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8章 魅了少女が不安すぎる!『前期』90~108話
その8 ヒウタとイベント
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休日、ヒウタはハロウィンイベントである仮面舞踏会を行う会場にやって来た。
広い駐車場を持つ建物で、普段はアイドルや歌手によるライブ、文芸やコミックの即売会、スポーツに使われることが多いそうだ。イベントを企画して許可を取れば誰でも使えるようにしているらしい。
これもシュイロが抱える施設の一つらしく、イベントをする度に大赤字になるわりには資産は余程多いらしい。
建物は二階建てで外からは二階に続く階段を上って入る。
入り口に続く階段と通路にはレンガタイルが敷き詰められていて、粘土質のつなぎの灰色がレンガの褐色を際立たせる。
入り口で靴を脱いで準備されていたスリッパに履き替える。
スマホを開いてイベント設営の会場まで歩いた。
するとそこには、髪にウェーブを効かせた女性がいた。女性の隣にいる小柄な男性が目に光を宿してヒウタを見る。
「カズサさん? っと隣は噂の」
「うん、お久しぶりです。あ、彼が私の恋人のヨウレンくん」
「よろしくお願いします!」
名をヨウレンという男性はヒウタに一礼する。
ヨウレンはカズサやヒウタよりも背が低い。そもそもヒウタも平均的な男性よりも小さい。ヒウタは最近背の高い大男ばかり会ったため、小柄なヨウレンを見て安心してホッと息を吐く。
……だが。
目の前の男はカズサという恋人がいる。その時点でヒウタとの格差がある勝ち組で、いくら身長は勝っているとはいえ虚しさは拭えない。
「シュイロさんが忙しいから働いてほしいと言っていて。今日はシュイロさん忙しいみたいですが」
「なので僕も手伝いに来ました。楽しそうです、お仕事で来ているのにわくわくです。イベントの準備なんて貴重な体験なので。では始めます」
カズサとヨウレンは指示が書いてある紙を見ながらカラーのガムテープを床に貼っていく。
ヒウタはぼうっとヨウレンを見た。
「けど身長がなくても恋人できるのか」
そう考えれば前向きになれるだろうか?
ヒウタは自身の小さい器を感じてひどく落ち込んだ。
それはさておき。
ヒウタは他のスタッフが作業しているスペースとは少し離れる。
「カワクロさんは用事があるから来ないと。そもそも来る予定だったなんて、シフユさんをそんなにも大事に思っているのか」
ヒウタはスマホのメッセージ画面を開く。そこには大量の電子ファイルや先輩からの情報が綴られている。それと食べ物、妹の尊さの話が一方的に。その末尾にカワクロからヒウタへのお願いが書かれていた。
『私は行くことができないなの。だからシフユの元恋人を捕まえて。真意を聞いて』
ヒウタは頭を抱える。シフユの元恋人を探すにしても会場は広く分担作業をしているため他の作業をしているグループに行くのは憚られる。少なくとも無粋に他のグループの作業スペースを通ったり話しに行けたりする雰囲気ではなかった。
それだけの真剣さと熱気に溢れていてつい身体が熱に浮かされてふわふわとぼうっとしてしまいそうな、飲み込まれるような空気が溢れていた。
ヒウタたちは基本的にイベントを訪れた人が休んだり話し込んだりするための設営で、机や椅子を準備して案内板を作っている。
他のグループでは、当日来る司会者やパティシエ、ピアニスト、バイオリニストの関係者がスケジュールやポジションを確認したりしていた。
シフユはさらに向こうで会場の飾りつけや更衣室を増設するためのテントを準備するグループにいる。更衣室では手鏡などのアイテムやハンガー、服を置くための籠やしまうための真空パックと真空包装機を用意する。施設内では着替えだけでなくメイクもできるそうだ。
また、全体の印象や演出もシフユが担当して管理、指揮しているらしい。
シュイロから事前に聞いていた話だが手がいくつも欲しいほどは忙しいだろう。
「シフユさんに話しかけられるのか? 俺はそもそもシフユさんの元恋人について何も知らないし外見も分からない。カワクロさんに接触しろと言われても」
シフユに話し掛ける時間はあるのか?
他の作業スペースに侵入して愛に行けるのか?
シフユさんの元恋人を認識できるか?
