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2. 魔法属性を調べたけど
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「キリ、ここから動かないで」
ご主人が本を見ながら書いた魔法陣の真ん中に置かれたんだけど、これ何?
オレが動かないのを見てから、ご主人が魔法陣の端に触れたら、魔法陣が光った。何が起きたの?!
お母さんとエマさんも部屋の端っこで見ているけど、驚いているし、何が起きてるんだろう。魔法陣はしばらく明るく光った後、ふっと消えた。
「フレデリク、これは……」
「母上、エマ、どうかこのことは内密に」
「ええ。エマもいいわね」
「はい」
え、何、光ったらダメだったの?ご主人、教えてよー。
言葉が通じないってめんどくさい。魔法陣の説明をしてほしいのに、ご主人は「光で驚いたのか、もう大丈夫だ」と全然違うことを心配している。確かに光には驚いたんだけど、そうじゃなくて、ご主人が秘密にしたい理由を教えてほしいの。
その理由はお父さんが帰ってきたときに分かった。
「フレデリク、そのイタチの魔法属性を調べたそうだな。どうだった」
「それが……」
「席をはずせ」
執事さんは、そっと頭を下げて、お父さんの執務室から出て行った。そう、メイドさんがいるなら、執事さんもいる。いかにも仕事できそうな執事っていう感じのおじいさまだ。
あの魔法陣は魔法属性を調べるものだったんだな。オレには魔力を感じるって前にご主人が言っていたし、これはオレの魔法無双が始まるのか?!
と思ったら違った。
「治癒でした」
「治癒?」
「はい、治癒のみです。光は白一色でした」
えー、オレ治癒魔法しか使えないの?魔法で無双できないじゃん。火とかがよかったのに。ご主人と一緒に冒険者しようと思ってたのに。
あまりに使えないからご主人も秘密にしてるのか。はっ、もしやオレ捨てられちゃう?ご主人、捨てないで!
「キリ、どうした。大丈夫だ。お前のことは守るから」
「フレデリク、早々にその子と使役獣契約を結びなさい。もしキリの属性が教会にバレれば取り上げられるぞ。ギルドの使役獣登録など、教会には意味をなさない」
え、オレ教会に取り上げられたら何されるの?毛皮にされちゃう?!やだよー、ご主人の飼いオコジョしてたいのに。
ご主人のポケットから出て、ご主人の首元にふわふわの毛皮を擦り付けて、アピールする。こんなに手触りいいし可愛いでしょ。
お前にそれだけ懐いているのに、教会に連れていかれたら可哀想だろう、というお父さんの一言が決め手になったようで、ご主人はオレと使役獣契約をしてくれた。
机の上に置かれたオレの向かいに立つご主人の前に光が集まって、それがオレの額に吸い込まれたと思ったら、頭に激痛が走った。痛いっ!額を押さえて机の上を転がりまわる。
「キリ、ごめん。痛かったか、ごめん。よしよし」
だんだん痛みが落ち着いてきた。ご主人が額を撫でてくれるけど、撫でるならそこよりも耳の下がいい。ああ、うん、そこそこ。
「ここがいいのか」
うんうん。痛みが落ち着いたら、お腹空いた。ご飯食べたい。
「そうか、ご飯を食べたいと思えるならもう大丈夫だな」
「フレデリク、もしかして、そのイタチと言葉が通じているのか?」
「……、そういえば、言いたいことが分かります」
ご主人に言葉が通じた。やった!これで今までのもどかしさが減るぞ。ご主人、話聞いて!
