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本編
第9話(R15。暴力があるため保険)
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コーネリア様の目の前に、琥珀色の綺麗な鳥が涙を流しながら翼をはためかせていた。翼をはためかせる度に、金色の粉?が舞って凄く綺麗だった。
『おどき!月のっ!そこは、私の特権ですわっ』
鳥の精霊様は、膝の上にいたノクトールを蹴飛ばして……コーネリア様の膝の上を占領し、縋りついた。
『っ!?、だからって蹴飛ばす奴があるか?!動物の体は、か弱いんだぞっ怪我したらどうするっ』
『ふん!精霊が怪我する訳ないでしょう!』
精霊同士は、仲がいいのかな……ノクトールの言葉が何時もと違います…。
「ノクトール?」
『はっ?!、あ、主……』
ノクトールは、バツが悪そうに「ち、違います」とか「私は……」とか「申し訳ありませんっ主」とか俯きながら、私の膝の上に前足を乗せて訴えている。
(可愛い……)
膝に乗せられた手が、凄く可愛い……
『ばぁか』
鳥の精霊様が、ノクトールにボソッと呟きました。
そして、
落ち込んだノクトールの機嫌を取ってる間に、コーネリア様は、鳥の精霊に名付けをしたみたいです。私の時と一緒で、彼女の左手の紋章が鳥の精霊様の額の紋章と同じに変わりました。
「セラフィ様、申し訳ありません。私は宰相様の所に行ってきます。本日は、楽しかったですわ。また、ご一緒させて下さいませ」
コーネリア様は、立ち上がって優雅にお辞儀をしました。
「は、はい。私も楽しかったです。ありがとうございます!鳥の精霊様も、またお話させて下さい」
『違いますわっ!』
「え?」
『これから私の事は、レーヴェと呼んで!ノクトールの精霊妃なら良いわ』
(?精霊妃?)
レーヴェ様の言った言葉は理解できなかったけど……レーヴェ様が、名前で呼んで良いって言ってくれた!嬉しい!
「はい、レーヴェ様」
楽しくて、嬉しくて、微笑んだ顔が元に戻らない……どうしよう、怒られないかな……
だって私は……
笑ってはいけない
本当は、話してもいけない、顔をあげてもいけない。そう言われてるから……こんな所をメルフィに見られたら、絶対に怒られる……
でも、こういう時に限って見つかってしまう…いつもそう……
だから……
「まぁ、コーネリア様!こちらにいらしたのね。いつの間にかサロンから居なくなってたから、どこに行ったのかと思いましたわ」
この、声は……
「メルフィ様……」
(あぁ、やっぱり……)
セラフィは、一瞬でいつもの無表情に変わって俯いた。コーネリアの声は、嫌悪感が丸出しだったが、その表情はとてもいい笑顔だった。
「コーネリア様…そちらの鳥は?」
「精霊様ですわ、先ほど孵りましたの」
「ふーん、そう」
メルフィは、睨むように精霊レーヴェを睨みつける。当然、ノクトールにも最初は睨んでいたが、レーヴェよりも小さなうさぎの姿に嘲笑うだけだった。
メルフィ……、私の存在を無視したように話している。ジーク様もフェリクス様も居るのに……
「それより、メルフィ様?」
「何かしら?」
「セラフィ様には、挨拶しませんの?同じ精霊妃候補ですわよ?」
「はっ、あんなのと一緒にしないで貰えます?」
「セラフィ様は、最速で精霊様を孵したお方ですわ」
「どうせ、雑魚精霊でしょ?セラフィそっくりの」
……っ!
