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第二章 婚姻に向けて
63、婚姻
しおりを挟む昨夜は体中が痛くなりそうなほど、
アカスリ?体毛を剃り、お肌をマッサージされた。
もちろんナオクルさんに。
本来は侍従や側仕えなどがするのだが、
俺の肌に触るどころか、そんものは要らないと
言ったそうで、そういうものを付けるのが
当たり前だと言うことすら知らなかった。
夜はスリスリ、ペタペタと触る程度で
中には挿れずイッただけ。……何度か、ね。
翌朝、爽やかな目覚めにいつもの
ポカポカする腕の中。
最初は寝苦しかったし、寝返りを打つのも
気を遣い、そのまま寝たら朝身体が
痺れたりしていたが……。
慣れとは怖いもので、いつのまにか、
グッスリ寝ている。
たぶん、うっすら記憶にあるのは、
寝苦しくて、たまにナオクルさんを
無意識に蹴ったり、押しのけたり、
腕まくらをはずし…好き勝手な
寝相で寝ている俺を、何度も根気よく
回収され、腕の中に戻されているんだろうと
推定してます。
ナオクルさんは、寝不足にならないのか
心配だったけど、数ヶ月眠らなくても
大丈夫な身体だそうで、もと龍神だからとか
身体は一応あるけど、精神体が生み出した……
うんたらかんたら(難しくややこしい話)
生身の人族とは身体の作りが違うと
言いたいらしい。
一晩中、俺の寝顔を見ているとか……。
それは、それで怖いよ……。
そう聞いたら寝にくいと思ったけど、
たいがい、お風呂でイチャイチャして、
そのままベッドでイチャイチャ、
あとは、気を失うように寝る。
疲れ果てて寝るから、気にならないのだ。
白と銀色のドレスに身を包まれた俺、
お肌はつるつる、ピカピカのプルンプルン。
ナオクルさんは、黒の軍服の様な
かっこいい姿に、ジャラジャラの豪華な
飾りが付いていた。
「か、かっこいい……。」
その一言に尽きる。かっこいい。
出来れば俺も、スーツ系を着たかった。
「カズミを誰にも見せたくない。
このまま……。」
「ストップ。監禁も軟禁もなし。
脅しもだめ。威嚇もだめ。俺は逃げないし、
ナオクルさんのそばで、幸せにしてやる。
印まであるんだから、何が不安なんだよ。
死ぬ一瞬まで一緒だし、それこそ、
俺の方が心配だよ。ナオクルさんが
かっこよすぎて、他の人に見せびらかしたい
と思う反面、見せなくないって気持ちあるから、
コレ、変な感じ。俺、ナオクルさんなしじゃ
生きれないから、そばで一緒に幸せになろう。
アベリアちゃんを育てて、いつかは、
俺たちの赤ちゃんも…家族を増やそう……。」
「…こ、このまま…子ども作ろう。」
「……ゴホン、ゴホッ。」
俺は、一気に顔が熱くなった。
忘れてた、ここ俺たちだけじゃなかった。
リストン国王をはじめ神子たちや
アベリアちゃんや乳母のミークさんたち。
アベリアちゃんは、白と銀色を基調とした
可愛いドレスを身につけていた。
なんとなく、俺のドレスと似ていた。
リボンのフリフリがあるかないかの
違いのような気がした。
「可愛い。」
アベリアちゃんを抱きしめてキスをすると
驚いた表情をしながらもニコニコしていた。
ナオクルさんも、同じように抱きしめるのかと
思ったら、俺ごと抱きしめながら
アベリアちゃんにキスをしたあと、
俺にディープキスをしてきた………。
「…ゴホッ、ゴホッ。」
再びリストン国王の、わさどらしい咳払いの
おかげで、周りに促されながらの婚姻式を、
滞りなく終えた。
左手は「永遠の愛、愛や絆を深める」
右手は「不安を取り除く、精神的に安定する」
婚約時の指輪の上に、銀色と黒の魔石が付いた
お揃いの指輪が2人の薬指に輝いていた。
~~~~~~~~第二章~終~~~~~~~~
読んで頂きありがとうございます\(//∇//)\
お気に入りに登録や、チョイイン、
表紙絵や地図をパソコンで書いてくれた
カイトさん、お名前使っていいよ!!と
言ってくれたたくさんの皆様。
めっちゃめっちゃ、めっちゃ
ありがとうございます\(//∇//)\
初めての1000人超え!!
