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恵みの雨
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KCJではさまざまな猛暑対策も行っておりますが…
「最初は保護した猫のものから始まり、蓄積されたものですからね」
ケットシーは猫には見えるが、猫ではないので。
ニンゲンって大変だよね、夏は暑いんだってさ顔でこちらを見ている。
「そして黒猫が多いような気がするんですが、実際に多いです、なんでか、夏は黒の被毛になるケットシーが増えます」
やっぱり夏は黒で決めなきゃ。
「シレッと暑い中歩き回っているのはケットシーかもしれません」
実は一番ケットシーが見つかる季節になった。
「今まではケットシー?猫だったって感じなので、もう体温以上の気温になると、人間もいないじゃないですか、ケットシーだけは涼しい顔していつも通りなので」
はい、確保。
職員たちが取り囲んで捕獲する。
「他のケットシーの臭いが、我々からすると、とりあえず話は聞いてみるかぐらいの聞く耳を持ちます」
それもない場合は催眠術をかけます。
「頭がいいと催眠術ってかかるんですよね」
元々はKCJの職員が、異世界帰還後にかかるストレスと罪悪感のケアのために導入されたが。
「ケットシーにもかけれるっていうのを追求した人がいましたからね」
昔から、催眠術による、不眠への治療アプローチ中に、知らない間にケットシーが入ってきてしまい、催眠術を見てしまうと一緒に寝てしまったという話はあった。
「でもケットシーだし」
そこは猫のようなもの、気分でグースカ寝てしまうのだろうと考えられていたが。
「人間と同じアプローチをすればケットシーでもいけるが、現実的にはそこまでケットシーは見てくれないから、もっと短い行程で催眠術をかければいいのではないだろうか」
こういうことを大真面目で考えたのであるが、こういう考えは発見や新しい技術の開発に繋がるので、笑えたものではない。
「異世界に行った間に家族が…そんな夢を見るんです」
今まではそういう訴えがあっても、催眠術ではわりと初期のものしか、使えなかった。
それがケットシーもかけれる催眠術のおかげで、かなり応用が効くものとなったのである。
「この時計を見て」
時計の文字盤ではあるが、針は四ヶ所12・3・6・9とリズミカルに動く、そしてカッチカッチと規則正しい、メトロノームのような音をたてる。
「針の動きを目で追ってください、目で追いながら質問をに答えてください」
「はい」
「あなたは家族が好きですか?」
「好き…だと思います」
手元の書類では本人は良好と思っているが、行われていたことは兄弟間の格差、それゆえに帰還後まずはストレス軽減から始まる。
「僕が出来ないのが…ダメなんですよ」
「そんなことはありません、あなたは向こうで、それこそ英雄と呼ばれた」
「その姿…うちの家族にも見てもらいたいな…全然認めてくれなかったら、これでやっと誉められるかな」
誉められたくて、異世界で英雄という偉業を達成してしまった。
「ずっとこっちにはいなよ」
「ごめん、それでも」
「また会おう」
「ああ」
良好な関係を向こうでは作れたが、彼の心は救えなかった。
「たぶん喜んでもらえるんじゃないかな、うん、喜んだくれるよ、弟の方が勉強はできるんですけども、兄だってやれば…やれるんだぞって」
この場合の問題は、異世界転移しても、家族が探さなかったことである。
「いなくなって清々したっていうニュアンスだから、これで家に戻ったら、病むんじゃないかな」
そこで異世界帰還者プログラムに則って、まずはケアをするのだが。
「おはようございます、最近は眠れてますか」
「ああ、ちょっとその事で問題があったので、睡眠のお薬いただけるかなって」
「何があったんですか?」
「僕を知っていた、近所に住んでいた人にたまたまあったんですよ、そうしたら…弟と間違えられたんですよ」
「?」
「年が近いせいですかね、だから間違えちゃったのかな」
催眠術カウンセラーは情報部に即依頼を出した。
「今はどちらに?」
「眠れなかったようなので、薬を処方してぐっすりと、それで…」
「はい、依頼された件ですけども、ご近所では本来の兄弟という続柄が、逆にしてましたね、そしてご家族はそれを否定してませんから、定着したと」
「この状態で実家に戻りたいって言われると、とんでもないことになるしか目に見えない」
「弟さんの経歴は、お兄さんと比べるまでもないですかね」
「まあ、こっちで生活していれば…」
「いえ、ご両親に溺愛されてしまっているので、他との人間関係を作れなくなっています、調査中に、弟さんの姿を見ると嫌がる人がいまして、その姿が消えると、同行者にこのような話をしてました」
俺、あいつ嫌い。
どうしたの?
あいつさ、子供なんだもん。
子供?
自分の機嫌が悪くなるようなことを言われると、キレだす。
それイヤだわ。
だろ?
「ということでそこから調査を広げますと、そこがネックとなり、他に友人などがいないということがわかりました」
「あ~」
「なので個人的にはお兄さんは戻らない方がいいとは思いますが…」
「自分でも兄弟の順番を間違われたことがこんなにショックだとは思わなかったって言ってたよ」
モフッ
何か毛布のようなものが触る。
そこで目覚めたら、ケットシーでした。
「勝手に来ちゃったのかな」
撫でると、いい顔をする。
「可愛いな」
ナデナデ
「結構ショックなことがあったんだ、僕ね、お兄さんだったんだよ…でもお兄さんじゃなかったみたいなんだ、不思議だね、うん」
ナデナデ
「そういう所に帰るの嫌かも、僕もだけども、家族もいい顔をしないんじゃないかな、会いたかったな、会いたかったけども、上手くいかなかったら、やっぱり嫌かも、家族だからこそかな、憎しみあうのはイヤだもんね」
ゴロン
腹を見せたので、ベットから起きあがり、追いかけるように撫でる。
「向こうでね、たくさんの人が死んだんだ、だから守られている場合じゃないって思ったから、戦うことにした、それはイヤではなかったよ、死ぬかもしれないけども、戦いなんてそんなもんだ、理不尽なことが起きる、それでも戻りたいって気持ちとか、みんなを助けなきゃとか、そうね…思ったんだよ」
モフモフ
「こちらの世界じゃ、僕は友達いなかったし、不思議だ、帰ってきたら、あっちは良かったなんて思えるだなんて」
ニャーン
「ケットシーって猫みたいだね、可愛いね」
これでケットシーにメロメロですね、ニンゲンってチョロいわ。
「今日も暑いですね」
「もう、言うなぐらい暑い」
「波里さん、東司さん」
「ああ、おはようございます」
「こっちに来てたのか」
「僕に縁する祭でもあるから、行った方がいいっては言われて、人手不足だし何か手伝おうと思いました」
「あ~」
「そうか」
KCJの浜薔薇出張所は本日、近くの寺でお祭りがあるため、早朝から集まっていたのである。
「この気温だと気分が悪くなる人がいますので、本日のお祭りに合わせ、休憩所を作りますが、お祭りは例年雨になるとされています。湿気のため気温は弄るしく上がらなくても、油断しないでください」
「すいません、休憩所ってもう使えますか?」
「えっ、はい、冷房も効いてますが、どうしましたか?」
「なんかちょっと具合が悪いっていう人が」
一時間ぐらいだし、ちょっと外にいても平気だよねの人が気分が悪いという。
「はい、休んでいってください」
「食事は食べたかの有無も聞いてください、衛生から誰か呼んできて」
「わかりました」
挨拶もそこそこにKCJ浜薔薇出張所は、対応に忙しくなった。
「お祭りの参加者のみなさまにはこちらで、ペットボトルの冷たいお水と麦茶を出しておりますので、どうぞもらっていってください」
デザインは河川ザメ、そうこれは西のサメが働く浄水センター、あの地域にKCJが水と、麦茶をその地域の企業にと発注したものである。
なんでおっちゃんの写真使わんの、モブザメの方がええの?とデザインにはがっかりしていたものである。
「飲み終えたら、ゴミ箱の方にご協力お願いします」
無料ということで、次々に冷えた水や麦茶は欲しがる人は多かった。そして参加するお客さんたちは、この祭は雨が降ると知ってるため、傘持った人や濡れてもいい格好をしている。
ポツ
するとそこに雨が降ってくる。
「これか、祈祷が始まると雨が降ってくるというやつか」
九良は水源が豊かな場所だが、昔から豊かではないとされる、それこそ、寺が開かれてから恵みの雨が降り、命の水が湧いたとされている。
「最初は保護した猫のものから始まり、蓄積されたものですからね」
ケットシーは猫には見えるが、猫ではないので。
ニンゲンって大変だよね、夏は暑いんだってさ顔でこちらを見ている。
「そして黒猫が多いような気がするんですが、実際に多いです、なんでか、夏は黒の被毛になるケットシーが増えます」
やっぱり夏は黒で決めなきゃ。
「シレッと暑い中歩き回っているのはケットシーかもしれません」
実は一番ケットシーが見つかる季節になった。
「今まではケットシー?猫だったって感じなので、もう体温以上の気温になると、人間もいないじゃないですか、ケットシーだけは涼しい顔していつも通りなので」
はい、確保。
職員たちが取り囲んで捕獲する。
「他のケットシーの臭いが、我々からすると、とりあえず話は聞いてみるかぐらいの聞く耳を持ちます」
それもない場合は催眠術をかけます。
「頭がいいと催眠術ってかかるんですよね」
元々はKCJの職員が、異世界帰還後にかかるストレスと罪悪感のケアのために導入されたが。
「ケットシーにもかけれるっていうのを追求した人がいましたからね」
昔から、催眠術による、不眠への治療アプローチ中に、知らない間にケットシーが入ってきてしまい、催眠術を見てしまうと一緒に寝てしまったという話はあった。
「でもケットシーだし」
そこは猫のようなもの、気分でグースカ寝てしまうのだろうと考えられていたが。
「人間と同じアプローチをすればケットシーでもいけるが、現実的にはそこまでケットシーは見てくれないから、もっと短い行程で催眠術をかければいいのではないだろうか」
こういうことを大真面目で考えたのであるが、こういう考えは発見や新しい技術の開発に繋がるので、笑えたものではない。
「異世界に行った間に家族が…そんな夢を見るんです」
今まではそういう訴えがあっても、催眠術ではわりと初期のものしか、使えなかった。
それがケットシーもかけれる催眠術のおかげで、かなり応用が効くものとなったのである。
「この時計を見て」
時計の文字盤ではあるが、針は四ヶ所12・3・6・9とリズミカルに動く、そしてカッチカッチと規則正しい、メトロノームのような音をたてる。
「針の動きを目で追ってください、目で追いながら質問をに答えてください」
「はい」
「あなたは家族が好きですか?」
「好き…だと思います」
手元の書類では本人は良好と思っているが、行われていたことは兄弟間の格差、それゆえに帰還後まずはストレス軽減から始まる。
「僕が出来ないのが…ダメなんですよ」
「そんなことはありません、あなたは向こうで、それこそ英雄と呼ばれた」
「その姿…うちの家族にも見てもらいたいな…全然認めてくれなかったら、これでやっと誉められるかな」
誉められたくて、異世界で英雄という偉業を達成してしまった。
「ずっとこっちにはいなよ」
「ごめん、それでも」
「また会おう」
「ああ」
良好な関係を向こうでは作れたが、彼の心は救えなかった。
「たぶん喜んでもらえるんじゃないかな、うん、喜んだくれるよ、弟の方が勉強はできるんですけども、兄だってやれば…やれるんだぞって」
この場合の問題は、異世界転移しても、家族が探さなかったことである。
「いなくなって清々したっていうニュアンスだから、これで家に戻ったら、病むんじゃないかな」
そこで異世界帰還者プログラムに則って、まずはケアをするのだが。
「おはようございます、最近は眠れてますか」
「ああ、ちょっとその事で問題があったので、睡眠のお薬いただけるかなって」
「何があったんですか?」
「僕を知っていた、近所に住んでいた人にたまたまあったんですよ、そうしたら…弟と間違えられたんですよ」
「?」
「年が近いせいですかね、だから間違えちゃったのかな」
催眠術カウンセラーは情報部に即依頼を出した。
「今はどちらに?」
「眠れなかったようなので、薬を処方してぐっすりと、それで…」
「はい、依頼された件ですけども、ご近所では本来の兄弟という続柄が、逆にしてましたね、そしてご家族はそれを否定してませんから、定着したと」
「この状態で実家に戻りたいって言われると、とんでもないことになるしか目に見えない」
「弟さんの経歴は、お兄さんと比べるまでもないですかね」
「まあ、こっちで生活していれば…」
「いえ、ご両親に溺愛されてしまっているので、他との人間関係を作れなくなっています、調査中に、弟さんの姿を見ると嫌がる人がいまして、その姿が消えると、同行者にこのような話をしてました」
俺、あいつ嫌い。
どうしたの?
あいつさ、子供なんだもん。
子供?
自分の機嫌が悪くなるようなことを言われると、キレだす。
それイヤだわ。
だろ?
「ということでそこから調査を広げますと、そこがネックとなり、他に友人などがいないということがわかりました」
「あ~」
「なので個人的にはお兄さんは戻らない方がいいとは思いますが…」
「自分でも兄弟の順番を間違われたことがこんなにショックだとは思わなかったって言ってたよ」
モフッ
何か毛布のようなものが触る。
そこで目覚めたら、ケットシーでした。
「勝手に来ちゃったのかな」
撫でると、いい顔をする。
「可愛いな」
ナデナデ
「結構ショックなことがあったんだ、僕ね、お兄さんだったんだよ…でもお兄さんじゃなかったみたいなんだ、不思議だね、うん」
ナデナデ
「そういう所に帰るの嫌かも、僕もだけども、家族もいい顔をしないんじゃないかな、会いたかったな、会いたかったけども、上手くいかなかったら、やっぱり嫌かも、家族だからこそかな、憎しみあうのはイヤだもんね」
ゴロン
腹を見せたので、ベットから起きあがり、追いかけるように撫でる。
「向こうでね、たくさんの人が死んだんだ、だから守られている場合じゃないって思ったから、戦うことにした、それはイヤではなかったよ、死ぬかもしれないけども、戦いなんてそんなもんだ、理不尽なことが起きる、それでも戻りたいって気持ちとか、みんなを助けなきゃとか、そうね…思ったんだよ」
モフモフ
「こちらの世界じゃ、僕は友達いなかったし、不思議だ、帰ってきたら、あっちは良かったなんて思えるだなんて」
ニャーン
「ケットシーって猫みたいだね、可愛いね」
これでケットシーにメロメロですね、ニンゲンってチョロいわ。
「今日も暑いですね」
「もう、言うなぐらい暑い」
「波里さん、東司さん」
「ああ、おはようございます」
「こっちに来てたのか」
「僕に縁する祭でもあるから、行った方がいいっては言われて、人手不足だし何か手伝おうと思いました」
「あ~」
「そうか」
KCJの浜薔薇出張所は本日、近くの寺でお祭りがあるため、早朝から集まっていたのである。
「この気温だと気分が悪くなる人がいますので、本日のお祭りに合わせ、休憩所を作りますが、お祭りは例年雨になるとされています。湿気のため気温は弄るしく上がらなくても、油断しないでください」
「すいません、休憩所ってもう使えますか?」
「えっ、はい、冷房も効いてますが、どうしましたか?」
「なんかちょっと具合が悪いっていう人が」
一時間ぐらいだし、ちょっと外にいても平気だよねの人が気分が悪いという。
「はい、休んでいってください」
「食事は食べたかの有無も聞いてください、衛生から誰か呼んできて」
「わかりました」
挨拶もそこそこにKCJ浜薔薇出張所は、対応に忙しくなった。
「お祭りの参加者のみなさまにはこちらで、ペットボトルの冷たいお水と麦茶を出しておりますので、どうぞもらっていってください」
デザインは河川ザメ、そうこれは西のサメが働く浄水センター、あの地域にKCJが水と、麦茶をその地域の企業にと発注したものである。
なんでおっちゃんの写真使わんの、モブザメの方がええの?とデザインにはがっかりしていたものである。
「飲み終えたら、ゴミ箱の方にご協力お願いします」
無料ということで、次々に冷えた水や麦茶は欲しがる人は多かった。そして参加するお客さんたちは、この祭は雨が降ると知ってるため、傘持った人や濡れてもいい格好をしている。
ポツ
するとそこに雨が降ってくる。
「これか、祈祷が始まると雨が降ってくるというやつか」
九良は水源が豊かな場所だが、昔から豊かではないとされる、それこそ、寺が開かれてから恵みの雨が降り、命の水が湧いたとされている。
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