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高校生編
マラソン大会
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「ねえ君軍手が1個ないんだけど 、どこいっちゃったかな 、知ってる?もうすぐ始まっちゃうし ……」
「いや知らないです」
「そっか、ごめんね」
1年生の皆さん 並んでください
今日はマラソン大会だ。
「おい春樹ー 調子はどうだ 」
「この日のためにたくさん練習してきたんだ 頑張る 」
「そうか 練習 かそんなんしなくていいのに。てかなんだよそれ又お菓子ポケットに入れてんのかよ。」
「違うよ」
「あ、 風太 は 何か練習したの」
「そこまで 早くないし 別にいいかなって思ってて、何もしてない。 」
「それしてるやつじゃん」
「とりあえず、ライバルは新井だな。一位取ったらみちかさんに告白するんだ」
「それはどうでもいいけど負けないからな、井原」
それではスタートします。 位置について よーい パーン 銃声が響く 。
「よし 頑張るぞ 」
「いきなり走り出すの そんなんじゃあ後で体力なくなるよ」
「 大丈夫、春樹 も食らいついているな 」
「練習してきたからな 」
「みんな早い 無理すんなよ 」
「最後 みんなでゴールしようぜ 」
「絶対ゴールしないやつじゃん」
「みんなで ちょっと休憩しようぜ 」
「休憩できないだろう 」
「そういえば中下は走らないんだな あいつはちょっと体が弱いからだって。 ゴールテープ 係やってるんだよ 。さて、ゴールはそろそろかな 」「まだ半分も行ってないよ てかスタートしたばっかだよ 」
「あれそうだっけ 」
「頑張れ」
声援が聞こえる。
「 誰を応援 してんだよ」
「 前走ってる人たちらへんだろうな 向こう行ってるから」
「 とりあえず適当に応援してだけだろ 」
さあ皆さん先頭の1年生が先頭の帰ってきました。 皆さんで ラストスパートを応援しましょう。
「まじかよ先頭がラストスパートだってよ」
「何でか知らんけど俺たちが先頭なんだけど」
「風太何で俺らのペースに入ってこれてんの」
「喋らせないで」
「 頑張れ」
応援がより一層響いた 。
「1 位 もらったぜ このゴールテープ 俺のもんだ 」
「あ、君 まだ使うから持ってかないで 」「分かりました 」
今ゴールしました 。拍手をお願いいたします。
パチパチと寂しくきこえた。彼は指を舐めた。
続いて 新井選手 も入ってきました 。皆さん 拍手をお願いいたします 。拍手は起きなかった。代わりに、ざわざわと大きな声がした。そこには倒れ込んでいる人がいた。 水をあげようとしても応答がないようだ。
「おいおい どういうことだよ」
「 ななこれってさ 毒じゃない 」
「 走る前に水 めっちゃ飲んでたよな 」
「あの 水筒 だよな 」
「何も検出されていません 」
「あいつ 指舐めてたよな。指舐める癖があるんだよね 」
「そういえばそうだったな じゃあそれを利用したのかもしれないな いつも一緒に食べているのが 春樹と新井だったな 」
「井原 と 握手して その時につけたのではないかという可能性もあるよな 」
「握手してないよ 」
「俺もしてないんだけど 」
「なんでだよ」
「1位だし、ゴールテープ 触ったんだよな 」
「でも他の人も触ってるよな 」
「確かに」
皆さん固まらないでください 体育館に集まってください 落ち着いて体育館にお集まりください
「 ライバルの新井、 怪しくないか 」
「でも後でゴールしたんだぞ」
「そっか」
そこの人たちも集まって 体育館に早く来て
「待ってください。誰だか分かりましたよ。犯人は春樹だな」
「 なんでだよ やった証拠があるのかよ 」
「このゴールテープの反対側を持つ人もいる その人は何も知らないはずだ そして全て塗ってしまったら ……」
「全員こうなるね」
「係の人は 皆軍手をしている 。そして、1個軍手が見つからなかったそうだ。そこのポケットに入ってるのはお菓子なんかじゃない、軍手だ」
「ありました、軍手です。でもなぜ彼のポケットに?」
「それは、誰かがポケットに入れて自分を犯人にさせたんじゃないんですか」
「始まる前に行ってたじゃん。違うって」
