【R18】完結・女なのにBL世界?!「いらない子」が溺愛に堕ちる!

たたら

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番外編<SIDE勇>

3:友だちができました

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次の休みの日、僕は駅前で
工場のおばちゃんと待ち合わせしていた。


息子さんを紹介してくれると言って、
家に招待してくれたのだ。


僕はおばちゃんの家を知らなかったので
駅前で待ち合わせすることにした。


おばちゃんの家も工場の近くらしく、
僕の…悠子ちゃんの家とも近い。


最寄り駅が同じだということがわかり、
僕はおばちゃんと、一層仲良くなった。


共通の話題がたくさんあって、
好きなお店とか、安いスーパーの話とか。


おばちゃんは優しくて、
本当のお母さんみたいだと思った。


僕は大人の人が苦手で、
女の人を見ると僕の、
お母さんの【オンナ】の顔を
思い出してしまって、すぐに怖くなる。


でも、おばちゃんは、そんなことなかった。


工場のおばちゃんたちもだけど、
誰も怖い顔なんてしなかったし、
僕を優しく扱ってくれた。


いつも笑顔でお菓子をくれたり、
僕が困っていると、さりげなく
手を貸してくれる。


僕はどんどん、
おばちゃんたちのことが好きになってきて、
女の人も怖くない人がいるんだって思った。


バイト先の店長さんも、一緒に仕事して
あのOLさんともおしゃべりして、
男の人も、そして若い女の人も、
優しい人もいるって思えるようになった。


僕は施設の人や悠子ちゃん以外、
世界中の皆が僕を嫌いで
傷つけると思い込んでたけど

僕がちゃんと前を向くと、
それが間違っていたことに気が付いた。

悠子ちゃんの短い前髪は
目の前の人の目を見て話すことができた。

相手の人の目が優しく笑うのが見えて、
僕は<愛されてる>って思った。

おばちゃんたちも、店長さんも、
ちゃんと僕を…悠子ちゃんを見てくれてた。

僕は悠子ちゃんのスペアだけど。
悠子ちゃんを、ちょっぴり羨ましいと
思ってしまったけれど。

でも、僕も今は【悠子ちゃん】なんだから
ちょっとだけ…愛されてもいいよね?


駅前の広場には少しだけ早く着いた。

待ち合わせは駅前にある大きな時計台の下。
近くにはバス停やタクシー乗り場がある。

この駅は結構大きくて、
駅直結の大きなファッションビルや、
ショッピングモールもある。

まだ朝の10時前なので、
人通りはそんなに多くないけど、

お店が開店する時間になったら、
この広場もショッピングモールも
物凄い人の数になる。

僕は人混みが苦手なので、
あまり駅には来ないけど。

前に買い物がしたくてここまで来た時、
物凄い人混みに酔ってしまった。

何気なく見たタクシーの車の窓に、
長い髪の女性が映っている。

僕…悠子ちゃんだ。

悠子ちゃんの髪の毛は長くて、
居酒屋バイトの時は、
悠子ちゃんのロッカーに入っていた
黒いゴムで髪をまとめていたけれど、

今日は髪型をどうしていいのかわからなくて
そのままにしている。

お化粧もよくわからなくて。
悠子ちゃんも化粧道具とかはあんまり
持っていないみたいで、

口紅…とか
そういうのは塗ってみたけど、
薄い色だったから、塗っても塗らなくても
関係なかったんじゃないかと思う。


服も悠子ちゃんは、
あまり持っていなかった。

初めておばちゃんのお家に招待されたし、
できるだけ、失礼が無いようにしようと思ったけど

悠子ちゃんのクローゼットには、
ジーンズとかトレーナーとか
簡素な服しかなかったのだ。

数着の服を着回ししていただけみたい。

僕は、働いたお金で悠子ちゃんに
服を買ってあげようと思った。

正直、沢山働いてお金はある。

悠子ちゃんも多分、同じだったと思うけど、
普段使うお金は家賃と光熱費ぐらい。

食費は居酒屋での賄いと、
残り物をもらったり、
あとは近所の安いスーパーで少し買い物するぐらい。

工場の仕事と居酒屋バイトで
お金を使う暇もないし、
だから悠子ちゃんの預金通帳の
金額はあんなに多かったのか、と納得できた。

でもいざ、服を買おうと思っても、
女の人の服とか、よくわからない。

それに…女の人の行くようなお店にも
恥ずかしくて入れそうにない。

ショッピングモールで、悠子ちゃんに
似合いそうな服を見ようと思って
お店の前に出ていたワゴンを見た途端、

お店にいた女の店員さんに
「いらっしゃいませー」と言われて
僕は逃げてしまった。

恥ずかしいとか怖いとか、
いろんな気持ちになって、
逃げる以外にできなかったのだ。

僕はやっぱり意気地なしだ。

僕は落ち込んで、結局、
悠子ちゃんのクローゼットの一番奥にあった
淡い水色のワンピースを着た。

ワンピースの丈は長くて、
膝の下まで隠れるぐらい。

腰にはベルトのような飾りがついていて、
ワンピースは半そでだったけど、
上から少し暗い色のカーディガンを羽織ったら
寒くもなかったし、ワンピースの華やかさも
抑えられて僕はほっとした。

悠子ちゃんは可愛いけど、
僕には、こんな華やかなものは苦手で似合わない。

でも、たぶんだけど。
悠子ちゃんも同じようなことを思ってたと思う。

だってこのワンピースは、
クローゼットの一番奥に隠れるように置いてあって。

ワンピースには、買ったままの商品タグが付いたままだったから。

悠子ちゃんも、
自分に自信が無かったのかな?

こんな華やかなワンピースは憧れるけど
似合わないと思ってたのかな?

僕は…悠子ちゃんに、
絶対に似合うと思って着たけど。

僕も悠子ちゃんも「いらない子」仲間だから、
きっと考えて居ることは似ているんだ。

「おまたせー」

明るいおばちゃんの声に、僕は我に返った。


考え事をしていて、
おばちゃんが近づいてきていることに
全く気が付かなかった。

「おはようごさいます」

僕は頭を下げた。

「おはよう、悠子ちゃん。
今日は、まぁ、まぁ、可愛いわー」

おばちゃんは僕の姿を上から下まで見た。

「うちの息子のために着飾ってくれたのね」

と嬉しそうに言われて、恥ずかしくなる。

「も、持ってた一張羅なんです」

と小さな声で言うと、嬉しいわ!っと抱きしめられた。

いつも思うけど、おばちゃんは
スキンシップが激しい。

でも、嫌じゃない。
おばちゃんは、怖くないもん。

「ほら、悠子ちゃん、うちの息子よ」

おばちゃんは、僕から体を離して、
すぐそばにいた男の人の腕をつかんだ。

「え?」

息子さんは家にいるんじゃなかったっけ。
突然の<知らない人>に僕は無意識に体を強張らせた。

「いえね、どうせ二人で遊びに出かけるなら
家に来てもらうより、
このまま息子と遊びにでかけたらいいと思ったのよー」

一緒に遊びに行く?
そんな話は聞いてないですよー。

僕はただ、お家に呼ばれて
お茶とかを飲んで、息子さんを
「お友達になれたらいいね」って感じで
紹介してもらって……

お昼ごはんの時間になる前に
帰るつもりだったんだ。

「ほら、あんたも挨拶しなさい」

おばちゃんは、僕の動揺に気が付かないまま
男の人を僕の前に押し出した。

「息子のまなと。
ウソのつかない子に育ってほしくて、
真翔ってつけたけど、まぁ、この子は
いつも私にウソばっかりで」

なんて、いつものおばちゃんトークに
少し笑えて、体の強張りが緩んだ。

「初めまして。
お母さまと同じ工場で働いている
森 悠子 です」

できるだけ丁寧にお辞儀をした。

本当は逃げ出したいぐらいだったけど、
頑張ったら、友達ぐらいにはなれるよね?

