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そういうお前の心をサメは読んでいる
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よくある釣果の写真。
ただ違う点があるとすれば、大物ですと赤字で矢印を引かれているのは現在映画スターをしているという点である。
「釣りに行きたいんだがな」
「この天気じゃしばらく無理だろう」
浜薔薇の駐車場は夏休みの学生たちも過ごすようになっており、一人が釣りゲームを持ってきた。
「おもちゃだな」
いわゆる先端に磁石がついているやつ。
「これな、結構難しいんだぞ」
何しろフィールドが電動で動くし、魚の口のところにしかマグネットがついてないから。
「あっ、やべぇ、とれるかと思ったら、全然取れない」
「だろ」
「もう一回」
「俺にもやらせろよ」
などの中。
(これも持ってきたんだよな)
いわゆる竹竿、針はついてない、ディスプレイ用のものなんだが。
その時サメと目があった。
もう浜薔薇の炊き出しにサメが並んでいても、あまり人は気にしなくなった。
(このサメは芋が好きだという)
じゃがバターが屋台に出ている。
「じゃがバター一皿」
「はい」
ちょっと固め、これなら糸にくくりつけても崩れないだろう。
しかしだ。
そういうお前の心をサメは読んでいる。
「ん?何?今ちょっと…」
そこにサメのドアップ。
「うわぁぁぁぁぁ」
「何、タカシ、サメ来てるじゃん」
「すげぇ芋見てる」
(釣れるかなって思ったんだけども、その前に来ちゃったよ)
来ちゃったものはしょうがないから、口にじゃがバター一つ入れてやる。
パクっ
美味しい、なんて美味しいんだ。
くるくる回って、感謝のためにヒレを天に向けている。
「おっ、そんなに美味しかったか」
(ダメですよ、少年、フィギュアスケートで表現力を満点近く取るサメに騙されては)
「一個だけでありがとうございます」
スタッフさんがサメを移動させていった。
「あれ、映画出てるやつなんだろ」
「ちょっと見たくなったな」
「なんでここにいるんだろ」
「芋じゃねえ?」
「あ~」
ガツガツ食べるぐらい芋が好き。
映画スターのイッキュウは公式で好きな食べ物はじゃがいもなどの芋類とされているが。
「本当に好きな食べ物は練り餌です」
毎日の食事を野良猫と戦い、負けていたサメに優しくしたのは釣り人だったという。
「でもこれもな」
イッキュウが川にいると他の魚がよってこないから、川から上がってもらった方がよく釣れるが正解だったらしい。
ガッツガッツ
芋を練ったものもそうなのだが、小麦でもいいし。
「イッキュウが住んでいたところって、イッキュウがいるから魚が集まってきてた、イッキュウは魚取らないから」
たまに弱っているとイッキュウは魚につつかれていたりもしたようだ。
「特に怪我しているとな、明らかに傷口狙ってくるんで」
まさに弱肉強食。
「河川ザメがいると、昔は遊泳禁止になったもんなんだけども」
むしろイッキュウは自分から川から上がってくる。
「そんなわけで近所の人と仲良しで」
昼にパンを撒きに来る人もいました。
「それで一回川が増水したとき、流されそうになっていたんだよ」
木にしがみついていた。
ガチガチに震えているところを救出される。
カワコワイ、カワコワイ…
「そっから近所の人がでっかい瓶にイッキュウ入れて、避難所につれていったんだよな」
そこからシャワーで洗われるということも覚える。
「監督にはおもしろいサメがいるんですっていう話をしたら、そのままいいね、映画を撮ろうと」
詳しくはお父さんはサメ映画を取らなきゃダメなんだ参照。
「奥さん出ていって、娘さんと暮らしているなか、イッキュウがやってきたんだよ」
そんなイッキュウのデビュー策がフィギュアスケートサメシングル。
「早めに当たってくれて良かったんじゃないの」
興業収入もそうだし、ここでなんでかクボミチとか駆け出しのころお世話になった俳優たちが、新作やりましょうよとか、お蔵入りされたものをもう一回上映しましょうよとかになりました。
クボミチとイッキュウが番宣も兼ねて、釣りに行くと、イッキュウはもう練り餌に夢中になってしまう。
「旨いか、これは俺が作ったんだ」
練り餌も自分の手で作る男、それがクボミチ。
その後、コラボでクボミチ監修の食い付きのいい練り餌が、KCJ方面からでる。
「キャットフードとかも扱ってますから、こういうコラボならば早い方がいいです」
対象は釣り好き、KCJにいる釣りファンは歓喜。
「そして監修の練り餌で一番だいじなところは!」
最終選考はイッキュウが気に入るかで決められることになる。
「どれか一個、引かれるものが」
パク!
説明終わる前に食べました。
「ニラ入っている、クボミチさんが作ったオリジナルレシピに近いやつですね」
イッキュウはふらっと浜薔薇の炊き出しに並んでいるが、ここは猫が多いのでそこはちょっと苦手。
しかしだ。
ここの猫は食べていても狙ってこないのである。
徐々に警戒心はなくなっていくが。
「にゃー~」
そばで猫が鳴くとビクッとする。
「あ~大丈夫、子猫、子猫」
イッキュウの尾ビレに、子猫たちが何これ?とじゃれてきているようで、イッキュウは冷や汗をかいている。
「これから午後の撮影あるから、今日はこの辺で」
スタッフさんにイッキュウは担がれて運ばれていったが、表情は強ばったままである。
ただ違う点があるとすれば、大物ですと赤字で矢印を引かれているのは現在映画スターをしているという点である。
「釣りに行きたいんだがな」
「この天気じゃしばらく無理だろう」
浜薔薇の駐車場は夏休みの学生たちも過ごすようになっており、一人が釣りゲームを持ってきた。
「おもちゃだな」
いわゆる先端に磁石がついているやつ。
「これな、結構難しいんだぞ」
何しろフィールドが電動で動くし、魚の口のところにしかマグネットがついてないから。
「あっ、やべぇ、とれるかと思ったら、全然取れない」
「だろ」
「もう一回」
「俺にもやらせろよ」
などの中。
(これも持ってきたんだよな)
いわゆる竹竿、針はついてない、ディスプレイ用のものなんだが。
その時サメと目があった。
もう浜薔薇の炊き出しにサメが並んでいても、あまり人は気にしなくなった。
(このサメは芋が好きだという)
じゃがバターが屋台に出ている。
「じゃがバター一皿」
「はい」
ちょっと固め、これなら糸にくくりつけても崩れないだろう。
しかしだ。
そういうお前の心をサメは読んでいる。
「ん?何?今ちょっと…」
そこにサメのドアップ。
「うわぁぁぁぁぁ」
「何、タカシ、サメ来てるじゃん」
「すげぇ芋見てる」
(釣れるかなって思ったんだけども、その前に来ちゃったよ)
来ちゃったものはしょうがないから、口にじゃがバター一つ入れてやる。
パクっ
美味しい、なんて美味しいんだ。
くるくる回って、感謝のためにヒレを天に向けている。
「おっ、そんなに美味しかったか」
(ダメですよ、少年、フィギュアスケートで表現力を満点近く取るサメに騙されては)
「一個だけでありがとうございます」
スタッフさんがサメを移動させていった。
「あれ、映画出てるやつなんだろ」
「ちょっと見たくなったな」
「なんでここにいるんだろ」
「芋じゃねえ?」
「あ~」
ガツガツ食べるぐらい芋が好き。
映画スターのイッキュウは公式で好きな食べ物はじゃがいもなどの芋類とされているが。
「本当に好きな食べ物は練り餌です」
毎日の食事を野良猫と戦い、負けていたサメに優しくしたのは釣り人だったという。
「でもこれもな」
イッキュウが川にいると他の魚がよってこないから、川から上がってもらった方がよく釣れるが正解だったらしい。
ガッツガッツ
芋を練ったものもそうなのだが、小麦でもいいし。
「イッキュウが住んでいたところって、イッキュウがいるから魚が集まってきてた、イッキュウは魚取らないから」
たまに弱っているとイッキュウは魚につつかれていたりもしたようだ。
「特に怪我しているとな、明らかに傷口狙ってくるんで」
まさに弱肉強食。
「河川ザメがいると、昔は遊泳禁止になったもんなんだけども」
むしろイッキュウは自分から川から上がってくる。
「そんなわけで近所の人と仲良しで」
昼にパンを撒きに来る人もいました。
「それで一回川が増水したとき、流されそうになっていたんだよ」
木にしがみついていた。
ガチガチに震えているところを救出される。
カワコワイ、カワコワイ…
「そっから近所の人がでっかい瓶にイッキュウ入れて、避難所につれていったんだよな」
そこからシャワーで洗われるということも覚える。
「監督にはおもしろいサメがいるんですっていう話をしたら、そのままいいね、映画を撮ろうと」
詳しくはお父さんはサメ映画を取らなきゃダメなんだ参照。
「奥さん出ていって、娘さんと暮らしているなか、イッキュウがやってきたんだよ」
そんなイッキュウのデビュー策がフィギュアスケートサメシングル。
「早めに当たってくれて良かったんじゃないの」
興業収入もそうだし、ここでなんでかクボミチとか駆け出しのころお世話になった俳優たちが、新作やりましょうよとか、お蔵入りされたものをもう一回上映しましょうよとかになりました。
クボミチとイッキュウが番宣も兼ねて、釣りに行くと、イッキュウはもう練り餌に夢中になってしまう。
「旨いか、これは俺が作ったんだ」
練り餌も自分の手で作る男、それがクボミチ。
その後、コラボでクボミチ監修の食い付きのいい練り餌が、KCJ方面からでる。
「キャットフードとかも扱ってますから、こういうコラボならば早い方がいいです」
対象は釣り好き、KCJにいる釣りファンは歓喜。
「そして監修の練り餌で一番だいじなところは!」
最終選考はイッキュウが気に入るかで決められることになる。
「どれか一個、引かれるものが」
パク!
説明終わる前に食べました。
「ニラ入っている、クボミチさんが作ったオリジナルレシピに近いやつですね」
イッキュウはふらっと浜薔薇の炊き出しに並んでいるが、ここは猫が多いのでそこはちょっと苦手。
しかしだ。
ここの猫は食べていても狙ってこないのである。
徐々に警戒心はなくなっていくが。
「にゃー~」
そばで猫が鳴くとビクッとする。
「あ~大丈夫、子猫、子猫」
イッキュウの尾ビレに、子猫たちが何これ?とじゃれてきているようで、イッキュウは冷や汗をかいている。
「これから午後の撮影あるから、今日はこの辺で」
スタッフさんにイッキュウは担がれて運ばれていったが、表情は強ばったままである。
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