4 / 26
第4話『一目惚れで結婚』
しおりを挟む
サトシは開拓に適した場所を
探すため森林の奥深くに突き進んでいた。
「水源の確保を簡単にしたいから
できれば小川の近くなんかが良いんだがな
あとは多少の平地があれば望ましいが……贅沢か」
そんなことを考えながら歩いて
いると突如、開けた平原に出た。
「なんだよ。このだだっ広い平原!
ここって森林の中だよな?
つーか、おいおいおいおい!!
なんだあれっ?!」
サトシはいままでの冒険でも
見たことないような異様な
光景を目にする。
直径100メートルはある
巨大な世界樹に
膨大な数の魔物の軍勢が、
破壊せんとしていたのだ。
「ざっと……1000はいるな。
あの8本腕がこの魔物部隊のボスか。
それにしてもアイツら
何をしているんだ……森林破壊?」
10メートルくらいの背丈の
八本腕の2足歩行の魔物が
先頭に立ち1000体以上の
魔物をひき連れ大樹を攻撃していた。
「ふえぇ……。そこの旅人。
妾《わらわ》をたすけてのじゃ~!!」
サトシの脳内に直接、
おさない子供の声が聞こえてくる。
「……っどこにいる!?
いま助けるぞ!」
「お主《ぬし》の目の前の巨大な木があるじゃろ?
それが妾《わらわ》じゃ~!」
「木っ?!」
「なのじゃ~! 魔物どもに引っ掻かれまくって
妾《わらわ》、このままじゃ死になのじゃ~っ!」
「だいたいわかった!
任せろ! 広域《スケール》。沼地《スワム》。石化《ストーン》。刺突《スパイク》」
サトシが詠唱をとげる、地面が光輝く。
直径100メートルの巨大な大樹を
取り囲む形で陣形を組んでいた
1000体の魔物とその先頭に立つ
8本腕の魔物たちがずぶずぶずぶと
地中に飲み込まれていき地中
100メートル地点まで沈んでいき、
次の瞬間に魔物を取り囲む周囲の
土が急速に凝固し石となる。
そして最後に地中100メートルに
埋まった魔物を取り囲む石の壁の
内側から無数の巨大な棘が飛び出し、
魔物の全身を刺し貫く。
サトシの即死コンボ。
鉄の処女。
往年のFFのバニッシュ・デスのコンボ
ドラクエのマヌーサ・ザラキのコンボ
を想起させる即死コンボだ。
初見の敵を有無を言わせず
殺戮することが可能である。
対象が地面に接していれば、
という条件付きではあるが。
「ふぅ~。いっちょあがりだ!」
「四天王の一柱、魔神将ドボルザークと
そのお供の1000体の魔物の群れが一瞬でっ!?
おっ……お主は一体何者なのじゃ!」
「俺か? 俺は土属性のサトシだ」
「むぅ?……ツチゾクセー・ノサトシ?
随分と変わった名前じゃの?」
「いやいや違うぞ。サトシが名前。
"土属性"は俺の能力名だ!」
「むぅ。よくは分からんが、
サトシとやら妾を助けて
くれてありがとうなのじゃ
今回ばかりは死を覚悟していたのじゃ」
「どうも」
「うむ。その褒美として妾を妻とする
ことを認めるのじゃ」
「妻……? それはえっと
俺と結婚するということか?」
「そうじゃ。光栄に思うがよい。
妾は伝承に伝えられる存在。
まぁ、地域によって呼び名は変わのじゃが」
曰《いわ》く、ユグドラシル。
曰《いわ》く、セフィロト。
曰《いわ》く、世界樹と言われる存在じゃ。
そんな妾と結婚できるとはお主は
めっちゃついておるの?」
「世界樹……? とかはともかくとしてだ、
そもそも人間と木……しかも大樹と
結婚をしても良いものなのか?」
「なんじゃ? 男は細かいことを
気にするものではないぞ。」
(細かいか?!)
「でだ、結婚しないとどうなる?」
「主が結婚してくれないと。
妾は枯れる、つまり死ぬのじゃな……。
もとより約束の年月までに妾の
旦那となるべき相手を見つけて
結婚しなければ死ぬという
世界樹の契約があっての。
そして……今日がその最終日なのじゃ」
「死んじゃうのか……
それは……ダメだな」
腕を組んで目をつぶり
2秒ほど考えたあと、サトシは応える。
「おしっ、俺も男だ! 結婚しよう!
いますぐだ! 俺も男だ、
相手が木だろうが、何だろうが、
……そんなの関係ねぇっ!」
俺は大樹を愛せるような心の
広い男になるべきなのだ!