なんて思ったけれど。

おばちゃんに紹介してもらったけれど。

この息子さんと出かけるなんて
どう考えても無理無理だし。

こんなハンサムで大人な男性と
一緒に…しかも二人っきりで行動なんて
無理に決まっている。

このまま、
じつは用事ができたとか言って
帰ってしまおう。

なんて思っていたら、
「初めまして。
母がいつもお世話になっています。

息子の柊 真翔です」

と、穏やかな声がした。

優しい声だった。

僕は真翔さんを見た。

真翔さんの瞳は、
声と同じで優しい色をしていて
僕は真翔さんの前では
『施設の子』ではないんだと思った。

「さ、自己紹介も終わったことだし、
二人で遊んでらっしゃーい」

「え?え?」

「かぁさん!」

背中を押されて、僕は戸惑う。

「そうそう、最初はここよ。
ちゃんと予約してあげたからね」

と、おばちゃんは真翔さんに
何かカードを渡して、僕たちを
広場から追い出した。

どうしていいかわからない。

戸惑っていると、真翔さんに
ごめんね、と耳元で言われた。

「母がああ言ってるし、
ちょっとだけ付き合ってもらえるかな?」

なんて申し訳なさそうに言われて、
僕は頷いた。

こんなの、
断れるわけがない。

僕は真翔さんの後ろをついて行った。

ショッピングモールはあまり来たことなくて
土地勘もない。

それになにより…
靴が新しいものなので、
頑張って歩いたら靴ずれができそうだ。

靴も悠子ちゃんの下駄箱に
一足だけ新しいローヒールの靴があった。

悠子ちゃんはスニーカーばかり履いていて
僕も履きなれているから違和感はなかたったけど。

下駄箱の奥に隠れるように
おいてあったこの青色の靴は、
きっとこのワンピースを着るときに
履こうと思って買ったのだと思う。

カバンも…
いつもリュックだったけど、
靴と同じ青い色の小さいバックが
クローゼットの隅に置いてあって、
僕はそれに財布とハンカチと、
スマホだけ入れてきた。

そうそう、あとストッキング。
これだけは、恥ずかしかったけど
コンビニで昨日の夜に買った。

ストッキングは伝線しやすいみたいだから
ひっかけないように、歩き方も気を付けなくっちゃ。

丁寧に歩いていたら、
急に真翔さんが立ち止まった。

「わっ」

足元を見ながら歩いてたから、
どん、と真翔さんの背中にぶつかってしまった。

「ご、ごめんなさい」

と俯くと、大きな手が僕の頭を撫でた。

「ごめんね、歩くの早かった?」

「い、いえ、その…靴が慣れてないから」

言い訳のように言うと、
真翔さんは笑った。

「母も言ってたね。
僕のために着飾ってくれたの?
ありがとう」

なんて言われたら、
顔が真っ赤になる。

こんなセリフとさらっと言えるなんて
絶対にこの人、女ったらしだ。

女ったらしじゃなくても、
女の人の扱いに慣れてるとしか思えない。

おばちゃんは「彼女の一人もできなくて」
なんて言ってたけど。

それで僕も親近感がわいて
友だちになりたい、とか思ったけど。

絶対に違う。

おばちゃんが知らないだけで
この人は、絶対にモテる。

だって…
顔もかっこいいもん。

ほら、あの店長さんが好きなOLさんが
「攻めは恰好良いだけじゃだめなの。
スマートにエスコートできて溺愛系じゃないと」
と言いながら僕に見せてくれたアニメの
カッコいいキャラになんとなく似てるもん。

真翔さんは、いきなり僕の手を握った。

「へ?」

「悠子ちゃんのペースに合わせるから
ゆっくり行こう?」

そう言われて、手を引かれる。

は、恥ずかしい。

もう俯くしかできない。

真翔さんの茶色い靴しか見れない。

やっぱり大人の人はスニーカーじゃないんだ、とか
どうでもいいことを考えていたら、
お店に着いた。

ちょうど開店したばかりで
席はたくさん空いていたのに、
おばちゃんは、お店を予約していてくれたらしい。

ここは16階建ての駅ビルにあるカフェだった。

最上階にあるので、窓際に座ると街が見下ろせる。

僕たちはお店の一番奥の、その窓際の席に案内された。

少し奥まっていて、半個室のような席だ。

「わー、すごい!」

僕は窓から街を見下ろして、
子どものようにはしゃいでしまった。

こんな景色、見たことない。

「すごいね」と真翔さんに言われて
嬉しくなって、はい!って返事をしてしまった。

悠子ちゃんは22歳なんだから
子どもっぽくてダメだったと気が付いたのは
もう少し後のことだ。


真翔さんはメニューを見せてくれたけど、
僕はこんなところ初めてで、
何を頼んでいいかオロオロした。


コーヒーだけでも色んな種類があって、
紅茶も、ハーブティーとか、たくさんあって。

僕は、水だけ飲んでいたい、と思ってしまった。

でも真翔さんは、戸惑う僕を笑うことなく、
甘いのが好き?とか
香りがきついのは大丈夫?とか。

フルーツは好きかとか、
沢山聞いてくれて、僕のために
お茶を選んでくれた。

あと、贅沢だと思ったけど
ケーキも頼んでくれた。

店に入るときに、
レジの横に会ったショーケースにあった
大きな白いクリームが乗った茶色い
シフォンケーキに目を奪われたことを
気づかれていたらしい。

やばい。
恥ずかしすぎる。

「食べたかったでしょ?」と言われて
頷くしかない。

でも、ケーキなんて、
施設にいた時から数えても
数回しか食べたことが無い。

施設ではお誕生日に
ケーキっぽく、沢山重ねたホットケーキを
贅沢にも沢山バターを塗って食べたけど。

悠子ちゃんに「これは生クリームじゃないんだよ」
と教えてもらいながら、
ぺコリンちゃんのケーキを食べさせてもらったけど。

こんな本格的なケーキを食べるのは
本当に初めてだ。

お茶とケーキが来るまで、
真翔さんは、しきりに
「母が無理を言ってごめん」と
謝ってくれていて。

僕は、お友達ができたら嬉しいと思って、
と、正直に話した。

「お友達?」

「はい。ぼく…私は、友だちがいなくって」

つい、僕って言っちゃった。
今は悠子ちゃんなんだから、『私』って
言わないとだめだ。

あと、あまり悠子ちゃんと僕の話を
混ぜないように話さないと。

あとで悠子ちゃんと入れ替わったとき、
悠子ちゃんが困ってしまう。

「だから、工場でいつも
優しくしてくれるおばさんの息子さんが、
友達になってくれるかも、って
思ったら嬉しくなっちゃって」

こちらこそ、付き合わせてしまって
スミマセン、と謝った。

こんなカッコいい大人の人と
僕がお友達なんて、釣り合うはずないもんね。

でも、せっかくだから
ケーキは食べよう!

あと、あのOLさんに
カッコいい男の人と出会いましたよって
言ってみよう。

ぜったい楽しくおしゃべりしてくれるはず。

あのOLさんの妄想がさく裂する姿が想像できて
僕はつい、笑ってしまう。

真翔さんが、何かを言おうとしたとき、
紅茶と真翔さんが頼んだコーヒーと。
あとシフォンケーキが来た。

コーヒーは大人の匂いがして、
匂いだけはいい匂いだなーって思う。

コーヒーは僕には苦くて飲めないけどね。

「コーヒーの方が良かった?」
なんて真翔さんに聞かれて、

この人の観察眼ってすごい、と思う。

「いえ、匂いは好きだけど
苦くて飲めないです」

と正直に言うと、真翔さんは
そう、可愛いね、なんて言う。

悠子ちゃんは確かに可愛いけど、
言われているのは僕のことで。

だめだ。

早く切り上げないと、
恥ずかしぬことになりそうだ。





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