55 / 64
秒でバレる3.
しおりを挟む
「なぁ、凪の性格って漫画の方が本物か?」
「…何でそう思うんですか?」
「なんとなく昨日から喋り方に違和感あるよな?」
「気のせいじゃないですか?」
「ふ~ん、俺に隠し事するのか」
「隠し事なんてしてませんよ」
嘘がバレたくなくて拓実から目を逸らしたらギシッとベットが軋む音がする。
音がした方を見れば何故か俺は両手を縛られていた。
一瞬で両手縛られたんだが…早業すぎん?いつ縛られたのか全くわからんかった。
そのネクタイどこから出してきたんだよ。
両手をネクタイで縛られて身動きがとれない俺の上に拓実が覆いかぶさってくる。
「なーぎ、本当はどうなんだよ?」
「で、ですから…」
「本当の事言ってくれないのか…?」
悲しそうな顔をして俺を見てくる拓実の頭にシュンと垂れた犬耳と尻尾が見えるような気がする。
か、可愛い…捨てられた子犬みたいだ。両手縛られてなかったら拓実の頭を撫でまくってただろうな。
だがしかし、俺が腐男子だと腹黒副会長を演じてるだと拓実にバレたら嫌われないとも言えない。
中学の頃BL読んでたら「お前ホモかよきもっ」と友達に言われたのが地味に俺の中でトラウマだからできれば拓実には秘密のままがいい。
ほら、恋人にこそ言えない事ってあるだろ?
「やっぱ両手だけじゃなくて全体的に縛った方がよかったか?」
「ひぇっ」
や、やめろよ、新しい扉開きそうになるからこれ以上俺を縛ろうとするな!?
あれだけM男じゃないから当事者になっても興奮しないとか言っていたが実際に拓実に両手を縛られたらドキドキして少し興奮してしまった数分前の俺。
これは全身縛られたら間違いなくやばい気しかしない。イケメンには何されてもいいとか言っていた奴がいたが俺は今それを実感している。まぁ拓実の場合イケメン&俺の好きな人だか縛られたらドキドキするし、興奮してるのかもしれないが。
…あれ?俺さっきから何言ってんだ?
焦りすぎて思考回路が回らなくなってきた。
とにかくキスされそうな距離に拓実の顔があるのが事実、俺からキスしていいってか?
「俺に本当のこと話すのと全身縛られるの、凪はどっちがいい?」
「本当の事話すのでこれ、解いてください」
「んー、じゃあそのまま俺の首に両手を通して」
「ネクタイは…?」
「話し終えたら解いてやる」
今解いてくれないのかよ!
そして意志よわよわな俺、拓実に本当の事を話さないといけなくなったぜ…。
拓実の首に両手を通せば軽々く持ち上げられて拓実の膝の上に座らされた。
もちろん向き合ったままなのでお互いの表情がはっきりわかる。
これだと拓実が思っていることもわかってしまいそうで正直話しづらいが…我慢するしかないよな。
「…何でそう思うんですか?」
「なんとなく昨日から喋り方に違和感あるよな?」
「気のせいじゃないですか?」
「ふ~ん、俺に隠し事するのか」
「隠し事なんてしてませんよ」
嘘がバレたくなくて拓実から目を逸らしたらギシッとベットが軋む音がする。
音がした方を見れば何故か俺は両手を縛られていた。
一瞬で両手縛られたんだが…早業すぎん?いつ縛られたのか全くわからんかった。
そのネクタイどこから出してきたんだよ。
両手をネクタイで縛られて身動きがとれない俺の上に拓実が覆いかぶさってくる。
「なーぎ、本当はどうなんだよ?」
「で、ですから…」
「本当の事言ってくれないのか…?」
悲しそうな顔をして俺を見てくる拓実の頭にシュンと垂れた犬耳と尻尾が見えるような気がする。
か、可愛い…捨てられた子犬みたいだ。両手縛られてなかったら拓実の頭を撫でまくってただろうな。
だがしかし、俺が腐男子だと腹黒副会長を演じてるだと拓実にバレたら嫌われないとも言えない。
中学の頃BL読んでたら「お前ホモかよきもっ」と友達に言われたのが地味に俺の中でトラウマだからできれば拓実には秘密のままがいい。
ほら、恋人にこそ言えない事ってあるだろ?
