婚活に失敗したら第四王子の家庭教師になりました

春浦ディスコ

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巨大なベッドにマーサを下ろして覆い被さる。
マーサは気だるさでぐったりとしているとシルヴァンが片足を持ち上げた。

「マーサの脚たまんないよ」
ロングスカートがずり上がり、スラっとした脚が露呈する。
足首を掴みマーサのソックスを噛んで脱がすと、そのまま足の指を口に含んだ。

「そ、そんなところっ」
れろ、じゅる、じゅる。

形を確かめるように一つ一つ丁寧に舐めて口に含む。

「はあ、ん......っく」
「我慢しないで、感じるのも、声出すのも。全部見せてほしい」
「あん、でも......」
「マーサの全部を俺にちょうだい」

全ての指を舐め終わるとシルヴァンは足のこう、足首からふくらはぎを伝い太股に舌を滑らせる。
足の付け根に到達して付け根を舐める。
下着はとっくに取り払われたので秘部が丸見えだ。

「そん、なあっ」
「なに?」
「っうう」

シルヴァンが両端の付け根をべろべろと舐めるが、求めている所には触れてくれない。
マーサはもどかしさで体を捩らせる。
直接的な刺激が欲しい。

「どうして欲しい」

シルヴァンが舐めながらマーサに問う。

「触って、触ってほしいのっ」

マーサが言い終わると同時にシルヴァンはマーサの秘部に口づける。
待ちわびた刺激にマーサの体が歓喜に満ちる。

「ああん!いいっ!いいのお!」

マーサの嬌声にシルヴァンの限界がくる。

「もっとドロドロにしてからと思ったけど耐えられないよ、はあ、入れるね、マーサ」

蕩けたマーサがこくんと頷く。

シルヴァンが手早く服を脱ぎ捨てると、自分の肉棒に手を添える。
マーサのぬかるみに先端を滑らせる。
あまりに淫らな光景にマーサの秘部から止めどなく涎が溢れた。

「はあ、気持ちい......入れるね」

くぷ、ずちゅう、と挿入する。
「あっ!くう」
「き、つ......」
先端を挿入したところで止まり、馴染むようにわずかに腰を揺らす。
「マーサ、息吐いて、ゆっくり息して」
シルヴァンの言う通りにする。

マーサの力みが和らいだ瞬間にシルヴァンはぐぐぐと腰を押し込んだ。

「ああああん!」
「はいった、はいったよ。マーサ」

シルヴァンのあまりの質量に息が苦しい。

「はあ、は、は......」
少しマーサが落ち着くのを待って、シルヴァンが小刻みに腰を揺らす。

「あ、あん、あっ」
「マーサ、好き、好きだよ」
「殿下あ......」」
「マーサは、マーサは俺のこと好き?」
「ああん、好きなの......駄目なのにい!」
「はっ、ん、駄目じゃない、駄目じゃないよマーサ......」
「んっ、んっ」
「もう、俺のものだよ」

マーサの痛みが和らいだのか、愛液が増しすべりが滑らかになる。

「くっ......はあ、はあ」
「んっシルヴァン、殿下ぁ......あっ、いい、あん」
「俺も、たまらなく、気持ちいいっ」

「はじめてなのに、私、あっ、いいのおっ」
「マーサ!」

経験はないだろうとは予想していたが、知らされた事実にシルヴァンは歓喜した。

「いいっ、あっ!感じちゃうっ」
「いいよ、感じて、気持ちよくなって」

マーサの腰を掴みシルヴァンは、ばちゅん、ばちゅんと穿つスピードを速める。

「あ、あ、きちゃう、きちゃ」
「気持ちよくなって、俺のでイって」

マーサの半開きの口に口づける。

「んっんっ」
「好き、好きだよ」
「ああ!あっ、あっイく、イくううう」
「くっ」

マーサの締め付けにシルヴァンもワンテンポ遅れて絶頂した。
びゅくびゅくとマーサの膣に精を放つ。

やっと終わったとほっとしたマーサであったが、シルヴァンを見ると獲物を狙うように見つめ返された。

「殿下......?」
「足りない......マーサが足りない......」
「ええっ!?......んっ」

噛みつくようにキスをされるマーサ。
中途半端に腕にかかっていたブラウスをあっさり脱がされ、ホックを外されたロングスカートも素早くベッドから落とされた。

「んっ、はあ」
「どれだけ我慢したと思ってるの。もう一回しようねっ......!」

肉棒が再び入ってきたかと思うと抽送をはじめる。

「あんっ!あん」
「マーサ、マーサ」

ぱん、ぱん、ぱん、と肉が触れあう。
お互いに裸になり
触れあう素肌が狂おしいほどに気持ちが良い。
シルヴァンと一つになっているのだと実感し、マーサはとてつもない快楽に溺れていた。
シルヴァンが腰を振りながらマーサの豊満な胸に顔を埋める。
シルヴァンがれろれろと乳首を舐める。

「俺の涎でべたべただよ、マーサのおっぱい」

シルヴァンのそんな一言にも快感を拾ってしまうマーサ。
動きが止まったかと思うと、マーサは反転させられ後ろから犯される。
ぽふっと顔を枕に埋めて快感を逃がそうとする。

「こんなのっ動物、みたいっ、ああん」
「広義的に言えば、はっ、はっ、俺たちも動物だよ」

「こんなのお、赤ちゃんが......できちゃいますっ」
「はっ、はっ、赤ちゃん作ろう......!俺とマーサの!赤ちゃん!」
「あんっんっ!」
ぐちゅぐちゅ、マーサが垂らした愛液とシルヴァンの精液が混じりあいマーサの耳を犯す。

「マーサ!好き......好き」

マーサの背中に体重をかけるとマーサの耳元で囁きながらガツガツと腰を振り続けるシルヴァン。

「好きだよね、俺のこと......好きって言ってマーサ」
「好きですう!駄目なのにい!んんっ好きなのお!」
「俺も!俺も、好きだよ、はっ、マーサ!マーサ!」

シルヴァンは剛欲を埋めたまま再度マーサを反転させると、マーサの腰をベッドから浮き上がらせて、真上から穿つように抽送する。

「ああああん!深っ......深いのおお」
「これ、やば......!」

マーサは自分の膣にシルヴァンの肉棒が出入りしている光景をまざまざと見せられる。

「駄目え!イッちゃうっ!」
「いいよ、イって。俺のでイって」
「あ、あ、あ、イく、イっちゃ......!ああ、あ、イく、イくううう」
「出すよ、中に出すよっ......!孕んで!俺の子を孕んで......!ああっ!」
シルヴァンは一際強く中を抉って射精した。

強すぎる圧迫感と快感でマーサは意識を飛ばした。
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