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趣味が一つ増えたという
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「なんか調子が良さそうですね」
「マッサージの練習をしているからな」
蘆根は新しいクリームによってマッサージを練習しているが。
「庭にいる猫たちもなんか違うような」
「そっちもマッサージした、もちろんクリーム無しでな」
なんかよくわからないな、ちょっと違うなというのを抱えていたので、ソファーに座っていたら。
猫がニャニャンと窓のそばに来ていた。
「そしたらイツモが、どうする?って」
「ええ、イツモが中に入ってる!」
「じゃあ、お願いするっていったら」
猫が入ってきた。
イツモの縄張りの猫たちにとっては、蘆根のマッサージは気まぐれというか、受けれたらラッキーである。
あまりイツモが乗り気でない理由はというと。
「マッサージすることが大好きになって、ご飯と寝ることとマッサージされることしか考えなくなるんで」
「夢の生活!!!」
「なんだが、縄張りだからな、しっかりしないと外から狙われるんだよな」
カラスとかハクビシンとか、スライムとかゾンビとかの驚異にさらされています。
「そういえば行方不明者がまた出たとか」
「なんかポスターと回覧板で来てたな」
食事の支援などをしているので、浜薔薇には特にそういうのが来るが、ポスターなどの管理はKCJがやってくれるので楽。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「日本ってね、ゾンビは死者扱いなんですよ、他のところでは魔物扱いになるから」
「いきなりどうした」
波里である。
「葵岡さんがおそらくいるから注意してねって」
「あ~」
交換所の葵岡はアパートの裏側の一軒家を借りて、猫たちのネズミの交換所を任されている。
「波里さんのように目はよくないんですけども、いるとかはわかるので」
全身でというか、鳥肌のようなものが立つらしい。
「僕は戦闘職ではないですけども」
それでもとっている魔法使いのクラス。
「それで自分で防壁を組み直してみると、やっぱり触っているんですよね、何かがいないと作動しっぱなしになるんですが、おそらくゾンビとか、吸血鬼ではないかな、ここら辺は僕のだとざっくりしてる」
そんな話をしている中で警報が鳴り、東司が戦闘体制に入ったということを知る。
「えっ、なんで?」
自分を取り巻くように魔法の言葉を出現させて、確認しようとしていると、波里から連絡も来て、一応備えるようにと。
一応、そんな言葉がついていると安心はしたが、魔法の展開は広げていく。
「ああ、これか」
敵対的な魔法使い、いや、魔法剣士とかそんなやつだ。
スッ
東司とのレベルの差はかなりある、ずいぶんと下だ。
だからこそ、先にどこを切るか見えてしまうし、腕が伸びきったところを手首を切られて対処される。
「!!!!!!」
「そのぐらいで動揺するな」
いや、するだろう。そんな感じで、相手が何かをしようとすると踊らされる、そのたびに切り替えさせる。
「!!!!!!」
言葉もこちらの言葉ではない。
「******」
東司はおそらくこれならばわかるだろう言葉で、返したが。
「はい、時間切れ」
波里がやってきて、葵岡が片付けの準備をする。
「完全に治してやれるか?」
「えっ?はい、出来ますけども」
「こいつ雑魚だし、一人で来れたとは思えないから」
「わかりました」
そういって葵岡はトタンで作られた箱をそばにおいた。
ついている取っ手を引くと扉が現れる。
「ようこそ、KCJへ、あなたを歓迎しますよ」
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「例えばお客さんの場合だと、さっぱりタイプを選ばないでほしいんです」
「えっ、暑くなるからさっぱりタイプばっかり選んでたよ」
「それだと、潤いが、このメーカーさんはさっぱりとしっとりがあるので、ええっとそのメーカーさんではないのですが、うちの奴でぷるんタイプのがありますから、それのサンプルを使ってみてください」
あまりにも蘆根がお願いします、試してみてくださいなんていうので。
「まあ、洗うだけだしな」
それにサンプルというのはもらうとワクワクするものでもあります。
お風呂に入って、いつものようにと手を伸ばしたところで、違う、違う、もらってきたものがあるじゃん、そして脱衣所のところに置いているのに忘れているじゃんと。
ビリ
袋を破いて、いい香りがする。
特に気にせず洗う。
「?」
いや、洗うだけでは変わったところはないなということで、いつも使っているコンディショナー、まんべんなく塗ったあとに洗い流す。
「!」
?????
「違う」
なんだ、これはいつもよりは確かにふんわり仕上がらないが、指通りが違うんですけども。
「洗い流してないわけでも、洗い流しが足りないわけでもない?」
いや、待て、落ち着け。
こんなに劇的にわかるものなのか?