問題は残るが。
ヒウタがここにいるのは設営のアルバイトである。
イベントに対して給料が出る以上、抜け出してシフユやその元恋人に会いに行くのは悪いだろう。ヒウタは椅子やテーブルを所定の位置に運ぶ。しかしどうにかして会えないか気になってしまう。
「どうかしたの? ヒウタさん」
「寝不足かな、ちょっと疲れててぼうっとしてる」
「そっか。帰ったら休まないと」
カズサはチョークで黒板の案内板にイラストを描いていく。白い煙のようなお化け、包帯巻きのミイラ男、大きなマントを付けたドラキュラのそれぞれのデフォルメイラストである。
ヨウレンもチョークを取って星やハートのマークを足していく。
「ハロウィンっぽいでしょ?」
「うん。カズサちゃんはイラスト上手だ」
「そう?」
カズサは期待するような、しかし淡い疑いを持った目をヨウレンに向ける。
「ほら、このドラキュラ絶対強いよ、ガオオッて牙を持っててたくさん血を吸ってそうだよ」
「ふふ、何それ」
わくわくした様子でヨウレンが応えるとカズサは恥ずかしそうに笑った。
そして、ほとんどの設営が終わる。ヒウタはどうにか時間が作れないかと駆けるようにして椅子と机の移動を進めていく。
「ヒウタさん?」
ヨウレンがヒウタの運ぶ机を手伝う。
「ありがとうございます」
「あの、これを運んだら行ってください」
「どこへ?」
「会場の向こうを気にしていて。どうしてもしなくてはならないことがありますか?」
ヒウタは聞いて微笑む。
「そっか、それにしてもエスパーですか」
「当たりです?」
「ちょっと行ってきます」
机を下ろす。
「後は任せて」
ヒウタは駆け出す。
他のグループの作業スペースに入る。
辺りを見渡す。
「どうかしましたか?」
女性がヒウタに言う。
「人を探してて。シフユさんっていうのですが」
女性は斜め上を一瞬見ると、握り拳の親指上にしてもう一方の手の平で叩く。
「あ、君がヒウタくん? シュイロさんが言ってた」
ヒウタは頭を掻く。
真剣な雰囲気で勝手に怖いと思っていたが、ここにいるのはシュイロが集めたスタッフである。ならば。
「シフユさんがどこにいるか分かりますか?」
「ああ、あそこだよ。見えるでしょ?」
女性の指差す場所へ。
そこには増設テントの前でスタッフを指示するシフユがいた。
ヒウタがシフユに声を掛けようと近づいたときだった。首筋に汗が流れるような視線を感じる。
「何度も視線。あなた何者? シフユの何? ずっと見てるようだけど」
フリル付きワンピースを着た少女、団子ヘアにしている。
その目からヒウタに対する敵意が垣間見える。
疑うように眉に力んで苛立ちを隠せずに下唇を噛み面倒そうに顎に手を置く。
「私に用?」
シフユに近づかせないためのタイミング、初対面にも関わらずヒウタへのネガティブな感情。間違いない、ヒウタは思う。
この女性こそ、シフユの元恋人だろう。
広い駐車場を持つ建物で、普段はアイドルや歌手によるライブ、文芸やコミックの即売会、スポーツに使われることが多いそうだ。イベントを企画して許可を取れば誰でも使えるようにしているらしい。
これもシュイロが抱える施設の一つらしく、イベントをする度に大赤字になるわりには資産は余程多いらしい。
建物は二階建てで外からは二階に続く階段を上って入る。
入り口に続く階段と通路にはレンガタイルが敷き詰められていて、粘土質のつなぎの灰色がレンガの褐色を際立たせる。
入り口で靴を脱いで準備されていたスリッパに履き替える。
スマホを開いてイベント設営の会場まで歩いた。
するとそこには、髪にウェーブを効かせた女性がいた。女性の隣にいる小柄な男性が目に光を宿してヒウタを見る。
「カズサさん? っと隣は噂の」
「うん、お久しぶりです。あ、彼が私の恋人のヨウレンくん」
「よろしくお願いします!」
名をヨウレンという男性はヒウタに一礼する。
ヨウレンはカズサやヒウタよりも背が低い。そもそもヒウタも平均的な男性よりも小さい。ヒウタは最近背の高い大男ばかり会ったため、小柄なヨウレンを見て安心してホッと息を吐く。
……だが。
目の前の男はカズサという恋人がいる。その時点でヒウタとの格差がある勝ち組で、いくら身長は勝っているとはいえ虚しさは拭えない。
「シュイロさんが忙しいから働いてほしいと言っていて。今日はシュイロさん忙しいみたいですが」
「なので僕も手伝いに来ました。楽しそうです、お仕事で来ているのにわくわくです。イベントの準備なんて貴重な体験なので。では始めます」
カズサとヨウレンは指示が書いてある紙を見ながらカラーのガムテープを床に貼っていく。
ヒウタはぼうっとヨウレンを見た。
「けど身長がなくても恋人できるのか」
そう考えれば前向きになれるだろうか?
