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幕間(3)
幕間 うちの兄、知りませんか? 後編
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「リーナ姉さん、レミ姉さん。もしかしてお二人は兄を探して旅をされているのですか?」
私はふと思った疑問を投げかける。あ、しまった。2人はじゃなくて3人でした。タロウさんがしょんぼりしてます。
「あー、うん、ルルちゃんももう5歳だし、教えてもいいわよね?」
リーナ姉さんがそう言いながら、レミ姉さんを見ると、レミ姉さんは頷きました。
「結果的にはリョーマを助ける為なんだけどね。探してるのはリョーマじゃないのよ。
と言うか。リョーマが何処にいるのかだけは分かってるわ」
ちょっと聞いただけだったんだけど、まさかの爆弾発言が飛び出しました。
「え!? 知ってる? うちの兄がいる場所、知ってるんですか?」
「そうなんだ。実は私が受けた【神託】で居場所までは判明してるんだよ。
突拍子もない話になるから、教える相手は絞ってたの。リョーマが居なくなった時、ルルちゃんは小さかったし、ごめんね」
レミ姉さんがリーナ姉さんの後を引き継ぎ説明してくれました。その口振りだと、両親は知ってそうです。そしてレミ姉さんは更に続けます。
「それで、私たちはそこに行くための手段を探す旅をしてるの。もっと具体的には手段を知っている人を探す旅かな?」
「知っている人・・・ですか?」
「その話は後でいいの。今は遺跡に向かうの!」
私が聞き返すと妖精・・・ミルクさん? がそう言って私の周りをグルグル飛び回っています。か、かわいいっ。
「そうね。魔物の出る森の中で立ち話する内容じゃなかったわ。お家に帰ったら続きを話すわね」
「はい。リーナ姉さんよろしくお願いします」
「いやー、ルルちゃんを驚かしたらダメって事でずっと姿を消してたからやっと挨拶できたよ。
それで、私たちがルルちゃんを運べば良いんだね?」
リーナ姉さんが頷いているので、どうやら妖精の2人が私を運んでくれるみたいです。
ミルクさんとシルクさんが私の両腕を掴むと、私もフワリと浮き上がりました。何これ楽しい!
私と言う枷が無くなった3人は凄い速さで森の中を進み、あっという間に森の奥、遺跡があるところまで辿り着きました。
私も浮き上がったまま凄い速さで移動できました。楽しかったので帰りも是非お願いしたいです。
「懐かしいわね。私はここでお茶してたからこの先は知らないのよね」
「あ、そうだったね。どこからともなくテーブルと椅子、更にはいれたてのお茶が出てきた時は目を疑ったよ」
話を聞くと兄は【収納】を高レベルで取得していたらしく、色々なモノがポンポンと出てきて、まるで猫型ロボットのようだったとの話でした。猫型ロボットって何でしょう?
「じゃあ、今日はみんなで行くのー! 奥まで行ったらお昼ご飯なの! ピクニックなの! 楽しみなの!」
一番奥には祭壇のような場所があるそうで、そこでお昼にするそうです。どうやらミルクさんは食べる事が大好きなようで、さっき早く遺跡に行こうと言っていたのはこの為のようです。
遺跡に巣食っていた魔物を排除しながら進むと、言われていたように祭壇がありました。こんな神聖そうなところでご飯を食べても良いのでしょうか? と思っていたら、レミ姉さんが「ここはかなり昔に破棄された遺跡だから問題ないよ」と言っていました。本当でしょうか?
そんな事を考えていたら、いつの間にか3人が登り始めていました。慌てて後を追います。ですが、慌てて階段を駆け上がった私は途中で足を踏み外してしまいます。
「あっ! 危ないの!」
ミルクさんが叫びましたが、私を支えるのは間に合いそうにありません。
転げ落ちる! そう思って身構え目を瞑りましたが、いつまで待っても衝撃が襲ってきませんでした。おかしいなと思いつつ目を開けます。
「止まって・・・る?」
私の体は階段を踏み外した状態のまま止まっていました。少し浮いてるかも知れません。ミルクさんかシルクさんが間に合ったのかとも思いましたが、少し離れたところで目を点にしています。
じゃあ、リーナ姉さんたちかな? と思いそちらを見ると同じように目を点にしていました。あれ? じゃあ何で私は転げ落ちないのでしょうか?
「ルルちゃん・・・背中・・・」
誰ともなく、そんな事を呟きました。背中?
───バサァっ
背中に意識を集中すると、そんな音が聞こえてきました。バサァ?
「ルル! カッコいいの! その翼、私たちの羽根とは違う感じだけどカッコいいの!」
翼・・・。翼!?
───バサァっ
あ、これ背中に付いてますね。翼。
翼を認識した瞬間、私の頭の中に様々な知識が流れ込んで来ました。
そこで突然理解しました。リーナ姉さんたちが探してるのは私だと。
そしてこの場所。ここ、転生の女神の祭壇に来たからこそ思い出せました。私はルルであると共にルナ。転生の女神です。いえ、正確にはその一部でしょうか? 転生の女神の記憶を一部受け継いでいるのです。あれ? ちょっと運命の女神の記憶も混ざってますね・・・。
とにかく、全てを思い出しました。私は兄を助けに行く術を持っています。多少準備は必要になりますが、リーナ姉さんやレミ姉さん、それに従魔の皆さんの力を借りたら何とかなるでしょう。
さあ、リョーマ救出大作戦の始まりです!
──────────
これにて幕間は終わりです。
少し書き溜めたら第4章 魔界編(仮)を開始します。
今月中には再開しますので、お待ち頂けたら嬉しいです!
私はふと思った疑問を投げかける。あ、しまった。2人はじゃなくて3人でした。タロウさんがしょんぼりしてます。
「あー、うん、ルルちゃんももう5歳だし、教えてもいいわよね?」
リーナ姉さんがそう言いながら、レミ姉さんを見ると、レミ姉さんは頷きました。
「結果的にはリョーマを助ける為なんだけどね。探してるのはリョーマじゃないのよ。
と言うか。リョーマが何処にいるのかだけは分かってるわ」
ちょっと聞いただけだったんだけど、まさかの爆弾発言が飛び出しました。
「え!? 知ってる? うちの兄がいる場所、知ってるんですか?」
「そうなんだ。実は私が受けた【神託】で居場所までは判明してるんだよ。
突拍子もない話になるから、教える相手は絞ってたの。リョーマが居なくなった時、ルルちゃんは小さかったし、ごめんね」
レミ姉さんがリーナ姉さんの後を引き継ぎ説明してくれました。その口振りだと、両親は知ってそうです。そしてレミ姉さんは更に続けます。
「それで、私たちはそこに行くための手段を探す旅をしてるの。もっと具体的には手段を知っている人を探す旅かな?」
「知っている人・・・ですか?」
「その話は後でいいの。今は遺跡に向かうの!」
私が聞き返すと妖精・・・ミルクさん? がそう言って私の周りをグルグル飛び回っています。か、かわいいっ。
「そうね。魔物の出る森の中で立ち話する内容じゃなかったわ。お家に帰ったら続きを話すわね」
「はい。リーナ姉さんよろしくお願いします」
「いやー、ルルちゃんを驚かしたらダメって事でずっと姿を消してたからやっと挨拶できたよ。
それで、私たちがルルちゃんを運べば良いんだね?」
リーナ姉さんが頷いているので、どうやら妖精の2人が私を運んでくれるみたいです。
ミルクさんとシルクさんが私の両腕を掴むと、私もフワリと浮き上がりました。何これ楽しい!
私と言う枷が無くなった3人は凄い速さで森の中を進み、あっという間に森の奥、遺跡があるところまで辿り着きました。
私も浮き上がったまま凄い速さで移動できました。楽しかったので帰りも是非お願いしたいです。
「懐かしいわね。私はここでお茶してたからこの先は知らないのよね」
「あ、そうだったね。どこからともなくテーブルと椅子、更にはいれたてのお茶が出てきた時は目を疑ったよ」
話を聞くと兄は【収納】を高レベルで取得していたらしく、色々なモノがポンポンと出てきて、まるで猫型ロボットのようだったとの話でした。猫型ロボットって何でしょう?
「じゃあ、今日はみんなで行くのー! 奥まで行ったらお昼ご飯なの! ピクニックなの! 楽しみなの!」
一番奥には祭壇のような場所があるそうで、そこでお昼にするそうです。どうやらミルクさんは食べる事が大好きなようで、さっき早く遺跡に行こうと言っていたのはこの為のようです。
遺跡に巣食っていた魔物を排除しながら進むと、言われていたように祭壇がありました。こんな神聖そうなところでご飯を食べても良いのでしょうか? と思っていたら、レミ姉さんが「ここはかなり昔に破棄された遺跡だから問題ないよ」と言っていました。本当でしょうか?
そんな事を考えていたら、いつの間にか3人が登り始めていました。慌てて後を追います。ですが、慌てて階段を駆け上がった私は途中で足を踏み外してしまいます。
「あっ! 危ないの!」
ミルクさんが叫びましたが、私を支えるのは間に合いそうにありません。
転げ落ちる! そう思って身構え目を瞑りましたが、いつまで待っても衝撃が襲ってきませんでした。おかしいなと思いつつ目を開けます。
「止まって・・・る?」
私の体は階段を踏み外した状態のまま止まっていました。少し浮いてるかも知れません。ミルクさんかシルクさんが間に合ったのかとも思いましたが、少し離れたところで目を点にしています。
じゃあ、リーナ姉さんたちかな? と思いそちらを見ると同じように目を点にしていました。あれ? じゃあ何で私は転げ落ちないのでしょうか?
「ルルちゃん・・・背中・・・」
誰ともなく、そんな事を呟きました。背中?
───バサァっ
背中に意識を集中すると、そんな音が聞こえてきました。バサァ?
「ルル! カッコいいの! その翼、私たちの羽根とは違う感じだけどカッコいいの!」
翼・・・。翼!?
───バサァっ
あ、これ背中に付いてますね。翼。
翼を認識した瞬間、私の頭の中に様々な知識が流れ込んで来ました。
そこで突然理解しました。リーナ姉さんたちが探してるのは私だと。
そしてこの場所。ここ、転生の女神の祭壇に来たからこそ思い出せました。私はルルであると共にルナ。転生の女神です。いえ、正確にはその一部でしょうか? 転生の女神の記憶を一部受け継いでいるのです。あれ? ちょっと運命の女神の記憶も混ざってますね・・・。
とにかく、全てを思い出しました。私は兄を助けに行く術を持っています。多少準備は必要になりますが、リーナ姉さんやレミ姉さん、それに従魔の皆さんの力を借りたら何とかなるでしょう。
さあ、リョーマ救出大作戦の始まりです!
──────────
これにて幕間は終わりです。
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