこともできたのではないですか?」
「証拠もないのにですか? それは無理があるでしょう。証拠がないなら長期の拘束はしない、それは商人がチャンスを逃さないためには重要なことだ、と私はあなたから教わったと思いますが?」
「それは……しかし連中は我が里の住人でもなければ正規の商人でもない! そんな連中にまで我が里のルールを適用してやる義理はないでしょう!」
「この里の住人かどうかで、法の適用を変えろと言うことですか? であれば、この里の外から来た商人はどこの法で裁かれるのでしょうか? それぞれの出身国の法ですか? そんなことになったら大変なことになると思いますけど、それでもいいと言うのですか?」
「くっ! 口ばかり達者になりおって!」
ラッセルの正論に、ハミルトンは敬語も忘れてそう吐き捨てる。
珍しく感情をあらわにするハミルトンに、ラッセルは大きく嘆息した。
「はあ、どうしたんですかハミルトンさん? 今日のあなたは変ですよ? そもそも、いつものあなたなら、私ごときに言い負かされるような主張はしないはずでしょう? 何があったんです?」
「何でもありませんよ! 私はこれで失礼させてもらいます!」
ハミルトンは肩を怒らせながら大きな足音を立ててドアまで歩いて行くと、乱暴にドアを閉めて去っていった。
いつになく感情をあらわにしていたハミルトンに、ラッセルは中空を見つめながら考えを巡らせる。
(ハミルトンさんの主張は、密輸入品を売っている連中を拘束しておけ、ということだった。こうすることで、この里にどんなメリットがある?)
そこまで考えて、ラッセルはもう一つの可能性に気がつく。
正確には、気がついたというより、ここ最近疑っていたある可能性が、今回の件によって補強され、ラッセルの脳裏に浮かんだというべきだろう。
(……あの連中を排除すると、ハミルトンさんに何らかの利益があるってことか?)
そう、最近ラッセルは疑っている可能性とはまさにこれのことだ。
つまり、ハミルトンは里の利益ではなく、自身の利益で動いているのではないか? ということである。
(お祖父様が里長だった頃、ハミルトンさんがお祖父様に意見しているところは見たことがない。もちろん、僕が子供だったから見たことがなかっただけかもしれないけれど……。でも、流石に今日みたいにほどんど怒鳴り込むような勢いで来ていれば流石に気がついたはず……)
もし、ハミルトンが己の利益のために動いていたのだとしたら、キサラギ亜人王国からの農作物をラッセルが止めて市場に下りないようにしている今のやり方も、何らかの形でハミルトンに利益をもたらしていることになる。
この仮説が正しければ、先ほどのハミルトンの態度も納得できる。
もちろん、ラッセルがハミルトンを疑っていることにハミルトンが勘づいていれば、さっきのようなあからさまな態度をとることもなかったなかっただろうが。
(ちょっと悔しい気もするけど、ハミルトンさんは僕が無能なお孫様だと思っているんだろう。でも、それならそれでいい。そのほうが都合がいいからね)
ラッセルは考えをまとめると、さっそく行動に移そうと、里長室を出て廊下を歩いていく。
「――めてください」
ひとまずナタリーに相談してみようと思っていたラッセルは、ナタリーの声が聞こえた方へと歩みを進める。
(どうしたんだろう? なんか切羽詰まってたような……?)
ラッセルがナタリーに気づかれないように音のするように進んでいくと、ナタリーと話し相手の声が鮮明に聞こえるようになった。
「ねえ、いいでしょう? 昔うちで雇っていたときはよく抱かせてくれたじゃないですか」
(ハミルトンさんとナタリーさんが話してるのか……)
ラッセルは照明の影で、ハミルトンと思しき影の手が、ナタリーに胸元に伸びていくのを目にした。
しかし、ハミルトンらしき影の手は、ナタリーらしき手の影に払いのけられる。
「いやっ!……あれは、あなたが無理やり……」
「はっ! 無理やり、ですか? あんなに喜んでたくせによく――」
「やめて! もしラッセル君に聞かれたらどうするの!?」
「けっ、またあのお孫様か、面白くないな。でもそういうことならわかってるよな?」
「わかってるわよ。ラッセル君がしようとしてる事をあなたに教えればいいんでしょう?」
「別に抱かせてくれるならそれでもいいですよ?」
「それは嫌! それに、あなたには今もたくさん店の子たちがいるんでしょう?」
「ひどい人だ、後輩を売るなんて」
「なんとでも。ほら、いつラッセル君が来るかわからないんだから手短に伝えるわよ」
「わかりましたよ。お願いします」
そこからナタリーは、ラッセルと話した内容や、ラッセルがこれからしようとしていることなどを事細かに報告していった。
(ナタリーさんはハミルトンさんに弱みを握られてるのか……。道理で……)
以前から、ハミルトンはラッセルが伝えていないはずにことを何故か把握していることがあった。
しかし、ナタリーが情報を流してしまっていたのなら、仕方ないことだろう。
と、冷静に分析していたラッセルだったが、実はそんなことより自分の胸に湧き上がる感情に困惑していた。
(なんだろう、とても悔しくて仕方がない……)
どうして今ナタリーに触れているのが自分じゃないのか、どうして自分には今すぐナタリーを助ける力がないのか、どうして、どうして、どうして……そんな感情が頭を支配して、ラッセルは荒くなってしまいそうな息を圧し殺すのに必死だった。
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ラッセルは、ハミルトンへのナタリーの報告が終わる前に、物音を立てないように気をつけながら、その場を後にしたのだった。
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