と思ったけど、オレに話せることなんて何もなかった。生まれ変わったなんて言っても信じてもらえなそうだし、今のオコジョのオレについては、オレも知らない。おかあさんの選別から漏れて、巣穴の外に出たところでトリに攫われて、ご主人に助けてもらった、それ以上に何もない。
でもご主人、助けてくれてありがとう。それからエマさんにもありがとうって伝えたい。それにお父さんもお母さんもお家においてくれてありがとう。これからもよろしくね。ご主人が通訳してくれるから、みんなに感謝を伝えた。
それから、ご主人がオレは魔法が使えるけど、使えるのは治癒属性だけで、とても珍しくて治癒の使える人はみな教会所属になると教えてくれた。オレは獣だし、ご主人と使役獣契約しているから、無理やり取り上げられることはないと思うけど、それでも用心に越したことはないらしい。
でも、人前では魔法を使わないことって言われても、オレには魔法の使い方が分からない。治癒魔法については教会が秘匿しているから詳しいことは分からないし、きっとこのまま使えないまま終わるんだろうな、と楽観的に考えていた。
オレがご主人に拾われてから1年、多分成獣になっただろうということで、ご主人と一緒に冒険者の活動をすることになった。
ギルドに登録したとき、あまりにも小さくてよく分からなかったために、オレの種族はネコで登録されている。今ではイタチじゃないかと言われているが、オレもオレの種族を知らないし、イタチにしては身体が小さいらしい。
この世界にオコジョがいないのか、オレの種族はオコジョっていう主張は通じなかった。どうやって言葉が通じているのか分からないが、謎翻訳が行われているが、オコジョは翻訳されないらしい。
冒険者ギルドのオレの種族は、今イタチに変更されている。
種族は分からないが、オレのように魔法が使える動物は幻獣と呼ばれ、使役獣になるのはだいたい幻獣だ。
ご主人が赤ちゃんの時点でオレを登録したのは、オレが幻獣だったから、誰かに攫われてしまわないように念を入れたからだった。使役獣登録していなくて、攫われてしまって他の人が登録を出したら、その人のものになってしまうんだそうだ。だからギルドも、明らかに仕事の出来なさそうなオレを登録してくれた。
ちなみに成獣になったオレの定位置は、ご主人の肩にお腹をつけて前後に足をおろしているか、ご主人のベルトにつけたオレ専用のバッグの中だ。このバッグはお母さんとエマさんで、オレが居心地がいいように試行錯誤してくれたものだ。
「よお、フレッド、久しぶりだな。何連れてるんだ。ペットか?」
「使役獣だ」
「そんな見た目で使役獣なのか。何が出来るんだ?」
「お手、おかわりは出来るぞ」
「そ、そうか。ところで依頼が決まってないなら一緒に行かないか?」
「悪いがしばらくは難しい依頼を受けないので、他を当たってくれ」
冒険者ギルドではご主人に声をかけてくる人が多い。ご主人はオレから見て美人系のイケメンだ。
魔法をメインにして戦っているけど剣も使えるので、身体にもしっかり筋肉がついているが、普段はローブを来ていて見えないので、脱いだらすごいんですって感じだ。
この世界、特に冒険者は男女関係なく口説いて一夜を共にするようなので、そういうお誘いも込みで、ご主人は一緒に依頼を受けないかと誘われるが、全て断っている。
あの黒髪のヤツ、キースと組む以外の時はソロで活動しているし、どうも人間不信っぽいんだよな。家族とキース以外には表情が変わらないし、話すのも最低限だ。
冒険者仲間からの評価は、仕事はできるが付き合いの悪い、クールビューティーだ。
ところで、ご主人はオレに言葉が通じていないと思っていたから、人に言えないことを、オレに話していた。
ご主人はキースに長年片思いをしている。
ご主人はあのお屋敷の子どもだけど、何か理由があって貴族を辞めて、冒険者を始めた。右も左もわからなかったご主人を助けてくれたのが、キースらしい。
貴族のたしなみとして剣も習っていたそうだが、ご主人は魔法のほうが得意だ。そのため、剣士であるキースと組んで仕事を受けることが多く、そうやって活動していくうちに、キースのことを好きになったようだが、そのまま告白も出来ずに今に至っている。今の関係を壊したくなくて、身動き取れなくなっているみたいだ。
ご主人はそんな愚痴を、夜ベッドの上でオレを相手に話していた。本人は独り言だけど吐き出せてすっきりしていたんだろうけど、実は何を言っていたかオレが全部分かっていたっていうね。
使役獣契約をして言葉が分かるようになってから一度ご主人が、キースのことだが、と切り出してきたときに、だれ?ってすっとぼけたら、あからさまにホッとしていた。可哀想だから分かってなかったことにしてあげよう。
オレが一緒についていくようになって、ご主人はソロで薬草採取のような簡単な依頼しか受けていなかったが、キースが長期の依頼から帰ってきたことで、また一緒に魔物討伐などの依頼を受けるようになった。
「そいつは肉は食べないのか?イタチは肉を食べるだろう」
「キリは調理していない肉は食べない。家でいいものを食べさせてもらっていたし、グルメなんだ」
「使役獣の仕事をしないのに、餌だけは高級なものかよ」
「まだ子どもなんだ。大目に見てくれ」
オレの属性はキースにも言っていないようだ。
魔法の使い方はご主人に少しずつ習っているけど、まだ一度も発動したことがない。そもそも使役獣にするのは役立つ幻獣、つまりすでに魔法が使える幻獣なので、魔法が使えない幻獣を育てるなんて、多分ご主人が初めてだ。
キースはご主人にべったりなオレにイラついたような視線を向けてくることがあるので、これはひょっとして脈ありなんじゃないかな。
ご主人が本を見ながら書いた魔法陣の真ん中に置かれたんだけど、これ何?
オレが動かないのを見てから、ご主人が魔法陣の端に触れたら、魔法陣が光った。何が起きたの?!
お母さんとエマさんも部屋の端っこで見ているけど、驚いているし、何が起きてるんだろう。魔法陣はしばらく明るく光った後、ふっと消えた。
「フレデリク、これは……」
「母上、エマ、どうかこのことは内密に」
「ええ。エマもいいわね」
「はい」
え、何、光ったらダメだったの?ご主人、教えてよー。
言葉が通じないってめんどくさい。魔法陣の説明をしてほしいのに、ご主人は「光で驚いたのか、もう大丈夫だ」と全然違うことを心配している。確かに光には驚いたんだけど、そうじゃなくて、ご主人が秘密にしたい理由を教えてほしいの。
その理由はお父さんが帰ってきたときに分かった。
「フレデリク、そのイタチの魔法属性を調べたそうだな。どうだった」
「それが……」
「席をはずせ」
執事さんは、そっと頭を下げて、お父さんの執務室から出て行った。そう、メイドさんがいるなら、執事さんもいる。いかにも仕事できそうな執事っていう感じのおじいさまだ。
あの魔法陣は魔法属性を調べるものだったんだな。オレには魔力を感じるって前にご主人が言っていたし、これはオレの魔法無双が始まるのか?!
と思ったら違った。
「治癒でした」
「治癒?」
「はい、治癒のみです。光は白一色でした」
えー、オレ治癒魔法しか使えないの?魔法で無双できないじゃん。火とかがよかったのに。ご主人と一緒に冒険者しようと思ってたのに。
あまりに使えないからご主人も秘密にしてるのか。はっ、もしやオレ捨てられちゃう?ご主人、捨てないで!
「キリ、どうした。大丈夫だ。お前のことは守るから」
「フレデリク、早々にその子と使役獣契約を結びなさい。もしキリの属性が教会にバレれば取り上げられるぞ。ギルドの使役獣登録など、教会には意味をなさない」
え、オレ教会に取り上げられたら何されるの?毛皮にされちゃう?!やだよー、ご主人の飼いオコジョしてたいのに。
ご主人のポケットから出て、ご主人の首元にふわふわの毛皮を擦り付けて、アピールする。こんなに手触りいいし可愛いでしょ。
お前にそれだけ懐いているのに、教会に連れていかれたら可哀想だろう、というお父さんの一言が決め手になったようで、ご主人はオレと使役獣契約をしてくれた。
机の上に置かれたオレの向かいに立つご主人の前に光が集まって、それがオレの額に吸い込まれたと思ったら、頭に激痛が走った。痛いっ!額を押さえて机の上を転がりまわる。
「キリ、ごめん。痛かったか、ごめん。よしよし」
だんだん痛みが落ち着いてきた。ご主人が額を撫でてくれるけど、撫でるならそこよりも耳の下がいい。ああ、うん、そこそこ。
「ここがいいのか」
うんうん。痛みが落ち着いたら、お腹空いた。ご飯食べたい。
「そうか、ご飯を食べたいと思えるならもう大丈夫だな」
「フレデリク、もしかして、そのイタチと言葉が通じているのか?」
「……、そういえば、言いたいことが分かります」
ご主人に言葉が通じた。やった!これで今までのもどかしさが減るぞ。ご主人、話聞いて!
と思ったけど、オレに話せることなんて何もなかった。生まれ変わったなんて言っても信じてもらえなそうだし、今のオコジョのオレについては、オレも知らない。おかあさんの選別から漏れて、巣穴の外に出たところでトリに攫われて、ご主人に助けてもらった、それ以上に何もない。
でもご主人、助けてくれてありがとう。それからエマさんにもありがとうって伝えたい。それにお父さんもお母さんもお家においてくれてありがとう。これからもよろしくね。ご主人が通訳してくれるから、みんなに感謝を伝えた。
それから、ご主人がオレは魔法が使えるけど、使えるのは治癒属性だけで、とても珍しくて治癒の使える人はみな教会所属になると教えてくれた。オレは獣だし、ご主人と使役獣契約しているから、無理やり取り上げられることはないと思うけど、それでも用心に越したことはないらしい。
でも、人前では魔法を使わないことって言われても、オレには魔法の使い方が分からない。治癒魔法については教会が秘匿しているから詳しいことは分からないし、きっとこのまま使えないまま終わるんだろうな、と楽観的に考えていた。
オレがご主人に拾われてから1年、多分成獣になっただろうということで、ご主人と一緒に冒険者の活動をすることになった。
ギルドに登録したとき、あまりにも小さくてよく分からなかったために、オレの種族はネコで登録されている。今ではイタチじゃないかと言われているが、オレもオレの種族を知らないし、イタチにしては身体が小さいらしい。
この世界にオコジョがいないのか、オレの種族はオコジョっていう主張は通じなかった。どうやって言葉が通じているのか分からないが、謎翻訳が行われているが、オコジョは翻訳されないらしい。
冒険者ギルドのオレの種族は、今イタチに変更されている。
種族は分からないが、オレのように魔法が使える動物は幻獣と呼ばれ、使役獣になるのはだいたい幻獣だ。
ご主人が赤ちゃんの時点でオレを登録したのは、オレが幻獣だったから、誰かに攫われてしまわないように念を入れたからだった。使役獣登録していなくて、攫われてしまって他の人が登録を出したら、その人のものになってしまうんだそうだ。だからギルドも、明らかに仕事の出来なさそうなオレを登録してくれた。
ちなみに成獣になったオレの定位置は、ご主人の肩にお腹をつけて前後に足をおろしているか、ご主人のベルトにつけたオレ専用のバッグの中だ。このバッグはお母さんとエマさんで、オレが居心地がいいように試行錯誤してくれたものだ。
「よお、フレッド、久しぶりだな。何連れてるんだ。ペットか?」
「使役獣だ」
「そんな見た目で使役獣なのか。何が出来るんだ?」
「お手、おかわりは出来るぞ」
「そ、そうか。ところで依頼が決まってないなら一緒に行かないか?」
「悪いがしばらくは難しい依頼を受けないので、他を当たってくれ」
冒険者ギルドではご主人に声をかけてくる人が多い。ご主人はオレから見て美人系のイケメンだ。
魔法をメインにして戦っているけど剣も使えるので、身体にもしっかり筋肉がついているが、普段はローブを来ていて見えないので、脱いだらすごいんですって感じだ。
この世界、特に冒険者は男女関係なく口説いて一夜を共にするようなので、そういうお誘いも込みで、ご主人は一緒に依頼を受けないかと誘われるが、全て断っている。
あの黒髪のヤツ、キースと組む以外の時はソロで活動しているし、どうも人間不信っぽいんだよな。家族とキース以外には表情が変わらないし、話すのも最低限だ。
冒険者仲間からの評価は、仕事はできるが付き合いの悪い、クールビューティーだ。
ところで、ご主人はオレに言葉が通じていないと思っていたから、人に言えないことを、オレに話していた。
ご主人はキースに長年片思いをしている。
ご主人はあのお屋敷の子どもだけど、何か理由があって貴族を辞めて、冒険者を始めた。右も左もわからなかったご主人を助けてくれたのが、キースらしい。
貴族のたしなみとして剣も習っていたそうだが、ご主人は魔法のほうが得意だ。そのため、剣士であるキースと組んで仕事を受けることが多く、そうやって活動していくうちに、キースのことを好きになったようだが、そのまま告白も出来ずに今に至っている。今の関係を壊したくなくて、身動き取れなくなっているみたいだ。
ご主人はそんな愚痴を、夜ベッドの上でオレを相手に話していた。本人は独り言だけど吐き出せてすっきりしていたんだろうけど、実は何を言っていたかオレが全部分かっていたっていうね。
使役獣契約をして言葉が分かるようになってから一度ご主人が、キースのことだが、と切り出してきたときに、だれ?ってすっとぼけたら、あからさまにホッとしていた。可哀想だから分かってなかったことにしてあげよう。
オレが一緒についていくようになって、ご主人はソロで薬草採取のような簡単な依頼しか受けていなかったが、キースが長期の依頼から帰ってきたことで、また一緒に魔物討伐などの依頼を受けるようになった。
「そいつは肉は食べないのか?イタチは肉を食べるだろう」
「キリは調理していない肉は食べない。家でいいものを食べさせてもらっていたし、グルメなんだ」
「使役獣の仕事をしないのに、餌だけは高級なものかよ」
「まだ子どもなんだ。大目に見てくれ」
オレの属性はキースにも言っていないようだ。
魔法の使い方はご主人に少しずつ習っているけど、まだ一度も発動したことがない。そもそも使役獣にするのは役立つ幻獣、つまりすでに魔法が使える幻獣なので、魔法が使えない幻獣を育てるなんて、多分ご主人が初めてだ。
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