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番外編『ぼくたちの花園』(瑠美那と華主作の話)(文体が違う)
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「は…あ…♡ん…♡あぁ……ぁ♡」
身につけているものを全て脱ぎ捨てて、動物のように生まれたままの姿になって、普段しないいやらしいポーズをとって、アナルに兄の華主作のペニスを受け入れる。
瑠美那にはこの瞬間がとても幸せだ。
「はぁ……っ♡あぁ…♡」
「はあ…はあ…瑠美那……!」
ペニスはゆっくりと挿入される。瑠美那の胸はじわじわと熱くなってくる。
「んん…っ♡いい……♡」
「はあ…はあ…あぁっ…」
全て挿入されて、瑠美那は陶然となる。
二人ともたまらない。すでに充分に快感を得ているというのに、これからもっと強い快感が待っている。もっと強い快感を得るために、お互いを求めあって肉体を動かすのだ。
もう五回はこんな時間を持ったというのに、まだ初々しい気持ちが捨てきれない。
華主作が遠慮がちにゆっくりとピストンを開始する。
「あ…♡あ……っ♡あ、あ…♡いい……♡あ…♡」
「はあ…はあ…っ!瑠美…那…っ!熱くて…締まる…っ!」
兄の華主作は弟の肛門の締め付けと、粘膜のネットリとした感触をそのペニスで味わい、弟の瑠美那はその体内に侵入した硬いペニスが、そのエラの張ったカリの部分が引き抜かれる時に前立腺を刺激し、敏感な肛門を通るのを感じて、快感に震えた。
父と弟たちが留守にしている折、兄の華主作の部屋でこの性行為は行われている。
もし、見つかったら、叱られるどころではない。
二人は引き裂かれるだろう。
この行為は、なるべく早めに切り上げなければならない。
だが、できるだけゆっくりとお互いの肉体を堪能したい。それが二人のジレンマだった。
父がもし、早引けでもしてきたら…。
弟たちが何かの理由でいつもより早く帰ってきたら…。
家政婦の静永さんや他の誰かが来たら…。
二人は常に耳をそばだてて玄関で音がしやしないかとひやひやしながらも関係を持った。
このスリルは二人を燃えさせる要素にもなった。
「ん…っ♡ん…っ♡」
ピストンされながら兄のキスを受け入れる。至福の時だ。
華主作は興奮してきて、ピストンの速度を早めた。
激しく弟を突く。瑠美那はそれを喜びと共に受け入れた。
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ…♡気持ちいい…♡気持ちいい……っ♡」
「ああ…っ!いい……っ!すご…い…ああー…っああ…っ」
二人の声はささやき声だ。この家には今二人の他に誰もいないが、用心をして、二人はそうしてしまう。
「ああ、瑠美那……ああー…っああ、いい…っ」
「はあっ♡お兄様…お兄様っ…あん♡気持ちいい……っ♡」
すぐに終わってはもったいないから、華主作は本当はたまにペースを落としたり、動きを変えたり、体位を変えたりすることもしたかったが、早く終えられるようにスパートをかけた。
瑠美那も承知だ。自分でペニスを扱いて、絶頂の訪れを早めようと努める。
「はあっ、はあっ…!ああー…っ!あっ、イク…ッ!ああ…っ」
「ああ…♡イク…イク……♡あぁん♡気持ちいい…♡お兄様…っ♡出して…いっぱい出して…♡あぁ……っ♡」
華主作は弟の体内に精液を注ぎこみたかったし、瑠美那は兄の濃い精液をたっぷりと体内に出されて感じたかったが、後始末のことを考えると、そういうわけにはいかなかった。
余裕がなくなった華主作は、急いで弟の体内からペニスを引き抜き、自分で扱いて瑠美那のひくつくアナルに向けて射精し、そこへかけた。
「はあっ♡はあっ♡あぁん…♡感じ…る……♡」
「ああ…!はあっ…はあっ…ああ…っ!」
そして弟のペニスに手を添えて、射精を手伝った。
「あぁ♡あぁ♡はぁ…♡」
「瑠美那…瑠美那……っ!!」
「あんっ♡あ…あ…あぁ…♡出る…♡あぁ…っ♡」
瑠美那は海老のようにビクビクと全身を跳ねさせて射精した。
「あぁ…♡はぁ…♡」
「ああ…瑠美那…」
このくらいの油断は許されるだろう。ほんのしばらくの間だけ、二人は抱き合い、キスを交わして、セックスの快感の余韻に浸った。
欲は覚めやらなかったが、二人は必死にそれを振りはらって愛し合った後始末をし、身支度を整えて、平静を振る舞った。
二人の関係が始まったのは、もっと幼い頃、母が家を去った時だった。
泣きじゃくる瑠美那を華主作が慰めている時だ。
頭を撫で、抱きしめ、背中をさすり、そうしているうちに、口づけや股間への愛撫に発展した。
それから、二人は時々隠れて抱き合って慰めあうようになり、それを裸で行うようになるのも時間はかからなかった。
挿入行為を伴うようになったのは、ごく最近だ。
瑠美那の方からねだった。
華主作が拒絶するはずもなかった。華主作の方こそ、ずっとそれを望んでいたからだ。
華主作はこのかわいい弟のためならなんでもしてやりたかった。
瑠美那を愛していた。
身につけているものを全て脱ぎ捨てて、動物のように生まれたままの姿になって、普段しないいやらしいポーズをとって、アナルに兄の華主作のペニスを受け入れる。
瑠美那にはこの瞬間がとても幸せだ。
「はぁ……っ♡あぁ…♡」
「はあ…はあ…瑠美那……!」
ペニスはゆっくりと挿入される。瑠美那の胸はじわじわと熱くなってくる。
「んん…っ♡いい……♡」
「はあ…はあ…あぁっ…」
全て挿入されて、瑠美那は陶然となる。
二人ともたまらない。すでに充分に快感を得ているというのに、これからもっと強い快感が待っている。もっと強い快感を得るために、お互いを求めあって肉体を動かすのだ。
もう五回はこんな時間を持ったというのに、まだ初々しい気持ちが捨てきれない。
華主作が遠慮がちにゆっくりとピストンを開始する。
「あ…♡あ……っ♡あ、あ…♡いい……♡あ…♡」
「はあ…はあ…っ!瑠美…那…っ!熱くて…締まる…っ!」
兄の華主作は弟の肛門の締め付けと、粘膜のネットリとした感触をそのペニスで味わい、弟の瑠美那はその体内に侵入した硬いペニスが、そのエラの張ったカリの部分が引き抜かれる時に前立腺を刺激し、敏感な肛門を通るのを感じて、快感に震えた。
父と弟たちが留守にしている折、兄の華主作の部屋でこの性行為は行われている。
もし、見つかったら、叱られるどころではない。
二人は引き裂かれるだろう。
この行為は、なるべく早めに切り上げなければならない。
だが、できるだけゆっくりとお互いの肉体を堪能したい。それが二人のジレンマだった。
父がもし、早引けでもしてきたら…。
弟たちが何かの理由でいつもより早く帰ってきたら…。
家政婦の静永さんや他の誰かが来たら…。
二人は常に耳をそばだてて玄関で音がしやしないかとひやひやしながらも関係を持った。
このスリルは二人を燃えさせる要素にもなった。
「ん…っ♡ん…っ♡」
ピストンされながら兄のキスを受け入れる。至福の時だ。
華主作は興奮してきて、ピストンの速度を早めた。
激しく弟を突く。瑠美那はそれを喜びと共に受け入れた。
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ…♡気持ちいい…♡気持ちいい……っ♡」
「ああ…っ!いい……っ!すご…い…ああー…っああ…っ」
二人の声はささやき声だ。この家には今二人の他に誰もいないが、用心をして、二人はそうしてしまう。
「ああ、瑠美那……ああー…っああ、いい…っ」
「はあっ♡お兄様…お兄様っ…あん♡気持ちいい……っ♡」
すぐに終わってはもったいないから、華主作は本当はたまにペースを落としたり、動きを変えたり、体位を変えたりすることもしたかったが、早く終えられるようにスパートをかけた。
瑠美那も承知だ。自分でペニスを扱いて、絶頂の訪れを早めようと努める。
「はあっ、はあっ…!ああー…っ!あっ、イク…ッ!ああ…っ」
「ああ…♡イク…イク……♡あぁん♡気持ちいい…♡お兄様…っ♡出して…いっぱい出して…♡あぁ……っ♡」
華主作は弟の体内に精液を注ぎこみたかったし、瑠美那は兄の濃い精液をたっぷりと体内に出されて感じたかったが、後始末のことを考えると、そういうわけにはいかなかった。
余裕がなくなった華主作は、急いで弟の体内からペニスを引き抜き、自分で扱いて瑠美那のひくつくアナルに向けて射精し、そこへかけた。
「はあっ♡はあっ♡あぁん…♡感じ…る……♡」
「ああ…!はあっ…はあっ…ああ…っ!」
そして弟のペニスに手を添えて、射精を手伝った。
「あぁ♡あぁ♡はぁ…♡」
「瑠美那…瑠美那……っ!!」
「あんっ♡あ…あ…あぁ…♡出る…♡あぁ…っ♡」
瑠美那は海老のようにビクビクと全身を跳ねさせて射精した。
「あぁ…♡はぁ…♡」
「ああ…瑠美那…」
このくらいの油断は許されるだろう。ほんのしばらくの間だけ、二人は抱き合い、キスを交わして、セックスの快感の余韻に浸った。
欲は覚めやらなかったが、二人は必死にそれを振りはらって愛し合った後始末をし、身支度を整えて、平静を振る舞った。
二人の関係が始まったのは、もっと幼い頃、母が家を去った時だった。
泣きじゃくる瑠美那を華主作が慰めている時だ。
頭を撫で、抱きしめ、背中をさすり、そうしているうちに、口づけや股間への愛撫に発展した。
それから、二人は時々隠れて抱き合って慰めあうようになり、それを裸で行うようになるのも時間はかからなかった。
挿入行為を伴うようになったのは、ごく最近だ。
瑠美那の方からねだった。
華主作が拒絶するはずもなかった。華主作の方こそ、ずっとそれを望んでいたからだ。
華主作はこのかわいい弟のためならなんでもしてやりたかった。
瑠美那を愛していた。
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