25 / 80
第一章
情報共有②
しおりを挟む
家屋で起きたことについてはこれ以上話しても、今わかることはないと考えたフォルステッドは別のことをレオナルドに問うた。
「……ところでレオナルドよ、どうしてセレナリーゼを一人で追おうなどと思った?」
「ミレーネなら必ず騎士達を連れてきてくれると信じていましたから」
レオナルドがきっぱりと言い切ると、ミレーネの肩が小さくぴくりと動いた。また、レオナルドの隣ではセレナリーゼが何か考え事をしながら口の中で小さく「なるほど……」と呟いた。けれど、どちらも誰にも気づかれることはなかった。
一方、フォルステッドは少し視線が鋭くなってしまった。魔力探知の基本も知らずに信頼だけでそんな賭けみたいなことをするな、と言いたいが、実際ミレーネの精度の高い魔力探知のおかげで騎士達が辿り着けたたのは事実のため、言い返すことはしなかった。魔法のことは追々知っていけばいい。フォルステッドは意識して一つ息を吐いた。
「……そもそもどうやってセレナリーゼを追いかけることができたのだ?」
「それは……自分でもよくわからないのですが、離れすぎていなければセレナの居場所が俺にはわかるんです」
レオナルドは言い辛そうに、だが、自分でも理由がわからないこの不思議な感覚について正直に話した。
「そうなのですか!?」
二人の会話にセレナリーゼが思わずといった感じで驚きの声を上げる。
「俺に居場所が知られるなんてセレナは嫌だよね?ごめん……」
これがレオナルドの言い辛そうにしていた理由だった。監視しているなんてことは全然ないのだが、そう捉えられても仕方がない内容だ。だからレオナルドは申し訳なさそうにセレナリーゼに謝罪する。
「そんなことはありません!嬉しいです!」
だが、なぜかセレナリーゼは目をキラキラさせていた。
「そ、そう?」
そんなセレナリーゼにレオナルドは困惑してしまう。
(お世辞でも気持ち悪がられないのはありがたいけど……)
「それは探知魔法ということか!?」
一方、フォルステッドは驚きに目を見開いていた。そして魔力がない、と判断されていたが、実は極僅かにでも魔力があり魔法が使えたのではないかと考えたのだ。もしそうならどれほどいいことか―――。
「いえいえ、まさか。俺に魔力はありませんので、魔法は使えませんよ。だから自分でもよくわからないんです」
だが、フォルステッドのそんな淡い期待はレオナルドの軽い言葉によって完全に否定された。
「そうか……」
「?どうかしましたか、父上?」
わかり切ったことなのに落胆しているように見えるフォルステッドの態度にレオナルドは疑問を抱いた。
「いや……」
言葉を濁すフォルステッドがチラリとセレナリーゼに視線を向けたことをレオナルドは見逃さなかった。
「何かあるのなら教えてください。今更魔法のことでどうこう思いませんから」
「実は……、レオ兄さまが眠っている間に私魔法が使えるようになったんです」
レオナルドの促しに対し、答えたのはセレナリーゼだった。
「っ!?おめでとう!セレナ!よかったね。何が使えるようになったの?」
「あ、ありがとうございます。初歩の魔法ですがウォーターボールが使えるようになりました」
「すごいじゃないか!セレナならきっとすぐにもっと凄い魔法もいっぱい使えるようになるよ」
ゲームでは初期から使えていた魔法だ。今が使えるようになった時期なのだろう。レベルの概念がないからどうしたら新しい魔法を覚えるのかはよくわからないが、ゲームの知識を有しているレオナルドにとってはセレナリーゼが今後様々な魔法を使えるようになることは半ば確定事項だ。そもそも、クラントスを倒したのは相当粗削りだったと思うが明らかにフロストノヴァだった。だがそこでレオナルドには一つ疑問が浮かぶ。フロストノヴァはようやくウォーターボールが使えるようになった今のセレナリーゼに使える魔法ではないはずなのだ。
(もしかして魔法には俺が知らない設定とかがあったりするのか?)