「ぐ、軍手 返せなかったんですよ 。練習の時あいつが石で転ばしたんだ。だからついカッとなって……」
「いや知らないです」
「そっか、ごめんね」
1年生の皆さん 並んでください
今日はマラソン大会だ。
「おい春樹ー 調子はどうだ 」
「この日のためにたくさん練習してきたんだ 頑張る 」
「そうか 練習 かそんなんしなくていいのに。てかなんだよそれ又お菓子ポケットに入れてんのかよ。」
「違うよ」
「あ、 風太 は 何か練習したの」
「そこまで 早くないし 別にいいかなって思ってて、何もしてない。 」
「それしてるやつじゃん」
「とりあえず、ライバルは新井だな。一位取ったらみちかさんに告白するんだ」
「それはどうでもいいけど負けないからな、井原」
それではスタートします。 位置について よーい パーン 銃声が響く 。
「よし 頑張るぞ 」
「いきなり走り出すの そんなんじゃあ後で体力なくなるよ」
「 大丈夫、春樹 も食らいついているな 」
「練習してきたからな 」
「みんな早い 無理すんなよ 」
「最後 みんなでゴールしようぜ 」
「絶対ゴールしないやつじゃん」
「みんなで ちょっと休憩しようぜ 」
「休憩できないだろう 」
「そういえば中下は走らないんだな あいつはちょっと体が弱いからだって。 ゴールテープ 係やってるんだよ 。さて、ゴールはそろそろかな 」「まだ半分も行ってないよ てかスタートしたばっかだよ 」
「あれそうだっけ 」
「頑張れ」
声援が聞こえる。
「 誰を応援 してんだよ」
「 前走ってる人たちらへんだろうな 向こう行ってるから」
「 とりあえず適当に応援してだけだろ 」
さあ皆さん先頭の1年生が先頭の帰ってきました。 皆さんで ラストスパートを応援しましょう。
「まじかよ先頭がラストスパートだってよ」
「何でか知らんけど俺たちが先頭なんだけど」
「風太何で俺らのペースに入ってこれてんの」
「喋らせないで」
「 頑張れ」
応援がより一層響いた 。
「1 位 もらったぜ このゴールテープ 俺のもんだ 」
「あ、君 まだ使うから持ってかないで 」「分かりました 」
今ゴールしました 。拍手をお願いいたします。
パチパチと寂しくきこえた。彼は指を舐めた。
続いて 新井選手 も入ってきました 。皆さん 拍手をお願いいたします 。拍手は起きなかった。代わりに、ざわざわと大きな声がした。そこには倒れ込んでいる人がいた。 水をあげようとしても応答がないようだ。
「おいおい どういうことだよ」
「 ななこれってさ 毒じゃない 」
「 走る前に水 めっちゃ飲んでたよな 」
「あの 水筒 だよな 」
「何も検出されていません 」
「あいつ 指舐めてたよな。指舐める癖があるんだよね 」
「そういえばそうだったな じゃあそれを利用したのかもしれないな いつも一緒に食べているのが 春樹と新井だったな 」
「井原 と 握手して その時につけたのではないかという可能性もあるよな 」
「握手してないよ 」
「俺もしてないんだけど 」
「なんでだよ」
「1位だし、ゴールテープ 触ったんだよな 」
「でも他の人も触ってるよな 」
「確かに」
皆さん固まらないでください 体育館に集まってください 落ち着いて体育館にお集まりください
「 ライバルの新井、 怪しくないか 」
「でも後でゴールしたんだぞ」
「そっか」
そこの人たちも集まって 体育館に早く来て
「待ってください。誰だか分かりましたよ。犯人は春樹だな」
「 なんでだよ やった証拠があるのかよ 」
「このゴールテープの反対側を持つ人もいる その人は何も知らないはずだ そして全て塗ってしまったら ……」
「全員こうなるね」
「係の人は 皆軍手をしている 。そして、1個軍手が見つからなかったそうだ。そこのポケットに入ってるのはお菓子なんかじゃない、軍手だ」
「ありました、軍手です。でもなぜ彼のポケットに?」
「それは、誰かがポケットに入れて自分を犯人にさせたんじゃないんですか」
「始まる前に行ってたじゃん。違うって」
「ぐ、軍手 返せなかったんですよ 。練習の時あいつが石で転ばしたんだ。だからついカッとなって……」
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