145 / 199
- 144
しおりを挟む
「お前は魔に身体を売り、穢れた、醜い、不浄の神の子だ」
「……やめろと言っている!
…………今まで……今まで、お前の言う事は何でも聞いてきた……!
これ以上、何がしたいんだ……!」
シュリの声が震えていた。
「何でもだと? お前はまだ、ワシとの約束を守ってはおらんぞ?
それで勝手な事を言うでない」
ガルシアがシュリの目の前で自分の衣服を緩め始める。
そこから引き出されたモノは、すでに熱り、大きく勃っていた。
「咥えろ。
そう言いつけていたはずだ」
「陛下! お止め下さい!
シュリ様はまだお身体が……!」
隣に跪いたままのラウが叫んだ。
「ラウムよ、お前もだ。
昨夜の勝手な行動……謝罪だけで許されたと思うたか?
それに、作れと命じたあの薬はどうした?
あれもまだ受け取っておらん」
「……!
それは……まだ……出来ておりません……」
ラウが見上げていた視線を伏せる。
「なるほど。そうか。
結局、お前達はワシの言いつけを何一つ守っていないと言うことだ。
それで『何でも言う事をきいた』とは……笑わせるな。
そういう事は、ちゃんと芸ができてから言うんだな。
……シュリ、跪け」
ガルシアは自分のモノを片手で擦りあげながら、それをシュリの目の前に突き出した。
それはすでに先の穴から、ヌルヌルと粘液を滴らせている。
「……クッ……」
シュリがグッと唇を噛む。
「どうした? まだ出来ぬというか?
ならば今まで通りだ。ラウム、来い」
「……! やめろ、ガルシア……!
私が……する……」
「シュリ……! それは……」
「うるさい、お前は黙って見ていろ!」
止めるラウの声をガルシアが遮った。
「今『私がする』と……そう言ったか?
自分で言ったのだからな。
だが、もしも、ワシを満足させられない時は……わかっているな?」
ニヤリと笑うガルシアはシュリの頭を鷲掴み、股間に跪かせると、自分のモノをグイと押し付けた。
「ンッ……!」
目の前にガルシアのモノがあった。
今までガルシアの手の中で弄ばれていたソレは、ヌルリと粘液を纏い、嫌な光沢を放ちながら黒い鎌首を持ち上げている。
シュリはゆっくりとそれを手に取った。
直視することはできなかった。
ためらうように目を閉じると唇が震える。
それでも小さく口をあけ、その形に沿ってそろそろと舌を這わせ始めた。
だがガルシアは、仁王立ったままピクリともせず、じっとシュリの動きを見下ろすだけだ。
シュリは何度となくソレに舌を這わせはしたが、それが精一杯だった。
体が熱を発し、傷が痛み、貧血の体は跪いているとはいえ、自分を支える事さえ辛かった。
天地なく回り続ける眩暈のせいで酷く気分が悪く、ソレを口に含む気には到底なれない。
「おい、いつまでそうしているつもりだ?」
不意に頭上でガルシアの声がした。
その声にシュリが動きを止めた。
ラウもクッと唇を噛み締める。
「いつまでそうしているのかと聞いている」
ジロリと冷たく見下ろすガルシアの声に、誰の返事もない。
「それでワシが満足すると思っているのか?」
「……やめろと言っている!
…………今まで……今まで、お前の言う事は何でも聞いてきた……!
これ以上、何がしたいんだ……!」
シュリの声が震えていた。
「何でもだと? お前はまだ、ワシとの約束を守ってはおらんぞ?
それで勝手な事を言うでない」
ガルシアがシュリの目の前で自分の衣服を緩め始める。
そこから引き出されたモノは、すでに熱り、大きく勃っていた。
「咥えろ。
そう言いつけていたはずだ」
「陛下! お止め下さい!
シュリ様はまだお身体が……!」
隣に跪いたままのラウが叫んだ。
「ラウムよ、お前もだ。
昨夜の勝手な行動……謝罪だけで許されたと思うたか?
それに、作れと命じたあの薬はどうした?
あれもまだ受け取っておらん」
「……!
それは……まだ……出来ておりません……」
ラウが見上げていた視線を伏せる。
「なるほど。そうか。
結局、お前達はワシの言いつけを何一つ守っていないと言うことだ。
それで『何でも言う事をきいた』とは……笑わせるな。
そういう事は、ちゃんと芸ができてから言うんだな。
……シュリ、跪け」
ガルシアは自分のモノを片手で擦りあげながら、それをシュリの目の前に突き出した。
それはすでに先の穴から、ヌルヌルと粘液を滴らせている。
「……クッ……」
シュリがグッと唇を噛む。
「どうした? まだ出来ぬというか?
ならば今まで通りだ。ラウム、来い」
「……! やめろ、ガルシア……!
私が……する……」
「シュリ……! それは……」
「うるさい、お前は黙って見ていろ!」
止めるラウの声をガルシアが遮った。
「今『私がする』と……そう言ったか?
自分で言ったのだからな。
だが、もしも、ワシを満足させられない時は……わかっているな?」
ニヤリと笑うガルシアはシュリの頭を鷲掴み、股間に跪かせると、自分のモノをグイと押し付けた。
「ンッ……!」
目の前にガルシアのモノがあった。
今までガルシアの手の中で弄ばれていたソレは、ヌルリと粘液を纏い、嫌な光沢を放ちながら黒い鎌首を持ち上げている。
シュリはゆっくりとそれを手に取った。
直視することはできなかった。
ためらうように目を閉じると唇が震える。
それでも小さく口をあけ、その形に沿ってそろそろと舌を這わせ始めた。
だがガルシアは、仁王立ったままピクリともせず、じっとシュリの動きを見下ろすだけだ。
シュリは何度となくソレに舌を這わせはしたが、それが精一杯だった。
体が熱を発し、傷が痛み、貧血の体は跪いているとはいえ、自分を支える事さえ辛かった。
天地なく回り続ける眩暈のせいで酷く気分が悪く、ソレを口に含む気には到底なれない。
「おい、いつまでそうしているつもりだ?」
不意に頭上でガルシアの声がした。
その声にシュリが動きを止めた。
ラウもクッと唇を噛み締める。
「いつまでそうしているのかと聞いている」
ジロリと冷たく見下ろすガルシアの声に、誰の返事もない。
「それでワシが満足すると思っているのか?」
0
お気に入りに追加
84
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。


【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる