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Destiny~君は私の運命の人~【スピンオフ】
第35話※R18
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触れられて痺れたような感覚があった場所を、グスターヴァルは優しく指で撫でている。
結局そこがなんなのかは教えてくれない。
一体なんだったのだろうか、あの感覚は。
時々ぞくぞくとはするものの、先程のような電気が流れるような感覚は来ない。
しかし、少しずつ最初に感じた違和感はなくなっていき、快感が全身を襲ってきていた。
(どうしよう……本当にこのままグスターヴァルと?)
そう考えながらも頭の中がぼんやりとしていく。
体が快感でおかしくなりそうだった。
「……?」
すると突然、触れられていた手を離され、指も抜かれる。
イアンに跨っていたグスターヴァルは少し後ろに移動すると、ぐいっとイアンの太腿を掴んで持ち上げた。
「え? ちょっとっ?」
恥ずかしさと驚きで思わず声を上げる。
しかし、返事をすることなく更にグスターヴァルはイアンの左の太腿にキスをし始めた。
「やっ! ま、待って、グスターヴァル!」
慌てて止めようとするが、脚を掴まれていて起き上がることもできず、手も届かない。
「あっ、んっ……」
チュッチュッと音をさせながらグスターヴァルは今度は右の太腿にキスをしていく。
少しずつその中央へと移動し、感じて勃ってしまっているイアンのそこに口付けた。
「ひゃっ! だ、だめっ、グスターヴァルっ!」
真っ赤な顔で体を起こそうとするが、そのまま更にグスターヴァルに脚を持ち上げられて身動きが取れない。
「やっ、やめっ……だ、ダメだって、そんな、とこっ…………ん、んんうんっ……っ」
恥ずかしさと気持ち良さで更に頭の中がぐるぐるとしていき、声を上げながらも感じてしまう。
先から垂れてきているカウパー腺液を舐められ、再びぞくっと体が痺れる。
そのまま先を優しく舐められた後、今度は裏側を筋に沿って舌を這わせてきた。
「ふあっ!……うぅ……んんん……っ」
そして再び後ろの穴に指を入れられ、先程感じた電流のような痺れが全身を襲う。
「あっ、あぁっ!……ああっ、あ……ん……っ」
こんなの、知らない。
痺れているのか気持ちがいいのか、グスターヴァルに愛撫され続けて再びおかしくなりそうになる。
「あ、だ、ダメっ……もう……い、イっちゃ……っ」
必死に堪えようとするが、ぶるっと体が震え、そのまま絶頂に達してしまった。
腹に自分の体液がかかったことが分かった。
ふっと笑みを浮かべると、グスターヴァルは掴んでいたイアンの脚を下ろす。
(うぅっ……イカされてしまった……)
恥ずかしすぎて両手で顔を覆う。
湯気でも出ているのではないだろうか。全身が熱い。
(こんなに気持ちいいなんて……さっき言ってた媚薬の、せい?)
体中がまだ痺れているみたいにぞくぞくとしている。
「イアン、まだだ」
するとグスターヴァルの声が聞こえ、そっと指の隙間から覗くと、ちょうどパジャマのズボンに手をかけているところだった。
「えっ?」
思わず声を上げたが、グスターヴァルは反応することなく、そのままぐいっと下着ごとズボンを下げる。
「ひゃあっ! ちょっ……」
指の隙間からとはいえ、はっきりとグスターヴァルの大きく勃ったその部分を見て、恥ずかしくて声を上げ、慌てて指をぴったりとくっつけ目も閉じた。
(お、大きすぎっ……前も、思ったけど……)
男の裸や、それこそ互いのあの部分でさえ、騎士であるイアンはしょっちゅうではないにしても、見ることは初めてではなかった。
グスターヴァルと同じくらい背の高いイーサンや副隊長のディランのことも、騎士が暮らす宿舎の風呂場で何度か見ている。
男同士で恥ずかしいも何も、というところなのだが、なぜか他の人とは違う。
やはり好きだから意識してしまうのだろうか。
それとも、これから『する』と考えているから恥ずかしいのか。
「あ、あのっ、その、ほんとに、するの?」
さっきので終わりじゃないの? とでも言いたげに、少しだけ指を開いてその隙間から目を潤ませながらじっと窺う。
「……嫌か?」
真剣な顔でグスターヴァルがじっと見つめ返してきた。
「やっ、そのっ、嫌、じゃなくて……その、俺、初めてだから、その……怖いっ、ていうか……」
緊張しながらぼそぼそとしどろもどろに答える。
「大丈夫だ。怖くはない。さっき塗ったあの液体は、媚薬のようなものと言ったが、気持ちを良くするわけでも、性欲を促すものでもない。ただ、痛みを抑える代わりに他の感覚を優位にさせる作用があるんだ。イアンはただ、気持ち良くなっていればいい」
淡々と説明しながらグスターヴァルは何か薄い平たく丸いものを魔法で出していた。
「……それ、何?」
何に使うのだろうと恐る恐る聞いてみる。
「あぁ。これは避妊具だ。調べたところ、男性同士であってもこういったものが必要なんだそうだ」
「っ!」
声もなく驚くと、再び顔が茹で蛸よろしく真っ赤な顔で今にも湯気でも出そうになっていた。
(まずい……ほんとにやる気だ……どうしよう……グスターヴァルなんでこんな……)
ずっと彼はクールで真面目な硬派タイプだと思っていた。
恋愛もそうだが、こういったことにも興味はないのかと。
「イアン?」
困って固まってしまっているイアンのことを、不思議そうにグスターヴァルは首を傾げながら見つめている。
しかし、答えを待つことなく再び脚を持ち上げられた。
「ちょ、ちょっと待って!」
慌てて止めようと必死に声を上げる。
先程と同様に脚を上げられ体が起こせない。
「心配ない」
そう言って先程と同じと思われる液体を、手の平と指でイアンの前と後ろに塗っていく。
「ちょ、ちょっと!」
全然聞いてくれない。
普段のグスターヴァルからは考えられない。
先程も思ったが、本当に本人なのか?
「あっ……ま、待って……」
「何度も言うが、イアン、もう待てない」
真っ赤な顔で必死に訴えてみたが、真剣な顔できっぱりと返されてしまった。
しかし、その顔に再びどきんと鼓動が高鳴る。
(怖い……)
怖い気持ちはあるのだが、グスターヴァルがこれほどに自分を求めてくれることが嬉しい。
あんなに大きなものが入るとは思えないが、もうこうなったら覚悟を決めるしかないとイアンは考えた。
(俺のお尻……大丈夫かな)
不安は拭えないが、自分もグスターヴァルと愛し合いたい気持ちはちゃんとある。
「…………」
目を瞑り、歯を食いしばってぐっと堪える。
「イアン、力を入れたらダメだ。ゆっくり深呼吸をして……怖かったら私を掴んで、引っ掻いても噛み付いても構わない」
そう言ってグスターヴァルは体を屈めてイアンの瞼に優しくキスをした。
「ん、グスターヴァル……」
ぎゅっと首にしがみつく。
怖いのは変わらないが、もうどうにでもなれといった気持ちになっていた。
今はただ、グスターヴァルのことが好きで好きで堪らない。
それだけだった。
結局そこがなんなのかは教えてくれない。
一体なんだったのだろうか、あの感覚は。
時々ぞくぞくとはするものの、先程のような電気が流れるような感覚は来ない。
しかし、少しずつ最初に感じた違和感はなくなっていき、快感が全身を襲ってきていた。
(どうしよう……本当にこのままグスターヴァルと?)
そう考えながらも頭の中がぼんやりとしていく。
体が快感でおかしくなりそうだった。
「……?」
すると突然、触れられていた手を離され、指も抜かれる。
イアンに跨っていたグスターヴァルは少し後ろに移動すると、ぐいっとイアンの太腿を掴んで持ち上げた。
「え? ちょっとっ?」
恥ずかしさと驚きで思わず声を上げる。
しかし、返事をすることなく更にグスターヴァルはイアンの左の太腿にキスをし始めた。
「やっ! ま、待って、グスターヴァル!」
慌てて止めようとするが、脚を掴まれていて起き上がることもできず、手も届かない。
「あっ、んっ……」
チュッチュッと音をさせながらグスターヴァルは今度は右の太腿にキスをしていく。
少しずつその中央へと移動し、感じて勃ってしまっているイアンのそこに口付けた。
「ひゃっ! だ、だめっ、グスターヴァルっ!」
真っ赤な顔で体を起こそうとするが、そのまま更にグスターヴァルに脚を持ち上げられて身動きが取れない。
「やっ、やめっ……だ、ダメだって、そんな、とこっ…………ん、んんうんっ……っ」
恥ずかしさと気持ち良さで更に頭の中がぐるぐるとしていき、声を上げながらも感じてしまう。
先から垂れてきているカウパー腺液を舐められ、再びぞくっと体が痺れる。
そのまま先を優しく舐められた後、今度は裏側を筋に沿って舌を這わせてきた。
「ふあっ!……うぅ……んんん……っ」
そして再び後ろの穴に指を入れられ、先程感じた電流のような痺れが全身を襲う。
「あっ、あぁっ!……ああっ、あ……ん……っ」
こんなの、知らない。
痺れているのか気持ちがいいのか、グスターヴァルに愛撫され続けて再びおかしくなりそうになる。
「あ、だ、ダメっ……もう……い、イっちゃ……っ」
必死に堪えようとするが、ぶるっと体が震え、そのまま絶頂に達してしまった。
腹に自分の体液がかかったことが分かった。
ふっと笑みを浮かべると、グスターヴァルは掴んでいたイアンの脚を下ろす。
(うぅっ……イカされてしまった……)
恥ずかしすぎて両手で顔を覆う。
湯気でも出ているのではないだろうか。全身が熱い。
(こんなに気持ちいいなんて……さっき言ってた媚薬の、せい?)