「ノクトールはっ……」
雑魚じゃない、そう言いたかった……でも言えなかった。
頬に走った衝撃と激痛で……私は地面に倒れた。
「……っ」
「セラフィ様っ」
「口答えしないで!誰にものを言ってるの?!」
『主っ』
『最低っですわ』
コーネリア様の叫びとノクトールの言葉、レーヴェ様の声も聞こえる。
相手は精霊妃候補…、ジーク様もフェリクス様も、他の騎士の方も、迂闊に手は出せないみたいだった。
『……チッ、我が主を……』
ノクトールの声が、地を這うみたいに低くなった。
「ひっ……」
ノクトールの雰囲気が変わって、メルフィが小さな叫び声をあげる。
『…騎士共……我のする事に口出し、邪魔だてする事は許さぬ……』
「ノクト……?」
「セラフィ様、こちらへ」
フェリクス様が私を後ろに下げた。コーネリア様も、騎士の方が後ろに下げていた。
そしてレーヴェ様が羽ばたくと、私たちの周りに薄い膜のようなものが現れて、覆いました。
「な、何よっ!私は、太陽の精霊妃になる女よっ!」
『あんなのを、私が選ぶ訳ないわ。笑わせないで』
「何を訳の分からない事を!…ぎ、ぎゃあああ」
突然、メルフィが叫び出した。
「え?」
でも、何も変化はありません。
目の前でメルフィが叫びながら地面を転がっているけれど、私の目には何があったのか分かりませんでした。
メルフィの護衛騎士さん達も何が起きたのか分からないみたいです。
「いやぁぁぁあ!来ないでぇ!気持ち悪いっ!イヤだっ、助けてぇ!」
助けてと叫ばれても、何が起きてるか分からないから、みんな唖然と見つめることしか出来ない。
「あぁぁぁ!虫が!虫がぁぁぁ!」
「むし?」
『行きましょう?私の主様』
『私のお仕置もすみました。行きましょう、我が主。あぁ……明日になれば、幻覚は消えますよ』
最後の言葉は、メルフィとメルフィの騎士に向けて言ったみたいです。
「いやぁぁぁ!お父様ぁ!!」
メルフィの叫びを背後に、私達は庭園を離れた。庭を離れて、一階のフロアでコーネリア様と別れの挨拶を交わしました。
「明日のお披露目は、ご一緒しますわ。城の侍女は忙しいでしょうから、パーティの支度は私と一緒に行いましょう?私の家の侍女をお貸ししますわ」
「ありがとうございます。あの、コーネリア様」
「ネリアで構いませんわ、セラフィ様」
「あ、じゃあ私も、セラとお呼び下さい」
「セラ様ね」
「はい。……ネリア様、その……、私とお友達になってくれませんか?」
「まぁ、私からお願いしようと思ってましたのよ!是非、よろしくお願いしますわ!」
お城に来て2日目、私は生まれて初めて、お友達が出来ました。
『おどき!月のっ!そこは、私の特権ですわっ』
鳥の精霊様は、膝の上にいたノクトールを蹴飛ばして……コーネリア様の膝の上を占領し、縋りついた。
『っ!?、だからって蹴飛ばす奴があるか?!動物の体は、か弱いんだぞっ怪我したらどうするっ』
『ふん!精霊が怪我する訳ないでしょう!』
精霊同士は、仲がいいのかな……ノクトールの言葉が何時もと違います…。
「ノクトール?」
『はっ?!、あ、主……』
ノクトールは、バツが悪そうに「ち、違います」とか「私は……」とか「申し訳ありませんっ主」とか俯きながら、私の膝の上に前足を乗せて訴えている。
(可愛い……)
膝に乗せられた手が、凄く可愛い……
『ばぁか』
鳥の精霊様が、ノクトールにボソッと呟きました。
そして、
落ち込んだノクトールの機嫌を取ってる間に、コーネリア様は、鳥の精霊に名付けをしたみたいです。私の時と一緒で、彼女の左手の紋章が鳥の精霊様の額の紋章と同じに変わりました。
「セラフィ様、申し訳ありません。私は宰相様の所に行ってきます。本日は、楽しかったですわ。また、ご一緒させて下さいませ」
コーネリア様は、立ち上がって優雅にお辞儀をしました。
「は、はい。私も楽しかったです。ありがとうございます!鳥の精霊様も、またお話させて下さい」
『違いますわっ!』
「え?」
『これから私の事は、レーヴェと呼んで!ノクトールの精霊妃なら良いわ』
(?精霊妃?)
レーヴェ様の言った言葉は理解できなかったけど……レーヴェ様が、名前で呼んで良いって言ってくれた!嬉しい!
