【完結】浮気の証拠を揃えて婚約破棄したのに、捕まってしまいました。

「私は非力だった。でも違った。非力だと、思い込まされていただけだった。」

王宮筆頭魔法使いの父を持つロゼッタは、魔力が無いため家族から冷遇されていた。

それでも、"次期筆頭魔法使い"の呼び声高いジェイドと婚約する幸運に恵まれて、ジェイドとの明るい未来を夢見るようになる。

大層モテるジェイドは浮気を重ねるが、ジェイドを愛するロゼッタは、「君のことが好きだから大切にしたいんだ」という彼の言葉を信じるしかなかった。

しかしある日、ロゼッタに前世の記憶が蘇る。

「は?なんで私が我慢しなきゃいけないわけ?あんなの、顔が良いだけのただのクソ野郎じゃん!」

一気に覚醒したロゼッタは、婚約解消のために1人行動を開始する。

前世に培った行動力で婚約破棄を遂げるのだが…



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