初めての24時間ポイント1桁上位!!
あたたかいコメントや応援
ほんと ホント うれしいです。
11月から、BL大賞の投票ありますので、
もしよろしければ、投票してくださると、
すんごい、ごっつい、喜びます!!
泣きます!!
嬉しすぎて、踊るかもしれません?!
これからもハッピーなイチャラブ
書いていきます\(//∇//)\
皆様、ありがとうございます。
さつき
アカスリ?体毛を剃り、お肌をマッサージされた。
もちろんナオクルさんに。
本来は侍従や側仕えなどがするのだが、
俺の肌に触るどころか、そんものは要らないと
言ったそうで、そういうものを付けるのが
当たり前だと言うことすら知らなかった。
夜はスリスリ、ペタペタと触る程度で
中には挿れずイッただけ。……何度か、ね。
翌朝、爽やかな目覚めにいつもの
ポカポカする腕の中。
最初は寝苦しかったし、寝返りを打つのも
気を遣い、そのまま寝たら朝身体が
痺れたりしていたが……。
慣れとは怖いもので、いつのまにか、
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たぶん、うっすら記憶にあるのは、
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無意識に蹴ったり、押しのけたり、
腕まくらをはずし…好き勝手な
寝相で寝ている俺を、何度も根気よく
回収され、腕の中に戻されているんだろうと
推定してます。
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心配だったけど、数ヶ月眠らなくても
大丈夫な身体だそうで、もと龍神だからとか
身体は一応あるけど、精神体が生み出した……
うんたらかんたら(難しくややこしい話)
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言いたいらしい。
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それは、それで怖いよ……。
そう聞いたら寝にくいと思ったけど、
たいがい、お風呂でイチャイチャして、
そのままベッドでイチャイチャ、
あとは、気を失うように寝る。
疲れ果てて寝るから、気にならないのだ。
白と銀色のドレスに身を包まれた俺、
お肌はつるつる、ピカピカのプルンプルン。
ナオクルさんは、黒の軍服の様な
かっこいい姿に、ジャラジャラの豪華な
飾りが付いていた。
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俺の方が心配だよ。ナオクルさんが
かっこよすぎて、他の人に見せびらかしたい
と思う反面、見せなくないって気持ちあるから、
コレ、変な感じ。俺、ナオクルさんなしじゃ
生きれないから、そばで一緒に幸せになろう。
アベリアちゃんを育てて、いつかは、
俺たちの赤ちゃんも…家族を増やそう……。」
「…こ、このまま…子ども作ろう。」
「……ゴホン、ゴホッ。」
俺は、一気に顔が熱くなった。
忘れてた、ここ俺たちだけじゃなかった。
リストン国王をはじめ神子たちや
アベリアちゃんや乳母のミークさんたち。
アベリアちゃんは、白と銀色を基調とした
可愛いドレスを身につけていた。
なんとなく、俺のドレスと似ていた。
リボンのフリフリがあるかないかの
違いのような気がした。
「可愛い。」
アベリアちゃんを抱きしめてキスをすると
驚いた表情をしながらもニコニコしていた。
ナオクルさんも、同じように抱きしめるのかと
思ったら、俺ごと抱きしめながら
アベリアちゃんにキスをしたあと、
俺にディープキスをしてきた………。
「…ゴホッ、ゴホッ。」
再びリストン国王の、わさどらしい咳払いの
おかげで、周りに促されながらの婚姻式を、
滞りなく終えた。
左手は「永遠の愛、愛や絆を深める」
右手は「不安を取り除く、精神的に安定する」
婚約時の指輪の上に、銀色と黒の魔石が付いた
お揃いの指輪が2人の薬指に輝いていた。
~~~~~~~~第二章~終~~~~~~~~
読んで頂きありがとうございます\(//∇//)\
お気に入りに登録や、チョイイン、
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カイトさん、お名前使っていいよ!!と
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めっちゃめっちゃ、めっちゃ
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さつき
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