256 / 891
パック座禅
しおりを挟む
「はい、浜薔薇です、…タキ先生、はい、先輩に代わります」
そこから先輩、お電話ですとなる。
「おう、元気か?」
「もりもりですよ」
「それなら良かった、お盆も終わったんで、こっちでやってるアレ、そっちでもやらないか?」
「いいんですか!」
「そっちのパックのファンにも、なかなか熱いのがこの間わかったしな、それに一人そっちからうちの店に来たお客さんもいるから、こっちでも好評なサービス、是非とも味わってもらいたくて」
「おお、それは楽しみです」
というわけで。
「お寺の協力も得られたので、パック座禅をこちらでも始めたいと思います」
「はっ?」
傑は目が点になっている。
「パック…」
「座禅だな」
「?」
飲み込めてない。
「パックをしているとき、何も出来ずただ待つのではなく、己の今までを省みる、そういうきっかけがパック座禅だな」
「パックの力で、初心者でも簡単に座禅の良さがわかるしな」
(えっ、知らないの僕だけ)
「今だと、家でパックをして、その待ち時間はカルボン七つの座禅曲も併用してもらったが、ストレスの解消にはやっぱり一度は経験してほしいなって思うわけだ」
イロモノのようには見えるが、実際にストレス解消にはなっているので、参加者には評判のパック座禅。
参加者は浜薔薇のホームページや店頭で受け付けてます、是非ともご参加ください。
『ここは浜薔薇の耳掃除でございます』
「あのさ、こういう話、浜薔薇を知っている人にじゃないと出来ないんだけどもさ」
「どうしたのさ」
本日餃子丼(酢飯)で昼は早々と賑わい、昼も過ぎると顔見知りだけになっている。
アナウンス
KCJの職域接種で、出張所周辺はみんな二回目終了二週間後とお考えください。
「KCJがいなかったら、本当に遅かったかもしれない」
衛生班が早々と手をうったよ。
「話は戻るけども」
どうぞどうぞ。
「廃熱ジェルあるじゃん」
「あれはすごいよね」
「去年まで、皮脂とかすんごいべたっとしてたの、だから耳かきとかパックしても、すごかったんだけども」
「えっ?なんか変化あった?」
「耳の中も、毛穴も夏じゃないみたいだった、取ったものを見せてもらったんだけどもさ、あれ?みたいな、もっとさ、いつもならベタベタしてて、乾燥肌なんだよ、それがさ、汗でべたっとなんでもしちゃうのに、春と変わらないんだよ」
「それはスゴくない?」
「すごいと思う、廃熱ジェルは傑さんが来てからのサービスになったんだけどもさ」
正確には夕暮れサイダーデートを最大に活かすために肌ケアしましょうになったため。
「あれさ、本当さ、火トカゲの兄貴みたいな仕事してい人は絶対いいって」
「あれだろ、兄貴、炎天下作業コースなんだろう?」
「そうそう、それも、どうかとは思う」
拝啓、お元気でしょうか、私は今、日陰が全くない野外で、作業をしております、一人だけ熱中症の症状がまるででないので、この駆り出された現場でも、あの人どっかおかしいと思うという同僚たちや、このまま通年借りれないかなという上司の目、人が過酷だと避けるような環境にばかり投入されそうですが、その分、潰れちゃならないと、普通の人よりも休みは多く、お金はいただいてますが、精神的には辛いので、休みの日はそちらに参ります。
「調理とか直接火を使う環境でないなら使えるし、あれだよな、兄貴、ファンがついた作業服なしで気温36℃耐えられるっていうし」
「体温みたいな気温だと、外からの圧力スゴくて、さすがにさ」
「廃熱ジェルはすごいよ、確かにね、すんごい水は飲むことになるけどもね」
「あれ塗ってない人が先に倒れちゃうから、そこで作業の進退とか見直しとかあるんでって話」
「全員にそれ使えば…」
「信じてないのと、そこら辺自前らしいよ」
「あ~」
「ただ傑さんの話では、兄貴や夏に負けちゃう人が使ったとしても5000円、月いかないっていってたから、仕事の生産性とか、夏に負けた場合は医療費?そこら辺の抑制に繋がるんじゃないかな」
「というか、それだと災害とか起きたら、まず塗っておけばいいんじゃないかな」
「そうだな、災害は、KCJの人もいってたからな」
