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10章 理不尽との戦い
10-12 理不尽がやって来る
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朝、皇帝やアルティ皇太子との形ばかりの挨拶が終わると、本日より帝国視察ツアーの開始である。
帝国が表に出せる範囲の高性能な武器や魔法、その他諸々を諸外国に見せて、敵対する気をなくそうツアーとも言う。
属国候補によくやる手である。
帝国と戦争した場合、相当な被害が自国に出ることを予想させるのである。
ここは兵器工場。
わりと殺傷能力のある武器のお披露目であったが。
「ああ、まあ、対人の武器だとこうなるよな」
戦争国家であるソイファ王太子殿下の感想は平坦である。
予想の範囲内、というのがアリアリとわかる感想。
ソイ王国も軍事産業盛んだからね。
生かさず殺さず血を流すための武器の宝庫だからね。
「広範囲壊滅兵器とか、高火力殲滅魔法とかあったら良かったのにな」
ボソッと呟くソイ王国の王太子。
後ろで帝国の役人どもが引いている。
実は戦争国家はどれだけ相手国家を傷つけずに搾取できるかを考える。
人の戦意を失わせる派手な兵器を望むが、あまり土地や建物、作物等に被害をもたらせたくないのである。
侵略国家の我がままだが、手に入る物は多い方が良いのである。
更地にして万歳、土地が使いやすくなった、という侵略国家は少ないのである。
もちろんソイファ王太子殿下が口にしたのは南方の戦争で使うためのものではない。
あの災害級の魔物を相手にしたときに使いたいものである。
「ソイファ王太子殿下、対魔物用の兵器や魔法がお望みなら、帝国よりさらに北にある北海に面する国々の方が長けてますよ」
「へえー、オルレア博識だねえ」
「あそこの海の魔物も段違いに強いですから」
「あの災害級の魔物ぐらいに?」
「、、、他の地域より発生は多いですが、普通の災害級ですね」
「あ、そうなんだ」
ちょっとガッカリしてませんか?
まあ、普通の災害級用の兵器や魔法じゃ、アレには太刀打ちできないからなあ。
普通の災害級って何なんだ、って顔しないでくれるかな、帝国の役人さんたち。
わかりにくいから超災害級って言おうか、ソイ王国の国境に封印している魔物のことは。
「、、、これらの兵器を見ると、ウィト王国は遅れているな」
これまたボソッと呟いたのは護衛として来ているスレイ。
横にいるグジたちもソイファ王太子殿下とともに声が平坦だ。
「そうか?こういうの、けっこうそこら辺の街の工場で作られているぞ」
「ソイ王国も進んでいるんだな」
「スレイ、ウィト王国は全然軍事産業に力を入れてない。騎士団で使っている剣も他国から見ればお飾りみたいなものだし、兵器も旧来の物から進化していないんだ」
「ウィト王国は最強の剣と最強の盾に守られておりますからね。そのお二方はオルレア様のご兄弟なのでしょう」
帝国の女性役人が声をかけてきた。
「ええ、そうです」
「羨ましい限りですわ。たった二人の犠牲で国が護られるのですから」
ほんの少し感情的になったスレイを手で制した。
おそらくこの女性役人が感情を荒立てたいのは、俺である。ちなみにオルレアだと思っているからこその発言である。
俺自身は当事者なので、特に感想も何もない。
あ、そう、くらいなものだ。
オルレアだったらどう返すのだろう。
「そうですね。ウィト王国はたった二人のおかげで帝国からも守られております。貴方の方こそ私の手を取り、私に守られてみませんか」
キラッキラのオルレアスマイル発動ー。
白馬に乗った、、、乗ってないけど王子様風だよ。
「オールーレーアー」
あ、コレはソイファ王太子殿下からNGが出た。
「帝国の女性をスカウトするな。お前の手は俺の手を取るためにある」
「はいはい」
お手。
「仲がよろしいですわね」
微笑む女性役人。
このくらいの口説き文句で右往左往する帝国軍人じゃないぜ。
方々への挨拶、工場や研究所の視察等も恙なく予定が進んでいった。
