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剣士の約束
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「あれ?今日休みなの?」
「そうですね」
「いつもセットだから、いると思った」
「俺も用事があったから来ただけです」
「ああ、なるほど」
「じゃあ、お先に」
「お疲れ」
「今は何している?」
「掃除してた」
メッセージが帰ってくる。
「掃除~」
「ああ、さっき買い物してきたな、使い勝手はいいがちょっとお高い奴がセールになっててな、つい…買ってきてしまって」
「それで大掃除モードになったと」
「よくわかったな、なったね、こう…隙間が、隙間がスルッと埃が取れた時、もっと早くにこれを試せば良かったと」
「でも安く買えたときに試した方がいいじゃん」
「まあ、そうなんだけどもね、今まで取れなかった汚れが取れるんだなって思うと、止まらなくなるときってあるよね」
「君が楽しくて何よりです」
「ちょっと…やっぱり気落ちはしてたからな」
「そうか」
「そうだよ、しかもさ、さっきまでメッセージアプリエラー出てたの知ってる?」
「えっ?知らない」
「送信できませんでしただったんだよな、こうなると、ご飯食べるとか、掃除するしかなくなるじゃん」
「映画見てるときに止まったらイヤだよね」
「オフライン再生も出来なくもないけども、やっぱり不安になるよな」
「何が原因でそうなのかわからないものね」
「だから掃除はそういう時の時間の潰し方、僕にはぴったりだね、何と言うか無になれる」
「無になりたかったの?」
「雑念があるよりはいいんじゃない?あれ?お前は休みどうするの?」
「君の家に行っていい?」
「いいよ、飯は食べた?」
「食べてない」
「麻婆豆腐作った奴でいいなら、これ出すけども」
「いいの?」
「冷蔵庫がパンパンになってくるのをどうにかしたいんだ」
「あっ、これ、お土産」
そういって食器用洗剤をくれた。
「こういうのはありがたい」
「食材もって考えたけども、冷蔵庫に余裕が無さそうだから」
「最近、気を付けて買わないと高くてな」
「俺も出そうか?」
「いや、そこまではない、むしろ食べてくれた方がいい」
「なんで」
「安い、大量、同じメニューになりがち」
「ああ」
「節約生活じゃないけども、同じメニューをどう食べるか、自分の飽きっぽさとの戦いで変わると思う」
「君はどうなの?」
「同じメニューでもどちらかといえばかまわないんだよな」
「食べれない方が辛いから?」
「それはある、あれ?前にそんな話したっけ?」
「いや、なんとなく」
「まあ、金に困ったら、食えないとかはあるよ、あっても食えないもあるけども」
「闇が深そう」
「それはもう知ってるだろ?」
「今更だよね」
「そうそう、しかしお前も変わってるな、嫌な顔しないんだもん」
「すると思ってたの?」
「思ってた」
「まあ、大抵の人はするんじゃないかな」
「うん、しない方が珍しい」
「何かあったの?」
「そういう話はここではしないでほしいってね」
「それは…別に誇張してないでしょうに」
「お育ちがいいんだろ?」
「はっはっ」
「なんだよ」
「その人は何人見なかったフリして生きてきたんだろうね」
「さぁね、でもまあ、自分の番が来たら、おとなしくするって感じじゃないの?」
「そうなると思う」
「知らん」
「俺はイヤだよね」
「僕だってイヤだし、そんなことをする人間はどうかしてるよ」
「それにさ、そこで見ないフリをする人間はこの仕事はつけないよ、ついてもすぐに耐えれなくなる」
「そうだね、でも汚れ仕事には見えるみたいよ」
「誰がいったの?」
「地元でね、まあ、当時と今じゃ反応が違うけどもさ」
「不安な世の中だと特にね」
「そうだね、しかし、本当に便利になったもんだ、そうそう麻婆豆腐もさ、動画見ながら作りたくなってさ」
「どういうの?」
「これこれ、こういう作り方あったんだって、時短とか最高だな」
「幸せそうな顔をしている」
「おおっと、今のは忘れてくれ」
「我慢しなくていいのに」
「あまり感情を出すのは好きじゃないんだよ」
「そこを茶化す奴がいるから」
「いるね」
「ああいうのは性格がどうしようもないから」
「えっ?お前にもなんかやってくる奴いるの?ありえねぇ、怒らせちゃいけない奴だってわからないのかよ、あっ、麻婆豆腐どうする?今の時期だと冷飯でも合うようにしてる」
「どういうこと?」
「米にも色々種類があってだな、今の時期だと冷めても美味しい品種にしている!」
「そこまで考えていたの?」
「ただまあ、油なんで、後で熱い茶は出すがな」
「じゃあ冷やし麻婆豆腐で」
「はいよ!」
「定食屋さんかな」
「お客さん、野菜も食べないと」
そういって胡瓜の浅漬けも出してくれる。
「茄子が安かったら、麻婆茄子だったかもしれない、いや…天ぷらでも良かった」
「天ぷらか…」
「天ぷらは好きか?」
「魚市場とかだも頼んでたな」
「わかる、魚はどうしてま鮮度があるから、刺身もいいんだかども、天ぷらにするとよくわかるから」
「今度、そこ行ってみる?」
「案内してくれるの?」
「するよ、お口に合うかわかりませんが」
「ありがとう」
「まさか素直にお礼を言われるとは」
「?」
「本当は素直なんだよな」
「素直な顔すると騙そうとしてくる奴らいたから」
「そんなのもいるのかよ」
「こう…油断したらダメみたいな」
「どこの世界なんだよ」
「なんかあるよ、でもあんまり狙われすぎると、ああ、こいつ、慣れてないなとかわかるけども」
「殺伐としているな」
「どうにかこうにかして、美味しい思いをしたい、あっ、こいつちょうどいいなっていう相手が僕」
「ただそれをやると地獄に行くというか」
「行っちゃったね」
「案内したの?」
「したつもりはないよ、ただまあ、何を言いたいのか、したいのかわからないから、その人が知らないことを教えてみたって感じ」
「うわ~」
「そしたら、ピタッと止まったけどもね、一回止まったけど、さっきの勢いがまた始まるのかなって、思って準備した」
「そこから来たの?」
ご飯を食べながら話を聞く。
「あれから来ないんだよ、でもまだ来てもおかしくないと思ってる」
「今ももしかして、対策練ってる」
「練ってるね、だってあの勢いはやっぱりすごかったからね、不満を僕にぶつけてきたって感じだったし」
「へぇ~」
「顔が怖いよ」
「そう、怖くなってたか」
「なってたね、最近、一瞬目が細くなるのをよく見るが、そういうの見せて大丈夫なの?」
「君になら構わないよ」
「まあ、見せても何も出来ないからな」
「そういうわけじゃないけども、力量はわかるから、同程度ならば見せちゃダメだね、そんな顔したら、そこを狙われるから」
「殺伐とした世界だな」
「相手をリスペクトするような技術ではないから」
「コンセプトからして、相手を打ち負かすとかそういうことか」
「そういう目的じゃないところもあるけどもね」
「儀礼的な、それともか…」
「そこは深くは、他の流派なので、俺が語るのもどうかなって」
「そういう決まり事も多そうだもんな、だからこそ、怒らせてはいけない相手なのに、僕じゃ止められないね」
「そこは頑張ってみてよ、止まれるかもしれないから」
「わかった、頑張って止めよう」
「ただ君になにかがあった場合だと、君には止められないだろうね」
「そんな時が来ないようにはしたいものだね、こちらとしては動いてくれるのは嬉しいが、そいつを害して罰則をくらうのはやめてほしいは先に言っておく」
「そうか」
「うん、もうそれしか言えないじゃないか、その後の人生、尾を引いてしまうと思うとさ」
「でもその代わり後悔はしそう」
「何が一番悔しいかだな」
「剣士からすれば身内に何かあったら、そりゃあダメなんだわ」
「ああ、それはわかる、そこから何もしなかったら、剣士としてどうなんだ?って話になるから」
「現代だけども、そういう考えは根強い世界だからさ」
「わかるよ、だから剣士に対しては礼はどれだけ尽くしてもいいと思ってる」
「でも一番は俺にしてよね」
「顔潰すことになるからな、そこはしっかりするよ」
「約束だよ」
「もちろんだとも」
剣士の約束は守り続けなければならない、安易な返事をしてからの裏切り、その後は血の臭いが漂う終わりがやってくる。
「重さを知ってても即答できるから、君はすごいな」
「クズに分類される人間が、自分の家族なので、それに比べましたら、剣士と約束するなんて光栄なことですよ」
「ここで俺に敬語を使わなかったら完璧だったのにな」
「さすがにそこまでは…」
「それとも俺が怖いとか?」
「まさか、そんな、ただあなたも冗談でそんなことを言ったわけではないのだから、自分もそれにならったわけですよ」
そう笑うが、嬉しいとそんなことしなくてもいいのにって感情で、あああああ!になる。
「そうですね」
「いつもセットだから、いると思った」
「俺も用事があったから来ただけです」
「ああ、なるほど」
「じゃあ、お先に」
「お疲れ」
「今は何している?」
「掃除してた」
メッセージが帰ってくる。
「掃除~」
「ああ、さっき買い物してきたな、使い勝手はいいがちょっとお高い奴がセールになっててな、つい…買ってきてしまって」
「それで大掃除モードになったと」
「よくわかったな、なったね、こう…隙間が、隙間がスルッと埃が取れた時、もっと早くにこれを試せば良かったと」
「でも安く買えたときに試した方がいいじゃん」
「まあ、そうなんだけどもね、今まで取れなかった汚れが取れるんだなって思うと、止まらなくなるときってあるよね」
「君が楽しくて何よりです」
「ちょっと…やっぱり気落ちはしてたからな」
「そうか」
「そうだよ、しかもさ、さっきまでメッセージアプリエラー出てたの知ってる?」
「えっ?知らない」
「送信できませんでしただったんだよな、こうなると、ご飯食べるとか、掃除するしかなくなるじゃん」
「映画見てるときに止まったらイヤだよね」
「オフライン再生も出来なくもないけども、やっぱり不安になるよな」
「何が原因でそうなのかわからないものね」
「だから掃除はそういう時の時間の潰し方、僕にはぴったりだね、何と言うか無になれる」
「無になりたかったの?」
「雑念があるよりはいいんじゃない?あれ?お前は休みどうするの?」
「君の家に行っていい?」
「いいよ、飯は食べた?」
「食べてない」
「麻婆豆腐作った奴でいいなら、これ出すけども」
「いいの?」
「冷蔵庫がパンパンになってくるのをどうにかしたいんだ」
「あっ、これ、お土産」
そういって食器用洗剤をくれた。
「こういうのはありがたい」
「食材もって考えたけども、冷蔵庫に余裕が無さそうだから」
「最近、気を付けて買わないと高くてな」
「俺も出そうか?」
「いや、そこまではない、むしろ食べてくれた方がいい」
「なんで」
「安い、大量、同じメニューになりがち」
「ああ」
「節約生活じゃないけども、同じメニューをどう食べるか、自分の飽きっぽさとの戦いで変わると思う」
「君はどうなの?」
「同じメニューでもどちらかといえばかまわないんだよな」
「食べれない方が辛いから?」
「それはある、あれ?前にそんな話したっけ?」
「いや、なんとなく」
「まあ、金に困ったら、食えないとかはあるよ、あっても食えないもあるけども」
「闇が深そう」
「それはもう知ってるだろ?」
「今更だよね」
「そうそう、しかしお前も変わってるな、嫌な顔しないんだもん」
「すると思ってたの?」
「思ってた」
「まあ、大抵の人はするんじゃないかな」
「うん、しない方が珍しい」
「何かあったの?」
「そういう話はここではしないでほしいってね」
「それは…別に誇張してないでしょうに」
「お育ちがいいんだろ?」
「はっはっ」
「なんだよ」
「その人は何人見なかったフリして生きてきたんだろうね」
「さぁね、でもまあ、自分の番が来たら、おとなしくするって感じじゃないの?」
「そうなると思う」
「知らん」
「俺はイヤだよね」
「僕だってイヤだし、そんなことをする人間はどうかしてるよ」
「それにさ、そこで見ないフリをする人間はこの仕事はつけないよ、ついてもすぐに耐えれなくなる」
「そうだね、でも汚れ仕事には見えるみたいよ」
「誰がいったの?」
「地元でね、まあ、当時と今じゃ反応が違うけどもさ」
「不安な世の中だと特にね」
「そうだね、しかし、本当に便利になったもんだ、そうそう麻婆豆腐もさ、動画見ながら作りたくなってさ」
「どういうの?」
「これこれ、こういう作り方あったんだって、時短とか最高だな」
「幸せそうな顔をしている」
「おおっと、今のは忘れてくれ」
「我慢しなくていいのに」
「あまり感情を出すのは好きじゃないんだよ」
「そこを茶化す奴がいるから」
「いるね」
「ああいうのは性格がどうしようもないから」
「えっ?お前にもなんかやってくる奴いるの?ありえねぇ、怒らせちゃいけない奴だってわからないのかよ、あっ、麻婆豆腐どうする?今の時期だと冷飯でも合うようにしてる」
「どういうこと?」
「米にも色々種類があってだな、今の時期だと冷めても美味しい品種にしている!」
「そこまで考えていたの?」
「ただまあ、油なんで、後で熱い茶は出すがな」
「じゃあ冷やし麻婆豆腐で」
「はいよ!」
「定食屋さんかな」
「お客さん、野菜も食べないと」
そういって胡瓜の浅漬けも出してくれる。
「茄子が安かったら、麻婆茄子だったかもしれない、いや…天ぷらでも良かった」
「天ぷらか…」
「天ぷらは好きか?」
「魚市場とかだも頼んでたな」
「わかる、魚はどうしてま鮮度があるから、刺身もいいんだかども、天ぷらにするとよくわかるから」
「今度、そこ行ってみる?」
「案内してくれるの?」
「するよ、お口に合うかわかりませんが」
「ありがとう」
「まさか素直にお礼を言われるとは」
「?」
「本当は素直なんだよな」
「素直な顔すると騙そうとしてくる奴らいたから」
「そんなのもいるのかよ」
「こう…油断したらダメみたいな」
「どこの世界なんだよ」
「なんかあるよ、でもあんまり狙われすぎると、ああ、こいつ、慣れてないなとかわかるけども」
「殺伐としているな」
「どうにかこうにかして、美味しい思いをしたい、あっ、こいつちょうどいいなっていう相手が僕」
「ただそれをやると地獄に行くというか」
「行っちゃったね」
「案内したの?」
「したつもりはないよ、ただまあ、何を言いたいのか、したいのかわからないから、その人が知らないことを教えてみたって感じ」
「うわ~」
「そしたら、ピタッと止まったけどもね、一回止まったけど、さっきの勢いがまた始まるのかなって、思って準備した」
「そこから来たの?」
ご飯を食べながら話を聞く。
「あれから来ないんだよ、でもまだ来てもおかしくないと思ってる」
「今ももしかして、対策練ってる」
「練ってるね、だってあの勢いはやっぱりすごかったからね、不満を僕にぶつけてきたって感じだったし」
「へぇ~」
「顔が怖いよ」
「そう、怖くなってたか」
「なってたね、最近、一瞬目が細くなるのをよく見るが、そういうの見せて大丈夫なの?」
「君になら構わないよ」
「まあ、見せても何も出来ないからな」
「そういうわけじゃないけども、力量はわかるから、同程度ならば見せちゃダメだね、そんな顔したら、そこを狙われるから」
「殺伐とした世界だな」
「相手をリスペクトするような技術ではないから」
「コンセプトからして、相手を打ち負かすとかそういうことか」
「そういう目的じゃないところもあるけどもね」
「儀礼的な、それともか…」
「そこは深くは、他の流派なので、俺が語るのもどうかなって」
「そういう決まり事も多そうだもんな、だからこそ、怒らせてはいけない相手なのに、僕じゃ止められないね」
「そこは頑張ってみてよ、止まれるかもしれないから」
「わかった、頑張って止めよう」
「ただ君になにかがあった場合だと、君には止められないだろうね」
「そんな時が来ないようにはしたいものだね、こちらとしては動いてくれるのは嬉しいが、そいつを害して罰則をくらうのはやめてほしいは先に言っておく」
「そうか」
「うん、もうそれしか言えないじゃないか、その後の人生、尾を引いてしまうと思うとさ」
「でもその代わり後悔はしそう」
「何が一番悔しいかだな」
「剣士からすれば身内に何かあったら、そりゃあダメなんだわ」
「ああ、それはわかる、そこから何もしなかったら、剣士としてどうなんだ?って話になるから」
「現代だけども、そういう考えは根強い世界だからさ」
「わかるよ、だから剣士に対しては礼はどれだけ尽くしてもいいと思ってる」
「でも一番は俺にしてよね」
「顔潰すことになるからな、そこはしっかりするよ」
「約束だよ」
「もちろんだとも」
剣士の約束は守り続けなければならない、安易な返事をしてからの裏切り、その後は血の臭いが漂う終わりがやってくる。
「重さを知ってても即答できるから、君はすごいな」
「クズに分類される人間が、自分の家族なので、それに比べましたら、剣士と約束するなんて光栄なことですよ」
「ここで俺に敬語を使わなかったら完璧だったのにな」
「さすがにそこまでは…」
「それとも俺が怖いとか?」
「まさか、そんな、ただあなたも冗談でそんなことを言ったわけではないのだから、自分もそれにならったわけですよ」
そう笑うが、嬉しいとそんなことしなくてもいいのにって感情で、あああああ!になる。
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