そんなレオナルドの疑問に答えられる者は誰もいない。
「はい。これから頑張ります!」
レオナルドが褒めてくれたことが嬉しくてセレナリーゼは気合を入れ直した。
二人のやり取りを見ていたフォルステッドは静かにほっと安堵した。レオナルドは本当に吹っ切れている様子で、自分の懸念は杞憂だったようだ、と。
「セレナリーゼが魔法を使えるようになり、レオナルドは魔法について独学をしていたようだからな。これからは魔法の勉強も始めていこうと思う。基礎からしっかり学ぶように」
「「はい」」
フォルステッドの言葉にレオナルドとセレナリーゼは揃って返事をした。
「レオナルド、もう一つ確認したいことがある。実はな、お前にはなぜか回復魔法が効かなかった」
「はい。ミレーネに聞きました」
「そうか。一つ仮説を立てるならば、魔力がないことが関係しているのではないかということだが、今はそれはいい。たった一日では治るはずもない傷が治ったことについて、自分の身体に何が起こったのか何かわかっているか?」
「いえ、それについては本当に何も知りません。起きたら傷が無くなっていて自分でも驚いています」
「……そうか」
レオナルドが自然に口にした言葉にフォルステッドは僅かな引っかかりを覚えた。今の言い方では、先ほどまでのどこかで、本当は知っていることがある、というように聞こえる。偶然かもしれない。だが、そう、魔物の話のとき、明らかに辻褄が合わないことをレオナルドは言っていたのだ。背中の傷は気を失っているときにつけられた、と。もしそれが本当なら、クラントスは殺すでもなく、倒れているレオナルドの背をわざわざ引き裂く程度に攻撃したことになる。戦って避けきれなかったと考える方がしっくりくるのだ。だが、レオナルドにクラントスと戦う力はない。ならば、もしかしたらレオナルドはクラントスを倒した者を知っていて隠そうとしているのではないか。その者に頼まれでもしたのだろうか。フォルステッドの中に疑問だけが残った。
「色々聞いてきたが、私からもレオナルドに伝えておくことがある」
「はい、何ですか?」
「シャルロッテ様には昨日セレナリーゼと謝罪に行ってきた。こういうことは早い方がいいからな」
「そうだったんですね。俺も直接謝罪できればよかったんですが。ありがとうございます父上、ありがとうセレナ」
「今回のこと、どこからか情報が漏れていたと考えるべきだろう。賊の男二人はただの実行犯で裏で糸を引いていた者がいるはずだ。シャルロッテ様への謝罪に私が同伴したのもそれを確かめるためだった」
「まさか、シャルロッテ様が!?」
「いや、シャルロッテ様ではないだろう。まあ私をも欺けるような方であればわからんが。だが、確実に今回のお茶会は犯人に利用された」
「そう、ですか……」
「賊もいなくなり、現状ではこれ以上調べようがない。真実は闇の中、だ。よって、当面の間セレナリーゼの護衛を強化することにした。狙われたのはセレナリーゼだがレオナルドも今後十分注意するように。お前にも護衛を―――」
「いえいえ、俺はいいですよ。今の自分にそれほど利用価値があるとは思えませんし、早く鍛錬も再開したいですから」
「鍛錬だと?馬鹿を言うな。三日も意識が戻らなかったのだぞ?当分は安静にしていなさい」
「いやいやいや。父上、それは困ります。あまり休んでいると体が鈍ってしまいます。十分に注意するのでこれからも鍛錬はさせてください」
「……いったい何がお前をそこまで駆り立てるんだ?」
「強くなりたいんですよ。もっと、もっと。今回のことだって、俺がもっと強ければセレナをちゃんと助けられたはずですし」
「レオ兄さま……」
「……お前には辛い現実かもしれんがはっきり言おう。魔力のないお前がどれだけ努力しようと魔力持ちには敵わないのだぞ?」
フォルステッドはレオナルドの身を案じ、この世界における現実を突きつけた。
「お父さま!?」
これに驚いたのはセレナリーゼだった。思わず非難するような声になってしまった。何もそんなことをレオナルドに言う必要はないではないか。
「いいんだ、セレナ。父上、それでも、です」
レオナルドはセレナリーゼの反応に薄っすら笑みを浮かべ、フォルステッドをまっすぐ見つめて言った。
レオナルドから意志の固さが伝わったフォルステッドは一度大きく息を吐いた。
「……ならば、もうじき公爵領に帰省する時期だ。それまで鍛錬は控えなさい。帰省中はアレンとの鍛錬だけは認めよう。魔物との実戦は王都に戻ってきてからにするように。これ以上は譲れん」
「……わかりました」
その後も細かな確認がいくつかされ、話し合いも終わりとなったときのこと。
「お父さま、少しだけ二人でお話したいことがあるのですがよろしいでしょうか?」
セレナリーゼは真剣な表情でフォルステッドに願い出た。
「?わかった」
こうしてフォルステッドとセレナリーゼを残し、レオナルド達は執務室を後にした。
「……ところでレオナルドよ、どうしてセレナリーゼを一人で追おうなどと思った?」
「ミレーネなら必ず騎士達を連れてきてくれると信じていましたから」
レオナルドがきっぱりと言い切ると、ミレーネの肩が小さくぴくりと動いた。また、レオナルドの隣ではセレナリーゼが何か考え事をしながら口の中で小さく「なるほど……」と呟いた。けれど、どちらも誰にも気づかれることはなかった。
一方、フォルステッドは少し視線が鋭くなってしまった。魔力探知の基本も知らずに信頼だけでそんな賭けみたいなことをするな、と言いたいが、実際ミレーネの精度の高い魔力探知のおかげで騎士達が辿り着けたたのは事実のため、言い返すことはしなかった。魔法のことは追々知っていけばいい。フォルステッドは意識して一つ息を吐いた。
「……そもそもどうやってセレナリーゼを追いかけることができたのだ?」
「それは……自分でもよくわからないのですが、離れすぎていなければセレナの居場所が俺にはわかるんです」
レオナルドは言い辛そうに、だが、自分でも理由がわからないこの不思議な感覚について正直に話した。
「そうなのですか!?」
二人の会話にセレナリーゼが思わずといった感じで驚きの声を上げる。
「俺に居場所が知られるなんてセレナは嫌だよね?ごめん……」
これがレオナルドの言い辛そうにしていた理由だった。監視しているなんてことは全然ないのだが、そう捉えられても仕方がない内容だ。だからレオナルドは申し訳なさそうにセレナリーゼに謝罪する。
「そんなことはありません!嬉しいです!」
だが、なぜかセレナリーゼは目をキラキラさせていた。
「そ、そう?」
そんなセレナリーゼにレオナルドは困惑してしまう。
(お世辞でも気持ち悪がられないのはありがたいけど……)
「それは探知魔法ということか!?」
一方、フォルステッドは驚きに目を見開いていた。そして魔力がない、と判断されていたが、実は極僅かにでも魔力があり魔法が使えたのではないかと考えたのだ。もしそうならどれほどいいことか―――。
「いえいえ、まさか。俺に魔力はありませんので、魔法は使えませんよ。だから自分でもよくわからないんです」
だが、フォルステッドのそんな淡い期待はレオナルドの軽い言葉によって完全に否定された。
「そうか……」
「?どうかしましたか、父上?」
わかり切ったことなのに落胆しているように見えるフォルステッドの態度にレオナルドは疑問を抱いた。
「いや……」
言葉を濁すフォルステッドがチラリとセレナリーゼに視線を向けたことをレオナルドは見逃さなかった。
「何かあるのなら教えてください。今更魔法のことでどうこう思いませんから」
「実は……、レオ兄さまが眠っている間に私魔法が使えるようになったんです」
レオナルドの促しに対し、答えたのはセレナリーゼだった。
「っ!?おめでとう!セレナ!よかったね。何が使えるようになったの?」
「あ、ありがとうございます。初歩の魔法ですがウォーターボールが使えるようになりました」
「すごいじゃないか!セレナならきっとすぐにもっと凄い魔法もいっぱい使えるようになるよ」
ゲームでは初期から使えていた魔法だ。今が使えるようになった時期なのだろう。レベルの概念がないからどうしたら新しい魔法を覚えるのかはよくわからないが、ゲームの知識を有しているレオナルドにとってはセレナリーゼが今後様々な魔法を使えるようになることは半ば確定事項だ。そもそも、クラントスを倒したのは相当粗削りだったと思うが明らかにフロストノヴァだった。だがそこでレオナルドには一つ疑問が浮かぶ。フロストノヴァはようやくウォーターボールが使えるようになった今のセレナリーゼに使える魔法ではないはずなのだ。
(もしかして魔法には俺が知らない設定とかがあったりするのか?)