ヒウタは自身の小さい器を感じてひどく落ち込んだ。
それはさておき。
ヒウタは他のスタッフが作業しているスペースとは少し離れる。
「カワクロさんは用事があるから来ないと。そもそも来る予定だったなんて、シフユさんをそんなにも大事に思っているのか」
ヒウタはスマホのメッセージ画面を開く。そこには大量の電子ファイルや先輩からの情報が綴られている。それと食べ物、妹の尊さの話が一方的に。その末尾にカワクロからヒウタへのお願いが書かれていた。
『私は行くことができないなの。だからシフユの元恋人を捕まえて。真意を聞いて』
ヒウタは頭を抱える。シフユの元恋人を探すにしても会場は広く分担作業をしているため他の作業をしているグループに行くのは憚られる。少なくとも無粋に他のグループの作業スペースを通ったり話しに行けたりする雰囲気ではなかった。
それだけの真剣さと熱気に溢れていてつい身体が熱に浮かされてふわふわとぼうっとしてしまいそうな、飲み込まれるような空気が溢れていた。
ヒウタたちは基本的にイベントを訪れた人が休んだり話し込んだりするための設営で、机や椅子を準備して案内板を作っている。
他のグループでは、当日来る司会者やパティシエ、ピアニスト、バイオリニストの関係者がスケジュールやポジションを確認したりしていた。
シフユはさらに向こうで会場の飾りつけや更衣室を増設するためのテントを準備するグループにいる。更衣室では手鏡などのアイテムやハンガー、服を置くための籠やしまうための真空パックと真空包装機を用意する。施設内では着替えだけでなくメイクもできるそうだ。
また、全体の印象や演出もシフユが担当して管理、指揮しているらしい。
シュイロから事前に聞いていた話だが手がいくつも欲しいほどは忙しいだろう。
「シフユさんに話しかけられるのか? 俺はそもそもシフユさんの元恋人について何も知らないし外見も分からない。カワクロさんに接触しろと言われても」
シフユに話し掛ける時間はあるのか?
他の作業スペースに侵入して愛に行けるのか?
シフユさんの元恋人を認識できるか?
問題は残るが。
ヒウタがここにいるのは設営のアルバイトである。
イベントに対して給料が出る以上、抜け出してシフユやその元恋人に会いに行くのは悪いだろう。ヒウタは椅子やテーブルを所定の位置に運ぶ。しかしどうにかして会えないか気になってしまう。
「どうかしたの? ヒウタさん」
「寝不足かな、ちょっと疲れててぼうっとしてる」
「そっか。帰ったら休まないと」
カズサはチョークで黒板の案内板にイラストを描いていく。白い煙のようなお化け、包帯巻きのミイラ男、大きなマントを付けたドラキュラのそれぞれのデフォルメイラストである。
ヨウレンもチョークを取って星やハートのマークを足していく。
「ハロウィンっぽいでしょ?」
「うん。カズサちゃんはイラスト上手だ」
「そう?」
カズサは期待するような、しかし淡い疑いを持った目をヨウレンに向ける。
「ほら、このドラキュラ絶対強いよ、ガオオッて牙を持っててたくさん血を吸ってそうだよ」
「ふふ、何それ」
わくわくした様子でヨウレンが応えるとカズサは恥ずかしそうに笑った。
そして、ほとんどの設営が終わる。ヒウタはどうにか時間が作れないかと駆けるようにして椅子と机の移動を進めていく。
「ヒウタさん?」
ヨウレンがヒウタの運ぶ机を手伝う。
「ありがとうございます」
「あの、これを運んだら行ってください」
「どこへ?」
「会場の向こうを気にしていて。どうしてもしなくてはならないことがありますか?」
ヒウタは聞いて微笑む。
「そっか、それにしてもエスパーですか」
「当たりです?」
「ちょっと行ってきます」
机を下ろす。
「後は任せて」
ヒウタは駆け出す。
他のグループの作業スペースに入る。
辺りを見渡す。
「どうかしましたか?」
女性がヒウタに言う。
「人を探してて。シフユさんっていうのですが」
女性は斜め上を一瞬見ると、握り拳の親指上にしてもう一方の手の平で叩く。
「あ、君がヒウタくん? シュイロさんが言ってた」
ヒウタは頭を掻く。
真剣な雰囲気で勝手に怖いと思っていたが、ここにいるのはシュイロが集めたスタッフである。ならば。
「シフユさんがどこにいるか分かりますか?」
「ああ、あそこだよ。見えるでしょ?」
女性の指差す場所へ。
そこには増設テントの前でスタッフを指示するシフユがいた。
ヒウタがシフユに声を掛けようと近づいたときだった。首筋に汗が流れるような視線を感じる。
「何度も視線。あなた何者? シフユの何? ずっと見てるようだけど」
フリル付きワンピースを着た少女、団子ヘアにしている。
その目からヒウタに対する敵意が垣間見える。
疑うように眉に力んで苛立ちを隠せずに下唇を噛み面倒そうに顎に手を置く。
「私に用?」
シフユに近づかせないためのタイミング、初対面にも関わらずヒウタへのネガティブな感情。間違いない、ヒウタは思う。
この女性こそ、シフユの元恋人だろう。
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