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それは許せない~もみじside~
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「好きな人がいるって、いったい誰なの!」
理仁さんとの電話のやり取りの最中、あまりの驚きに声をあげずにはいられなかった。
自分の部屋でこんな大きな声を出せば、家中に響き渡ることくらい十分理解できた。
でも、我慢はできなかった。
『……双葉だ。俺が好きなのは双葉なんだ』
そんなバカな話を聞いて、冷静でいられるわけがない。
「嘘でしょ? 冗談は止めて」
『君に好きだと言われても、俺には双葉しかいない。嘘をついても仕方ないから事実を話してる。だから、もうこれ以上アプローチは止めてもらえないか』
「ひどい。そんなのひどくない? 双葉ちゃんだけが幸せになるってこと?」
『……結仁も、俺達の子どもだ。俺はあの2人を守りたいと思ってる』
「結仁が? 結仁が……」
一瞬、自分の耳を疑った。
常磐グループの超イケメン御曹司が結仁の父親?
そんなの信じられない。
『ああ。でも、まだ双葉には振り向いてもらえずにいる』
「なぜ? 双葉が拒否してるっていうの?」
『……情けないけど、今はまだ彼女の気持ちを掴めずにいる。でも、必ず……必ず、双葉も結仁も俺が幸せにする』
声に力がこもった。
それが余計に私を腹立たせる。
「ふ、双葉は、理仁さんと結婚するの? 常磐グループの一員になるってこと?」
『もちろん、必ず迎え入れる』
どうして双葉が?
どうして……
あまりのことに、怒りで頭がおかしくなりそうだ。
『君は双葉のいとこだろ? 今までずっと一緒に暮らしてきた家族じゃないか。もっと彼女を大切に思ってもらえないか? 両親を亡くし、落胆していた双葉を、君は救ってくれたんだろ?』
急に優しい声になる理仁さん。
何? 感情がジェットコースターみたいに大きく揺れてる。
こんなこと、初めてだ。
理仁さんとの電話のやり取りの最中、あまりの驚きに声をあげずにはいられなかった。
自分の部屋でこんな大きな声を出せば、家中に響き渡ることくらい十分理解できた。
でも、我慢はできなかった。
『……双葉だ。俺が好きなのは双葉なんだ』
そんなバカな話を聞いて、冷静でいられるわけがない。
「嘘でしょ? 冗談は止めて」
『君に好きだと言われても、俺には双葉しかいない。嘘をついても仕方ないから事実を話してる。だから、もうこれ以上アプローチは止めてもらえないか』
「ひどい。そんなのひどくない? 双葉ちゃんだけが幸せになるってこと?」
『……結仁も、俺達の子どもだ。俺はあの2人を守りたいと思ってる』
「結仁が? 結仁が……」
一瞬、自分の耳を疑った。
常磐グループの超イケメン御曹司が結仁の父親?
そんなの信じられない。
『ああ。でも、まだ双葉には振り向いてもらえずにいる』
「なぜ? 双葉が拒否してるっていうの?」
『……情けないけど、今はまだ彼女の気持ちを掴めずにいる。でも、必ず……必ず、双葉も結仁も俺が幸せにする』
声に力がこもった。
それが余計に私を腹立たせる。
「ふ、双葉は、理仁さんと結婚するの? 常磐グループの一員になるってこと?」
『もちろん、必ず迎え入れる』
どうして双葉が?
どうして……
あまりのことに、怒りで頭がおかしくなりそうだ。
『君は双葉のいとこだろ? 今までずっと一緒に暮らしてきた家族じゃないか。もっと彼女を大切に思ってもらえないか? 両親を亡くし、落胆していた双葉を、君は救ってくれたんだろ?』
急に優しい声になる理仁さん。
何? 感情がジェットコースターみたいに大きく揺れてる。
こんなこと、初めてだ。
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