そんなレオナルドの疑問に答えられる者は誰もいない。
「はい。これから頑張ります!」
レオナルドが褒めてくれたことが嬉しくてセレナリーゼは気合を入れ直した。
二人のやり取りを見ていたフォルステッドは静かにほっと安堵した。レオナルドは本当に吹っ切れている様子で、自分の懸念は杞憂だったようだ、と。
「セレナリーゼが魔法を使えるようになり、レオナルドは魔法について独学をしていたようだからな。これからは魔法の勉強も始めていこうと思う。基礎からしっかり学ぶように」
「「はい」」
フォルステッドの言葉にレオナルドとセレナリーゼは揃って返事をした。
「レオナルド、もう一つ確認したいことがある。実はな、お前にはなぜか回復魔法が効かなかった」
「はい。ミレーネに聞きました」
「そうか。一つ仮説を立てるならば、魔力がないことが関係しているのではないかということだが、今はそれはいい。たった一日では治るはずもない傷が治ったことについて、自分の身体に何が起こったのか何かわかっているか?」
「いえ、それについては本当に何も知りません。起きたら傷が無くなっていて自分でも驚いています」
「……そうか」
レオナルドが自然に口にした言葉にフォルステッドは僅かな引っかかりを覚えた。今の言い方では、先ほどまでのどこかで、本当は知っていることがある、というように聞こえる。偶然かもしれない。だが、そう、魔物の話のとき、明らかに辻褄が合わないことをレオナルドは言っていたのだ。背中の傷は気を失っているときにつけられた、と。もしそれが本当なら、クラントスは殺すでもなく、倒れているレオナルドの背をわざわざ引き裂く程度に攻撃したことになる。戦って避けきれなかったと考える方がしっくりくるのだ。だが、レオナルドにクラントスと戦う力はない。ならば、もしかしたらレオナルドはクラントスを倒した者を知っていて隠そうとしているのではないか。その者に頼まれでもしたのだろうか。フォルステッドの中に疑問だけが残った。
「色々聞いてきたが、私からもレオナルドに伝えておくことがある」
「はい、何ですか?」
「シャルロッテ様には昨日セレナリーゼと謝罪に行ってきた。こういうことは早い方がいいからな」
「そうだったんですね。俺も直接謝罪できればよかったんですが。ありがとうございます父上、ありがとうセレナ」
「今回のこと、どこからか情報が漏れていたと考えるべきだろう。賊の男二人はただの実行犯で裏で糸を引いていた者がいるはずだ。シャルロッテ様への謝罪に私が同伴したのもそれを確かめるためだった」
「まさか、シャルロッテ様が!?」
「いや、シャルロッテ様ではないだろう。まあ私をも欺けるような方であればわからんが。だが、確実に今回のお茶会は犯人に利用された」
「そう、ですか……」
「賊もいなくなり、現状ではこれ以上調べようがない。真実は闇の中、だ。よって、当面の間セレナリーゼの護衛を強化することにした。狙われたのはセレナリーゼだがレオナルドも今後十分注意するように。お前にも護衛を―――」
「いえいえ、俺はいいですよ。今の自分にそれほど利用価値があるとは思えませんし、早く鍛錬も再開したいですから」
「鍛錬だと?馬鹿を言うな。三日も意識が戻らなかったのだぞ?当分は安静にしていなさい」
「いやいやいや。父上、それは困ります。あまり休んでいると体が鈍ってしまいます。十分に注意するのでこれからも鍛錬はさせてください」
「……いったい何がお前をそこまで駆り立てるんだ?」
「強くなりたいんですよ。もっと、もっと。今回のことだって、俺がもっと強ければセレナをちゃんと助けられたはずですし」
「レオ兄さま……」
「……お前には辛い現実かもしれんがはっきり言おう。魔力のないお前がどれだけ努力しようと魔力持ちには敵わないのだぞ?」
フォルステッドはレオナルドの身を案じ、この世界における現実を突きつけた。
「お父さま!?」
これに驚いたのはセレナリーゼだった。思わず非難するような声になってしまった。何もそんなことをレオナルドに言う必要はないではないか。
「いいんだ、セレナ。父上、それでも、です」
レオナルドはセレナリーゼの反応に薄っすら笑みを浮かべ、フォルステッドをまっすぐ見つめて言った。
レオナルドから意志の固さが伝わったフォルステッドは一度大きく息を吐いた。
「……ならば、もうじき公爵領に帰省する時期だ。それまで鍛錬は控えなさい。帰省中はアレンとの鍛錬だけは認めよう。魔物との実戦は王都に戻ってきてからにするように。これ以上は譲れん」
「……わかりました」
その後も細かな確認がいくつかされ、話し合いも終わりとなったときのこと。
「お父さま、少しだけ二人でお話したいことがあるのですがよろしいでしょうか?」
セレナリーゼは真剣な表情でフォルステッドに願い出た。
「?わかった」
こうしてフォルステッドとセレナリーゼを残し、レオナルド達は執務室を後にした。
397
お気に入りに追加
881
あなたにおすすめの小説
悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!
『悪役』のイメージが違うことで起きた悲しい事故
ラララキヲ
ファンタジー
ある男爵が手を出していたメイドが密かに娘を産んでいた。それを知った男爵は平民として生きていた娘を探し出して養子とした。
娘の名前はルーニー。
とても可愛い外見をしていた。
彼女は人を惹き付ける特別な外見をしていたが、特別なのはそれだけではなかった。
彼女は前世の記憶を持っていたのだ。
そして彼女はこの世界が前世で遊んだ乙女ゲームが舞台なのだと気付く。
格好良い攻略対象たちに意地悪な悪役令嬢。
しかしその悪役令嬢がどうもおかしい。何もしてこないどころか性格さえも設定と違うようだ。
乙女ゲームのヒロインであるルーニーは腹を立てた。
“悪役令嬢が悪役をちゃんとしないからゲームのストーリーが進まないじゃない!”と。
怒ったルーニーは悪役令嬢を責める。
そして物語は動き出した…………──
※!!※細かい描写などはありませんが女性が酷い目に遭った展開となるので嫌な方はお気をつけ下さい。
※!!※『子供が絵本のシンデレラ読んでと頼んだらヤバイ方のシンデレラを読まれた』みたいな話です。
◇テンプレ乙女ゲームの世界。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げる予定です。
気づいたら美少女ゲーの悪役令息に転生していたのでサブヒロインを救うのに人生を賭けることにした
高坂ナツキ
ファンタジー
衝撃を受けた途端、俺は美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生していた!?
これは、自分が制作にかかわっていた美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生した主人公が、報われないサブヒロインを救うために人生を賭ける話。
日常あり、恋愛あり、ダンジョンあり、戦闘あり、料理ありの何でもありの話となっています。
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
婚約破棄され、平民落ちしましたが、学校追放はまた別問題らしいです
かぜかおる
ファンタジー
とある乙女ゲームのノベライズ版悪役令嬢に転生いたしました。
強制力込みの人生を歩み、冤罪ですが断罪・婚約破棄・勘当・平民落ちのクアドラプルコンボを食らったのが昨日のこと。
これからどうしようかと途方に暮れていた私に話しかけてきたのは、学校で歴史を教えてるおじいちゃん先生!?
異世界転生は、0歳からがいいよね
八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。
神様からのギフト(チート能力)で無双します。
初めてなので誤字があったらすいません。
自由気ままに投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる