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第一章、魔王を粛清するまで
第15話・ルナの目覚め
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大天使ガブリエルはソルをアンデッドと判断し殲滅しようとしたが、逆に生贄召喚をくらい精神的に追い詰められる。ガブリエルはソルに屈し忠誠を誓った。
ソルは扉を開きガブリエルと共に謁見の間のような場所に戻ってくる。
「んー?だれぇ、その人は?」
「ああ、紹介する。俺が召喚した配下のガブリエルだ」
「よ、よろ、しく、おね、がい、しま、す」
ガブリエルはユニをみた瞬間にアンデッドだと判断していた。
ソルと名乗るアンデッドと親し気に話すところを見るに仲間なのだろう、ということはソルと同様に異常なのでは?この悪魔の巣窟で私がどのような扱いをうけるのか、想像するだけで目の前が真っ暗になる。
「話し方が、すごくたどたどしいけどぉ?」
「まあ、召喚する際にひと悶着あってさ」
俺は頭をかきながらユニに答える。
さすがに生きてきたことを2度後悔させたら、声も出せないほど衰弱させてしまったとは口が裂けてもいえない。鬼畜野郎一直線だろ・・・俺は人畜無害。決して鬼畜野郎じゃない。
「鬼畜野郎」
「はぁ?!ユニ、俺の心が読めるのか!」
「ソルの顔に俺は鬼畜野郎ですって書いてあるなぁ、と思っただけだよ」
ぐっ、ユニのイントネーションもここにきてうざい!
ユニは腐ったゾンビだった時からおかしいと思っていたが、やはり俺の思考が読めるのか?それは困・・・ん?またなにか既視感があるような。
と、コントのようなやり取りをしているとルナが目をこすりながら起きた。
「うーん、あれ?・・・だれ!?」
ルナは色々な事に混乱しているようだ。
そりゃあそうだろう。まず何故寝ていたのかがひとつ、全く知らない場所にいることがひとつ、最後に俺とユニは見た目が全く違っておりガブリエルという大天使までいるのだ。なにがなにやらと頭の中がパニックになってもおかしくないよな。
ルナは少女から大学生くらいの赤髪お姉さんに進化しているので、ここは俺が懇切丁寧に説明をしてあげねば。
「ルナ、お」
「あのねぇ、私がユニだよ!」
「ユニ!?・・・え、ええええ!?」
「で、こちらがソル」
「はあああああ!?」
俺の好感度UP作戦はユニのファインセーブによって儚く散る。
ルナは知らない女性から私がユニだよと言われて動揺し、知らない男性をソルと案内されて女性らしくない声を上げる。ルナと俺への驚き方違くない?
その後、俺達は何故かみんな寝ていて、Lvがすごく上がっていたと説明した。
「簡潔すぎない?」
「いや、それ以外に説明のしようがない」
「じゃあ、そこの天使は誰なの?」
「配下」
「配下ぁ!?」
ルナは俺が配下を持っていることに驚愕だったようだ。
俺はゾンビを召喚できていたのだから天使を召喚してもおかしくな・・・いやおかしいな、ゾンビが天使を召喚できないよな。ルナにはきちんと大天使のガブリエルを召喚したとまで説明をしておく。
「そうなんだ、じゃあソルは大天使を召喚して配下にしたってことね・・・色々とツッコミたいところはあるけども置いとくわ。でも、よくガブリエルさんがソルの配下になることを了承したわね?ソルはアンデッドなのよ?分かってるの?」
「ええ、ソル様がアンデッドなのは、重々承知の上です。私は、大天使という肩書きを、捨てましたので、お気に、なさらないでください」
俺はガブリエルが少しずつ話せるようになってきたためにホッとする。
万が一、ガブリエルの話し方がたどたどしかったら、大天使に後遺症を与えた鬼畜野郎間違いなしだろ。本当によかった。
ルナは俺の目を見て大天使の肩書きを捨てるなんてパワーワードあるの?的な感じの目を向けてくる。確かに大天使が大天使をやめるなんて言葉は聞いたことがない、堕天使というやつになるのだろうか?
そんなことを考えていると、さらにルナが別の疑いの目を俺に向けてきた気がした。推察するにあんたどうやって大天使を配下になんてしたのよ!だろう、その事に関しては黙秘させても
「鬼畜野郎」
ユニ!!!!!訳の分からないことを言うんじゃない!
世の中っていうのはなあ、何でも言っていいわけじゃないんだからな!とユニに目線で伝えておく。
ここに俺(鬼畜野郎)、ユニ(不思議ちゃん?)、ルナ(脳筋)、ガブリエル(残念成金)というパーティーができた。
「で?ソルの生贄召喚は自分にも使えるってことぉ?」
「そうそう、説明文からそういう使い方もできるよ的なヒントがあってさ」
「それって無敵に近いんじゃないの?」
今はガブリエル戦?で使用した俺のスキルをユニとルナに説明していた。
まず生贄召喚は相手に触れている場合、その相手を生贄とし同格以下のものを召喚することが可能。もちろん生贄にしたものも召喚可能で、その場合は生まれてきたことを後悔することになると。ガブリエルは最初の犠牲者だ。
そしてここからがすごいのだが、自分にも生贄召喚を使用可能ということだ。その場合は生まれてきたことを後悔することはない、素晴らしい。そして肉片状態になったとしても思考能力はあるため、自分への生贄召喚を可能とし完全回復した状態で召喚されると。素晴らしいとしか言いようがない。
だが、ここで終わらないのが生贄召喚というチートスキル。
まず自分が生贄になる際は魔法陣が展開されないことだ。確かに肉片で飛び散ってしまった場合に体全部を魔法陣の中に収めようとすればとてつもなく大きい魔法陣が必要となるからな。結果、自身に生贄召喚を行うと瞬間的に消えた形となり相手の意表をつくことができる。
次に召喚する場所を俺が指定できる。
ガブリエルに聞き取りをした結果、背後に召喚されたことを全く察知できなかったという。素晴らしいを越えてすんばらしいと言わないといけないかもしれない。
以上のことから、初見かつ1対1で接近戦さえできれば相手の背後をほぼ確実にとることができ、触れさえすれば生贄召喚で勝ち確だろう。欠点としては生贄後に召喚できる場所の指定範囲が狭いため、遠距離にいる相手を暗殺!なんてことは難しい点か。Lvが上がれば指定範囲は広くなるらしいので期待しておこう。
と、そんな話をしながら俺達は謁見の間の奥にある部屋の中にあった階段を上っていく。
このフロアは謁見の間がメインフロアでサブの部屋が数か所あるだけの構成だった。ということはボス部屋としか思えないんだよなぁ。ボスがいなかったことを考えるに倒された後なのだろう、その部屋に俺達が寝かされていたという事も謎だ。
いつも通り前へ進むしか道はないな。
ソルは扉を開きガブリエルと共に謁見の間のような場所に戻ってくる。
「んー?だれぇ、その人は?」
「ああ、紹介する。俺が召喚した配下のガブリエルだ」
「よ、よろ、しく、おね、がい、しま、す」
ガブリエルはユニをみた瞬間にアンデッドだと判断していた。
ソルと名乗るアンデッドと親し気に話すところを見るに仲間なのだろう、ということはソルと同様に異常なのでは?この悪魔の巣窟で私がどのような扱いをうけるのか、想像するだけで目の前が真っ暗になる。
「話し方が、すごくたどたどしいけどぉ?」
「まあ、召喚する際にひと悶着あってさ」
俺は頭をかきながらユニに答える。
さすがに生きてきたことを2度後悔させたら、声も出せないほど衰弱させてしまったとは口が裂けてもいえない。鬼畜野郎一直線だろ・・・俺は人畜無害。決して鬼畜野郎じゃない。
「鬼畜野郎」
「はぁ?!ユニ、俺の心が読めるのか!」
「ソルの顔に俺は鬼畜野郎ですって書いてあるなぁ、と思っただけだよ」
ぐっ、ユニのイントネーションもここにきてうざい!
ユニは腐ったゾンビだった時からおかしいと思っていたが、やはり俺の思考が読めるのか?それは困・・・ん?またなにか既視感があるような。
と、コントのようなやり取りをしているとルナが目をこすりながら起きた。
「うーん、あれ?・・・だれ!?」
ルナは色々な事に混乱しているようだ。
そりゃあそうだろう。まず何故寝ていたのかがひとつ、全く知らない場所にいることがひとつ、最後に俺とユニは見た目が全く違っておりガブリエルという大天使までいるのだ。なにがなにやらと頭の中がパニックになってもおかしくないよな。
ルナは少女から大学生くらいの赤髪お姉さんに進化しているので、ここは俺が懇切丁寧に説明をしてあげねば。
「ルナ、お」
「あのねぇ、私がユニだよ!」
「ユニ!?・・・え、ええええ!?」
「で、こちらがソル」
「はあああああ!?」
俺の好感度UP作戦はユニのファインセーブによって儚く散る。
ルナは知らない女性から私がユニだよと言われて動揺し、知らない男性をソルと案内されて女性らしくない声を上げる。ルナと俺への驚き方違くない?