医療機関の負担を軽くするために、一度大雨予報の際にそういう話になった。
「普段食費浮かしてもらっているから、そういう備えに回せる余裕があるからな」
自分の生活に浜薔薇が溶け込んでいる人ほど、そういわれたら、なるほどなと。
「S席の『えの15番』さんと、パック民の『角栓大公』とシャンパーの『さっぱリーダー』さんと王国民『転職しました』さんも呼び掛けていたからな」
「浜薔薇のファンのまとめ役全部動いているんじゃん」
S席の『えの15番』は、この近くの公会堂の前からあいうえお順になっている。それで真ん中が15番なので、一番いい席という意味で、角栓大公はその名前でブログを作り、日々角栓写真を投稿しているからご存じの方も多いと思われる。
「というか、浜薔薇って何なの」
逆にKCJも驚くほどスムーズに避難訓練するよや、防災の堅苦しい話にも協力的であった。
「他の支部ではスムーズに行かなかったりするんですがね」
「いや、スムーズに行っているなら、そこは喜びましょうよ」
現在余裕がある支部が、戦場の後方支援を行っている状態です。
「浜薔薇出張所は、もうそのままでいいから、無理なくそのままでお願い」
他からそう頼まれる波里は逆に困惑した。
そこから先輩、お電話ですとなる。
「おう、元気か?」
「もりもりですよ」
「それなら良かった、お盆も終わったんで、こっちでやってるアレ、そっちでもやらないか?」
「いいんですか!」
「そっちのパックのファンにも、なかなか熱いのがこの間わかったしな、それに一人そっちからうちの店に来たお客さんもいるから、こっちでも好評なサービス、是非とも味わってもらいたくて」
「おお、それは楽しみです」
というわけで。
「お寺の協力も得られたので、パック座禅をこちらでも始めたいと思います」
「はっ?」
傑は目が点になっている。
「パック…」
「座禅だな」
「?」
飲み込めてない。
「パックをしているとき、何も出来ずただ待つのではなく、己の今までを省みる、そういうきっかけがパック座禅だな」
「パックの力で、初心者でも簡単に座禅の良さがわかるしな」
(えっ、知らないの僕だけ)
「今だと、家でパックをして、その待ち時間はカルボン七つの座禅曲も併用してもらったが、ストレスの解消にはやっぱり一度は経験してほしいなって思うわけだ」
イロモノのようには見えるが、実際にストレス解消にはなっているので、参加者には評判のパック座禅。
参加者は浜薔薇のホームページや店頭で受け付けてます、是非ともご参加ください。
『ここは浜薔薇の耳掃除でございます』
「あのさ、こういう話、浜薔薇を知っている人にじゃないと出来ないんだけどもさ」
「どうしたのさ」
本日餃子丼(酢飯)で昼は早々と賑わい、昼も過ぎると顔見知りだけになっている。
アナウンス
KCJの職域接種で、出張所周辺はみんな二回目終了二週間後とお考えください。
「KCJがいなかったら、本当に遅かったかもしれない」
衛生班が早々と手をうったよ。
「話は戻るけども」
どうぞどうぞ。
「廃熱ジェルあるじゃん」
「あれはすごいよね」
「去年まで、皮脂とかすんごいべたっとしてたの、だから耳かきとかパックしても、すごかったんだけども」
「えっ?なんか変化あった?」
「耳の中も、毛穴も夏じゃないみたいだった、取ったものを見せてもらったんだけどもさ、あれ?みたいな、もっとさ、いつもならベタベタしてて、乾燥肌なんだよ、それがさ、汗でべたっとなんでもしちゃうのに、春と変わらないんだよ」
「それはスゴくない?」
「すごいと思う、廃熱ジェルは傑さんが来てからのサービスになったんだけどもさ」
正確には夕暮れサイダーデートを最大に活かすために肌ケアしましょうになったため。
「あれさ、本当さ、火トカゲの兄貴みたいな仕事してい人は絶対いいって」
「あれだろ、兄貴、炎天下作業コースなんだろう?」
「そうそう、それも、どうかとは思う」
拝啓、お元気でしょうか、私は今、日陰が全くない野外で、作業をしております、一人だけ熱中症の症状がまるででないので、この駆り出された現場でも、あの人どっかおかしいと思うという同僚たちや、このまま通年借りれないかなという上司の目、人が過酷だと避けるような環境にばかり投入されそうですが、その分、潰れちゃならないと、普通の人よりも休みは多く、お金はいただいてますが、精神的には辛いので、休みの日はそちらに参ります。