公式訪問ではないので、華々しい歓迎式典等は行われない。
せいぜい内輪の晩餐会くらいなものだ。
一週間が過ぎた。翌日にはこの帝都を去る。
夕食後。
「オルレア様、由々しき事態となりました」
「久々にルイジィの顔を見たなあ」
「基本的に私は表舞台には立たない人間なもので」
くつろぎの場。
グジたちもこの部屋で自由にのんびりとしている。
最初は自国の王太子と同じ空間で気を張っていたが、ソイファ王太子殿下が表向き護衛の彼らであってももしものとき動けなければいけないと、壁の外に帝国の護衛がいる間はゆっくりするように慣らしていった。
この王太子が言葉巧みに人を誘導するのはお手のものだ。信頼されている自国民なら更に容易い。
帝都は賑わっている街だが、帝国で街へ遊びに行こうと思う猛者は誰もいなかった。
寒さが苦手な彼らは城の外に出ることをものすごく嫌った。
ルイジィは帝国内で乗り継いだ後、行きの馬車から姿を見せなくなっており、連絡事項があるときだけ誰かに言付けていた。
そんな彼がソイファ王太子殿下に宛がわれた部屋に来るのは、本当に由々しき事態なのだろう。
「だいたい想像つくけど」
「あー、皇帝も皇太子もとりあえず俺たちを他国の団体として尊重してくれているからなあ」
ソイファ王太子殿下も想像ついたようだ。
「で、誰が来るんだ?」
剣の手入れしながら聞くと怖いよ、スレイ。
魔剣がキランと光っている。
俺もここまで手入れしてあげてなかったから、魔剣も満足そうだ。
「正妃です」
まだ正妃って決まってなかったよねー、と言うのは皇太子の話。
現皇帝の正妃だ。不倫で騒がれている正妃の方だ。
「、、、正妃のままなの?」
「正妃の名誉を守るためにお金で解決したようですよ」
離婚させないためにどれだけ皇帝に支払ったんだ、正妃の実家は。
皇帝が何の処罰もしないと言えば、処罰されずに済んでしまうのが帝国だ。
ちなみに、アルティが皇太子になったからといって、第六皇子の母親が正妃に格上げされるわけでもない。子供が皇太子にならなくても正妃は正妃のままで、立場が皇太子を産んだ王妃より弱くなるだけだ。
皇太子の後ろには実の母が立つから。
離婚されていたら、正妃の実家は帝国での発言力がほぼなくなると言っても良いだろう。
「それでも離宮に幽閉されていたんだろ」
「この帝国にもお金が動く人間は少なくないですからねえ」
ヤレヤレ感を出すな。
お前たちの国の責任だろ。
この城の警備体制はどうなってやがる。
「で、俺たちにどう動いてほしいって?」
ルイジィに尋ねる。
「先触れもなくソイ王国の皆様の元に押し掛けるのは何とかとどまるよう説得中です。我々が考えますのは、皇帝陛下とアルティ皇太子殿下との最後の夜の語らいの場に、家族団らんのために顔を出した正妃とお茶をする、というところが落としどころかと」
「、、、家族団らんねえ」
正妃とアルティ皇太子って仲が良いわけあるまい。
ソイファ王太子殿下が立ち上がった。
「まあ、行くしかあるまい。ここまでお膳立てしてあるのだから」
「お金の力って怖いねえ」
「いつだってお金に目が眩んだ者が世界を引っ掻き回す。帝国の皇帝といえども、お金には負けるのだな」
「いえ、帝国民は皇帝ならばお金より皇帝なのですが、今回は正妃なので」
ソイファ王太子殿下もグジたちも意味がわからないって顔をしている。
そりゃ、俺たちから見たら、正妃のこの行為は皇帝の顔に泥を塗る行為なのだから。
しかし、帝国では皇帝は皇帝自身の行為でしか評価されないようだ。妻だろうが子だろうが関係ないらしい。
「国によって価値観が違うんだな」
スレイが腰に魔剣を携えた。
「帝国以外の国はどうでもいいんだろ」
「そういう国だからなあ、帝国は」
ソイファ王太子殿下も頷く。
ルイジィに連れられて場所移動。
家族団らんと言えるように、豪華なソファの一室だ。
お菓子やらつまみやらお茶やらお酒やらを周囲に並ぶテーブルに準備されている。
あまり魅力は感じないが。
ソイファ王太子殿下の夢幻回廊に俺も毒されて来ただろうか。
俺たちがグジたちを連れて来ているように、壁際には帝国側の護衛が等間隔に並んでいる。
さて、茶番劇の始まりだ。
帝国が表に出せる範囲の高性能な武器や魔法、その他諸々を諸外国に見せて、敵対する気をなくそうツアーとも言う。
属国候補によくやる手である。
帝国と戦争した場合、相当な被害が自国に出ることを予想させるのである。
ここは兵器工場。
わりと殺傷能力のある武器のお披露目であったが。
「ああ、まあ、対人の武器だとこうなるよな」
戦争国家であるソイファ王太子殿下の感想は平坦である。
予想の範囲内、というのがアリアリとわかる感想。
ソイ王国も軍事産業盛んだからね。
生かさず殺さず血を流すための武器の宝庫だからね。
「広範囲壊滅兵器とか、高火力殲滅魔法とかあったら良かったのにな」
ボソッと呟くソイ王国の王太子。
後ろで帝国の役人どもが引いている。
実は戦争国家はどれだけ相手国家を傷つけずに搾取できるかを考える。
人の戦意を失わせる派手な兵器を望むが、あまり土地や建物、作物等に被害をもたらせたくないのである。
侵略国家の我がままだが、手に入る物は多い方が良いのである。
更地にして万歳、土地が使いやすくなった、という侵略国家は少ないのである。
もちろんソイファ王太子殿下が口にしたのは南方の戦争で使うためのものではない。
あの災害級の魔物を相手にしたときに使いたいものである。
「ソイファ王太子殿下、対魔物用の兵器や魔法がお望みなら、帝国よりさらに北にある北海に面する国々の方が長けてますよ」
「へえー、オルレア博識だねえ」
「あそこの海の魔物も段違いに強いですから」
「あの災害級の魔物ぐらいに?」
「、、、他の地域より発生は多いですが、普通の災害級ですね」
「あ、そうなんだ」
ちょっとガッカリしてませんか?
まあ、普通の災害級用の兵器や魔法じゃ、アレには太刀打ちできないからなあ。
普通の災害級って何なんだ、って顔しないでくれるかな、帝国の役人さんたち。
わかりにくいから超災害級って言おうか、ソイ王国の国境に封印している魔物のことは。
「、、、これらの兵器を見ると、ウィト王国は遅れているな」
これまたボソッと呟いたのは護衛として来ているスレイ。
横にいるグジたちもソイファ王太子殿下とともに声が平坦だ。
「そうか?こういうの、けっこうそこら辺の街の工場で作られているぞ」
「ソイ王国も進んでいるんだな」
「スレイ、ウィト王国は全然軍事産業に力を入れてない。騎士団で使っている剣も他国から見ればお飾りみたいなものだし、兵器も旧来の物から進化していないんだ」
「ウィト王国は最強の剣と最強の盾に守られておりますからね。そのお二方はオルレア様のご兄弟なのでしょう」
帝国の女性役人が声をかけてきた。
「ええ、そうです」
「羨ましい限りですわ。たった二人の犠牲で国が護られるのですから」
ほんの少し感情的になったスレイを手で制した。
おそらくこの女性役人が感情を荒立てたいのは、俺である。ちなみにオルレアだと思っているからこその発言である。
俺自身は当事者なので、特に感想も何もない。
あ、そう、くらいなものだ。
オルレアだったらどう返すのだろう。
「そうですね。ウィト王国はたった二人のおかげで帝国からも守られております。貴方の方こそ私の手を取り、私に守られてみませんか」
キラッキラのオルレアスマイル発動ー。
白馬に乗った、、、乗ってないけど王子様風だよ。
「オールーレーアー」
あ、コレはソイファ王太子殿下からNGが出た。
「帝国の女性をスカウトするな。お前の手は俺の手を取るためにある」
「はいはい」
お手。
「仲がよろしいですわね」
微笑む女性役人。
このくらいの口説き文句で右往左往する帝国軍人じゃないぜ。
方々への挨拶、工場や研究所の視察等も恙なく予定が進んでいった。
公式訪問ではないので、華々しい歓迎式典等は行われない。
せいぜい内輪の晩餐会くらいなものだ。
一週間が過ぎた。翌日にはこの帝都を去る。
夕食後。
「オルレア様、由々しき事態となりました」
「久々にルイジィの顔を見たなあ」
「基本的に私は表舞台には立たない人間なもので」
くつろぎの場。
グジたちもこの部屋で自由にのんびりとしている。
最初は自国の王太子と同じ空間で気を張っていたが、ソイファ王太子殿下が表向き護衛の彼らであってももしものとき動けなければいけないと、壁の外に帝国の護衛がいる間はゆっくりするように慣らしていった。
この王太子が言葉巧みに人を誘導するのはお手のものだ。信頼されている自国民なら更に容易い。
帝都は賑わっている街だが、帝国で街へ遊びに行こうと思う猛者は誰もいなかった。
寒さが苦手な彼らは城の外に出ることをものすごく嫌った。
ルイジィは帝国内で乗り継いだ後、行きの馬車から姿を見せなくなっており、連絡事項があるときだけ誰かに言付けていた。
そんな彼がソイファ王太子殿下に宛がわれた部屋に来るのは、本当に由々しき事態なのだろう。
「だいたい想像つくけど」
「あー、皇帝も皇太子もとりあえず俺たちを他国の団体として尊重してくれているからなあ」
ソイファ王太子殿下も想像ついたようだ。
「で、誰が来るんだ?」
剣の手入れしながら聞くと怖いよ、スレイ。
魔剣がキランと光っている。
俺もここまで手入れしてあげてなかったから、魔剣も満足そうだ。
「正妃です」
まだ正妃って決まってなかったよねー、と言うのは皇太子の話。
現皇帝の正妃だ。不倫で騒がれている正妃の方だ。
「、、、正妃のままなの?」
「正妃の名誉を守るためにお金で解決したようですよ」
離婚させないためにどれだけ皇帝に支払ったんだ、正妃の実家は。
皇帝が何の処罰もしないと言えば、処罰されずに済んでしまうのが帝国だ。
ちなみに、アルティが皇太子になったからといって、第六皇子の母親が正妃に格上げされるわけでもない。子供が皇太子にならなくても正妃は正妃のままで、立場が皇太子を産んだ王妃より弱くなるだけだ。
皇太子の後ろには実の母が立つから。
離婚されていたら、正妃の実家は帝国での発言力がほぼなくなると言っても良いだろう。
「それでも離宮に幽閉されていたんだろ」
「この帝国にもお金が動く人間は少なくないですからねえ」
ヤレヤレ感を出すな。
お前たちの国の責任だろ。
この城の警備体制はどうなってやがる。
「で、俺たちにどう動いてほしいって?」
ルイジィに尋ねる。
「先触れもなくソイ王国の皆様の元に押し掛けるのは何とかとどまるよう説得中です。我々が考えますのは、皇帝陛下とアルティ皇太子殿下との最後の夜の語らいの場に、家族団らんのために顔を出した正妃とお茶をする、というところが落としどころかと」
「、、、家族団らんねえ」
正妃とアルティ皇太子って仲が良いわけあるまい。
ソイファ王太子殿下が立ち上がった。
「まあ、行くしかあるまい。ここまでお膳立てしてあるのだから」
「お金の力って怖いねえ」
「いつだってお金に目が眩んだ者が世界を引っ掻き回す。帝国の皇帝といえども、お金には負けるのだな」
「いえ、帝国民は皇帝ならばお金より皇帝なのですが、今回は正妃なので」
ソイファ王太子殿下もグジたちも意味がわからないって顔をしている。
そりゃ、俺たちから見たら、正妃のこの行為は皇帝の顔に泥を塗る行為なのだから。
しかし、帝国では皇帝は皇帝自身の行為でしか評価されないようだ。妻だろうが子だろうが関係ないらしい。
「国によって価値観が違うんだな」
スレイが腰に魔剣を携えた。
「帝国以外の国はどうでもいいんだろ」
「そういう国だからなあ、帝国は」
ソイファ王太子殿下も頷く。
ルイジィに連れられて場所移動。
家族団らんと言えるように、豪華なソファの一室だ。
お菓子やらつまみやらお茶やらお酒やらを周囲に並ぶテーブルに準備されている。
あまり魅力は感じないが。
ソイファ王太子殿下の夢幻回廊に俺も毒されて来ただろうか。
俺たちがグジたちを連れて来ているように、壁際には帝国側の護衛が等間隔に並んでいる。
さて、茶番劇の始まりだ。
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