体中がまだ痺れているみたいにぞくぞくとしている。
「イアン、まだだ」
するとグスターヴァルの声が聞こえ、そっと指の隙間から覗くと、ちょうどパジャマのズボンに手をかけているところだった。
「えっ?」
思わず声を上げたが、グスターヴァルは反応することなく、そのままぐいっと下着ごとズボンを下げる。
「ひゃあっ! ちょっ……」
指の隙間からとはいえ、はっきりとグスターヴァルの大きく勃ったその部分を見て、恥ずかしくて声を上げ、慌てて指をぴったりとくっつけ目も閉じた。
(お、大きすぎっ……前も、思ったけど……)
男の裸や、それこそ互いのあの部分でさえ、騎士であるイアンはしょっちゅうではないにしても、見ることは初めてではなかった。
グスターヴァルと同じくらい背の高いイーサンや副隊長のディランのことも、騎士が暮らす宿舎の風呂場で何度か見ている。
男同士で恥ずかしいも何も、というところなのだが、なぜか他の人とは違う。
やはり好きだから意識してしまうのだろうか。
それとも、これから『する』と考えているから恥ずかしいのか。
「あ、あのっ、その、ほんとに、するの?」
さっきので終わりじゃないの? とでも言いたげに、少しだけ指を開いてその隙間から目を潤ませながらじっと窺う。
「……嫌か?」
真剣な顔でグスターヴァルがじっと見つめ返してきた。
「やっ、そのっ、嫌、じゃなくて……その、俺、初めてだから、その……怖いっ、ていうか……」
緊張しながらぼそぼそとしどろもどろに答える。
「大丈夫だ。怖くはない。さっき塗ったあの液体は、媚薬のようなものと言ったが、気持ちを良くするわけでも、性欲を促すものでもない。ただ、痛みを抑える代わりに他の感覚を優位にさせる作用があるんだ。イアンはただ、気持ち良くなっていればいい」
淡々と説明しながらグスターヴァルは何か薄い平たく丸いものを魔法で出していた。
「……それ、何?」
何に使うのだろうと恐る恐る聞いてみる。
「あぁ。これは避妊具だ。調べたところ、男性同士であってもこういったものが必要なんだそうだ」
「っ!」
声もなく驚くと、再び顔が茹で蛸よろしく真っ赤な顔で今にも湯気でも出そうになっていた。
(まずい……ほんとにやる気だ……どうしよう……グスターヴァルなんでこんな……)
ずっと彼はクールで真面目な硬派タイプだと思っていた。
恋愛もそうだが、こういったことにも興味はないのかと。
「イアン?」
困って固まってしまっているイアンのことを、不思議そうにグスターヴァルは首を傾げながら見つめている。
しかし、答えを待つことなく再び脚を持ち上げられた。
「ちょ、ちょっと待って!」
慌てて止めようと必死に声を上げる。
先程と同様に脚を上げられ体が起こせない。
「心配ない」
そう言って先程と同じと思われる液体を、手の平と指でイアンの前と後ろに塗っていく。
「ちょ、ちょっと!」
全然聞いてくれない。
普段のグスターヴァルからは考えられない。
先程も思ったが、本当に本人なのか?
「あっ……ま、待って……」
「何度も言うが、イアン、もう待てない」
真っ赤な顔で必死に訴えてみたが、真剣な顔できっぱりと返されてしまった。
しかし、その顔に再びどきんと鼓動が高鳴る。
(怖い……)
怖い気持ちはあるのだが、グスターヴァルがこれほどに自分を求めてくれることが嬉しい。
あんなに大きなものが入るとは思えないが、もうこうなったら覚悟を決めるしかないとイアンは考えた。
(俺のお尻……大丈夫かな)
不安は拭えないが、自分もグスターヴァルと愛し合いたい気持ちはちゃんとある。
「…………」
目を瞑り、歯を食いしばってぐっと堪える。
「イアン、力を入れたらダメだ。ゆっくり深呼吸をして……怖かったら私を掴んで、引っ掻いても噛み付いても構わない」
そう言ってグスターヴァルは体を屈めてイアンの瞼に優しくキスをした。
「ん、グスターヴァル……」
ぎゅっと首にしがみつく。
怖いのは変わらないが、もうどうにでもなれといった気持ちになっていた。
今はただ、グスターヴァルのことが好きで好きで堪らない。
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