「はい、レーヴェ様」
楽しくて、嬉しくて、微笑んだ顔が元に戻らない……どうしよう、怒られないかな……
だって私は……
笑ってはいけない
本当は、話してもいけない、顔をあげてもいけない。そう言われてるから……こんな所をメルフィに見られたら、絶対に怒られる……
でも、こういう時に限って見つかってしまう…いつもそう……
だから……
「まぁ、コーネリア様!こちらにいらしたのね。いつの間にかサロンから居なくなってたから、どこに行ったのかと思いましたわ」
この、声は……
「メルフィ様……」
(あぁ、やっぱり……)
セラフィは、一瞬でいつもの無表情に変わって俯いた。コーネリアの声は、嫌悪感が丸出しだったが、その表情はとてもいい笑顔だった。
「コーネリア様…そちらの鳥は?」
「精霊様ですわ、先ほど孵りましたの」
「ふーん、そう」
メルフィは、睨むように精霊レーヴェを睨みつける。当然、ノクトールにも最初は睨んでいたが、レーヴェよりも小さなうさぎの姿に嘲笑うだけだった。
メルフィ……、私の存在を無視したように話している。ジーク様もフェリクス様も居るのに……
「それより、メルフィ様?」
「何かしら?」
「セラフィ様には、挨拶しませんの?同じ精霊妃候補ですわよ?」
「はっ、あんなのと一緒にしないで貰えます?」
「セラフィ様は、最速で精霊様を孵したお方ですわ」
「どうせ、雑魚精霊でしょ?セラフィそっくりの」
……っ!
「ノクトールはっ……」
雑魚じゃない、そう言いたかった……でも言えなかった。
頬に走った衝撃と激痛で……私は地面に倒れた。
「……っ」
「セラフィ様っ」
「口答えしないで!誰にものを言ってるの?!」
『主っ』
『最低っですわ』
コーネリア様の叫びとノクトールの言葉、レーヴェ様の声も聞こえる。
相手は精霊妃候補…、ジーク様もフェリクス様も、他の騎士の方も、迂闊に手は出せないみたいだった。
『……チッ、我が主を……』
ノクトールの声が、地を這うみたいに低くなった。
「ひっ……」
ノクトールの雰囲気が変わって、メルフィが小さな叫び声をあげる。
『…騎士共……我のする事に口出し、邪魔だてする事は許さぬ……』
「ノクト……?」
「セラフィ様、こちらへ」
フェリクス様が私を後ろに下げた。コーネリア様も、騎士の方が後ろに下げていた。
そしてレーヴェ様が羽ばたくと、私たちの周りに薄い膜のようなものが現れて、覆いました。
「な、何よっ!私は、太陽の精霊妃になる女よっ!」
『あんなのを、私が選ぶ訳ないわ。笑わせないで』
「何を訳の分からない事を!…ぎ、ぎゃあああ」
突然、メルフィが叫び出した。
「え?」
でも、何も変化はありません。
目の前でメルフィが叫びながら地面を転がっているけれど、私の目には何があったのか分かりませんでした。
メルフィの護衛騎士さん達も何が起きたのか分からないみたいです。
「いやぁぁぁあ!来ないでぇ!気持ち悪いっ!イヤだっ、助けてぇ!」
助けてと叫ばれても、何が起きてるか分からないから、みんな唖然と見つめることしか出来ない。
「あぁぁぁ!虫が!虫がぁぁぁ!」
「むし?」
『行きましょう?私の主様』
『私のお仕置もすみました。行きましょう、我が主。あぁ……明日になれば、幻覚は消えますよ』
最後の言葉は、メルフィとメルフィの騎士に向けて言ったみたいです。
「いやぁぁぁ!お父様ぁ!!」
メルフィの叫びを背後に、私達は庭園を離れた。庭を離れて、一階のフロアでコーネリア様と別れの挨拶を交わしました。
「明日のお披露目は、ご一緒しますわ。城の侍女は忙しいでしょうから、パーティの支度は私と一緒に行いましょう?私の家の侍女をお貸ししますわ」
「ありがとうございます。あの、コーネリア様」
「ネリアで構いませんわ、セラフィ様」
「あ、じゃあ私も、セラとお呼び下さい」
「セラ様ね」
「はい。……ネリア様、その……、私とお友達になってくれませんか?」
「まぁ、私からお願いしようと思ってましたのよ!是非、よろしくお願いしますわ!」
お城に来て2日目、私は生まれて初めて、お友達が出来ました。
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