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その経験も君を育てる
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歩いていくと、向こうから何かが近づいてくる、そんな気がしたので、呼吸を整えながら、歩くスピードを落としていく。だんだんと自分というものがその行程で滲んでいき、逆に驚いた向こうは困惑し、早足で確認に来たところを…
「真っ二つにします」
「先生、そういう真似は素人には無理です」
「そうかな、いけると思うんだけども…」
「なんで管理しているダンジョンが襲われて、戦闘許可証持ちに応援が来た、今回は駆けつける前に終わったけども、先生ならばそういうときにどうしますか?そんな話でなんで達人技の話になるんですか?」
「いや、だって、ダンジョンに誰かじゃなくて、一人で潜ったりするとそういう集中力は培われるというか、養われるというか、だんだん出来るようになるから」
「出来る気がしないよ、先生のところってダンジョンはパーティー組んだりはしないの?」
「するよ、でも夏休みとか冬休みとか、ああいうまとまった休みにダンジョンに潜るといいんだよ」
傘目(かさめ)先生の学生時代。
「そういう休みならば遊びにいきたいっす」
「そう?でもいいよ、ダンジョン、何回も行っているといつも会う人なんかもいるし、知らない人が兄ちゃん、カレー作ったんだけども食べる?って誘われて、カレー食べようとしたら、地震が起きて、下の回からかな、驚いたモンスターが押し寄せてきたりするんだよ」
「それって死ぬじゃん」
「そう、死ぬかと思ったね」
「笑い話になるのってさ、生きて帰ってこれたからだよ、先生はそこら辺が緩いと思う、なんていうのかな、先生って強いじゃん」
「強くないよ、この世界、上には上がいるんだよね」
「そうはいってもさ、生徒からすると先生は強いんだよ、それに先生の性格的に他の人たちが、ひゃ~っていうようなところもさっさと終わらせるんだよね」
「みんながひゃ~っていうような顔をするときほど、その顔をしてはいけないって教えられているから、しないだけ」
「そういうのって覚えられるの?」
「感情をそのまま出して強いタイプもいるんだけどもね、あれは逆に羨ましいと思うよ、ほら、サンタを見てよ」
「いつでもメリークリスマスの人たちだ」
「あの人たちと仕事すると逆にいつもの調子でないときはあるよ」
頭の中で考えて、こうやっていこうと決めようとしている最中に。
「メリークリスマス!っていいながら、突撃して行っちゃうからな」
サメたちも負けずについていきます。
「筋肉ってすげぇな」
「助けてほしいと願ってすぐに助けれる、あれがサンタの力だと思う、俺だと助けることはできても、なんで早く来てくれなかったのとか言われることも多いから、やっぱり救出とかは向いてないんだと思う」
「それは適材適所でしょうに、先生、さてはチームプレー苦手だな、螺殻(らがら)さんのところの、お父さんとパパにそんなときは連絡すればいいのに」
「お父さんとパパってあの二人、他の人たちにも名乗ってるの?」
「えっ?知らないんですか?」
「うん」
「俺、この間KCJの戦闘許可証の試験受けるんですって話をしたら」
「そう頑張って」
「一回失敗したとしても、落ち込むだろうが、受かるまで頑張った方がいい、その経験も君を育てることになるだろうし、人生には一回でなんとかはならないが、何回かで越えていける壁はあると思うんだ」
「お前、いいこというね?実話?」
「あの二人らしいといえばらしいな」
「だから変な力みかな、とれましたね、KCJの試験は何回でも受けれるし、というか、その話からですね、うちの先生受かっているんだから、もっと話聞かなきゃとか思ったの」
「えっ?それで最近話聞いてきてるの?」
「まあ、そのそんなところです」
今までは一回で受からなくては自分には才能がないと思ったところがあるのだが、なんで受からなかったのか、何が足りなかったとか、ズレの修正を考えるようになったという。
(さすがはお父さんとパパだな)
まだまだ自分は甘いと傘目は実感した。
「真っ二つにします」
「先生、そういう真似は素人には無理です」
「そうかな、いけると思うんだけども…」
「なんで管理しているダンジョンが襲われて、戦闘許可証持ちに応援が来た、今回は駆けつける前に終わったけども、先生ならばそういうときにどうしますか?そんな話でなんで達人技の話になるんですか?」
「いや、だって、ダンジョンに誰かじゃなくて、一人で潜ったりするとそういう集中力は培われるというか、養われるというか、だんだん出来るようになるから」
「出来る気がしないよ、先生のところってダンジョンはパーティー組んだりはしないの?」
「するよ、でも夏休みとか冬休みとか、ああいうまとまった休みにダンジョンに潜るといいんだよ」
傘目(かさめ)先生の学生時代。
「そういう休みならば遊びにいきたいっす」
「そう?でもいいよ、ダンジョン、何回も行っているといつも会う人なんかもいるし、知らない人が兄ちゃん、カレー作ったんだけども食べる?って誘われて、カレー食べようとしたら、地震が起きて、下の回からかな、驚いたモンスターが押し寄せてきたりするんだよ」
「それって死ぬじゃん」
「そう、死ぬかと思ったね」
「笑い話になるのってさ、生きて帰ってこれたからだよ、先生はそこら辺が緩いと思う、なんていうのかな、先生って強いじゃん」
「強くないよ、この世界、上には上がいるんだよね」
「そうはいってもさ、生徒からすると先生は強いんだよ、それに先生の性格的に他の人たちが、ひゃ~っていうようなところもさっさと終わらせるんだよね」
「みんながひゃ~っていうような顔をするときほど、その顔をしてはいけないって教えられているから、しないだけ」
「そういうのって覚えられるの?」
「感情をそのまま出して強いタイプもいるんだけどもね、あれは逆に羨ましいと思うよ、ほら、サンタを見てよ」
「いつでもメリークリスマスの人たちだ」
「あの人たちと仕事すると逆にいつもの調子でないときはあるよ」
頭の中で考えて、こうやっていこうと決めようとしている最中に。
「メリークリスマス!っていいながら、突撃して行っちゃうからな」
サメたちも負けずについていきます。
「筋肉ってすげぇな」
「助けてほしいと願ってすぐに助けれる、あれがサンタの力だと思う、俺だと助けることはできても、なんで早く来てくれなかったのとか言われることも多いから、やっぱり救出とかは向いてないんだと思う」
「それは適材適所でしょうに、先生、さてはチームプレー苦手だな、螺殻(らがら)さんのところの、お父さんとパパにそんなときは連絡すればいいのに」
「お父さんとパパってあの二人、他の人たちにも名乗ってるの?」
「えっ?知らないんですか?」
「うん」
「俺、この間KCJの戦闘許可証の試験受けるんですって話をしたら」
「そう頑張って」
「一回失敗したとしても、落ち込むだろうが、受かるまで頑張った方がいい、その経験も君を育てることになるだろうし、人生には一回でなんとかはならないが、何回かで越えていける壁はあると思うんだ」
「お前、いいこというね?実話?」
「あの二人らしいといえばらしいな」
「だから変な力みかな、とれましたね、KCJの試験は何回でも受けれるし、というか、その話からですね、うちの先生受かっているんだから、もっと話聞かなきゃとか思ったの」
「えっ?それで最近話聞いてきてるの?」
「まあ、そのそんなところです」
今までは一回で受からなくては自分には才能がないと思ったところがあるのだが、なんで受からなかったのか、何が足りなかったとか、ズレの修正を考えるようになったという。
(さすがはお父さんとパパだな)
まだまだ自分は甘いと傘目は実感した。
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