その後、俺達は何故かみんな寝ていて、Lvがすごく上がっていたと説明した。
「簡潔すぎない?」
「いや、それ以外に説明のしようがない」
「じゃあ、そこの天使は誰なの?」
「配下」
「配下ぁ!?」
ルナは俺が配下を持っていることに驚愕だったようだ。
俺はゾンビを召喚できていたのだから天使を召喚してもおかしくな・・・いやおかしいな、ゾンビが天使を召喚できないよな。ルナにはきちんと大天使のガブリエルを召喚したとまで説明をしておく。
「そうなんだ、じゃあソルは大天使を召喚して配下にしたってことね・・・色々とツッコミたいところはあるけども置いとくわ。でも、よくガブリエルさんがソルの配下になることを了承したわね?ソルはアンデッドなのよ?分かってるの?」
「ええ、ソル様がアンデッドなのは、重々承知の上です。私は、大天使という肩書きを、捨てましたので、お気に、なさらないでください」
俺はガブリエルが少しずつ話せるようになってきたためにホッとする。
万が一、ガブリエルの話し方がたどたどしかったら、大天使に後遺症を与えた鬼畜野郎間違いなしだろ。本当によかった。
ルナは俺の目を見て大天使の肩書きを捨てるなんてパワーワードあるの?的な感じの目を向けてくる。確かに大天使が大天使をやめるなんて言葉は聞いたことがない、堕天使というやつになるのだろうか?
そんなことを考えていると、さらにルナが別の疑いの目を俺に向けてきた気がした。推察するにあんたどうやって大天使を配下になんてしたのよ!だろう、その事に関しては黙秘させても
「鬼畜野郎」
ユニ!!!!!訳の分からないことを言うんじゃない!
世の中っていうのはなあ、何でも言っていいわけじゃないんだからな!とユニに目線で伝えておく。
ここに俺(鬼畜野郎)、ユニ(不思議ちゃん?)、ルナ(脳筋)、ガブリエル(残念成金)というパーティーができた。
「で?ソルの生贄召喚は自分にも使えるってことぉ?」
「そうそう、説明文からそういう使い方もできるよ的なヒントがあってさ」
「それって無敵に近いんじゃないの?」
今はガブリエル戦?で使用した俺のスキルをユニとルナに説明していた。
まず生贄召喚は相手に触れている場合、その相手を生贄とし同格以下のものを召喚することが可能。もちろん生贄にしたものも召喚可能で、その場合は生まれてきたことを後悔することになると。ガブリエルは最初の犠牲者だ。
そしてここからがすごいのだが、自分にも生贄召喚を使用可能ということだ。その場合は生まれてきたことを後悔することはない、素晴らしい。そして肉片状態になったとしても思考能力はあるため、自分への生贄召喚を可能とし完全回復した状態で召喚されると。素晴らしいとしか言いようがない。
だが、ここで終わらないのが生贄召喚というチートスキル。
まず自分が生贄になる際は魔法陣が展開されないことだ。確かに肉片で飛び散ってしまった場合に体全部を魔法陣の中に収めようとすればとてつもなく大きい魔法陣が必要となるからな。結果、自身に生贄召喚を行うと瞬間的に消えた形となり相手の意表をつくことができる。
次に召喚する場所を俺が指定できる。
ガブリエルに聞き取りをした結果、背後に召喚されたことを全く察知できなかったという。素晴らしいを越えてすんばらしいと言わないといけないかもしれない。
以上のことから、初見かつ1対1で接近戦さえできれば相手の背後をほぼ確実にとることができ、触れさえすれば生贄召喚で勝ち確だろう。欠点としては生贄後に召喚できる場所の指定範囲が狭いため、遠距離にいる相手を暗殺!なんてことは難しい点か。Lvが上がれば指定範囲は広くなるらしいので期待しておこう。
と、そんな話をしながら俺達は謁見の間の奥にある部屋の中にあった階段を上っていく。
このフロアは謁見の間がメインフロアでサブの部屋が数か所あるだけの構成だった。ということはボス部屋としか思えないんだよなぁ。ボスがいなかったことを考えるに倒された後なのだろう、その部屋に俺達が寝かされていたという事も謎だ。
いつも通り前へ進むしか道はないな。
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