それに、異性(?)からの
アプローチ、これを無下に
するのは男が廃るというものだ。
「さすが妾の旦那様じゃの
思い切りの良い男である!
惚れ直したのじゃ。
旦那様よ安心するのじゃ。
さすがにこの木の姿の妾に欲情
されても妾の方が困惑するのでの
人に变化するのじゃ」
「安心しろ。俺はデンドロフィリアじゃない」
「むぅ……。でんどろ、ふいりあ?
その言葉も妾は初めて聞いたのじゃな」
「業が深すぎる言葉なので知らなくて良い。
無論、俺は違うので安心して欲しい」
「旦那様は、いろいろな言葉を
知っていて興味深いの。
妾に外の世界のことをいろいろ教えてたもれ。
それではお主と同じ、人に变化するのじゃ」
そう言うやいなや100メートルの
大樹だったものが急速に縮小。
130cmの銀髪幼女の姿に変わる。
まるで宝石のようにキラキラと輝く
琥珀色のつぶらな瞳。
小さくて柔らかそうな艶のある唇。
肌はきめ細かく美しいが
うっすらと褐色が入っている。
健康的な美しさだ。
そして銀色に輝く髪は腰の
長さまでありその一本一本が
まるで絹糸のような艶やかさであった。
胸は手のひらにおさまるほどの
ほどよい大きさで形が良い。
(ひゃっはぁーっ!!!!
ぃやあったぜえっ!!!!)
「……。おほんっ。なるほどな。
ところで念のために聞いておくが
お前さんは年はいくつなんだ?
何年、と聞いた方が正しいか?」
「何歳で良い。妾にとって大樹の姿も
人の姿も等しく本来の姿なのじゃ。
正確には婚儀を結んだ相手と
同じ種族になれるのじゃな。
だから今の人の姿も妾の
真の姿ということになのじゃな。
さて、質問についての回答なのじゃが。
妾は生まれてから18年経つ、
だから人間で言うところの18歳なのじゃ」
「なるほど……興味深い」
「むぅ。旦那さまにとて妾は
ちと幼すぎる容姿に見えるかの?
心配するでないぞ。
今は魔神将の襲撃で致命的な
損傷を負っているからこの姿
じゃが、本来の妾の持つ
膨大なマナさえ取り戻せば
もっと"ぐらまらぁす"な
姿にもなれるのじゃ。
いまの童子っぽい体型なのは
マナを抑えるためだからじゃの。
エコ運転中ということなのじゃ
しばしはこの姿で我慢して
欲しいのぅ。旦那さまよ」
「っ! なるほど……。まぁ、その、
あんまり無理をするな。マナは大事だ。
それ以上に妻の健康が大事だ。
俺のために無理しなくていい。
そう……あるがままの自分で良いんだ。
むしろ仮にだ、今後マナが戻ったとして、
無理してグラマラスになる必要はない。
自分を犠牲にしてまで俺にあわせる必要はない
俺は、これからもありのままの君でいて欲しい」
「はて、そういうものかの?
妾の旦那さまは随分と
"じえんとるまん"のようじゃの
それではお言葉に甘えさせて
もらうとするのじゃな」
「そうだ……俺はジェントルマンだからな。
ところで俺の妻こと、世界樹よ。
今後の夫婦生活のためにも
名前を聞かせてくれないか?」
「ふーむ。みんな妾のことをそれぞれ
違った呼び方をするからのぅ……。
妾には名前がないのじゃ。
もし良かったら我が旦那さまよ
主が名付けの親になってくれるかの?」
サトシは目をつぶって考える。
(確か、北欧神話の世界樹……。
ユグドラシルの木の本来の名前は
ミーミルの聖樹だったか。
そのまま"ミーミル"だとちょっと
長いから縮めて"ミミ"とかはどうだろうか?)
「ミミ、という名前はどうだ?」
「ふむ、ミミか。
かわいらしい音なのじゃな。
覚えやすいし気に入ったぞ。
旦那さまよ、以後は妾のことは
ミミと呼ぶがよいぞ」
「ああ、ミミ。
それと結婚すからといって、
俺のことを旦那さまと呼ばなくて良い。
サトシと呼んでくれるか?」
「そうか。それでは我が旦那……、
サトシよ。これからも末永く
一緒に暮らして欲しいのじゃ!」
探すため森林の奥深くに突き進んでいた。
「水源の確保を簡単にしたいから
できれば小川の近くなんかが良いんだがな
あとは多少の平地があれば望ましいが……贅沢か」
そんなことを考えながら歩いて
いると突如、開けた平原に出た。
「なんだよ。このだだっ広い平原!
ここって森林の中だよな?
つーか、おいおいおいおい!!
なんだあれっ?!」
サトシはいままでの冒険でも
見たことないような異様な
光景を目にする。
直径100メートルはある
巨大な世界樹に
膨大な数の魔物の軍勢が、
破壊せんとしていたのだ。
「ざっと……1000はいるな。
あの8本腕がこの魔物部隊のボスか。
それにしてもアイツら
何をしているんだ……森林破壊?」
10メートルくらいの背丈の
八本腕の2足歩行の魔物が
先頭に立ち1000体以上の
魔物をひき連れ大樹を攻撃していた。
「ふえぇ……。そこの旅人。
妾《わらわ》をたすけてのじゃ~!!」
サトシの脳内に直接、
おさない子供の声が聞こえてくる。
「……っどこにいる!?
いま助けるぞ!」
「お主《ぬし》の目の前の巨大な木があるじゃろ?
それが妾《わらわ》じゃ~!」
「木っ?!」
「なのじゃ~! 魔物どもに引っ掻かれまくって
妾《わらわ》、このままじゃ死になのじゃ~っ!」
「だいたいわかった!
任せろ! 広域《スケール》。沼地《スワム》。石化《ストーン》。刺突《スパイク》」
サトシが詠唱をとげる、地面が光輝く。
直径100メートルの巨大な大樹を
取り囲む形で陣形を組んでいた
1000体の魔物とその先頭に立つ
8本腕の魔物たちがずぶずぶずぶと
地中に飲み込まれていき地中
100メートル地点まで沈んでいき、
次の瞬間に魔物を取り囲む周囲の
土が急速に凝固し石となる。
そして最後に地中100メートルに
埋まった魔物を取り囲む石の壁の
内側から無数の巨大な棘が飛び出し、
魔物の全身を刺し貫く。
サトシの即死コンボ。
鉄の処女。
往年のFFのバニッシュ・デスのコンボ
ドラクエのマヌーサ・ザラキのコンボ
を想起させる即死コンボだ。
初見の敵を有無を言わせず
殺戮することが可能である。
対象が地面に接していれば、
という条件付きではあるが。
「ふぅ~。いっちょあがりだ!」
「四天王の一柱、魔神将ドボルザークと
そのお供の1000体の魔物の群れが一瞬でっ!?
おっ……お主は一体何者なのじゃ!」
「俺か? 俺は土属性のサトシだ」
「むぅ?……ツチゾクセー・ノサトシ?
随分と変わった名前じゃの?」
「いやいや違うぞ。サトシが名前。
"土属性"は俺の能力名だ!」
「むぅ。よくは分からんが、
サトシとやら妾を助けて
くれてありがとうなのじゃ
今回ばかりは死を覚悟していたのじゃ」
「どうも」
「うむ。その褒美として妾を妻とする
ことを認めるのじゃ」
「妻……? それはえっと
俺と結婚するということか?」
「そうじゃ。光栄に思うがよい。
妾は伝承に伝えられる存在。
まぁ、地域によって呼び名は変わのじゃが」
曰《いわ》く、ユグドラシル。
曰《いわ》く、セフィロト。
曰《いわ》く、世界樹と言われる存在じゃ。
そんな妾と結婚できるとはお主は
めっちゃついておるの?」
「世界樹……? とかはともかくとしてだ、
そもそも人間と木……しかも大樹と
結婚をしても良いものなのか?」
「なんじゃ? 男は細かいことを
気にするものではないぞ。」
(細かいか?!)
「でだ、結婚しないとどうなる?」
「主が結婚してくれないと。
妾は枯れる、つまり死ぬのじゃな……。
もとより約束の年月までに妾の
旦那となるべき相手を見つけて
結婚しなければ死ぬという
世界樹の契約があっての。
そして……今日がその最終日なのじゃ」
「死んじゃうのか……
それは……ダメだな」
腕を組んで目をつぶり
2秒ほど考えたあと、サトシは応える。
「おしっ、俺も男だ! 結婚しよう!
いますぐだ! 俺も男だ、
相手が木だろうが、何だろうが、
……そんなの関係ねぇっ!」
俺は大樹を愛せるような心の
広い男になるべきなのだ!
それに、異性(?)からの
アプローチ、これを無下に
するのは男が廃るというものだ。
「さすが妾の旦那様じゃの
思い切りの良い男である!
惚れ直したのじゃ。
旦那様よ安心するのじゃ。
さすがにこの木の姿の妾に欲情
されても妾の方が困惑するのでの
人に变化するのじゃ」
「安心しろ。俺はデンドロフィリアじゃない」
「むぅ……。でんどろ、ふいりあ?
その言葉も妾は初めて聞いたのじゃな」
「業が深すぎる言葉なので知らなくて良い。
無論、俺は違うので安心して欲しい」
「旦那様は、いろいろな言葉を
知っていて興味深いの。
妾に外の世界のことをいろいろ教えてたもれ。
それではお主と同じ、人に变化するのじゃ」
そう言うやいなや100メートルの
大樹だったものが急速に縮小。
130cmの銀髪幼女の姿に変わる。
まるで宝石のようにキラキラと輝く
琥珀色のつぶらな瞳。
小さくて柔らかそうな艶のある唇。
肌はきめ細かく美しいが
うっすらと褐色が入っている。
健康的な美しさだ。
そして銀色に輝く髪は腰の
長さまでありその一本一本が
まるで絹糸のような艶やかさであった。
胸は手のひらにおさまるほどの
ほどよい大きさで形が良い。
(ひゃっはぁーっ!!!!
ぃやあったぜえっ!!!!)
「……。おほんっ。なるほどな。
ところで念のために聞いておくが
お前さんは年はいくつなんだ?
何年、と聞いた方が正しいか?」
「何歳で良い。妾にとって大樹の姿も
人の姿も等しく本来の姿なのじゃ。
正確には婚儀を結んだ相手と
同じ種族になれるのじゃな。
だから今の人の姿も妾の
真の姿ということになのじゃな。
さて、質問についての回答なのじゃが。
妾は生まれてから18年経つ、
だから人間で言うところの18歳なのじゃ」
「なるほど……興味深い」
「むぅ。旦那さまにとて妾は
ちと幼すぎる容姿に見えるかの?
心配するでないぞ。
今は魔神将の襲撃で致命的な
損傷を負っているからこの姿
じゃが、本来の妾の持つ
膨大なマナさえ取り戻せば
もっと"ぐらまらぁす"な
姿にもなれるのじゃ。
いまの童子っぽい体型なのは
マナを抑えるためだからじゃの。
エコ運転中ということなのじゃ
しばしはこの姿で我慢して
欲しいのぅ。旦那さまよ」
「っ! なるほど……。まぁ、その、
あんまり無理をするな。マナは大事だ。
それ以上に妻の健康が大事だ。
俺のために無理しなくていい。
そう……あるがままの自分で良いんだ。
むしろ仮にだ、今後マナが戻ったとして、
無理してグラマラスになる必要はない。
自分を犠牲にしてまで俺にあわせる必要はない
俺は、これからもありのままの君でいて欲しい」
「はて、そういうものかの?
妾の旦那さまは随分と
"じえんとるまん"のようじゃの
それではお言葉に甘えさせて
もらうとするのじゃな」
「そうだ……俺はジェントルマンだからな。
ところで俺の妻こと、世界樹よ。
今後の夫婦生活のためにも
名前を聞かせてくれないか?」
「ふーむ。みんな妾のことをそれぞれ
違った呼び方をするからのぅ……。
妾には名前がないのじゃ。
もし良かったら我が旦那さまよ
主が名付けの親になってくれるかの?」
サトシは目をつぶって考える。
(確か、北欧神話の世界樹……。
ユグドラシルの木の本来の名前は
ミーミルの聖樹だったか。
そのまま"ミーミル"だとちょっと
長いから縮めて"ミミ"とかはどうだろうか?)
「ミミ、という名前はどうだ?」
「ふむ、ミミか。
かわいらしい音なのじゃな。
覚えやすいし気に入ったぞ。
旦那さまよ、以後は妾のことは
ミミと呼ぶがよいぞ」
「ああ、ミミ。
それと結婚すからといって、
俺のことを旦那さまと呼ばなくて良い。
サトシと呼んでくれるか?」
「そうか。それでは我が旦那……、
サトシよ。これからも末永く
一緒に暮らして欲しいのじゃ!」
155
お気に入りに追加
2,088
あなたにおすすめの小説
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
せっかく転生したのに得たスキルは「料理」と「空間厨房」。どちらも外れだそうですが、私は今も生きています。
リーゼロッタ
ファンタジー
享年、30歳。どこにでもいるしがないOLのミライは、学校の成績も平凡、社内成績も平凡。
そんな彼女は、予告なしに突っ込んできた車によって死亡。
そして予告なしに転生。
ついた先は、料理レベルが低すぎるルネイモンド大陸にある「光の森」。
そしてやって来た謎の獣人によってわけの分からん事を言われ、、、
赤い鳥を仲間にし、、、
冒険系ゲームの世界につきもののスキルは外れだった!?
スキルが何でも料理に没頭します!
超・謎の世界観とイタリア語由来の名前・品名が特徴です。
合成語多いかも
話の単位は「食」
3月18日 投稿(一食目、二食目)
3月19日 え?なんかこっちのほうが24h.ポイントが多い、、、まあ嬉しいです!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる