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あなたを独占したい
あなたを独占したい②
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絡ませた両手が熱い。
結衣の足の間に入れられた、涼真の膝を結衣はきゅうっと強く挟んでしまう。
「んっ……」
プチプチッと音がして、ブラウスのボタンが外された。
突然肌が外気にさらされ、震える間もなく涼真の唇が結衣の鎖骨から胸の間をザラリと舐める。
「や……あんっ……」
頭の上で両手を一括りにされたまま、片手でブラジャーを外した涼真は結衣の胸を下からふにっと揉んだ。
「ね……この前ココ、触ったでしょう?」
「っあ……」
思い出して結衣は声も顔も隠したいけれど、その手は涼真に一括りにされたままだ。
「抵抗しないで下さい。……興奮する」
その低い声に、結衣はびくんとしてしまう。
「気持ち良かった?」
結衣の上にいる涼真が、身体を傾け結衣の耳元にそう囁く。
「気持ち良かったですよね? すごくぐちゃぐちゃになっちゃったんですよね。もしかして今も?」
ブラウスは、はだけたままで、ブラジャーも外れただけの結衣の身体のラインを涼真はその指で辿る。
「この光景ね、視界的にクるんですよね。まるであなたを犯しているみたいだ」
「あ……そんなこと……」
実際そんなことはないのに、耳から入るその声に犯されているようだ。
涼真は結衣の上で、ゆっくり、ゆっくり身体をなぞっていく。
結衣が焦れて動いても、それを許してくれない。
「結衣さん、身体熱いです」
「んっ!あ、やだ……や……」
「結衣さんのいやってすごく可愛い。この前教えたでしょう。いいときはいいって言うんですよって。でも、いやって言っても止めませんけどね」
涼真の色気を伴ってきらきらと煌めく瞳に、結衣は胸がどきどきする。
「尖ってきましたね。ここ」
涼真は片手で結衣の両手を抑えたまま、胸の先端に軽く触れる。
触れているかいないかくらいのそっとした撫で方に、腰がぞくんとして身体が揺れてしまう結衣だ。
「さっきから身体がびくびくしていますね。感じるの?」
「っふ……」
「声抑えちゃダメって言いましたよね。結衣さん……」
耳元に息を吹き掛けるように、名前を呼ばれる。
「あぁんっ」
突然、耳元にくちゅ……と濡れた音がして、耳を舐められたのだと知る。
抑えようのない熱が、身体を走り抜けた。
けれど腕が頭の上に括られたままなので、自分の思うように動けなくて、ひたすら身体が熱くなって追い込まれる。
「涼真、さん……っう、ふぇ……」
「そんな涙目で……。可愛い」
じわっと浮かんだ涙も、唇で吸われる。
「独占していいんですよね。独り占めされたいんでしょ? してあげる」
唇は胸元に落ちていく。
ちゅ、ちゅ……という音が時折強くなって、きつく吸われているのが分かる。
「りょ……まさん、お願い……手、離して?」
結衣の身体から顔を上げた涼真は、思いがけないくらい綺麗に笑った。
「まだだめ。もっと、もっと僕のものにし尽くして、抵抗も出来ないくらい……そうしたら、離してあげてもいい。今はこうさせて」
なぜか結衣はその時、涼真の孤独を見たような気がした。
涼真は何でも独りで解決出来る人だ。
独りで生きて独りで生きていくことを、おそらく決心していたはずだ。
だからこそ手に入れた結衣を、絶対離さないという強い独占欲を涼真から感じる。
大丈夫だよと言ってあげたいのに、身体は快感に追い込まれて、感じ過ぎて涙が込み上げてくる。
結衣が涼真の与えてくれる快感に縛られたら、安心するのだろうか?
「……んっあ、気持ち、い……も、だめ……涼真さん」
「舌、下さい。舐めたい」
「ん……ふぅ、んっ……」
結衣の足の間に入れられた、涼真の膝を結衣はきゅうっと強く挟んでしまう。
「んっ……」
プチプチッと音がして、ブラウスのボタンが外された。
突然肌が外気にさらされ、震える間もなく涼真の唇が結衣の鎖骨から胸の間をザラリと舐める。
「や……あんっ……」
頭の上で両手を一括りにされたまま、片手でブラジャーを外した涼真は結衣の胸を下からふにっと揉んだ。
「ね……この前ココ、触ったでしょう?」
「っあ……」
思い出して結衣は声も顔も隠したいけれど、その手は涼真に一括りにされたままだ。
「抵抗しないで下さい。……興奮する」
その低い声に、結衣はびくんとしてしまう。
「気持ち良かった?」
結衣の上にいる涼真が、身体を傾け結衣の耳元にそう囁く。
「気持ち良かったですよね? すごくぐちゃぐちゃになっちゃったんですよね。もしかして今も?」
ブラウスは、はだけたままで、ブラジャーも外れただけの結衣の身体のラインを涼真はその指で辿る。
「この光景ね、視界的にクるんですよね。まるであなたを犯しているみたいだ」
「あ……そんなこと……」
実際そんなことはないのに、耳から入るその声に犯されているようだ。
涼真は結衣の上で、ゆっくり、ゆっくり身体をなぞっていく。
結衣が焦れて動いても、それを許してくれない。
「結衣さん、身体熱いです」
「んっ!あ、やだ……や……」
「結衣さんのいやってすごく可愛い。この前教えたでしょう。いいときはいいって言うんですよって。でも、いやって言っても止めませんけどね」
涼真の色気を伴ってきらきらと煌めく瞳に、結衣は胸がどきどきする。
「尖ってきましたね。ここ」
涼真は片手で結衣の両手を抑えたまま、胸の先端に軽く触れる。
触れているかいないかくらいのそっとした撫で方に、腰がぞくんとして身体が揺れてしまう結衣だ。
「さっきから身体がびくびくしていますね。感じるの?」
「っふ……」
「声抑えちゃダメって言いましたよね。結衣さん……」
耳元に息を吹き掛けるように、名前を呼ばれる。
「あぁんっ」
突然、耳元にくちゅ……と濡れた音がして、耳を舐められたのだと知る。
抑えようのない熱が、身体を走り抜けた。
けれど腕が頭の上に括られたままなので、自分の思うように動けなくて、ひたすら身体が熱くなって追い込まれる。
「涼真、さん……っう、ふぇ……」
「そんな涙目で……。可愛い」
じわっと浮かんだ涙も、唇で吸われる。
「独占していいんですよね。独り占めされたいんでしょ? してあげる」
唇は胸元に落ちていく。
ちゅ、ちゅ……という音が時折強くなって、きつく吸われているのが分かる。
「りょ……まさん、お願い……手、離して?」
結衣の身体から顔を上げた涼真は、思いがけないくらい綺麗に笑った。
「まだだめ。もっと、もっと僕のものにし尽くして、抵抗も出来ないくらい……そうしたら、離してあげてもいい。今はこうさせて」
なぜか結衣はその時、涼真の孤独を見たような気がした。
涼真は何でも独りで解決出来る人だ。
独りで生きて独りで生きていくことを、おそらく決心していたはずだ。
だからこそ手に入れた結衣を、絶対離さないという強い独占欲を涼真から感じる。
大丈夫だよと言ってあげたいのに、身体は快感に追い込まれて、感じ過ぎて涙が込み上げてくる。
結衣が涼真の与えてくれる快感に縛られたら、安心するのだろうか?
「……んっあ、気持ち、い……も、だめ……涼真さん」
「舌、下さい。舐めたい」
「ん……ふぅ、んっ……」
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