これは夢じゃないかもしれないが、まあ、全然慣れない。実は洗っている最中に蘆根さんが忍び込んで、トリートメントを俺にわからないように素早く行った可能性もある。
「うん」
俺、疲れてますね。
風呂を上がり、寝るまでゆっくりすごした。
「蘆根さん」
「あっ、こんにちは、今日は何にしますか?」
「あのシャンプーくれます?」
「えっ?あのシャンプー、でも市販のものでもいいと思いますが」
「あれで!」
鬼気迫るものがあった。
このお客さんは初めて、美容にはまる人の気持ちがわかったという。
「変わるって楽しい」
他にどんな方法があるのか調べ始めた、趣味が一つ増えたという。
「マッサージの練習をしているからな」
蘆根は新しいクリームによってマッサージを練習しているが。
「庭にいる猫たちもなんか違うような」
「そっちもマッサージした、もちろんクリーム無しでな」
なんかよくわからないな、ちょっと違うなというのを抱えていたので、ソファーに座っていたら。
猫がニャニャンと窓のそばに来ていた。
「そしたらイツモが、どうする?って」
「ええ、イツモが中に入ってる!」
「じゃあ、お願いするっていったら」
猫が入ってきた。
イツモの縄張りの猫たちにとっては、蘆根のマッサージは気まぐれというか、受けれたらラッキーである。
あまりイツモが乗り気でない理由はというと。
「マッサージすることが大好きになって、ご飯と寝ることとマッサージされることしか考えなくなるんで」
「夢の生活!!!」
「なんだが、縄張りだからな、しっかりしないと外から狙われるんだよな」
カラスとかハクビシンとか、スライムとかゾンビとかの驚異にさらされています。
「そういえば行方不明者がまた出たとか」
「なんかポスターと回覧板で来てたな」
食事の支援などをしているので、浜薔薇には特にそういうのが来るが、ポスターなどの管理はKCJがやってくれるので楽。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「日本ってね、ゾンビは死者扱いなんですよ、他のところでは魔物扱いになるから」
「いきなりどうした」
波里である。
「葵岡さんがおそらくいるから注意してねって」
「あ~」
交換所の葵岡はアパートの裏側の一軒家を借りて、猫たちのネズミの交換所を任されている。
「波里さんのように目はよくないんですけども、いるとかはわかるので」
全身でというか、鳥肌のようなものが立つらしい。
「僕は戦闘職ではないですけども」
それでもとっている魔法使いのクラス。
「それで自分で防壁を組み直してみると、やっぱり触っているんですよね、何かがいないと作動しっぱなしになるんですが、おそらくゾンビとか、吸血鬼ではないかな、ここら辺は僕のだとざっくりしてる」
そんな話をしている中で警報が鳴り、東司が戦闘体制に入ったということを知る。
「えっ、なんで?」
自分を取り巻くように魔法の言葉を出現させて、確認しようとしていると、波里から連絡も来て、一応備えるようにと。
一応、そんな言葉がついていると安心はしたが、魔法の展開は広げていく。
「ああ、これか」
敵対的な魔法使い、いや、魔法剣士とかそんなやつだ。
スッ
東司とのレベルの差はかなりある、ずいぶんと下だ。
だからこそ、先にどこを切るか見えてしまうし、腕が伸びきったところを手首を切られて対処される。
「!!!!!!」
「そのぐらいで動揺するな」
いや、するだろう。そんな感じで、相手が何かをしようとすると踊らされる、そのたびに切り替えさせる。
「!!!!!!」
言葉もこちらの言葉ではない。
「******」
東司はおそらくこれならばわかるだろう言葉で、返したが。
「はい、時間切れ」
波里がやってきて、葵岡が片付けの準備をする。
「完全に治してやれるか?」
「えっ?はい、出来ますけども」
「こいつ雑魚だし、一人で来れたとは思えないから」
「わかりました」
そういって葵岡はトタンで作られた箱をそばにおいた。
ついている取っ手を引くと扉が現れる。
「ようこそ、KCJへ、あなたを歓迎しますよ」
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「例えばお客さんの場合だと、さっぱりタイプを選ばないでほしいんです」
「えっ、暑くなるからさっぱりタイプばっかり選んでたよ」
「それだと、潤いが、このメーカーさんはさっぱりとしっとりがあるので、ええっとそのメーカーさんではないのですが、うちの奴でぷるんタイプのがありますから、それのサンプルを使ってみてください」
あまりにも蘆根がお願いします、試してみてくださいなんていうので。
「まあ、洗うだけだしな」
それにサンプルというのはもらうとワクワクするものでもあります。
お風呂に入って、いつものようにと手を伸ばしたところで、違う、違う、もらってきたものがあるじゃん、そして脱衣所のところに置いているのに忘れているじゃんと。
ビリ
袋を破いて、いい香りがする。
特に気にせず洗う。
「?」
いや、洗うだけでは変わったところはないなということで、いつも使っているコンディショナー、まんべんなく塗ったあとに洗い流す。
「!」
?????
「違う」
なんだ、これはいつもよりは確かにふんわり仕上がらないが、指通りが違うんですけども。
「洗い流してないわけでも、洗い流しが足りないわけでもない?」
いや、待て、落ち着け。
こんなに劇的にわかるものなのか?
これは夢じゃないかもしれないが、まあ、全然慣れない。実は洗っている最中に蘆根さんが忍び込んで、トリートメントを俺にわからないように素早く行った可能性もある。
「うん」
俺、疲れてますね。
風呂を上がり、寝るまでゆっくりすごした。
「蘆根さん」
「あっ、こんにちは、今日は何にしますか?」
「あのシャンプーくれます?」
「えっ?あのシャンプー、でも市販のものでもいいと思いますが」
「あれで!」
鬼気迫るものがあった。
このお客さんは初めて、美容にはまる人の気持ちがわかったという。
「変わるって楽しい」
他にどんな方法があるのか調べ始めた、趣味が一つ増えたという。
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