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危うし満州国Ⅱ
春麗妃め殿下ガンバル
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空母艦隊にマスコットの歌グループがある。 もう、みなさんが知ってるプリプリの春麗妃め殿下である。 日本軍慰問専門のグループであり、12隻の正規空母を月いちで廻って公演しているのだ。 活動は日本軍と満州国派遣米軍専属であり、公演を生で観たいのなら軍に入ることが条件である。 写真集とかプロマイド、レコードはちまたで売ってるから、知名度は大きいが、公演は軍の慰問のみであった。 一緒にグループとなった3人の士官候補生はプリプリの解散まで任官はオアズケである。 まあ、春麗妃め殿下は日本国で死ぬまで暮らすらしいから、任官は無いだろう。 もう完全に正規空母のマスコットであるから、生涯独身は決まってるのである。 まさに、お局士官と同じである。 そして、時間は容赦なくすぎて、シナの飛行場からギガント輸送機が90機飛び立った。 同時に補助燃料タンクを吊るした複葉戦闘機が護衛として90機飛び立つ。 ギガントには、恐怖の崖っぷち訓練に耐えた半島兵が短機関銃を下げて寿司詰めに乗っていた。 今回は軽量輸送車はギガントには乗っていない。 アルミ合金であるから独逸帝国は輸出を渋ったのだ。(アルミは金額が高いのだ。) なお、半島兵には、略奪や婦女の強姦勝手の指示が暗黙であったのだ。 そうでもしないと半島兵がヤル気をださないからだ。 満州娘は大陸でも人気であるから、ヨダレが止まらない半島兵たちである。 とにかく、9500人あまりの空挺部隊(500人くらいが、崖で死んだ。)は満州の首都である、奉天を目指した。 奉天にある満州皇帝の城を落とせば、満州はシナのものになってしまう。 そして、満州国境では、シナ陸軍戦車隊が国境越えを待っていた。 作戦がうまく行き、空挺部隊が成功したら進軍する手はずである。 戦車は独逸帝国のV型300両(シナ仕様。)である。 まだ、満州上空には日本軍の偵察衛星は配備されていなかった。 米国や英国、独逸などに手がいっぱいで、満州国まで及ばなかったのだ。 ギガント輸送機が国境を越えたあたりから満州国レーダー(米軍が配備したものだ。)に不審飛行機が多数現われた。 警報である。 空襲警報が満州全土に出た。 米国派遣軍は召集を掛ける。 満州軍もである。 しかし、敵の動きがわからなかった。 防衛戦闘機を米軍に要請するだけである。 各都市の防衛軍が出動体制を取るのと、ギガント輸送機が奉天上空に入るのと同時くらいであった。 「いいか、なにをしてもいいが、男は殺せ、女は好きにしろ。」 「では、行け。」 輸送機の背後のドアがパッカと両方に開いた。 つぎつぎと半島兵は降下していく。 断崖から飛び降りるよりマシだから、9000人くらいが奉天への降下に成功した。(500人くらい落下傘が、どこかに流された、降下高度が高かったようだ。) 満州国は、空挺部隊の奇襲は予想していなかったのだ。 奉天市民は男は殺された。 女は餌食である。 奉天城は殺戮の嵐であった。 城内には近衛小隊がいたので、城内で銃撃戦である。 そのスキに皇帝は地下通路を女官と共に城外に逃げ延びたのだ。 半島兵は短機関銃を撃ちながら走り回り、満州国民を皆殺しであった。 地下通路を脱出した皇帝は娘に連絡した。 「日本軍の正規空母を・・・・」 親の悲痛な叫びで、娘は動き出した。 なんせ、空母艦隊のマスコットである春麗妃め殿下である。 普通、正規空母出動は閣議か国会の承認が必要である。 つまり、時間が掛かるのである。 特に日本の国会は、時間がかかる、長いことでは有名であった。 空母艦隊マスコットは、ちょうど公演していた正規空母アマテラス改で、公演中に嘆願する。 舞台で、「日本軍のみなさん、イヤ私のファンのみなさん、聞いてください。」 「シナの空挺部隊が・・・・・」 「皆さんの応援があれば、私は一生を空母艦隊にささげます。国籍を日本国に・・・」 と誓いをたてた。 こう、言われては奮い立たないヤロウは武人にあらずだ。 正規空母アマテラス改は国会の出動要請より1時間速く満州国へ舵を切り、ハヤブサジェット機がエンジンを唸らせていた。 そして、さらにコノハナサクヤと12隻目の新型正規空母ニホンサクラコまでが加わった。 ニホンサクラコはVTOL専用空母であり、超電導VTOLが40機運用可能であるのだ。 VTOL、1機には陸戦隊が18人同乗できる。 まさに、恐るべし春麗妃め殿下の女子力である。 恐るべしセーラー女子力である。 我らがアベ、イヤ山田総理でも3隻もの正規空母出動要請は、さすがにできないであろう。
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