「やっぱ両手だけじゃなくて全体的に縛った方がよかったか?」
「ひぇっ」
や、やめろよ、新しい扉開きそうになるからこれ以上俺を縛ろうとするな!?
あれだけM男じゃないから当事者になっても興奮しないとか言っていたが実際に拓実に両手を縛られたらドキドキして少し興奮してしまった数分前の俺。
これは全身縛られたら間違いなくやばい気しかしない。イケメンには何されてもいいとか言っていた奴がいたが俺は今それを実感している。まぁ拓実の場合イケメン&俺の好きな人だか縛られたらドキドキするし、興奮してるのかもしれないが。
…あれ?俺さっきから何言ってんだ?
焦りすぎて思考回路が回らなくなってきた。
とにかくキスされそうな距離に拓実の顔があるのが事実、俺からキスしていいってか?
「俺に本当のこと話すのと全身縛られるの、凪はどっちがいい?」
「本当の事話すのでこれ、解いてください」
「んー、じゃあそのまま俺の首に両手を通して」
「ネクタイは…?」
「話し終えたら解いてやる」
今解いてくれないのかよ!
そして意志よわよわな俺、拓実に本当の事を話さないといけなくなったぜ…。
拓実の首に両手を通せば軽々く持ち上げられて拓実の膝の上に座らされた。
もちろん向き合ったままなのでお互いの表情がはっきりわかる。
これだと拓実が思っていることもわかってしまいそうで正直話しづらいが…我慢するしかないよな。
159
お気に入りに追加
472
あなたにおすすめの小説
学園と夜の街での鬼ごっこ――標的は白の皇帝――
天海みつき
BL
族の総長と副総長の恋の話。
アルビノの主人公――聖月はかつて黒いキャップを被って目元を隠しつつ、夜の街を駆け喧嘩に明け暮れ、いつしか"皇帝"と呼ばれるように。しかし、ある日突然、姿を晦ました。
その後、街では聖月は死んだという噂が蔓延していた。しかし、彼の族――Nukesは実際に遺体を見ていないと、その捜索を止めていなかった。
「どうしようかなぁ。……そぉだ。俺を見つけて御覧。そしたら捕まってあげる。これはゲームだよ。俺と君たちとの、ね」
学園と夜の街を巻き込んだ、追いかけっこが始まった。
族、学園、などと言っていますが全く知識がないため完全に想像です。何でも許せる方のみご覧下さい。
何とか完結までこぎつけました……!番外編を投稿完了しました。楽しんでいただけたら幸いです。
俺をハーレムに組み込むな!!!!〜モテモテハーレムの勇者様が平凡ゴリラの俺に惚れているとか冗談だろ?〜
嶋紀之/サークル「黒薔薇。」
BL
無自覚モテモテ勇者×平凡地味顔ゴリラ系男子の、コメディー要素強めなラブコメBLのつもり。
勇者ユウリと共に旅する仲間の一人である青年、アレクには悩みがあった。それは自分を除くパーティーメンバーが勇者にベタ惚れかつ、鈍感な勇者がさっぱりそれに気づいていないことだ。イケメン勇者が女の子にチヤホヤされているさまは、相手がイケメンすぎて嫉妬の対象でこそないものの、モテない男子にとっては目に毒なのである。
しかしある日、アレクはユウリに二人きりで呼び出され、告白されてしまい……!?
たまには健全な全年齢向けBLを書いてみたくてできた話です。一応、付き合い出す前の両片思いカップルコメディー仕立て……のつもり。他の仲間たちが勇者に言い寄る描写があります。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
前世から俺の事好きだという犬系イケメンに迫られた結果
はかまる
BL
突然好きですと告白してきた年下の美形の後輩。話を聞くと前世から好きだったと話され「????」状態の平凡男子高校生がなんだかんだと丸め込まれていく話。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
俺の好きな男は、幸せを運ぶ天使でした
たっこ
BL
【加筆修正済】
7話完結の短編です。
中学からの親友で、半年だけ恋人だった琢磨。
二度と合わないつもりで別れたのに、突然六年ぶりに会いに来た。
「優、迎えに来たぞ」
でも俺は、お前の手を取ることは出来ないんだ。絶対に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる