腐男子で副会長の俺が会長に恋をした

かしあ

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新入生歓迎会1.

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「いぇーい凪!きたよ、ついにきた!」

「はいはい、鬼ごっこな」

「おい、なんでそんなテンション低いんだよ!腐男子が1番テンション上がるイベントじゃないかよ!!」

「いや、俺だって副会長なんかやってなきゃ夏目みたいに騒いでたわ」


俺は副会長だからやる事沢山あんだよ、逃げながら校舎の見回りしなきゃなんないからBLウオッチングしてる暇がない。悲しい。切ない。
俺何の為にこの学校入学したのか最近分からん。鬼ごっこイベント楽しめたの1年の頃だけだったわ。
あー去年が懐かしい。


「凪は大変だな。俺鬼だから捕まえようか?そしたら一緒にBLウオッチングできるべ?」

「夏目、頭良いな、でもそうするとお前が俺とデートする事になるわ」

「生徒会捕まえたらデート券ついてくんの?何その王道展開!!」

「俺が適当に提案したら拓実も賛成した。デート券は必要だなって」

「あー察した」

「は?何をだよ?」

「凪を捕まえる鬼は決まってるって事だ」


んー?どういう事か全然わからん。
おい、何も説明しずに俺だけおいて部屋から出ていこうとするな夏目。
慌てて夏目を追って、部屋を出ると隣のドアが開いて拓実が出てきた。拓実も今から登校するらしい。

好きな人と朝から会えるのって嬉しいよな。


「あ?凪と…夏目?なんで夏目が凪の部屋から出てくんだよ?」

「おー拓実おはよー、昨日凪の部屋に用事があったからそのまま泊まったんだわ」

「泊まった…?」

「そそ!お腐会ってやつだよな凪」

「そうですね」

「オフ会?何をするんだ?」

「そりゃあもちろんあんな事やこんな事を(凪と拓実で妄想)すんだよ」


夏目はお腐会の説明をしてんだよな…?俺には違う意味に聞こえるの気のせい?
お腐会は確かに男同士のあれやこれを語ったりするし、読んでる作品の感想語ったりするが夏目が言うと意味深に聞こえるのはお互い腐男子だからだろうか。


「ほーう、それは俺も参加できんのか?」

「拓実は参加してもつまらないと思いますよ?」

「…凪は楽しいのか?夏目とあんな事やこんな事するの」
「(感想会の事を言ってるのか?)はい、楽しいですよ?」

「ぶはっ!!ちょ、ふふ凪その回答は間違ってんわ。ぶふっ、ひーやべ朝から笑いすぎて腹いてー」

「なんでそんなに夏目は大笑いしてるんですか。うるさいですよ」


横でひーひー笑いながらうずくまってお腹を抑えてる夏目を立たせる。
その間拓実は何故か俺と夏目を無言で見ていた。


「はー笑った。そんな睨むなよ拓実、凪とはなんも無いぜ?」

「…本当だろうな?」

「ほんとほんと、凪~次のお腐会は拓実も参加で」

「はい?」


それはつまり拓実も俺の部屋にお泊まりする可能性があるってことか??

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