【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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偽神編

ティグレの証言

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『ヒロインの持つブローチを壊す』というのは『めいくらぶじぇしか~イケメン達とイケナイことしてたら世界を救っちゃいました⭐︎~』の『悪役令嬢アンティエーヌ』の罪状だ。けれど実際には、アンティエーヌはずっと俺と一緒にいた。ご不浄なんかは『王家の影』である女生徒がそれとなく自然に一緒に入り護衛件監視をしているので証拠アリバイは完璧だ。それが何故?考えられるのは偽神戯シナリオの『強制力』。もうひとつは ーーー 

このクソビッチ。ジェシカ・ノーフォークが『めいくらぶじぇしか~イケメン達とイケナイことしてたら世界を救っちゃいました⭐︎~』の内容を知っていて、それに沿うように証言しているというパターン。

ジェシカ・ノーフォークは王妃様と同じ『転生者おくりびと』ではないか?

これはまだ憶測の域を出ない。だが四公や両陛下、それにラドに報告したほうがいいだろう。場合によっては、歪ではあるがこの偽神戯が崩壊してしまう。


「さ…さっき……そう!この授業が始まる前です!!」

「だから俺が一緒に……」

「ト…トイレです!!トイレで、あたし……アンティエーヌさんに…」


おっと、そうきたか…。女子トイレには俺は入って行けねぇからなぁ。

ここで『王家の影』の存在をバラすか?いや、でもなぁ…。


「………ノーフォーク嬢は今日は一般生徒が使用するトイレには行っていないよ」

「えっ…」

「え………」

「は?」

「え…?な、何を言っているんだ、ティグレ?」

「行っていない。今日は。俺が証言できる。彼女は学園の厠には行っていない」


まさかのティグレからの援護射撃。なんか知らんがジワッと目頭が熱くなった。ティグレー!やっぱりおまえ……


「馴れ合うつもりはない。でも虚偽の発言はいつかは露呈するからね」


……俺はよほど嬉しそうにしちまったんだろうか。めっちゃ釘を刺されたんだが?







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