浜薔薇の耳掃除

Toki Jijyaku 時 自若

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パニックマラソン

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休日ということもあるが、+料金でセットにできるアイスコーヒーが気になったので頼んだら。
「おかわりが出ますので、おっしゃってくださればお持ちしますし、そちらにも置いてありますから、ご自由にどうぞ」
KCJというのは、本当に…やめよう、そう思い浮かぶことは今までたくさんあったじゃないか!
本日はこれからマラソンがある。
この気温で?とも思うかもしれない、うん、その通りだ。
「これから始まるのは河川ザメマラソンです」
市民マラソンを見てからちょっと走ってみたいサメがいた。
「こちらのサメさんがマラソンに参加してみたいのですが」
「サメはちょっと」
「まあ、しょうがないか、そう落ち込むなよ」
落ち込むとショボンとするので河川ザメはわかりやすい。
「ならサメ同士のマラソンなんてどうだろう?」
「乱闘になるのがよろしければ」
「えっ?乱闘!乱闘か、それはちょっと」
そんな感じで、話はずっと前にたち消えたのだが。
「有識サメの方々と話し合いした結果、マラソンなどの競技は、サメの本質的にあっているし、余計な体力をもて余すよりはいいと、ただ問題点としては乱闘、喧嘩はある、ノリで喧嘩になってしまうだろうだったので、河川ザメが絶対に喧嘩しないにはどうすればいいのかと、我々KCJは考えました!」
考えた結果が…
カン…カン…カン…
職員「遠いところ、よくお越しくださいました」
??「いや、何、こういう娯楽も必要だからね」
握手した手首の袖は、赤にふさふさの白である。
??「我々は希望と絶望を司っておりますから、絶望をプレゼントするのも悪くないでしょ」
??「メリークリスマスっていうのは早いかもしれないがね」
??「夏至すぎたばかりですから」
何人もこのマラソンの運行に携わるようだ。
職員「それでは最終確認を行いますので、移動お願いします」
赤と白の老若男女が移動していったが、サメたちはまだ知らない。
「河川ザメのみなさん、スタート地点はこちらになっております」
誰が一番か決めるということで、サメたちは自分が一位になると、気持ちが高ぶっていた。
そこにだ…
カン…
最初の音は何匹か気づいた程度。
カン…
その音は近づいてくる(ストレスレベル1)
カン…カン…
違う方向からも聞こえました(ストレスレベル3)
カンカンカン
囲まれている、すべてのサメが気がついた。
ガッシャン
目の前にはマラソンのスタートゲートがしまっている。
ガンガン
叩いて開けようとしているサメもでてるが、サメ用のゲートである、その程度では開くわけがない。
「サメちゃん、いっぱいだね」
サンタがその顔を見せたとき。
「よーい、スタート」
マラソンのゲートが開いてサメたちは一斉にそこから逃げ出した。
「ルールとしてはサンタさんに捕まった場合は記録なしの脱落になります」
記録上はSと残る。
これがKCJか考えた、河川ザメが乱闘せず、恐怖でストレスを解消する方法である。
「時間でサンタが増えていきます、沿道のどこかにサンタも潜んでおりますし、コースから脱落した場合は、サンタが群れでやってきます」
「サッサッサッサッ!」
「メッメッメッメッ!」
ドサッ
ヒレがもつれて、転んだサメが出る。
「サッ~~~!!」
「メッ!メッメッメっ」
「サッ!!!!!!!!!!!」
「はい、おとなしくしてね」
ポンとタッチされると、おとなしくなったが、表情は絶望している。
「ん~可愛いね、可愛いね~」
このサンタは河川ザメがレッドノーズとして参加している、というのを聞いてからサンタになった河川ザメ好きなので。
「よしよし、これは元気なサメだけども、足がもつれたのは食べ過ぎかな、後で暴食のツボを押してあげよう、ちょっと痛いかな、ピッキャオ鳴くかもしれないけども、君のためなんだよ、健康で長生きしなきゃね」
この言い聞かせは善意なのだが、サメたちの中からはあのサンタを見たら、一目散に逃げろと子供たちに教えてるところもあるぐらい、サメたちからは人気はない。
「元気、元気」
ガタガタガタ
「そんなに怖がらなくてもいいんだよ、すまないが、こちらのサメを運んでもらう手配を」
「わかりました」
「じゃあ、私は次の子捕まえに行くから」
「お願いします」
「全部は無理かもしれないけども、気持ちは全部で頑張るよ」
ニコッと笑う、それもサメ達の恐怖のメモリーに刻まれる。
第一回河川ザメパニックマラソン
次はないと思われるのだが。
「今回参加したサメは全員参加、話を聞き付けたサメもあちこちから参加したいという…」
「あんなに怖い目にあってるのに、なんでかもう一回やりたがるんだよな」
心を揺さぶられるような恐怖、河川ザメはそれを求めている。

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