「調理とか直接火を使う環境でないなら使えるし、あれだよな、兄貴、ファンがついた作業服なしで気温36℃耐えられるっていうし」
「体温みたいな気温だと、外からの圧力スゴくて、さすがにさ」
「廃熱ジェルはすごいよ、確かにね、すんごい水は飲むことになるけどもね」
「あれ塗ってない人が先に倒れちゃうから、そこで作業の進退とか見直しとかあるんでって話」
「全員にそれ使えば…」
「信じてないのと、そこら辺自前らしいよ」
「あ~」
「ただ傑さんの話では、兄貴や夏に負けちゃう人が使ったとしても5000円、月いかないっていってたから、仕事の生産性とか、夏に負けた場合は医療費?そこら辺の抑制に繋がるんじゃないかな」
「というか、それだと災害とか起きたら、まず塗っておけばいいんじゃないかな」
「そうだな、災害は、KCJの人もいってたからな」
医療機関の負担を軽くするために、一度大雨予報の際にそういう話になった。
「普段食費浮かしてもらっているから、そういう備えに回せる余裕があるからな」
自分の生活に浜薔薇が溶け込んでいる人ほど、そういわれたら、なるほどなと。
「S席の『えの15番』さんと、パック民の『角栓大公』とシャンパーの『さっぱリーダー』さんと王国民『転職しました』さんも呼び掛けていたからな」
「浜薔薇のファンのまとめ役全部動いているんじゃん」
S席の『えの15番』は、この近くの公会堂の前からあいうえお順になっている。それで真ん中が15番なので、一番いい席という意味で、角栓大公はその名前でブログを作り、日々角栓写真を投稿しているからご存じの方も多いと思われる。
「というか、浜薔薇って何なの」
逆にKCJも驚くほどスムーズに避難訓練するよや、防災の堅苦しい話にも協力的であった。
「他の支部ではスムーズに行かなかったりするんですがね」
「いや、スムーズに行っているなら、そこは喜びましょうよ」
現在余裕がある支部が、戦場の後方支援を行っている状態です。
「浜薔薇出張所は、もうそのままでいいから、無理なくそのままでお願い」
他からそう頼まれる波里は逆に困惑した。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
パパー!紳士服売り場にいた家族の男性は夫だった…子供を抱きかかえて幸せそう…なら、こちらも幸せになりましょう
白崎アイド
大衆娯楽
夫のシャツを買いに紳士服売り場で買い物をしていた私。
ネクタイも揃えてあげようと売り場へと向かえば、仲良く買い物をする男女の姿があった。
微笑ましく思うその姿を見ていると、振り向いた男性は夫だった…
お尻たたき収容所レポート
鞭尻
大衆娯楽
最低でも月に一度はお尻を叩かれないといけない「お尻たたき収容所」。
「お尻たたきのある生活」を望んで収容生となった紗良は、収容生活をレポートする記者としてお尻たたき願望と不安に揺れ動く日々を送る。
ぎりぎりあるかもしれない(?)日常系スパンキング小説です。
お兄ちゃんが私にぐいぐいエッチな事を迫って来て困るんですけど!?
さいとう みさき
恋愛
私は琴吹(ことぶき)、高校生一年生。
私には再婚して血の繋がらない 二つ年上の兄がいる。
見た目は、まあ正直、好みなんだけど……
「好きな人が出来た! すまんが琴吹、練習台になってくれ!!」
そう言ってお兄ちゃんは私に協力を要請するのだけど、何処で仕入れた知識だかエッチな事ばかりしてこようとする。
「お兄ちゃんのばかぁっ! 女の子にいきなりそんな事しちゃダメだってばッ!!」
はぁ、見た目は好みなのにこのバカ兄は目的の為に偏った知識で女の子に接して来ようとする。
こんなんじゃ絶対にフラれる!
仕方ない、この私がお兄ちゃんを教育してやろーじゃないの!
実はお兄ちゃん好きな義妹が奮闘する物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる