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第11話『記憶の輝石』
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おじさんがタイマツに火を付け先頭に立ち進む。
何度かこの通路を来たことがあるのだろう、
迷いのない足取りである。
石畳の階段を靴底が叩く音のみが反響する。
隠し通路の階段は狭く、そして暗かった。
ソフィは少し怖いのか俺の手を握る手が強くなった。
だから俺は少し強く握り返した。
隠し通路の先にある通路は観光用に手入れのされた
上層階と違って定期的な清掃がされていないせいか、
カビやらホコリが宙に舞っていた。
それを吸い込んだソフィが勢いよくクシャミをしていた。
俺は鼻水が出ていたので俺の手ぬぐいを渡した。
ハンカチーフなどという洒落たものを俺は持っていない。
ソフィはゴシゴシと鼻の周りをぬぐっていた。
「ふふっ。この手ぬぐいちょっとクマのような臭いがするわね」
「すまない。定期的に水洗いしているのだが」
「いいわよ。それに……嫌いな臭いじゃないわ。ちょっとほっとするの。ありがとう。ケネスはとってもジェントルマンね!」
ジェントルマンなんともむず痒くなる言葉だ。
半分はからかっているのかもしれないがそれでも嬉しいものだ。
ハンカチーフを買うことも検討してもいいかもしれない。
「ここがその部屋ですじゃ」
明らかに他の部屋とは異質な部屋だった。
「この部屋にあるぼんやり光っている石版は?」
「"機械"と呼ばれる太古の昔に使われていた"アーティファクト"ですじゃ。その石版に書かれている文字の意味は、ワシも分かりませぬがこの部屋を起動させる方法は知っておりますじゃ」
「その方法とは?」
「ソフィさん……いや、ソフィ様がお持ちになられているその聖剣をこのスロットに差し込むのですじゃ。それは剣の形をしておりますが、所有者を認証する機能を持った鍵……アーティファクトの一つですじゃ」
急にソフィを"さん"から"様"と呼び出したのは何故だろうか。
この部屋の仕掛けとソフィとの間に何らかの関係があるせいか、
それとも老人性の痴呆が発症したせいだろうか。
「まず、その"アーティファクト"というのは何か教えてもらえますか?」
「アーティファクトとは、太古の昔の人間が創った遺物の事ですじゃ。ワシもそれ以上のことは分からないのですじゃ。分かっていることはこの時代の世界で最優の鍛冶師をもってしてもアーティファクトを複製することはできないということじゃ」
「なるほど。これらの風変わりな物体は滅んだ旧人類が創造した遺物か」
「そんなところじゃの。広義の意味で言うのであれば旧人類が作ったこの遺跡全体もアーティファクトの一つといえるかもしれんの」
「へー。何やら面白そうね。ところで聖剣はどこに挿し込めば良いのかしら?」
ソフィは特に動じるでもなく楽しそうであった。
好奇心が強いのが彼女の良いところだと思う。
ソフィは腰の鞘から剣を抜き出してビシッと構えている。
聖剣をソフィが握ると刀身が光り輝く。
それをブンブンッと軽く振るっている。とても楽しそうだ。
微妙に剣先が鼻をかすめそうになった気もするが、誤差の範囲だ。
人間鼻の一つや二つなくなってもなんら問題ない。
ソフィはちゃんと人に当たらないように指揮棒のように小さく振るっている。
そういう配慮ができるソフィは偉いと思う。かわいい。
それにしても聖剣……アーティファクトとやらは不思議だ、
彼女が所有している時は小枝のように軽くなるようだな。
「ソフィ様、ここの穴にその聖剣を挿し込めばこの部屋が機能するはずじゃ。ソフィ様のように太古の昔の人間の血を引き継いだ者にしか起動することができないような作りになっているのじゃ」
「わかったわ。ここにブスリと挿し込むだけね。とっても簡単ね!」
ソフィは刀身を輝かせた聖剣を穴に挿し込む。
聖剣がまるで鞘のように納まると部屋がガタガタと揺れる。
あちらこちらで聞いたことのない音が聞こえる。
これがこの部屋が起動したということだろうか。
部屋の至るところに煌々と光が灯っている。
あちらこちらに色々な光が輝いている。
謎の文字が石版の上に浮かび上がる。
太古の昔の人々が使っていた文字だろうか。
「綺麗ね。部屋が明るくなったわ。聖属性の光魔法かしら?」
「そうだな。そうだろうな」
「違いますのじゃな。この神々しいまでの光は、ソフィ様がこの部屋の正統な使用者として遺物が認識したからなのですじゃ。だからこそ起動したのですぞ。その剣型のアーティファクトの本来の機能は、アーティファクトを起動させるための鍵ですじゃ」
「なるほど」
正直言うとおじさんが何を言っているかまったく意味がわからないが、
話の腰を折るのも失礼なので続きを聞いてみよう。
「この聖剣を持つことが出来る者は太古の昔の王族の血を引くものなのじゃ。そして、ワシはその王族に仕えていた者の末裔ですのじゃ……ワシは、ワシラの一族はソフィ様がこの地に来るのをずっと待っていたのじゃ。ソフィ様を探すためだけの聖剣抜剣チャレンジじゃったのじゃ」
おじさんはソフィが聖剣を引き抜いた翌日には、
しれっとレプリカの聖剣で引き続き観光客相手に、
”聖剣抜剣チャレンジ”で儲けているが、
お金を稼げなければ生きていけないので仕方ない。
それに聖剣抜剣チャレンジに挑戦していた人達は笑顔だった。
たった銀貨3枚で一生モノの思い出を作れるなら高くはない。
うむ……。
住居や仕事の斡旋やたまに食べ物のおすそ分けもしてくれる、
親切なおじさんなのでついつい甘い評価になってしまう。
なかなか公平な評価というのは難しいものだな。
どうやら俺は裁判官には向かないようだ。
それにソフィに対して感謝の念があるのは事実のようだ。
一族がずっとここを守り続けるのは大変だっただろう。
おじさんとそのご先祖様に感謝だ。
「そうか。生きている間に望みがかなって良かったな。おじさんのご先祖様もきっと喜んでいることだろう」
「そうですじゃ。ところで、ケネスくんは驚かないのですかの?」
「いや、驚いている。反応が薄くてすまなかった。話を続けてくれ」
「このアーティファクトは"記憶の輝石"を読み取るための施設のある部屋ですじゃ」
「"記憶の輝石"というアーティファクトはおじさんが持っているのかしら?」
「いえいえ、ソフィ様がお持ちになっているそのグリーン・ダイアのブローチが"記憶の輝石"なのですじゃ。ちなみにそのブローチもアーティファクトの一つなのじゃ」
「翡翠《ひすい》のブローチかと思っていたが違ったのか」
「ワシが同じものを見た事があるからグリーン・ダイアと気づけただけじゃの。普通はそのブローチを見ても翡翠《ひすい》のブローチとしか思わないはずじゃ」
「それでおじさんこのブローチをどうすれば良いのかしら?」
「その"記憶の輝石"は情報を映像として記録することが出来る者になっているのじゃ。この読み取り装置の上に乗せれば自動的にその"記憶の輝石"に記録されている映像を見ることができるのじゃ」
「どうする、ソフィ? 見たくなければ見なくても良いと俺は思う」
「ケネス気遣ってくれてありがとう。でも私は見てみたいわ」
そう言って、ソフィは記憶の輝石を祭壇のような場所に置いた。
何度かこの通路を来たことがあるのだろう、
迷いのない足取りである。
石畳の階段を靴底が叩く音のみが反響する。
隠し通路の階段は狭く、そして暗かった。
ソフィは少し怖いのか俺の手を握る手が強くなった。
だから俺は少し強く握り返した。
隠し通路の先にある通路は観光用に手入れのされた
上層階と違って定期的な清掃がされていないせいか、
カビやらホコリが宙に舞っていた。
それを吸い込んだソフィが勢いよくクシャミをしていた。
俺は鼻水が出ていたので俺の手ぬぐいを渡した。
ハンカチーフなどという洒落たものを俺は持っていない。
ソフィはゴシゴシと鼻の周りをぬぐっていた。
「ふふっ。この手ぬぐいちょっとクマのような臭いがするわね」
「すまない。定期的に水洗いしているのだが」
「いいわよ。それに……嫌いな臭いじゃないわ。ちょっとほっとするの。ありがとう。ケネスはとってもジェントルマンね!」
ジェントルマンなんともむず痒くなる言葉だ。
半分はからかっているのかもしれないがそれでも嬉しいものだ。
ハンカチーフを買うことも検討してもいいかもしれない。
「ここがその部屋ですじゃ」
明らかに他の部屋とは異質な部屋だった。
「この部屋にあるぼんやり光っている石版は?」
「"機械"と呼ばれる太古の昔に使われていた"アーティファクト"ですじゃ。その石版に書かれている文字の意味は、ワシも分かりませぬがこの部屋を起動させる方法は知っておりますじゃ」
「その方法とは?」
「ソフィさん……いや、ソフィ様がお持ちになられているその聖剣をこのスロットに差し込むのですじゃ。それは剣の形をしておりますが、所有者を認証する機能を持った鍵……アーティファクトの一つですじゃ」
急にソフィを"さん"から"様"と呼び出したのは何故だろうか。
この部屋の仕掛けとソフィとの間に何らかの関係があるせいか、
それとも老人性の痴呆が発症したせいだろうか。
「まず、その"アーティファクト"というのは何か教えてもらえますか?」
「アーティファクトとは、太古の昔の人間が創った遺物の事ですじゃ。ワシもそれ以上のことは分からないのですじゃ。分かっていることはこの時代の世界で最優の鍛冶師をもってしてもアーティファクトを複製することはできないということじゃ」
「なるほど。これらの風変わりな物体は滅んだ旧人類が創造した遺物か」
「そんなところじゃの。広義の意味で言うのであれば旧人類が作ったこの遺跡全体もアーティファクトの一つといえるかもしれんの」
「へー。何やら面白そうね。ところで聖剣はどこに挿し込めば良いのかしら?」
ソフィは特に動じるでもなく楽しそうであった。
好奇心が強いのが彼女の良いところだと思う。
ソフィは腰の鞘から剣を抜き出してビシッと構えている。
聖剣をソフィが握ると刀身が光り輝く。
それをブンブンッと軽く振るっている。とても楽しそうだ。
微妙に剣先が鼻をかすめそうになった気もするが、誤差の範囲だ。
人間鼻の一つや二つなくなってもなんら問題ない。
ソフィはちゃんと人に当たらないように指揮棒のように小さく振るっている。
そういう配慮ができるソフィは偉いと思う。かわいい。
それにしても聖剣……アーティファクトとやらは不思議だ、
彼女が所有している時は小枝のように軽くなるようだな。
「ソフィ様、ここの穴にその聖剣を挿し込めばこの部屋が機能するはずじゃ。ソフィ様のように太古の昔の人間の血を引き継いだ者にしか起動することができないような作りになっているのじゃ」
「わかったわ。ここにブスリと挿し込むだけね。とっても簡単ね!」
ソフィは刀身を輝かせた聖剣を穴に挿し込む。
聖剣がまるで鞘のように納まると部屋がガタガタと揺れる。
あちらこちらで聞いたことのない音が聞こえる。
これがこの部屋が起動したということだろうか。
部屋の至るところに煌々と光が灯っている。
あちらこちらに色々な光が輝いている。
謎の文字が石版の上に浮かび上がる。
太古の昔の人々が使っていた文字だろうか。
「綺麗ね。部屋が明るくなったわ。聖属性の光魔法かしら?」
「そうだな。そうだろうな」
「違いますのじゃな。この神々しいまでの光は、ソフィ様がこの部屋の正統な使用者として遺物が認識したからなのですじゃ。だからこそ起動したのですぞ。その剣型のアーティファクトの本来の機能は、アーティファクトを起動させるための鍵ですじゃ」
「なるほど」
正直言うとおじさんが何を言っているかまったく意味がわからないが、
話の腰を折るのも失礼なので続きを聞いてみよう。
「この聖剣を持つことが出来る者は太古の昔の王族の血を引くものなのじゃ。そして、ワシはその王族に仕えていた者の末裔ですのじゃ……ワシは、ワシラの一族はソフィ様がこの地に来るのをずっと待っていたのじゃ。ソフィ様を探すためだけの聖剣抜剣チャレンジじゃったのじゃ」
おじさんはソフィが聖剣を引き抜いた翌日には、
しれっとレプリカの聖剣で引き続き観光客相手に、
”聖剣抜剣チャレンジ”で儲けているが、
お金を稼げなければ生きていけないので仕方ない。
それに聖剣抜剣チャレンジに挑戦していた人達は笑顔だった。
たった銀貨3枚で一生モノの思い出を作れるなら高くはない。
うむ……。
住居や仕事の斡旋やたまに食べ物のおすそ分けもしてくれる、
親切なおじさんなのでついつい甘い評価になってしまう。
なかなか公平な評価というのは難しいものだな。
どうやら俺は裁判官には向かないようだ。
それにソフィに対して感謝の念があるのは事実のようだ。
一族がずっとここを守り続けるのは大変だっただろう。
おじさんとそのご先祖様に感謝だ。
「そうか。生きている間に望みがかなって良かったな。おじさんのご先祖様もきっと喜んでいることだろう」
「そうですじゃ。ところで、ケネスくんは驚かないのですかの?」
「いや、驚いている。反応が薄くてすまなかった。話を続けてくれ」
「このアーティファクトは"記憶の輝石"を読み取るための施設のある部屋ですじゃ」
「"記憶の輝石"というアーティファクトはおじさんが持っているのかしら?」
「いえいえ、ソフィ様がお持ちになっているそのグリーン・ダイアのブローチが"記憶の輝石"なのですじゃ。ちなみにそのブローチもアーティファクトの一つなのじゃ」
「翡翠《ひすい》のブローチかと思っていたが違ったのか」
「ワシが同じものを見た事があるからグリーン・ダイアと気づけただけじゃの。普通はそのブローチを見ても翡翠《ひすい》のブローチとしか思わないはずじゃ」
「それでおじさんこのブローチをどうすれば良いのかしら?」
「その"記憶の輝石"は情報を映像として記録することが出来る者になっているのじゃ。この読み取り装置の上に乗せれば自動的にその"記憶の輝石"に記録されている映像を見ることができるのじゃ」
「どうする、ソフィ? 見たくなければ見なくても良いと俺は思う」
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